龍聖・クルマちゃんねる　２２

　
クルマの歴史シリーズ最終章です。

今回語るクルマはあえて外車です。
そして、アニメにも関係あるあのクルマ、
そう、ＦＩＡＴ５００です。

　　　　　↑画像は初代フィアット５００

　ＦＩＡＴ５００は言うまでもなくフィアット社製です。
　　１９３６年にその生を受けた初代フィアット５００は
　　水冷エンジン、フロントエンジン・リアドライブ方式を採用し
　　１９５５年まで作られました。
　　地元イタリアではハツカネズミを意味する「トポリーノ」として親しまれました。

　　アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンが愛車として５００に乗り
　　クラリス・ド・カリオストロ（クラリス姫）を救出するシーンは今でも有名ですよね。
　　ちなみにこの映画が封切られたのが１９７９年。この時にはもう５００は
　　２代目が登場していました。（１９５７年から１９７７年）
　　劇中に登場する５００はこの２代目がモデルです。
　　ただ、ルパンが改造したようなスーパーチャージャー仕様は現実にはありませんよ。ｗ

　　通称「チンクェチェント」と言われるようになったのはこの２代目からです。
　　先にも書いたように初代の愛称はトリポーノという名前でした。

　　みなに愛された２代目５００が１９７９年で生産終了し、
　　２００７年復活した３代目が出るまで２８年もの歳月が過ぎました。
　　でも、３代目が２代目に実に似たスタイルで復活した事で往年のファンのみならず
　　２代目のファンの多い日本でも愛され、先日「アバルト」の日本発売に引き続き、
　　日本で３番目のディーゼル車は発売する事が決定しました。

　　このディーゼル仕様の話は遡ると龍聖クルマちゃんねる６で語ってました。（爆）
　　最も今のご時世で発売は危ういと思ってたディーゼル仕様ですが、
　　よくぞ踏み切ってとフィアットには感動をも覚えます。
　　しかも、その時の予想は３００万と思っていましたが、
　　ナント２７４万円だそうです。（ユーロ安のおかげもあるかと）
　　販売は３月２１日から。ただ、限定１５０台なので、検討はお早めに。
　　（あ～、宝くじ当たんねぇかなぁ。ｗ）

　　では、最後にＢＢＣでおなじみ「トップギア」でのＦＩＡＴ５００の紹介動画をどうぞ。


　　日本語で観たい方はニコ動版のこちらをどうぞ。


　　次回より、通常に戻ります。