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2022年09月29日 イイね!

水道料金が3倍に跳ね上がった。築34年『自宅の漏水』


6月下旬、通常の3倍に跳ね上がった水道料金(9,000円)の紙を渡され、漏水が発覚。検針員に対処方を尋ねると「指定業者一覧表を渡され、その中から選んで連絡・見てもらう」とのこと。

漏水でも大小様々なケースがあり、自分で簡単に直せる場合もありそうなので、まずは室内の水回りを総点検。トイレ・浴室・洗面所・台所といった室内は全て問題なく、外もざっと点検しましたがそれらしき場所は見つかりませんでした。

漏水個所が家の外となると、見つけるのは難しいと判断し、早速、近所の指定業者に連絡し、翌日に来てもらう運びとなりました。

翌日、指定時間よりかなり早く業者が来て戸惑う。まずは室内の水回りの点検から始め、やはり室内は大丈夫でした。どうやら漏水は地中に埋まった配管の可能性が高く、こうなると漏水個所の特定も容易ではなく、高額になるケースもあり、普通に数万単位の費用がかかりそうな話を聞かされる。

イメージ的にはハイテク機器を駆使してスマートに発見できるものと思っていたので、土の湿りや音を頼りに、探って掘り返す原始的手法を聞いた時は少なからず驚きました。後で知ったのですが、一般的な水道屋と漏水個所を検知する専門家とは区別され、状況に応じて使い分けるようです。

今回依頼した水道屋の場合、具体的な作業手順としては、「埋まっている水道管を見つけ、中間辺りを一度切断・止水し、漏水エリアを半分に絞り込み、その後、地味に配管をたどって漏水を見つけていく」とのことでした。

さらに、業者も忙しいようで、基本的に肉体労働なので年齢・体力的にきついこともあり、「出来れば自分で掘ってもらえると助かる」と言われ、同情し引き受けてしまう。

こうして埋まっている水道管を自分で見つけ、中間地点を掘り、その後業者に連絡して漏水個所を特定&修理してもらう運びとなりました。「やれやれ…まさか自分で水道管を掘ることになるとは!」※ (結局、漏水箇所の発見まで自力で行い、修理のみ水道業者に依頼。暇な時間にコツコツ作業したので、漏水発見まで2ヶ月。集中して一気に作業すれば1~3日の作業内容)



自宅の建築図面を引っ張り出すも配管経路は記載されておらず、こうなると地中に埋まっている配管を元栓からたどっていくしかありません。管がひたすら直線に走っているだけなら簡単ですが、実際は曲がったり・上がったり・下がったり・向きを変え走っているのでなかなか厄介です。

一番確実なのは、水道管を元栓からたどりながら ひたすら掘り進める手法ですが、これだと時間と労力がかかり過ぎます。それなので直線部は極力掘らず、分岐や曲がっている場所を予想しながら堀るのですが、これは見当違い・見落とし・勘違いが発生しやすく、かえって発見が遅れる可能性もありリスキー。



これが実際の配管と漏水箇所ですが、このT字路を見落とした為に、かなり遠回りしてしまい、結局労力は数倍かかってしまいました。外の蛇口の存在によって翻弄された感じ。結果的には自宅の水道管の位置をほぼ把握できたこと、ついでに床下を一巡りして土台や床の状態を見られたことは有益でした。



T字路を見落としたことで経路を見失い、ほぼ正反対の台所の配管からたどってスタート地点に戻ってきて発見。掘った穴はざっと10ヶ所以上。深さは35cm前後が多く、一度掘っているせいかサクサク掘れました。らせん穴掘りSD-75と大きめマイナスドライバーが重宝しました。



床下に潜り捜索中の自分。地面に段ボールを敷き詰めると意外と楽に移動できました。あと痩せていて良かったと痛感。普段使わない筋肉を使ったりしますので意外と体力は消耗します。通気が良いせいか暑さは苦になりませんでした。

見えない所は結構適当だなぁと思ったり、通気が良くて意外と清潔だったり、シロアリや腐食は皆無だったことなど、大きな不安要素が見つからなくてまずは一安心といったところの我が家の土台でした。



こうした地味な作業を積み重ね、漏水個所を無事発見。



漏水箇所は元栓のすぐ近くにあり、水道管を元栓からたどりながらひたすら掘り進める一番確実な手法をとっていれば苦労なく見つけられたのは事実なので、多少なりとも「やってしまった感」は否めません。



後になって思えばこのT字路は怪しい要素が複数ありました。①土がかなり湿っていた。②周辺の植物の育ちが際立って良い。③水道管は基本的に建物の外周に沿って走っており、床下を経由して走っていくことは不自然。

しかし外の蛇口の存在によって、結果的に見逃がしてしまいました。

・土が湿っているのは頻繁に水道を使うから

・浴槽やトイレ等の水回りは台所周辺の一か所に集中しており、水道管を建物の下を走らせると近く・合理的に思えた

・水道管は建物外周に沿って走らせるという基本を知らなかった。


                        水道屋による配管修理中



漏水発覚から2ヶ月半後に水道屋が来て無事修理完了。

【かかった費用】

水道屋 修理代 (作業 1.5時間 配管代等含む) ¥4,000
浅香工業 金象印 Wらせん穴掘りSD-75      ¥3,464        

                      計 ¥7,464

これに、約2ヶ月間の漏水によって増えた水道料金¥6,000を加えると、トータル¥13,464となります。もっとも穴掘りSD-75 は今後もガーデニング等の庭いじりで使うつもりで購入しており、実質¥10,000ポッキリで済んだ感じ。

同じような一軒家の漏水で修理に何十万円もかかっているケースもあるようなので、それに比べたら破格の値段です。今回修理してもらった業者でも、漏水箇所の発見に時間がかかると高額になり、実際に20万円ほどかかったケースもあるとのこと。悪徳業者に頼んでしまうとぼったくられそうで、なんだか怖いですね。

漏水箇所の発見は大変ですが、難しくて専門性が求められる類の大変さではなく、地味で時間がかかったり、肉体労働的な大変さなので、基本的にはシロウトでもコツコツ作業を積み重ねていけば十分可能だと思いました。ただし、地面がコンクリ等で覆われていると専用の道具が必要になってきますので、シロウトではかなり難しいでしょう。

業者に修理を依頼する場合ですが、大々的に宣伝している大手よりも、地元の信頼できる業者に頼む方がいいでしょう。ただし地元業者は人手不足等で忙しい場合も多く、近い割にスピーディーさに欠けるかもしれませんので、その点は大目に見てあげましょう。

・漏水しても慌てて修理依頼&契約してしまわない 
・水道料金と修理代を天秤にかけ、冷静に修理プランを検討する
・自分で状況を冷静に把握・分析・観察する
・元栓の開け閉めだけでも漏水被害は多少なりとも抑えられる
・信頼できる業者を見つけることがまず重要。じっくり選ぶ
・地面が土だったり、掘れそうなら自分でチャレンジするのも有り

幸い我が家は周囲が土と砂利だけだったので助かりました。ガレージ等でのコンクリート化は、こういったケースもあるので配管の位置等を考慮し慎重に施工した方が無難で、やはり新築時にガレージを立てるのが安心ですね。



応急処置だけでも、短時間なら漏水量の90%近く減らせるので、修理するまでの間節約できます。ビニールテープでぐるぐる巻いて、さらにガムテープを巻き、タイラップできつく締める、たったこれだけでも効果絶大でした。



色々試しましたがこれが一番シンプルで効果も高かったです。両面テープは強力でもすぐに粘着力が弱まり、水回りには不向きだという事も分かりました。



今回の漏水の原因ですが、このT継手の接続部から漏れていたので、接着部の経年劣化でしょうか。やはり業者の話でも継手周辺から漏れることが多いそうです。


パイプ接続の兼ね合いもあり、この範囲まるごと交換 これで4000円は安い

基本的に塩ビ管の耐久性は高く、100年でも持つという話でした。「本当か?経年劣化とかあるだろう?」と思い半信半疑で聞いておりましたが、地中に埋まっていれば紫外線や熱の影響はほぼ皆無なので、本当ににそれぐらい持つのかもしれません。そう信じたいです。水冷だし。



今回使った道具は ①Wらせん穴掘りSD-75②大きめマイナスドライバー③潮干狩用くま手。特に①②が大活躍。それ以外で思いがけず重宝したのが、アウトドア用に買っておいた蛇口付きのポリタンクです。台所に置いて水道蛇口として使え、元栓を閉めたままに出来ました。非常時に断水した時も重宝しそう。

水道料金の減免は結局利用しませんでした。4000円程戻って来る計算でしたが、減免の手続きに1万円程度かかるらしいので諦めました。ちなみに減免手続きは指定業者しか行えないとのことでした(個人では不可)。

2ヶ月間不自由な節水生活していたことで水の有り難さを以前よりも実感しております。もちろん水道使用量も以前の低水準に戻り、2ヶ月で2000円程度を予想。

※2023年2月27日追記
その後、水道料金は2,500円前後に戻り、安定しております。
この程度の漏水でも実際の漏水量は通常の5~6倍ありました。
(使用水量通常は10~13㎥ → 55~57㎥)
今回の件があり、水道料金の体系が良く分かり勉強になりました。
自治体によって料金の差があるので、そこは注意して下さい。



Posted at 2022/09/29 19:39:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2022年08月31日 イイね!

カブ主になって2年。「もはや生活必需品?」



クロスカブの納車が2020年8月20日。あっと言う間に2年が経過しました。

現状、クロスカブは娯楽・レジャー用というより、もっぱら生活に密着した生活必需品のような存在になっており、もはやカブ無しの生活は考えられません。

この2年間無事故無違反。転倒もありません。普段からジェットヘル、夏は短パン半袖のスニーカーで運転しております。いつも自転車では短パン半袖の半ヘルで乗っており、下りでは50キロとかで走っているので速度的にはあまり変わらないからというのもあります。

カブの長所は気軽さと機動性なので、その点でも気軽なスタイルというのはとても重要だと感じます。だからこそスピードは出さず50キロ巡行というのもあります。それに、バイクの重大事故の大部分がスピードの出し過ぎとの絡みだと認識しております。

現在でも「クロスカブ以外にもう一台バイクが欲しい」と思う時がたまにありますが、クロスカブがあることでバイクに乗りたい欲求を満たしつつ同時にスピード抑制も無理なくでき、「結果的に安全にバイクライフを楽しめているのかなぁ」と思います。経済性も含めてもろもろ、原付二種というのは良い選択だと思います。こういった思いは1年前と全く変わっておりません。バイク事故のニュースを見るたびに尚更実感させられます。

クロスカブ110は想定巡行速度が60キロ程度のバイクだと感じます。巡行速度50キロ前後でのツーリングを楽しめるような、そんな自制心のある大人の乗り物で、カブ主とライダーの違いはここ。バイクも車もスピードを出すのは簡単で自制して走るのが非常に難しい。



2年経過した8月末時点でのクロスカブの走行距離は11,878㎞。年間走行距離は約5,900㎞、月平均490㎞、1日平均16㎞。このペースで行けば10年乗ったとしても60,000㎞程度です。少なくとも10万㎞は乗るつもりなので、15年はかかりそう。一生付き合う覚悟でおりますが、ロータリー式の5速になったら絶対欲しくなるでしょう。

1年目の実燃費は平均68.9㎞/1ℓで、最高が75㎞、最低が61㎞で、時期によって14㎞の差があります。気温が高い方が燃費は良く、逆に寒い冬は燃費が下がります。計測法はシンプルな満タン法ですが、年間で35回前後給油し、トータルで誤差が解消され、かなり正確な数字だと自負しております。

2年目の平均も68.9㎞/1ℓで、最高が78㎞、最低が62㎞と、16㎞の差がでました。1年目との差が0というのは自分でも驚きましたが、やはりかなり信頼できる数字だと思っております。

特に燃費を意識した走りはしておりませんが、カタログ値よりも良い数値が出ております。「カタログ値:62.5㎞(2名乗車 60㎞走行時)」とあるように、カタログ燃費はタンデム時(60㎏程度の積載を想定)の数値なので、ソロで60㎞で走っていれば自ずと62.5㎞以上の燃費になるはずです。普段50キロ巡行なら69㎞/1ℓというのが目安で、燃費で巡航速度が大体知れてしまいます。

50㏄のカブの燃費が際立って良いのは(1名乗車 30㎞走行時)とあるように、30㎞巡行というのが最も大きな要因でしょう。110㏄のカブシリーズも30㎞巡行すれば50㏄並の燃費が出るはずで、燃費に最も影響を及ぼすのは単純に速度です。

実用的な速度域は最低でも50㎞前後というのが実感で、それ以下で走るのは危険・ストレスも増え、あまり現実的な気はしません。なによりも原付二種のメリットを享受できないので110㏄を選ぶ意味もありません。エンジン特性による快適な回転域もあり、体感的にも50㎞巡行が一番快適だと思います。

車の流れ的には、実際は60㎞巡行をしたい場合も多いのですが、エンジンを労ることを優先して50㎞巡行に抑えているのが正直なところ。なので車を譲るためのハザードというのは非常に効果的で手放せない機能になっており、ハザードの有無と適切なタイミングで点灯する効果はてき面で、スムーズに安全に走行することにシビアにつながってきます。

Fスプロケは15Tに交換して1年ほど乗っておりましたが、現在はノーマルの14Tに戻しました。やっぱりノーマル14Tが一番しっくりきて、乗りやすい。15Tはノーマルのキビキビ感を少なからず犠牲にしており、もっぱら平地走行なら気がつかないだけで、山間部や積載するとその違いがよく分かります。

一方で、高速巡行を快適にしたいがためにスプロケを交換する心情は非常によく分かります。個人的にはスプロケ交換は15Tならギリギリ許容できる範囲で、16Tはありえません。

結局、2年乗ってノーマルが一番だと悟りました。ノーマル14Tのキビキビ感は素晴らしく、50㎞巡行で走るのが一番しっくりきます。

現状のクロスカブ(JA45)で十分満足しており、新型クロスカブ(JA60)は中々魅力的ではありますが、買い替えたいという程ではありません。旧型(JA45)ならではの長所もありますし、これまで追加したプチカスタムの恩恵で不満も解消されており、かなり使い勝手が良くなっているので。



【旧型クロスカブ(JA45)の長所】

①スポークホイール&チューブドタイヤ:ショック吸収性に優れオフロード向き。チューブレスタイヤはタイヤ交換が面倒そう。パンクリスクとトレードオフなのですが、自分でタイヤ交換出来てしまうと、「従来のチューブ式でもいいかな」って思う。黒のキャストホイールは見た目はカッコイイですね。

②ドラムブレーキ:常日頃から制動性能に不満が出ない速度域・環境(雨天は基本走らない)で走っていることもあり、ディスク化はランニングコスト・メンテ(ブレーキオイルの管理・交換)の面でデメリットに感じます。制動性能が良いのはディスクブレーキで間違いないので安全面では〇。

※余談ですが、自転車も同じで、ディスクは制動力とトレードオフでブレーキフルードの管理が面倒で、フルード絡みのトラブル(オイル漏れ等)も起きやすい。一方、Vブレーキのトラブルはほぼ皆無で、軽量で耐久性・ランニングコストにも優れる。なので山道をガンガンに走るMTB以外はVブレーキを好んで使っております。近年は26インチのリムが入手困難なのが悩みの種。特に軽量なリムブレーキ用リム。

③旧型エンジン:新型エンジンの特徴・性能は主に高圧縮比化によるもので、エンジン単体の耐久性は旧型の方が高そう。エンジン特性も高回転型なのは旧型で、どちらも一長一短あり、トータルではさほど差は無く、好みの差程度だと思っております。試乗したことは一度も無いので、実際に乗ると印象が変わるかも。

④カラーバリエーション:新型には無い原色(イエロー、レッド、白)は希少性が高く、カムフラージュグリーンも根強い人気で、中古車市場で価格が下がらない理由の一つでは。新型のカラーも魅力的で、好きなのはグレーとブルー。5万程度で外装交換可能なので、将来的に外装だけ新型のカラーに変更するのもありですね。

⑤その他、細かなパーツ:シート裏の白色樹脂とか、ヘッドライトガードの色とか、新型の方が安っぽい(コストダウン)ところもありますね。

こういった理由から、旧型クロスカブ(JA45)を好む方は一定数存在すると思われ、今後も中古車市場で高値が続くと予想します。メーター回りの充実は正直うらやましいので、これから買う方は新型(JA60)をお勧めします。


【8月の走行距離】

クロスカブ 729㎞ (先月 484㎞) (先々月 549㎞)
自転車   460㎞ (先月 468㎞) (先々月 482㎞)
カリブ   431㎞ (先月 386㎞) (先々月 237㎞)

  合計 1,620㎞ (先月 1,338㎞ )(先々月 1,268㎞ )

8月の走行距離は①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて16日、続いて②カリブが15日、③クロスカブは12日でした。8月は乗車日数的には比較的均等に乗っています。クロスカブの走行距離が伸びた理由は、お盆休み期間中も含め、全般的に遠出が増えたこと。遠出と言っても週2回ペースでベイシアへ通うようになったのが主な要因。自転車は通勤がメインなので安定しております。カリブは出番が少ないですが調子いいですよ。

水道の水漏れの件(自力で漏水場所を特定後に業者に連絡して修理してもらうつもり)ですが、ようやくというか、一応漏水個所を発見出来ました。



この2ヶ月間元栓を小まめに開け閉めしておりましたが、残念ながら水道料金は前期(2ヶ月)とほぼ同じで通常の3倍の9,000円でした。どうやら前期は途中から漏水が発生したようで、それで3倍の料金で済んでいたようです。

ともかく「水道料金が勿体ないのでうかうかしていられません。」そこから本腰を入れて漏水個所を探し始めました。発見した時はまるで温泉の源泉を見つけたかのような嬉しさでしたよ。大変だけれでもその分発見した時の喜びは大きく、やはり宝探し的な面白さもありました。『漏水箇所の特定』。近々、別記事で書く予定。

現在は近所の水道屋さんの修理待ちという状況。自分で直してしまえば手っ取り早いのですが、水道料金の減免措置を申請したいので指定業者に修理を依頼&申請という形をとらざるを得ないのです。

新型『シエンタ』について

全体的に好印象です。まずデザインがいい。先代の妖怪ウォッチ的なデザインのクセがインテリア・エクステリア共になくなり、欧州車っぽくて、ファンカーゴ的でもあり、爆発的に売れるのは間違いないでしょう。問題は供給体制&納期の長さでしょうか。もし自分が買うならガソリンエンジンの最廉価 Xグレード5 人乗りですね。

最小回転半径はやや改善されたとはいえ少し不満。前輪とエンジンの位置が窮屈で限界なのでしょう。タイヤ&ホイールの大径化のネガティブな一面でもあります。いかつ過ぎないヘッドライト・商業車的な大型サイドバンパー・ファンカーゴっぽいテールライトのデザイン、なども好印象。10速シーケンシャルCVT採用もトヨタ車らしいスケールメリットを感じられお買い得感も高い。売れないわけがない。先代は数日借りて試乗済みで、全体の印象は把握しており、実用的でまずまずいい車だと思います『シエンタ』。そもそも5ナンバーの選択肢が少ない。

一方でノア・ヴォクシーのシャープ過ぎるデザインは苦手。新型カローラもそうですがヘッドライトやテールデザインがいかつい。ステップワゴンの方がやさしくて好き。
Posted at 2022/08/31 19:36:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | クロスカブ110 | 日記
2022年07月31日 イイね!

カリブ、いつものエンジンオイル交換。


めっきり乗る機会が少ないカリブですが、エンジンオイル交換はこれまでと同様に6ヶ月スパンで交換し、オイルエレメントも1年で交換しております。

この日はあいにくの雨でしたが、車の前後を入れ替えてカーポート下で交換作業を実施し、小雨程度だったので比較的普通に作業できました。



今回はエレメントも交換。いつものモノタロウの安いやつを使用。これまで特にトラブルもなく普通に使えており、今後も使わない理由はありません。



廃油は地元のホームセンターで無料で引き取ってもらいましたが、今回は店員にレシートの提示を求められ、今後はレシートが無いと引き取らないかもしれないというニュアンスのことを遠回しに言われました。「シグマパワークリンSP」は店頭に置いておらず、毎回ネットで購入しているので、今後どうしようかと戸惑います。

オイルを引き取ってもらっていたことで積極的にこのホームセンターで買い物してきましたが、こういうことを言われ、実際に引き取ってもらえなくなると、この店で買い物する機会が減り、結局、店側にとって大きなマイナスになると思うのです。

オイル銘柄を替えるという手もありますが、コスパで「シグマパワークリンSP」以上のものは多分見つけられないので、現実的ではありません。値段だけではなく基本性能も含めて「シグマパワークリンSP」を気に入っており、やっぱり簡単には替えられそうもありません。

シンプルに「購入金額○○以上でオイル無料引き取りします。」とかでいいと思うのです。次回のオイル交換時はどうなっていることやら。



遡ること数ヶ月ほど前の話ですが、ヘッドカバーから微量のオイル漏れを発見。前回ヘッドカバーガスケットを交換してからまだ2、3年しか経過しておらず、前々回は8年ほど持ちました。

前回作業時に古いシールパッキンを使っており、これをまず疑い、今回はガスケットは再利用し、シールパッキンブラックのみ新品を塗布し直すという作戦です。そして、エンジン内部にパッキンのカスが残ることを計算し、オイル交換の少し前に実施しました。



実際、再利用のガスケットの硬化はさほど進行しておらず、十分な柔軟性がありました。その後オイル漏れもピタッと止まっており、いまのところ作戦は大成功。

今回の件を踏まえると、ガスケットは5,6年は持ちそうで、シールパッキンブラックは使い切る前に硬化が進みがちで、その場合、ケチって使うのは危険だと感じました。長く使いたいのなら、シールパッキンブラックの保管方法を工夫する必要がありそうです。



ヘッドカバーを開けた直後の写真ですが、ご覧のようにキレイです。25年経過し、27万キロ走っていますが、安いオイルを6ヶ月周期で交換するだけで、こんなもんです。添加剤とかも一度も使ったことがありません。

これまで、4L 1,600円前後の鉱物油か「シグマパワークリンSP」のみ使用。「シグマパワークリンSP」は見た目は “あれ“ ですが、基本性能はしっかりしており、信頼して使っております。オイルは分子レベルの性能という意味での中身が全てです。缶のラベルやブランドイメージに惑わされていませんか?



それと、改めて整備性の良い車は経済的だということを実感しております。DIYで作業するにしろ、ショップ作業に出すにしろ、です。この年代の車は整備性にもしっかり重きが置かれており、大衆車としてのバランス感覚に優れているとひいき目無しで思います。

おかげで、ショップ作業なんて20万キロ時のタイミングベルト交換が最後で、随分ご無沙汰しております。車検も含めて大部分がDIY作業になっております。

年代ごとに流行の大きな流れがあり、それぞれに長所と短所を兼ね備えた特徴を持ち、最新=優れている(古い=劣っている)と短絡的に捉えるのは正しくありません。90年代前後の車は燃費性能ではかないませんが、長所も沢山あるので現代でも愛され、ネオクラシックカーとして見直されるのでしょう。そして一部車種は価格が高騰し、庶民の車ではなくなってしまっている現状。「あの時買っておけば!」と思う方、結構いるんじゃないでしょうか。

【新型クラウン】について一言

一応、元クラウンオーナーです(8代目 2.0L 1G-FE 5ナンバー)。パット見た印象でまず思ったのが「この車のどこがクラウンなんだ?」と。クラウンの面影がまったく感じられないにもかかわらず、名前がクラウンということに物凄い違和感を感じます。もはやネーミングとバッチだけのクラウン。

先代は価格はともかくとしてもクラウンらしい風格があり「いつかはクラウン」と憧れを抱かせる魅力・カッコよさがありました。「中古で安くなったら乗ってもいいかな」なんて想像をかきたてたものです。新型はカッコイイけど、別の車。クラウンではありません!ワールドワイド向けにすればこうなるよね。

今後は、国内市場では「マークⅡ」と同じ運命をたどりそうで、近々消滅してしまわないか心配。クラウンオーナーには受け入れがたいのを承知でのことでしょうから、それ程の決意というか転換期なのでしょう。

気がつけば、車両価格が高騰し、庶民が買えない車になってしまったクラウン。少し無理をすれば買え、とても日本車らしい優れた大衆車セダンだった頃が懐かしい。



【7月の走行距離】

クロスカブ 484㎞ (先月 549㎞) (先々月 561㎞)
自転車   468㎞ (先月 482㎞) (先々月 571㎞)
カリブ   386㎞ (先月 237㎞) (先々月 185㎞)

  合計 1,338㎞ (先月 1,268㎞ )(先々月 1,317㎞ )

7月の走行距離は僅差ですが①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて24日、続いて②カリブが15日、③クロスカブは12日でした。7月は雨の日が多く、車に乗る機会がかなり増え、その分クロスカブに乗る機会が減りました。自転車の走行距離も自ずと少なくなり、室内でローラー乗って適正体重をなんとか維持しております。(ローラーの距離は換算していません)

こうして毎月統計を取っていると、見事に1,300㎞前後で推移しており、いかにワンパターンな生活を送っているか自分自身でも笑ってしまうほど。クロスカブは相変わらず買い物と通勤がメインで、娯楽的な使い方はほぼしていません。カリブよりも乗車日数が少ないのに走行距離が多いのは遠距離移動に使うことが多いからで、田舎なので長距離の買い物がツーリングみたいな感じになり、楽しんでおります。15T→14Tにスプロケを戻した影響で燃費が若干悪くなりました。

こんな様子で移動手段が車に偏っていないので、今月もガソリン価格高騰の影響は少なく、ほとんど気になりません。(強がりではないよ~)

水道の水漏れの件(自力で漏水場所を特定後に業者に連絡して修理してもらうつもり)は全く進んでおりません。暑いのと雨が多かったせいもあり、なによりも自分が全然急いでいないからです。このまま元栓の開け閉めだけで水道料金がどれくらいなのか確かめたいというのも理由の一つです。
Posted at 2022/07/31 22:44:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記
2022年06月30日 イイね!

『スプリンターカリブ』初年度登録から25年経過。


カリブの初年度登録は1997年6月なので25年経過しました。車に限らず何事でも、四半世紀経過すると時代の変化を感じるものです。1999年からずっとカリブに乗り続けており、自ずと最新の車との違いや大衆車の変遷ぶりを感じております。※(1999年当時は前期型カリブに乗っており、これは後期型よりも2年古い1995年製)



既に「スプリンター」の名は死語になっており、カローラの姉妹車であることを知っているのはおっさん(ミドル世代以上)もしくはカーマニアだけだと思われます。さらに「カリブ」の意味がカリブー(トナカイの北アメリカでの呼称)であることを知っているのは極少数で、一般的にはラテン系のカリブだと思われているに違いありません。なぜなら、かつて自分自身もそう思っていたので。

『スプリンターカリブ』を直訳すると「カローラの姉妹車のトナカイ」になります。4WDのみのラインナップで、走破性の高い本格的なパートタイム式4WD 機構を備え、メインターゲットが北米市場だったという当時の時代背景もあり、販売店の都合から「スプリンター」と「カリブ」をくっつけたネーミングになったのでしょう。実質的には初代カリブはターセル4WDであり、実際、販売店のしがらみのない海外ではターセル4WD(Tercel 4WD Wagon)の名称で販売されておりました。

2代目カリブからベースがカローラ・スプリンターになり、実質カローラの派生車となったことでクオリティや装備などを含め車格が一段上がり、より一般向けの4WDワゴンに進化していきました。動力部・駆動系もカローラシリーズと共通・流用となりA型エンジンの 4A-FE を搭載し、ミッションではAT専用の4WD機構ハイマチックを搭載。



3代目カリブは基本的には2代目をより成熟させたもので、発売当初は4WDのみのラインナップで登場し、カリブ=4WDのアイデンティティはしっかり継承されておりました。駆動系ではリヤサスが独立懸架となり、エンジンはよりトルクフルな1.8Lの7A-FEも登場し、快適性・走行性は向上しました。

中途2WDがラインナップに加わり、さらに4AG搭載のホットバージョンも登場。極めつけは奇抜なカラー&丸目のロッソが登場し、もはやカリブのアイデンティティは崩壊。結局、残念ながらカリブは3代目が最後になってしまいました。後継車のヴォルツ(VOLTZ)も散々な不人気車だったことしか記憶に無いくらいの薄い存在で、カリブの元オーナー達は何処へやら。トヨタ車ではフィールダーかRAV4へ流れるのが自然だと想像しますが、実際はどうだったのでしょうか?

絶大な知名度を誇るAE86の搭載エンジンが4AGということが幸いし、現在でもたまに耳にする機会があるレアな7A-FEエンジン。4AGは4A-FEベース故にシリンダーブロックの壁が薄く、強度的に拡張性がほとんど無いという、チューニングベースのエンジンとしては致命的な弱点を抱えております。パワーを上げたくてもボア径は広げられない、高回転型にしたくても強度的に難しいというジレンマ。そこで意外にもチューニングベースとして7A-FEエンジン登場。



A型エンジンの基本設計はかなり古く、おそらく半世紀近いはずです。そしてその末端が4AGや7A-FEになり、以降は可変バルブ機構を備えた次世代エンジンに替わっていきました。主に世界戦略車のカローラ用エンジンとして大きな役割を担い、信頼性・経済性・整備性に優れた大衆車向けの4気筒エンジン。地味で平凡だけれども、歴史もあり「これからも大切にしていけたらなぁ」なんて思ったり、思わなかったり。

ともかく25年経過しても好調な7A-FEエンジン。素晴らしい。エンストはこれまで一度もありません。現在も一発始動で真冬でも全く不安ナシ。完成度・耐久性・整備性の面では本当に素晴らしいものがあります。こういった安心感は絶大で、大きな長所でもあります。可変バルブ機構を備えた新型エンジンは構造がより複雑になっており、故障率が低いのは断然旧型のA型エンジンでしょう。※(前期型の頃はノーメンテだったので信号待ちでアイドル回転が下がりエンストしたことが1、2回ありました。おそらく、これはISCVの動きが悪くなっていた影響でしょう)



ということで30万㎞までは乗るつもりでおり、まだ数年はかかりそうなので、劣化し雨漏りしていたカーポートの波板をDIYで交換しました。当初はポリカーボネートの透過率の低いブロンズ色にするつもりでしたが、最終的には耐衝撃性でガラスネットを選び、カラーは店舗に在庫があったクリアになりました。8尺の波板7枚はカリブでは運べないので、軽トラを借りる必要もあり、購入時に注文するか判断に迷いが生じました。ネットで購入しにくい大型商品は、特に田舎の小さな店舗は品ぞろえが悪く不便を感じます。

交換後、やはり夏は暑いので日よけを工夫する必要があり、「ブロンズにしておけばよかったかなぁ」と若干後悔しましたが、洗濯物を干すのにはちょうどいいので日よけを工夫しながら快適に使っていくつもりです。



梅雨の時期ということで、ワイパーブレードのビビリが気になったので角度を調整しました。こんなにズレるものなのか?って思うくらい角度を曲げ修正し、全くビビらなくなり快適になりました。

熱で鉄道のレールが曲がるのと同じ原理でワイパーブレードの鉄も曲がってしまうのか?謎です。今回の作業で気がついたのが、高速でワイパー動作させると勢いでウィンドウからはみ出し気味なので、それでワイパーブレードの位置調整も同時に行いました。



25の位置が+15公差になっている理由がよく分かりました。これだけ距離を開けないと高速動作時にワイパーがガラスからはみ出してしまうのです。ゆっくりだと気がつかないので動作テストは必ずMaxスピードで行いましょう。位置の重要性が良く分かりますし、調整も結構シビアで手こずりました。



ここがベストポジションとなりました。
ワイパーブレードも意外と奥が深いと感心。
位置が適切でなかったことを反省。

【6月の走行距離】

クロスカブ 549㎞ (先月 561㎞) (先々月 441㎞)
自転車   482㎞ (先月 571㎞) (先々月 613㎞)
カリブ   237㎞ (先月 185㎞) (先々月 161㎞)

  合計 1,268㎞ (先月 1,317㎞ )(先々月 1,215㎞)

6月の走行距離は①クロスカブ②自転車③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて22日、続いて②クロスカブが19日、③カリブは9日でした。6月は梅雨の影響で車に乗る機会が若干増え、自転車の走行距離も少なめでした。クロスカブはコンスタントに安定して乗っており、もはや生活必需品で手放せません。

こんな感じで自転車・バイク・車を使い分けているので、ガソリン価格高騰の影響は少なく、ほとんど気になりません。「なんで貴重な血税を投入するの」と若干の不満はあります。それよりも電気代や生活必需品の値上がりの方が実感としてはインパクトが大きく、特に電気代の負担は大きい。



さらに今月は水道料金が通常の3倍で、まさかの9,000円超えでショックでした。原因は水漏れです。検針員の指摘で水漏れが発覚したのですが、最近は2ヶ月ごとにしか検針しないもんだから気がつくのが遅れ、その間、水を垂れ流しておりました。

自力で漏水場所を特定後に業者に連絡して修理してもらうつもりでおりますが、どうなることやら…。暑くて体力仕事は大変ですが、宝探しゲーム的な楽しさもあるかも。元栓をこまめに開閉し、漏れを最小限にとどめながら、気長に作業を進めているところです。地面の湿り具合で漏水個所を特定するのはかなり困難だと感じており、早くも行き詰ってきております… 。
Posted at 2022/06/30 23:14:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記
2022年05月31日 イイね!

Fスプロケ15Tをノーマルの14Tに戻す。


クロスカブ(JA45)の走行距離が10,000㎞を超えました。8月で購入して2年になりますが、バイクにしてはなかなか早いペースで、通勤にはあまり使っていないにも関わらずです。完全にセカンドカー的位置づけで乗っており、生活に密着し、頼もしい相棒的存在のクロスカブ。

そして10,000㎞で4回目のオイル交換を実施。前回11月の交換から6ヶ月で3,000㎞走行と、きっちり3,000㎞での交換を維持。



オイル消費は皆無か、ほとんど気がつかないレベルで、まだまだ機関良好。
一発始動、エンストはまだ一度もなく、燃費も平均70㎞前後をキープ。



オイルは在庫してあった旧G1を使用。まだ残り3回分あり、1年半分キープしてあります。鉱物油の10W-30にこだわりたいので、旧G1が切れたらモノタロウを使うつもり。カインズは10W-40なので、多走行になったら切り替えるかも。



今回は忘れずにドレンパッキンをしっかり準備しておいたので、4回目にして初めての交換となりました。これまで一応はノントラブルで使えておりましたので、オイル交換3回を目安に交換すれば十分でしょう。

オイル交換後は特に変化は感じられません。車と違い手応えがないよ!オイルのせいなのか?or カブエンジンのせいなのか?ともかく、今後もオイルにこだわるつもりはありません。指定粘度の鉱物油を3,000㎞スパンで、ただ交換するだけ。エレメント交換はオイル交換2回に1回。

走行距離が10,000㎞を超えた、このタイミングで一度、Fスプロケを15Tからノーマルの14Tに戻してみました。

【Fスプロケ14Tに交換】



チェーンカバーと樹脂製のスプロケカバーだけを外してのスプロケ交換。
( キタコ 15T → 純正 14T )



肉抜きしてあるのがキタコ 15T。一応は熱処理してあるようですが、耐久性はホンダ純正の方が高そう。



1万キロ程度では目立った摩耗は見られません。
普段から50キロ巡行なのでその影響もあるでしょう。



チェーンの状態も良好。油切れもおこしておらず、汚れも最小限にとどまっている?初期伸びを過ぎてからはテンション調整はほぼ不要で、ほとんど伸びていない様子で、チェーンはまだまだ使えそう。



せっかくなので、ウエスで軽く拭いてチェーンルブを塗布しました。

今回、走行直後にスプロケ交換したので、熱でチェーンルブが普通のオイルみたいにチェーン全体にしっかり絡んでいたのを確認できました。噴射直後は粘度が高い&汚れるので多めにつけたくないこともあり、チェーン全体に均一に塗布できていないことがほとんどでしたが、走行すれば摩擦熱でしっかりチェーン全体にいきわたるのですね。

フルカバーの恩恵で周囲は全く汚れませんしチェーンも錆びにくいので、テンション調整と注油をしっかりやっておけばチェーンは相当長持ちしそうな手応え。ここはママチャリ並みかそれ以上に優れております。

【14T交換後のインプレ】

結論から言うとすごく良かった全体にキビキビ感がよみがえり、まるでパワーアップしたかのよう。特に顕著なのが登り坂で、これまで2速に落とす必要が度々ありましたが、それが不要になり3速と4速だけで走れてしまうので非常に楽です。しかも低回転から力強く加速がいいので50キロ程度の速度域ならアベレージスピードも速い。アップダウンとタイトなコーナーが連続するような道では速度維持が楽でかなり走りやすくなりました。いくら軽量とはいえ最高出力8PSと非力故、元々パワーでごまかせる走りが出来ないカブなので、この全体によみがえったキビキビ感はカブにとっては非常に大きな差だと実感させられました。

エンジン・ミッション・スプロケ・タイヤ径、これらを考慮したベストバランスがノーマルのスプロケ14Tなのだと認めざるを得ませんでした。

確かに高速度域では15Tの方が回転数を抑えられるので、その分確実に振動・騒音等の快適性は向上し高速巡行はし易くなりますが、根本的にはエンジン・ミッション・動力伝達のベストバランスを崩しており、本来の動力性能を失っているのです。ただ高速巡行を快適にする目的の為だけに…。そして、それが割と普通になってしまっている現実。平地ではこういった動力性能の違いは見えにくいですが、やはり登り坂や積載重量が多いと顕著に現れます。そしてノーマル14Tに戻した時のキビキビ感ったら!



なぜこうゆうことが起きるかと言うと、本来ビジネスバイクであるカブをレジャー目的で利用するようになってきたからで、カブは “ 働く車 “だという認識が薄れていたり・忘れられていたり・勘違いされているという側面が少なからずあるでしょう。

個人的な感覚では、クロスカブJA45はせいぜい50キロ程度でトコトコ走らせるようなバイクで、一応は80キロ以上出ますが、そういう使い方を想定したバイクではないです。郵便・新聞配達等をメインターゲットとしたバリバリのビジネスバイクの派生車で、レッグシールドを取っ払い、ホイールを17インチ化し、あとはデザインとカラーで一般・レジャー向けに仕立てただけです。エンジン・ミッションはそのまま共通なのですから、その素性・血統を変えられるわけがありません。

それなので解決策はズバリ!5速化以外ないでしょう。ノーマル14Tと4速ミッションはそのままに、オーバードライブ的な高速巡行用の5速ギヤを追加するのが理想的。そうすれば本来持つキビキビ感を失わずに快適に60キロ巡行が可能になるはずです。ここはいち早く5速化を採用したグロムが方向性を示しており、ハンターカブはかなり高めの価格設定なので、クロスカブと差別化させる意味でも「5速化しても良かったのでは?」と個人的には思います。

スプロケに関しては、今後も14Tのまま乗り続けるつもりでおります。15Tに比べて200~300rpmの回転差があり、たしかに振動等の快適性を維持すると速度では2~3キロ低下し高速度域では不利ですが、それよりも全体のキビキビ感と3速と4速だけで走れてしまう快適性の方がはるかに勝るのです。特に自分の場合はセカンドカーとして日常的に重量物を積載し、しかも田舎に住んでいるので山間部を走る機会も多いので尚更です。

もう一つ見逃せない要素が、新車直後と違いエンジンが回るようになっており、以前よりも振動が気にならなくなっていること。慣らし運転後2,000~3,000㎞辺りからエンジンが回るようになってきた実感があり、新車直後は確かに振動が気になりやすかった。

快適性のボーダー回転数が4,300rpm辺りなので、速度では平地で50キロを少し切る感じでの巡行になり、以前の速度を維持したい場合は4500rpm前後で走ることになります。やはり速度優先で、以前よりも200~300rpm高回転で巡行することが多く、今後燃費がどう変化するのか気になるところ。

【5月の走行距離】

クロスカブ 561㎞ (先月 441㎞) (先々月 554㎞)
自転車   571㎞ (先月 613㎞) (先々月 492㎞)
カリブ   185㎞ (先月 161㎞) (先々月 337㎞)

  合計 1,317㎞ (先月 1,215㎞ )(先々月 1,383㎞)

5月の走行距離は先月と同様①自転車②クロスカブ③カリブの順で多く、乗車日数は①自転車が最も多くて24日、続いて②クロスカブが16日、③カリブはたった7日です。これだけ乗らないと定期的にバッテリーの充電が必要だと感じます。

うっかり『乗鞍ヒルクライム』のエントリーを忘れてしまい、今年は不参加決定。コロナの影響でモチベーションだだ下がりだったので、不参加でもなんか清々しいくらい。『SDA王滝』もどうでもよくなっており、その他のイベントも全般的に負担に感じられ、遠征・遠出・行事のすべてに対して億劫なのです。

最近は健康第一のんびりサイクリングが一番しっくりくる。定年退職後に自転車で日本一周するのが密かな楽しみ&目標なので、これが自転車に乗ったり体力を維持するモチベーションの原動力となっております。



カリブのボデーカバーの劣化が目立ってきたので新調。ついにフルカバーとなりました。しかも国産。やはり中華製の安物は材質に難があり、品質・耐久性共に良くありません。今回は高くても国産を選びました。生地がしっかりしておりつくりも丁寧で使用・満足感は高い。両側ドアミラーにゴムで引っ掛けるタイプで脱着もしやすくて気に入っております。
Posted at 2022/05/31 22:46:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | クロスカブ110 | 日記

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