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2022年02月28日 イイね!

クロスカブ 初めてのパンク&チューブ交換。


先日クロスカブの後輪がパンクしました。
新車購入後1年6ヶ月経過、走行距離8,400㎞で初めてのパンクです。

状況はこんな感じでした。午前中にベイシアに買い出しに出かけ、一旦帰宅後の午後に再び灯油を買いに行った帰りでした。走行中にリアタイヤの挙動異変に気がつき、そこで初めてタイヤの空気が減っていることを認識。運よく職場の近くだったので、状況把握のために会社に駆け込み、そこで、完全に空気が抜けており「パンクだよ~」と観念。

灯油20Lと生鮮食品を積んでいたこともあり、会社の車を借りて一旦帰宅し、バイクはこのまま残そうかと考えましたが、試しにクロスカブに常備してあった空気入れで空気の抜け具合を確認したところ、比較的空気の抜けが緩やかだったので「自宅まで自走できるかも?」と考え直し、途中で抜けてもポンプで入れ直す覚悟で自走してみました。

結果は、自宅まで15分程度ですがギリギリエアーの補充なしでたどり着けました。空気の減るスピードから逆算すると、午後の灯油の買い出しの帰り道でパンクした可能性が大ですが、もしかしたら午前中のベイシアへの遠出も関係あるのかもしれません。ともかくこの時点ではまだパンクの原因は不明のまま。



この日は仕事は休みでしたが、とにかく寒くて風も強い一日で、既に夕方近いこともあり、とても外でパンク修理する気にはなれませんでした。でも、いつでも使えるようにパンク修理はさっさと済ませておきたい。

いつもの自転車修理のノリで「部屋に入れて作業できない?」と軽い気持ちで挑戦してみたら、すんなり簡単に部屋に移動できたのです。クロスカブは軽いので、スロープさえあれば玄関程度の傾斜ならさほど苦労せず惰性で進み、室内のドア幅もミラーを逃がしさえすればすんなり通りました。



これで明るく暖かい室内で落ち着いてパンク修理ができます。
まずは、ネットでざっと一通り情報収集してから作業に入りました。





以前行ったチェーン調整とほぼ同じ労力で、比較的簡単にリアタイヤは外れました。基本構造がシンプルで整備性や組み立てやすさが際立っているというのが率直な感想。スルーアクスルシャフト方式で、自転車っぽいとも思った。やり方としては、テンショナーのナットは一切触れず、いきなりハブ&ナットを緩めました。

真っ先にパンクの原因究明をしたいところですが、さっそくガラス片が刺さっているのを発見。抜き取ってみると小ぶりで、どうやらこれではなさそうでした。



程なく、釘みたいな金属が、進行方向の左側に刺さっているのを発見。
見た瞬間「パンクの原因は絶対これ!」って思いました。分かりやすい。



自転車のパンクもそうですが、釘とかが刺さってパンクするたびに「なんでこんなものが道路におちているんだい?!」って憤ったり、不愉快になります。自転車で走っていると釘が落ちているのを度々見かけ、その度に脇に投げ捨てたりします。トラックの荷台から落ちるのでしょうか?お願いだからやめて~。



チューブには穴が二つ開いておりました。おそらく空気が抜けた状態で走ったせいで穴が一つ増えたのでしょう。まあ、あの状況ではしかたがありません。穴をパッチで塞いでチューブを再利用するにしろ、とりあえずチューブは新品に入れ替えておきます。



基本的にチューブ交換作業は自転車と同じですが、タイヤが大きくて重い分、コツが若干違いました。予想外に大変でかなり手こずったのがチューブバルブをリム穴に入れる作業でした。他はスムーズにいったので、ロスのほとんどはこの作業。リムを保護するゴム製工具を使ったこともあり、リムやチューブも傷つけずにキレイに仕上げられました。

今回の経験を踏まえ、次回交換時はタイヤを一旦リムから完全に取り外し、タイヤにチューブをセット後に先にバルブをリム穴に入れ、それからタイヤを嵌めていく方法をとります。自転車では絶対にやらない方法ですが、タイヤが肉厚でやや硬めの IRC GP5にはこのやり方は有効そう。

ネットでの情報収集で気をつけたいのが、同じカブだから必ずしも有効だとは限らないということ。全く同じタイヤサイズでも、タイヤ銘柄で交換し易さがガラッと変わってしまうのは自転車も同じで、カブのタイヤサイズ+タイヤ銘柄の組み合わせで判断すべきです。ホイールを外さずに、チューブのパッチ貼り替えをするなんて IRC GP5でも可能なのか?柔らかいタイヤならではの技では?と思う。



作業時間は、写真撮りながら、部品の掃除も軽くしながらで、1時間45分でした。次回は1時間以内でやれる自信があり、さらに慣れれば30分でも十分可能かもしれません。初めての方はよくチューブに穴を開けてしまうようですが、タイヤレバーをこじり過ぎなければさほど難しくはないので、嵌めこみ時は丁寧に作業することが大事です。

これで、もしもツーリング中とかにパンクしても冷静に対処できそうな気がします。やっぱりチューブ式のカブのタイヤはパンクします。車のパンクなんて一生に数回遭遇するかどうかですが、それに比べるとかなり高い頻度で実際にパンクしたので、今後もするだろう考えるのが正常な感覚で、パンクへの備えは絶対に必要だと再認識。交通量の少ない農道や脇道を走ることが多い分リスクが高い気がします。



パンクは状況次第では非常に危険です。自転車でも十分かっているつもりでいましたが、今回改めて「カブはパンクするんだっ」って実感できたこと、さらにパンク後の対処を体験できたのは貴重でした。

出先でパンク修理するのは道具さえあれば十分可能だという事、その場合には作業場所の確保が重要で、さらに夜間や雨天ではより厳しくなりそうなこと。鉄道沿線が近ければ、駅駐輪場に駐車しておき、パンク道具を取りに行って修理することも可能でしょう。バスは便数が少なすぎて頼りになりそうもない。タクシーは高い。最後の手段が保険会社。

パンク修理道具一式、邪魔なので、普段はクロスカブに常備させていませんでしたが、今回は空気入れがあったおかげで自宅まで自走出来ました。もし空気入れが無かったら…かなり面倒で、時間のロスも相当だったでしょう。最低限空気入れだけでも常備させておいた方がいいです。できればエアーゲージ付きを。

ちなみに、自転車用の携帯ポンプで苦労せずエアーを入れられるはずです。ロードバイク用のタイヤの空気圧は7~9psiと高圧で、それに比べたらカブの2~2.5psiはかなり低圧になっております。計量・コンパクトで種類も豊富な自転車用ポンプはお勧めです。

今後はロングツーリング時とか必ずパンク修理道具一式常備するつもり。



もう8,000㎞かぁ。

リアタイヤの減りもそろそろ目に付くようになってきました。自分で簡単に交換できそうだし、価格も5000円以下と安いので、10,000㎞くらいで早めに交換してもいいかも。その頃は既に2年経っているでしょうから交換時期として区切りも良さそう。

クロスカブの純正タイヤは前後共通ではないのでローテ―ションできないんですね!ちょっと意外でしたが、タイヤにこだわってくれているのは悪い気はせず、むしろ好印象。ダンロップのセミブロックも気になる存在ではありますが、無難なのは純正かな。

【2月の走行距離】

クロスカブ 493㎞ (先月 507㎞)
自転車   342㎞ (先月 471㎞)
カリブ   285㎞ (先月 187㎞)

   合計 1,120㎞ (先月 1,165㎞)

今冬は寒すぎて全般的に活動が停滞気味。運動不足&食べ過ぎのアンバランスによって体重維持が困難となり、久々に「一日一食生活」を再開。すでに一ヶ月近く経過し、いい感じに減ってきました。



もしもこの先… 何らかの理由で車が所有できなくなったとしても、クロスカブ(カブシリーズ)があればなんとか生きていけそうな気がして、この安心感はリアルにありがたい。さすがに…自転車だけだと心もとないので。




Posted at 2022/02/28 21:58:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | クロスカブ110 | 日記
2022年01月31日 イイね!

カリブのオイル交換を振り返ってみる。


まず年末のオイル交換の様子から。

今回初めてドレンボルトを回す工具を買い、使ってみましたが、正直イマイチでした。手は確かに汚れませんが、作業スペースが狭いせいで作業性が非常に悪く、手で回した方が数倍手っ取り早くて、個人で行うDIYには向かないという印象でした。オイル交換でジャッキアップはしないし…。



リフトアップ出来る環境下でこそ威力を発揮する、つまりプロ向きの商品ですね!無駄な買い物をしてしまいましたが、まあ、マグネットでボルトを回せるので、他の作業等、特に狭い場所で利用できそうなのでそこに期待します。



最近の傾向として、コロ・クロ効果(コロナ禍&クロスカブの略称)で走行距離が激減し、中途オイル補充の必要が無くなりました。前回・前々回分の残りが1.8Lほど残っており、これに新しいオイル1.4Lを追加し、トータル3.2L入れ、これでゲージの目盛で6割を示す感じ。

コロナ禍前は3.5L入れて途中で0.5L補充し6ヶ月後はゲージ先端にギリギリ付くくらいで、若干際どくてオイル消費と残量には気を遣わなくてはなりませんでした。去年は年間4,000㎞しか走行しておらず、こうなると途中で補充する必要もなくなり、3.2L入れておけば楽勝で残量をキープできます。しかもオイルの色も比較的キレイ。



今回もオイルは定番の『シグマパワークリーンSP 5W-40』。4L缶で2200円くらいなのでコスパ最強。もう結構長く使い続けており、今後もこのオイルを使い続けるつもり。

振り返ってみると、『シグマパワークリーンSP 5W-40』は2013年10月から使い始め、当時の走行距離は181,000㎞で、9年半で80,000㎞程走行しており、現在までエンジンは好調です。



【過去のオイル交換を振り返ってみる】

前期型のカリブ(AE-115G CWPGK)に乗っていた頃(1999年~2006年末頃)のオイル交換は、イエローハットで量り売りの一番安い鉱物油で交換してもらっていました。多少の価格変動があり、うろ覚えですが、だいたい2000~3000円くらいだったかと。

当時はオイル交換すら面倒で、ショップ任せの方が合理的で良いと考えており、車検も安くて楽だったのでお願いしていました。この頃は年式も比較的新しく、最長でも18万キロ程度しか走っておらず、車検時に追加で発生する費用はドライブシャフトブーツ交換くらいしか記憶にありません。

その頃、カリブの整備・消耗品の交換等は会社の車両管理を任せているモータースにその都度頼むという形で、会社に車を取りに来てくれたので非常に楽でした。頼んだのはブレーキ回り・タイミングベルト&ウォーターポンプ交換・球切れぐらいで、ついでにオイル交換も頼む場合があり、その時も一番安いやつでお願いしていました。無関心だったのでグレード等は覚えておりませんが、もしかしたら鉱物油よりいいやつを使っていたかもしれません。費用は2000~3000円くらいだったと思います。



2006年12月末に後期型カリブ(現在所有中の)に乗り替えました。前期型はまだ走行距離18万キロで好調でしたが、将来を見据えて「修理するよりも乗り替えた方がいいだろう」と判断。この頃はどうしてもカリブに乗りたかった訳ではなく、他に安くて手頃な4WDワゴンが無かったからです。実際、一時期アウトバック(NHK ドラマ『ノースライト』に登場するやつ。現在でもカッコイイと思う)を買うつもりでした。その後、紆余曲折あり、カリブと出会い現在に至ります。



後期型に乗り替えた後もしばらくはイエローハットで従来通りのオイル交換を実施。それがいつ頃からかDIYで自分で行うようになり、日用品の買い物で頻繁に通っていたカインズで格安オイルを見つけ、自然とそのオイルを使うようになりました。昔から安いオイルに対する抵抗感は全くなかったので。

DIYのきっかけは、量り売りのオイルが廃止されたか、もしくは鉱物油が廃止され、割安感が無くなったこと。利用を止める直前の頃は店で4L缶を選んで交換してもらうのですが、そのとき「安いオイル選びに困った」記憶があります。当時はオイル価格が高騰気味だったのも影響していたかと。

以降イエローハットの利用は激減し、ここ数年は一切利用しておりません。ノーマルプラグも置いていなかったり、カインズ等のホームセンターの方が利便性が高くて安い。近所のホームセンターは廃油を無料で引き取ってくれたり利用価値が高い。タイヤ交換も価格差が大きいので利用する気にはなれませんし、今後も利用しない可能性が高い。



オイルが『カインズ』から『シグマパワークリーンSP』に変わったのが2013年9月頃で、5W-40の粘度とリーズナブルな価格に惹かれたからでしょうか。よく覚えていませんが、多走行のエンジンとの相性は良かったかもしれません。



2016年3月、多走行なカリブに合ったよりベストなオイルを求め、当時格安だったシェブロン鉱物油10W-40を1ダース購入。使い切るまでのたった1年半でしたが試しに使ってみました。まずまず良い印象でしたが、『シグマ』に比べて特に際立った優位性は感じられず、少し割高感もあり、結局シェブロンはこれっきりになりました。



当時はコストコで格安で販売されていたり、市場価格も全般的に安かったという背景がありましたが、現在はシェブロン鉱物油10W-40は安くないのであえて使うメリットは感じません。独特の樹脂製容器は注ぎやすく、処分も楽で、そこは非常に良かったです。オイル性能は総合的に『シグマ』の方が上で、特に冬の始動性で差がでました。

長年使って感じた『シグマパワークリーンSP 5W-40』の特徴

・真冬から真夏まで安心して使えるワイドレンジな基本性能がある

・オイル消費が少ない(特に走行距離が多い車・欧州車)

・粘度が高いのにエンジンが滑らかに回る印象

・劣化速度も特に早いとは感じられない(6ヶ月キープ)

・価格が2000円前後で安定して安く、入手にも困らない

アマゾンのレビューを見ていて思うのは、性能の悪い粗悪品と呼べそうなオイルは流通・販売していないということです。レビュー数が少ない評価は偏って信憑性が薄いですが、ある程度の数(最低でも30以上)のレビューがあればオイルの評価は★4つ以上になっているはずです。つまり使用感はどのオイルも大体同じ、もしくはオイルの正確で客観的な評価なんて出来ない、それだからこそブランドやラベルで選びがち。万が一、大切な愛車に何かあってはいけないので、心理的にメジャーブランドを選択しがち、大体そういうことだと思います。

これまでカリブを、前期型3万~18万キロまで、後期型9万~現在26万キロを超え、合計21年32万キロ乗ってきました。途中から『シグマ』にグレードアップしましたが、それまでの使用オイルのほとんどは安い鉱物油10W-30でした。

適切な交換時期を守っていれば指定粘度・グレードの安いオイルで十分です。



今年の年末年始は厳しい寒さが続き、結局オイル交換の実施は年明けの3日になってしまいました。さらに年末恒例の洗車&WAX掛けも今年はやらずじまい。以前からから興味があったケミカルでヘッドライトのレンズ磨きを試し、後はバンパー・サイドバンパーだけ磨いて終了。

というのも、常時カバーで覆っているせいで十分キレイなのです。年間洗車回数はたった3,4回程度で、あとは汚れた都度、ファイバークロスでざっとボデーを拭くだけです。たったこれだけで従来と遜色ない程度の外観は維持できています。青空駐車はボデー・塗装の傷みだけではなく、洗車管理的にも効率が悪く、多少面倒でもカバーで覆う効果は絶大です。





普段からスプレー式のクレ『LOOX』で磨いていますが、このヘッドライトのレンズ磨きはそれなりの効果があり、この製品はまずまず良かったです。アマゾンで安く(1800円)買えましたし、リピートあるかも。




【12月の走行距離】

クロスカブ 354㎞ (先月 257㎞)
自転車   500㎞ (先月 396㎞)
カリブ   169㎞ (先月 283㎞)

   合計 1,023㎞ (先月 936㎞)

【2021年度 年間走行距離】

クロスカブ 5,340㎞
自転車   5,266㎞
カリブ   3,850㎞

   合計14,456㎞


【1月の走行距離】

クロスカブ 507㎞ (先月 354㎞)
自転車   471㎞ (先月 500㎞)
カリブ   187㎞ (先月 169㎞)

   合計 1,165㎞ (先月 1,023㎞)

健康は地味な努力の積み重ね。有酸素運動バンザイ。
一番長い時間乗っているのはやはり自転車。健康の要。
クロスカブは買い物の道中だけで楽しい。娯楽的買い出しマシン。
雨の日、積載性、長距離で頼れるカリブ。


Posted at 2022/01/31 22:47:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプリンターカリブ | 日記
2021年12月01日 イイね!

JA45、エンジンオイル交換(7,000㎞ 3回目)



クロスカブの走行距離が7,000㎞を超えたので11月初旬、3回目のエンジンオイル交換を実施。今回はオイルエレメントも同時交換。エレメントは初回以来の2回目。前回のオイル交換は5月のGW期間に実施しております。

エンジンオイル交換はこれまで、初回のみ1,000㎞で交換し、以降3,000㎞ごとに、4,000㎞、今回の7,000㎞と、約7ヶ月間隔で交換しております。オイルフィルターも備わっていますし、今後も3,000㎞ごとのオイル交換で大丈夫でしょう。



オイルはこれまでモノタロウ鉱物油10W-30を使ってきましたが、いよいよ在庫が無くなり、モノタロウはこれで最期です。リニューアルの絡みで買い込んだ旧G1の在庫が2年分ぐらいあり、次回からは旧G1を使います。新G1はコスパが悪いので敬遠気味。



今回は前回の残りモノタロウ0.4L+ウルトラG1のちゃんぽん。



そこそこ走った後だったのでしばらく放置し、油温が60℃まで下がったところでオイル交換。これぐらいの温度なら作業は大丈夫でした。



油温がやや高いこともあり、排出したエンジンオイルはやや水っぽく感じました。そこそこ汚れており、丁度いい交換のタイミングではないでしょうか。

排出前にオイル量を確認しましたが、減りは全く見られませんでした。



エレメント交換時はアルミホイルを使うと周辺が汚れなくていいです。



エレメントもそこそこ汚れており、これも交換時期としては適切。
車と同じで、オイル交換2回でエレメント一回交換のスパンがいいでしょう。



エレメントのパッキンは予備があったので新しいものを使用しましたが、オイルドレンは予備パッキンを買い忘れており、渋々今回も再利用しました。結果的には3回使いまわしてもドレンのパッキンは大丈夫でした。

後日ドレンパッキンを買ったので、さすがに次回は新品に交換します。



オイル交換後はギヤの入りがスムーズに感じられますが、それ以外では特に体感できる変化はありません。カリブのエンジンだとオイル交換後の変化を体感できますが、カブエンジンではそうゆことはありません。



カブの給油の金銭感覚に慣れてくると、車のガソリン代の高さが気になるようになります。特に最近の高騰には憤るほどです。それで…スタンドまでの往復のガソリン代がもったいなくて…ついでの用事もなく…カリブに入れるガソリンを自転車で買いに行くという、なんとも奇妙な行動。



自転車で給油レーンに止まり、荷台の10L携行缶に給油してもらう。相変わらず免許証の提示を求められました。ついでに日用品も買って帰り、運動不足解消も兼ね、完全セルフ給油って感じで充実感に耽る。



さすがに残りこれぐらいだと心細いのです…。

【11月の走行距離】

クロスカブ 257㎞ (先月 410㎞)
自転車   396㎞ (先月 535㎞)
カリブ   283㎞ (先月 232㎞)

合計 936㎞ (先月 1,177㎞)

【ガソリン代】

クロスカブ   388円 (2.5L)
カリブ    1,580円 (10.0L)

  合計 1,968円 (先月 5,204円)

※ 給油が面倒なので月末時に満タンにしていません。
※クロスカブの燃費計算は給油ごとの燃費を足した平均値で、オドメーターの数   
 値を使っており、かなり正確な燃費数値になっております。

今月も一番走行距離が多いのは自転車で、カリブとクロスカブはほぼ同じ。寒くなってきたこともあり、全般的に活動が鈍り11月は外出が少なかったです。特に、寒くなって来るとクロスカブを敬遠し代わりに自転車を使う傾向が顕著で、やはり自転車の方が寒くないから。ガソリン価格の高騰でカリブを使うのに躊躇い、雨天が少ないこともあり11月は車もあまり乗っていません。

クロスカブの燃費は64.4㎞/1L。一回しか給油していないので正確な平均値ではありませんが、寒くなるに従い燃費が悪くなるのは事実です。普段50キロ巡行なので悪くなってもこの程度です。

クロスカブを購入し1年以上経過しましたが、ガソリン消費の変化が顕著に現れており、コロナ禍で活動・遠征が自粛・停滞した影響もありますが、それ抜きでもクロスカブの効果は大きそうです。

【ガソリン消費金額の推移】

2018年度 139,714円 月平均 11,642円

2019年度 142,303円 月平均 11,858円

2020年度  93,777円 月平均 7,814円 (8月クロスカブ購入)

2021年度  52,543円 月平均 4,776円 (11月末時点で計算)

2021年度はこのペースで推移すればガソリン代は年間6万円以内に収まりそうで、これはコロナ禍前の半分以下の金額です。ガソリン価格が高騰しておりますが、クロスカブのおかげでダメージが随分抑えられています。すごいぞカブ!

6年くらいで車両価格の元がとれそうな勢い。



クロスカブの新車・中古相場が高騰しているようで、「いいタイミングで買ったなー」ってホント思います。給料日のUFJ/信金/ゆうちょのATM巡りは、駐車の煩わしさが無い分、カブや自転車が断然楽です。ゴチャゴチャした中心街を走るのも身軽なカブや自転車の方が気楽でいいです。ついでに買い物も出来、ガソリン代も苦にならず、ネギだって運べます!
Posted at 2021/12/01 23:17:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | クロスカブ110 | 日記
2021年11月02日 イイね!

クロスカブの冬支度&プチカスタム



先日、クロスカブでファンヒーターを買いに行ってきました。なぜかファンヒーターに限ってはネットショップよりもホームセンターの方が安い。

この日は隣町のイオンまでスーツを買いに行った帰りで、ついでに別の店で日用品を買い、さらに、疑うこともなくホームセンターに寄ってファンヒーターを買うのですが「結構箱が大きいけど載るよね?」と、レジを通ってから若干不安になる。

コンテナBOXにギリギリでしたがスッポリ入ったので楽勝で運べましたが、もう一回り大きかったら積載に苦労した可能性大です。スーツの運搬も「クロスカブで大丈夫か?」と若干不安でしたが、コンテナ&ネットがあれば割と平気でした(キャリアだけだと難しいかも)。なんだかんだ言っても潰しが利き、とにかく頼もしい積載性で、これではカリブの出番が少なくなるわけです。

ガソリン代が安いと燃料代で相殺されずに済み、このように実店舗で買い物をするメリットも活きます。これがリッター10㎞のカリブだと、そこそこ価格差が大きくないと往復のガソリン代で相殺されてしまうので、他の買い物のついででも無ければ、多少高くてもネットで買ってしまいがち。原油価格が高騰してくるとより顕著になってきますね。

毎回思いますが「なんでこんなに生活に密着し安定した需要のあるガソリン価格を安定させられないのだろう?」と。無能な国際組織のせい?産油国の欲深い連中の思惑?ともかくウンザリです。灯油が20L でまさか!の2000円で驚いた。最安値に近い店ですが昨年より500円程の値上がり。寒くなるこの時期に灯油が100円/1Lというのは正直きついです。寒冷地とか暖房費が大変そう。我が家も今年は、エアコンの暖房を積極的に利用したりして工夫し、なんとか灯油の消費を減らすつもり。ガソリン代はクロスカブのおかげでそれ程気にならないのが救い。

「買って良かったクロスカブ」「一家に一台あると重宝します」
「非常時なんかも活躍しそう」「自転車とカブがあれば生きていけそう」



出番がめっきり少ないカリブも、粗大ごみを処理施設に自己搬入したりと、要所要所で活躍しており、さすがカリブの荷室も広くて頼りになります。ポイントはこの年代独特の荷室床の低さでしょうか。バンパーが小ぶりで衝突安全性能は低いですが、代わりに低床で荷室が広く実用性が高い。ぎゅうぎゅうに詰め込んで80㎏の粗大ごみを一回で運べました。「やっぱワゴンだなー」って思う。



クロスカブの冬支度の話題に戻ります。まず、ジェットヘルにシールドが無かったので、シールド付きのバイザーに交換しました。昨年の冬はまさかのシールド無しでずっと過ごしたのです。30分以内の短距離しか乗らなかったので、まあなんとかなりました。寒すぎて辛いとか、そこまで大変ではなかったです。毎冬、-5℃くらいでも自転車通勤しているので。



これでワンタッチで夏冬交換でき、使い分けられます。



見た目も『ガッチャマン』っぽくなって結構気に入っております。
天気の子バージョンのカブに乗っていたら『白鳥のジュン』。

シールドは歪みも無く鮮明で全くストレスはありません。防風効果も確実にあります。多少、風切り音やシールドの振動が発生するのはしかたがないでしょう。



この1年ずいぶん迷いましたが、とうとう風防を買ってしまいました。ネガティブ面も出てきそうなので、とりあえず安いやつをお試しで付けるつもりでチョイスしたのは2000円くらいのやつ。



取説が無く、自分の想像力を試すつもりで取り付けてみたらこうなりました。



正解はこうでした。自己採点で75点くらい。
日が暮れて急いでいたこともあり、詰めが甘かった。

安い割に作りはしっかりしており、不安な要素は特にナシ。防風効果は確実にあり、その分体力を温存できたり、快適性も上がった印象。ネガティブなハンドリングへの影響も特に気になることもなく、安心して乗っていられます。秋~春期間の本採用決定。1年中つけっぱなしでもいいかも。それぐらい自然。



グリップヒーターも試しで買ってみましたが、これは初期不良で左側が発熱しなくてすぐに返品となりました。信頼性重視で日本製を買ったのに「所詮部品は中華製なのか?」とがっかり。なのでグリップヒーターをどうするか白紙&検討中。

ノーマルのグリップが気に入っていることもあり、①巻くタイプで冬季だけ取り付けるか、②ホンダ純正グリップヒーターに交換するか、③それともグリップヒーター無しで冬を乗り切るか、この三択で迷っている最中。グリップヒーター以外の電熱グッズも検討すべきなのか?そんな状況です。



欠品が続いていたシフトガイドがようやく届きました。

当初はシンプルな3000円くらいのベアリング無しのタイプを買うつもりでしたが、欠品が続いていて一旦注文をキャンセルし、その間に気が変わりベアリングタイプの当商品を注文。これも欠品続きで1月以上待ちましたが無事届きました。



値段は高めですが、手間はかかっており、造形物としてのクオリティは高い。



アルミの削りだしで、マシニングを使って3D加工しています。
ボールエンドミルを使い表と裏の左右から切削しているようです。



たしかに見栄えは美しいですが、欲を言えば鍛造で作って欲しかった。自転車部品の冷間鍛造に慣れ親しんでいると、アルミの削りだしというのは華奢な感じがしてやや頼りないです。自転車業界の冷間鍛造の技術はなかなかすごいですよ。



ノーマルはこのロッドが長いのでたわみやすい?
それを防ぐだけのシンプルな商品。



取り付けるとこんな感じ

目立たないというか、溶け込んで同化しています。
美しいですが、機能性だけのカスタムと割り切った方がいいでしょう。



取付後のインプレッション

過度の期待は禁物です。商品説明通り、たわみを抑え、その分だけ「カチッ」と確実にギヤが入るようになります。この少しの差ですが、ギヤが入る感触が足に伝わりやすく、確実にギヤが入るようになり、結果、力の入れ方がピンポイントになり足の負担も減ります。オイル交換時期が近いこともあり、ギヤが少し入りにくい状態でしたが、シフトガイドの効果でギヤが入らないことがほぼ無くなりました。

使用頻度が高い場所に機能するものなので費用対効果は高く感じますし、何となくミッションにも優しい気がします。無くても困りませんがあると便利なパーツです。

クロスカブの冬支度&プチカスタムは以上です。

【10月の走行距離】

クロスカブ 410㎞ (先月 485㎞)
自転車   535㎞ (先月 599㎞)
カリブ   232㎞ (先月 240㎞)

合計 1,177㎞ (先月 1,324㎞)

【ガソリン代】

クロスカブ  1,204円 (7.8L)
カリブ    4,000円 (27.2L)

  合計 5,204円 (先月 4,527円)

※ 給油が面倒なので月末時に満タンにしていません。
※クロスカブの燃費計算は給油ごとの燃費を足した平均値で、オドメーターの数   
 値を使っており、かなり正確な燃費数値になっております。

10月は先月9月とほぼ同じ使用状況で、走行距離が多い順に、自転車(17日)、クロスカブ(15日)、カリブ(9日)と続きます。※( )内、乗った日数。使用日数に比例して走行距離も多くなっており、この順位がそのまま日常での使用状況を物語っており、古い車を所有し乗っていても、自転車やカブを併用することで燃料消費を随分抑えられております。

クロスカブの燃費は平均で69.9㎞/1L。今後寒くなるに従い、徐々に燃費も下がっていくことでしょう。普段50キロ巡行なので、普通にカタログ値以上の数値が安定して出ます。
Posted at 2021/11/02 09:53:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クロスカブ110 | 日記
2021年10月11日 イイね!

1年経ったクロスカブ「車体・カスタム状況」編


クロスカブ110 車両本体は、基本的にほぼ1年前の状態のままで、実用性重視のシンプルなカスタムにとどめております。メーター回りではシフトインジケーター・タコメーター・サイコンを昨年の9月に追加。バックミラーは根元にブラケットを介し、左右にオフセットし後方を見やすくしてあります。これは今年の2月に実施し、約6ヶ月間使用。



中華製デジタルタコメーターはボタン電池式で取り付けが簡単。電池は6ヶ月近く持ち、1年間トラブルなく正確に表示しております。ほぼ同じエンジン回転域で走ることが多く、無くても支障はありませんが、あると安心感が全然違います。アイドル回転のバラつき方からエンジンコンディションを把握できますし、夏場に油温が上昇したときも労った走りがしやすい。タコメーターが無いと不安で気になってしかたがありません。4輪もそうですがタコメーターは絶対必要派です。



シフトインジケーターも中華製の安物です。これも1年間トラブルなく正確に表示しており、グリーン色で「N」表示してくれるところがお気に入り。シフトインジケーターが無いといつまでたっても「幻の5速」に入れる動作は無くなりません。慣れや感覚で解消されると思うことこそ「幻」です。本来はメーカーが標準で装備すべきものでは?海外仕様のようにスッキリとメーター内に収まったシフトインジケーターに憧れます。なぜか国内仕様は省かれ、その罪は重く、いったいどれだけのユーザーが煩わしく感じ、後付けしていることか。



トリップメーターとして手放せないサイコン。反応しなくなったことが最近一度だけありました。元々が自転車用ということでバイクへの取り付けに制約があり、マグネットとセンサーの距離がギリギリになっている関係で、ホイール側面に取り付けてあるマグネットが遠心力で外周側に微妙(数ミリ)にズレたのが原因でした。原因判明後直ちに修正し、その後は調子よく復活しております。

サイコンの使い方は主に、給油時に走行距離をリセットし、240㎞を目途に給油します。タンク容量 4L×60㎞という計算で、実燃費は夏場で平均70㎞超えており、やや余裕をもった給油となっております。給油後は必ず、レシートにペンでメーターとサイコン双方の走行距離を記載し、帰宅後に燃費計算及びメーター誤差を確認し日記に記します。その後、月末に集計し、これはかなり正確な数字だと自負しております。給油時はタンクのどこまで入れるかで燃費が前後してしまうので、月末の平均値が一番正確で信頼できます。



バックミラーブラケットも安い中華製ですが、変な振動や、鏡がブレて見にくくなることもなく中々いい感じです。締め付けの加減でたまに根元ネジが緩みますがこれはノーマルでも起きることでしょう。左右上下に少し移動するだけですが後方視界は結構良くなり、特に厚着になる冬は恩恵を受けられます。



絣の小物入れも何かと重宝。網目の小さなカゴと迷いましたが、乗車時に足がつっかかりそうだったのでカゴは却下。欠点は軽いことで、中に物を入れていないと風でひらひらと落ち着きません。なので大抵は携帯電話をいれており、普段はレシート記入用のボールペンを挿してあります。スマホではなく"携帯電話"という響きが新鮮。

キーホルダーによるボデーのキズ防止目的で、透明保護シールをキーシリンダー下部に貼っており、その他キズが付きそうなところには積極的に透明保護シールを貼っております。クランクケース側面や靴が当たりそうなボデーとか。



エンジンオイルの油温計は大変重宝し、これはもう手放せません。空冷エンジンは温度変化が激しく、水冷のようにエンジン負荷が変化しても一定に温度を保ってくれる安心感がありません。エンジン負荷をコントロールしたりエンジンを労って乗る必要があるのが空冷エンジン。その指標として油温計は大変有効で、走りながらいつでも油温を確認できる安心感は絶大です。さらにオイル管理にも関わってくるので、しっかりと油温を把握しておくのは大変重要だと感じます。

これまで1年間乗って、分かった、油温の変化と特徴。

・50キロ巡行時4300rpm維持で油温は約80°。

・50キロ巡行時でも、外気温30℃以上では走行時間の長さとエンジン回転数上   
 昇によって90°付近まで上昇。

・外気温30℃以上では信号待ちなどで若干の温度上昇がみられる。

・真夏に急勾配の山道を連続走行してようやく油温が100°を越える感じ。

・100°程度では熱ダレやエンジンの不調は全く感じられない。

・冬は80°まで上がらないことが多い。普通に60°前後とか。

多分、エンジン保護目的でオーバーヒートさせない設計になっているはずなので、冬はややオーバークール気味になりやすい傾向のようです。小排気量の空冷エンジンは注意しないと負荷が高くなりがちで、それだけエンジンオイルも過酷な状況に陥りやすく、その点でも油温計とタコメーターがあることで比較的楽にコントロール出来ます。結果的にオイル管理が容易になり、さらにエンジン寿命を伸ばすことにもつながってくるでしょう。こういった心理面の心配・不安が解消される恩恵も大きく、結果、リラックスしながらトコトコ走れます。



これらの油温変化を前提に、エンジンオイルの種類と交換時期を決めていけばいいでしょう。まずエンジンオイルの種類ですが、メーカー指示通り鉱物油の10W-30で問題なし。「100°程度では鉱物油の油膜切れはおきない」を根拠に鉱物油で大丈だと判断。オイル粘度も上は30で大丈夫でしょうが、夏だけ40とか、振動軽減目的で10W-40を選ぶのもアリですね。

鉱物油なら30も40も価格差は無いに等しく、燃費は微妙に悪化するでしょうが、元々低燃費のカブエンジンなので財布への影響は微々たるものでしょう。どちらかといえば振動低減目的で一度試してみたい10W-40。※G1のリニューアル5W-30半化学合成は、冬にオーバークール気味のカブの空冷エンジンに沿った変更で、夏場は半化学合成による安心感は増し、一応は評価できます。でも自分は使う予定はナシ。旧G1の在庫もまだまだ残っているし~。

オイル交換時期もメーカー指示通り3000㎞で基本的に大丈夫でしょう。個人では適切な交換時期を客観的に検証するのが難しいので、メーカーを信じるのが一番だと思いますが、安全心理が働くせいでしょうか、それと価格が安いせいもあり、一般的には早めに交換する方が多い印象があります。

これまでの印象では、鉱物油10W-30の場合、2000㎞を越えたあたりから若干ギヤの入りが悪くなりますが、それ以外は特に変化は感じられず、当たり前ですが普通に乗っていられます。(普段50キロ巡行で、たまに60キロ出し、稀に80キロだす感じの走りです)

自分の場合は50キロ巡行4300rpm維持がデフォルトなので、3000㎞ごとで基本的に大丈夫だと考えますが、これが60キロ巡行になれば5000rpm超えてくるでしょうから2000㎞スパンとか早めに交換したくなるでしょう。早めの交換はエンジンにとってマイナスということはなく、オイルの価格も安いですし、2000㎞ごとに交換するのも賛成です。普通に乗っている限りでは化学合成油の必要性は特に感じません。これは車の場合も然りで、全体的にオーバースペック気味かなぁと思うエンジンオイル。



リヤキャリアのBOX(通称:野菜コンテナ)はタイラップのみで固定しており、1年間使ってきて全く問題ありません。ほぼ緩みも無く、頼りなさや不安に感じられたことは皆無。バンクさせない走りも影響しているのかも。

当初は位置決めが確定するまでの暫定的固定だったのですが、本採用決定。





タイヤの溝もまだまだ十分あります。15000㎞以上持つようなので、年6000㎞ペースなら3年は持ちそうです。スペック的にもこの純正のIRC GP-5で必要十分で結構気に入っております。普段は舗装路メインですが、砂利の農道とかもたまに通るので、このくらいのブロックが頼もしくて丁度いいです。

1年経ったということで、先日スパークプラグを交換しました。( 走行距離5,760㎞ )



初回交換なので交換時期に迷いましたが、「1年ごとが忘れなくていい」ということで落ち着き、結果走行距離が5,760㎞と中途半端になりました。スパークプラグは使おうと思えばいくらでも使えてしまい、しかも性能が低下していても体感で気がつくことはまずありません。まずは、ホンダやNGKの推奨交換時期を信頼するしかありませんが、ホンダは特にユーザーズマニュアルにプラグの交換時期を記載しておりません。NGKのHPでは一般プラグの場合、交換目安は二輪の場合は3,000~5,000㎞と、4輪の15,000~20,000㎞に比べて約4倍の差があり、どうやらバイクのプラグは車よりも4倍早く消耗するようです。



平地の場合、クロスカブの50キロ巡行時でエンジン回転数は約4,300rpmに対して、カリブならOD入れて2,000rpm以下で巡行しており、さらに最近の低燃費車のCVTなら1,000rpmで巡行可能です。エンジン回転数に比例してスパーク回数も変化するので、その当然の結果として、常用エンジン回転数が高いバイクは消耗が激しい。と両者のエンジン回転数を比べても非常に分かりやすい理屈。

走行距離で比べても、カリブは2年ごと約20,000㎞で交換しておりクロスカブの1年で5,760㎞の3~4倍の走行距離と、大体辻褄が合います。最近のCVT車と古いAT車とではエンジン常用回転数で倍近く開きがあり、一律にメーカの交換時期を鵜呑みにするのも危険な気がします。特に長寿命タイプのプラグの場合。

自分はこれまでノーマルプラグ以外使ったことが一度もありません。理由はノーマルプラグ以外を使うメリットを感じないから。整備性が良好な普通のエンジンならプラグ交換も簡単で、しかも自分は定期的にプラグの焼け具合を見てエンジンのコンディションを確認したいから。それにメーカーのエンジンテストもノーマルプラグを使って行っているはずなので、すべての信頼性の根拠はメーカー指定通りを守ることが前提だと考え、そこを変更するという事は信頼性の根拠が失われることでもあり、プラグに限らず「それほどまでして交換するものなのか?」とまず考えます。これが、基本的にノーマルの状態が好きな理由です。

例えばプラグ交換が面倒な車両の場合とかはまた話が違ってきて、工賃を浮かすという意味で長寿命タイプのプラグに交換するメリットは大いにあると思います。そもそもそういったメンテナンスフリーの観点から普及してきた商品だと思うので、DIYでいじりたいのとは真逆な気もします。ともかく自分にとってプラグチューンの類はどうでもいいことで、ただの消耗品の定期交換にすぎません。



クロスカブはプラグ交換が簡単です。5分で済みます。

整備性の良さは「これ以上無い!」ってくらい素晴らしい。
レッグシールドが無い分、カブ史上最強?



プラグソケットはカリブ用がそのまま使えました。
当然ですが単気筒は楽ですね。



「特に悪そうには見えない」という意味で焼け具合は良好で、摩耗もさほどではありません。今後もこの交換ペースでいいでしょう。1本400円程度なのでケチらず、毎年8月になったら必ず交換するつもりでおります。

バイクと車では加工精度や品質に差があるかもしれないので、念の為にネジ精度やシリンダの材質の感触を確かめながら作業しました。「特に注意しなくても大丈夫かなぁ」という感触でしたが、若干アルミの素材が柔らかい気がしました。単純作業ですが、セオリー通り慎重に作業しました。

2021年8月末時点での車両状態はこんな感じです。

久しぶりにバイクに接するようになり「バイクメーカーと社外メーカーの慣れあい?」にうんざりした1年でもありました。海外仕様の方が機能が充実しコスパも高いことに複雑な心境。

国内の主要社外品メーカーも中途半端な印象で、高額な割に魅力に乏しい商品も目立ち、結局安価な中華製を暗中模索しながらDIYで取り付けることになり… そして自然と電装関係のスキルもアップ。カブいじりは模型とかホビーに近い感覚の楽しさ。

今後のカスタムの予定ですが、冬対策用の風防は迷っています。グリップヒーターも検討中。その前に冬用のフルフェイスを買うべきか?昨年は冬でもシールド無しのジェットヘルでしたから。シフトサポートも買ってもいいパーツですが、なんか在庫切れが続いており、そのうち気が変わりそう。リアサスはいずれヘタるパーツですから、予備も兼ねて一度社外品を試しておくのもいいかも。耐久性では絶対純正だと思う。

そうそう、現在一番欲しいのがハザード機能。50キロ巡行だと車との速度差が出やすいこともあり、譲る状況も決して少なくはなく、やはりウインカーだけだと不便なのです。それに心情的にも「左折とハザードは違う!」とモヤモヤするのです。
Posted at 2021/10/11 10:41:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | クロスカブ110 | 日記

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「カリブ、ウォッシャ警告灯点灯。 http://cvw.jp/b/1648221/48573986/
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