わんばんこ~、龍聖でございます。
節分に立春が終わり、暦だけは春。✿
ですが、まだ気候は寒い時が続きそう。
そんな中、自動車業界では年度末決算で
業界は盛り上がってる…はず。w
そんな今宵は、画像にある自動車雑誌
【ニューモデルマガジン X】
こちらの記事から抜粋し、色々クルマにまつわる話をしていこうと思います。
まず最初の話題は、「今年流行りそうなものランキング」にまつわる話。
年明けのTVでやってた「2013年に流行りそうなモノ」と言って1位になったモノが
【超小型電気自動車】 だったそうです。w
三菱・i-meEVや日産・リーフに始まり電気自動車普及に業界は盛り上がるかと思ったが、
実際はイマイチなのが正直なところ。
電気自動車が盛り上がらない最大の要因は「インフラ」の問題だと思います。
価格が高いとか言ってますが、実際問題は充電が切れた時の対処がめんどくさい!
これに尽きると思っています。
三菱・日産の両電気自動車は、よく頑張ってもいずれも航続距離150kmくらいまで。
夏や冬にようなエアコン使う機会が多い時は、これより更に下がる。
近距離用に、とメーカーは言うが、
近距離用自家用車に300万も出す輩がどんだけいるねん!?
金持ちでもそうそう買うかいな。(爆
本当の金持ちはそう言う時にはベンツのAクラスとかアウディA1買うわい。w
1日30km以上走る人は確かに少ないと思います。
ですが、いざ出掛けるとなると当然100km以上の距離を走るようになる事もあります。
仮に200km走ると考えると、どこかで充電をしなければならない。
ハイブリッドであろうが、基本はガソリンで走ります。
つまり、GSでガソリンを給油すれば続けて走れる訳ですね。
でも、電気自動車となるとちょっと勝手が違ってきます。
GS行っても基本充電は出来ません。
充電が出来る施設にいかないと充電出来ません。
自動車自動車ディーラーでも出来ますが、都合のいい所にあるとは限らない。
しかも、フル充電出来ない為、80%の充電の為30分ほど待たなければいけない。
その30分、結構もったいない事多いよ。
買い物ついでに充電すればいいじゃない、とメーカーは言いますが、
いつもそう言う時とは限らんのじゃ~。って言いたい。
本音を言えば、1回の充電で300km走れないと、おいそれと手が出ないと思います。
そりゃ、デカイ充電バッテリー積めばイケるとは思いますが、クルマは重くなるし
バッテリー代もかさんでしまう。¥
そこで最初の話に戻りますが、それが超小型にしたって電気自動車が流行るとは
到底思えない、のが個人的ではありますが率直な意見です。
で、今回雑誌で今年流行ると思われるのが以下の3つですって。
1.
③気筒エンジン
かつては多気筒ほど高級とかスポーティーとか言ってた時代が以前はありました。
ですが、今は排気量いを減らすべく気筒数を減らし、フォローにターボを付ける。
こういった流れの中、V10⇒V8、V8⇒V6、V6(直6)⇒直4、そして
直4⇒直3という流れが出来る訳です。
今、この流れの影響を大きく受けているのが、リッターカーと軽自動車。
スバルの軽の直4搭載車種がなってしまったり、コペンが発売終了になった為、
軽の直4は事実上消滅。
今の軽はほぼすべて直3エンジンです。
まあ、軽自動車なら③気筒でもしゃ~ないかな、と思います。
でも、普通車で③気筒は安っぽいイメージがまだあるのも事実。
でも、日産マーチ・ノートや三菱・ミラージュは直3エンジンです。
トヨタ・ダイハツも1000ccの直3エンジンを持っていますが、正直出来がいいエンジンとは言えない。
しかし、これが輸入車になると状況が変わってきます。
VW・UP!やプジョー208の③気筒エンジンは評価が高い。
まあ、エンジン開発に掛ける予算が圧倒的に輸入車の方がお金掛けてると思います。
もし、そうじゃなくお金掛けてるよ、と言うなら、国産車の③気筒エンジン作らない方がましです。
今後はBMWも③気筒エンジン出すのは確定。となれば、BMWのエンジンを提携で
使うメーカーも供給されれば世に出る③気筒エンジンは増えます。
その辺も考えていくと、今年③気筒エンジンが流行る土台は大いになるといえるでしょう。
願わくば、その中に国産メーカーもきっちりと加わって欲しい。
開発には時間とコストがかかりますが、完成すれば燃費向上や部品数の低減の効果が
見込めますので、ちゃんとしたエンジンが出来れば必然的にメリットが大です。
費用対効果を上手に活用して国産メーカーには頑張ってほしいのです。
欧州車が良いのは、そういう所を考えて作っているからです。
でも、正直な所まだ価格が国産車とは開きがあると思っています。
そりゃ、輸入車は掛けているコストが国産車とは違うから。
それはおっしゃる通りです。
ホンダ・フィットとVWポロで比較しましょう。
だいたい装備や出力が同じと思われるグレードをチョイスして、
フィットの1500ccで約160万円、ポロの1200ターボで218万円とでの比較です。
安全装備の有無で完全に同じ比較はできませんが、概ね50~60万の差があります。
そりゃ、どんなにポロの方が良いと分かっていても、ホイホイとポロを選べるほど
価格差が小さいとは思えません。自動車評論家の方々は安全とかを考慮しても
さほど価格差はない、と言いますが、一般庶民は自動車評論家が思うほど
その価格差が小さいなんて思っちゃいませんよ。
218万円っていえば、オーリスの1800ccと価格がバッティングしますもん。(汗
2.
安全支援システム
これまでは、トヨタが開発し市販化にこぎつけたミリ派レーダーを使ったシステムがありましたが、
価格が高すぎる為、付けても高級車のアイテムという認識がありました。
ですが、スバルが開発した「アイサイト」により展開が変わってきました。
システムの代金が約10万円という「まあこれなら払ってもいいかな。」と思える価格が
実現した事からスバルのクルマのうちの7割がアイサイト装着車とまで広がってます。
スバルも、アイサイトで販売台数が上がりその英断には拍手を送りたい。
最近では、三菱・アウトランダーにミリ派レーダーという高価なシステムでも
約10万円で装着可能にした為、注目されると思っていましたが、昨今の
リコール隠しの再発で信用ガタオチの現状では、販売には厳しいか…。
今年に入り、若干限定されてはいるものの軽自動車にも約5万円で
ミリ派レーダーのシステムをダイハツ・ムーヴでしてきた事には驚きがありました。
惜しむらくはNAのみで、個人的には興味があるターボには設定が無い事。
MCではここまでか。w ターボの方はFMCまで待て、かな。
マツダも、CX-5やアテンザに安全支援システムを用意してはいますが、フルだと
20万円するのでちょっと手を出すには厳しい価格です。
建前はナビゲーションに20万円出すなら安全支援システムに20万円出せよ。
…と言いたい所ですが、イザ!と言う時にならなければぶっちゃげ無駄な装備に
なる安全支援システムにお金を掛けるのは難しいのも本音。
ナビは目に見えますし、普段の運転でも非常によく使われます。
言いかえれば、目に見えるモノにはお金を掛けるけど目に見えないモノには
なかなかお金を出しづらい、とは人間のサガか。w
3.
ポップコーンホルダー
最初、この言葉を観た時、何じゃそりゃ?って思った。w
なんで?と思ったのですが、今年の春にアメリカを始め世界各国に事業展開している
「
ギャレットポップコーン」というポップコーン専門店がオープンするとか。
それを機に、ポップコーンが大ブレイクする、と予測。
しかし、ポップコーンが流行ると困るのが車内にポップコーンを置く場所が無い。(汗
そこで、手にカップを持ち運転していて事故が多発する事に…。
その事件を機に携帯だけでなくポップコーンも持っての運転は罰則!となる為
ポップコーンホルダーが流行る、と言う訳。
まあ、TVのネタですからポップコーンホルダーは笑いかもしれませんが、
③気筒エンジンと安全支援システムは今年要注目ですね。ミ☆
おつぎの話題は、クルマ販売の拠点であるディーラーの話。
1969年に発売されたトヨタ・カローラと日産・サニー。
この2台を契機に、大衆車の販売が増えディーラーの数も増えていったのですが、
それから40年超が経ち、35年と言う建物法定耐用年数を過ぎ、耐震設備や
老朽化した建物への対応が急務となっているそうです。
先月末でGSの建物やタンクの回収や据え替えに費用がかかる為、GSの廃業が
増える事項が取り立たされてしますが、ニュースで取り上げられないので意外と
知られていませんが自動車ディーラーも同じ境遇なんですね。(汗
そこで、立て直しや建て替えが必用になるのですが、何でも立て替えたり
移店すれば良いというモノではないんですって。
話せば長くなるので短くしますが、新車販売台数がバブル期より減っているのだから
ディーラー数も建て替えを機に3店舗を1つの店舗にしその代わりに大型店を建て
集客しやすい環境を作れば、売り上げも上がり建て替えの代金も早期に回収が
可能である、という事。
昔は訪問販売でクルマを売る時代でした。
私も昔自動車セールスをしていましたが、その当時もメインは訪問販売でした。
店頭販売はオマケ、足で稼いで売れ!とハッパを掛けられたモノです。(泣
でも、今はメインが店頭販売です。買う方も昔のようにセールスマンにどんなクルマか
尋ねる事は少なく、買おうかな?と思う顧客がネット等ですでに知識は習得済み。
あとは、実際にその目で観て触ってみて決めるというのが今の流れだとか。
つまり、展示車や試乗車があるとないとでは販売に大きな影響があるという事でもあります。
以前のように、店舗数が多いとメーカーや販社も展示車や試乗車を確保するのに
苦労します。顧客はわざわざディーラーに出掛けるも、試乗車等はなし。
これでは顧客はがっかりです。買う気があっても、その気が失せる可能性が大です。
そこで、古い店舗を改装するのではなく、数店を集約し大店舗を作る事で
展示車や試乗車を用意しやすくなる。顧客も大きい店なら見つけやすいし
展示車や試乗車を体験できる度合いが格段に増える。
顧客にアピールするのは値段もそうですが、現車に見て触って触れる事が出来るか否か。
それとどうせ見に行くなら古い店より新しい店の方が綺麗で良いじゃん。w
新規店舗はそういう効果もうまく活用できます。
シンガポール航空という会社は、所有する飛行機はあまり長く使わないそうです。
つまり、新車で飛行機を買い程度の良いうちに売り、下取りが高い時に売り、
また新車で営業をする、というもの。
このスタイルは、シンガポール航空の飛行機は、常に新し目の飛行機に乗れるという事。
同じ値段で飛行機乗るにしても、どうせなら新しい方がいいに決まってる。w
タクシーも同じだと思います。
よく、個人でも常に3年で新車に乗り換える人がいますが、当然もったいない、と
思う人が多いと思います。でも、3年で乗り換える人はどうせローン等でクルマ
買うなら新しい方が故障も少なく維持費が安く済む。当然下取りも3年乗ったクルマなら
それなりの値段で買い取ってくれるから、新たに新車買っても追い金はそんなに高くない。
人気車種じゃないとバランスが崩れるデメリットもありますが、ここではそういう話を
する訳でなく、そういった心理をうまく活用し販売に生かす為に、新しい店舗が
功を奏す事もあるのだ、と言う事を知って欲しいのです。
まだ、店舗が使えるといっても、維持費はかかります。建物が古くなれば、維持費もかかる。
クルマと一緒です。つまり。商売は商品だけで売れるモノではない、と言う事。
そう言うのも考慮して、商売をしないと売れるモノも売れないし、それをすればもっと売れる事も
あるのです。マーケティングといいうのは難しいようで簡単な事もあります。
商品だけでなく、リサーチや店舗などで商売は良くマナルし悪くもなるんだなぁ、と
改めて考えさせられた内容だったので今回この記事を紹介しました。
最後は、ホンダ車の評価が厳しい、という話。
今、軽自動車で良く売れているのがホンダ車です。
N BOXから始まったホンダの逆襲はN ONEが出た今も成功といえるでしょう。
しかし、マガジンXの評論家や技術者はこのNシリーズに対して評価が厳しいのです。
細かい話は専門的になるし知識が乏しい私では説明しヅラいので簡潔に話しますが、
ホンダお得意のセンタータンクレイアウトを活用するとシートの座が高くなってしまう。
それを元に全高をミラやアルトのサイズになる1500mm辺りにすると頭上空間が狭い。
N ONEの骨格はN BOXと一緒。そこで高さを1610mmにすれば、ちょうど都合が良い。
これにより、N ONEはムーヴやワゴンRがライバルになりました。
パッケージはまあうまく作っていますが、N360をする人からすれば、
「
これはN360の再来じゃねぇ!」
と泣いているとか。w
室内の広さを求めたN BOXがベースですから、N ONEも室内は広い方です。
しかし、N BOX同様元々の骨格のボディ剛性が良いとはいえないから、N ONEも
ボディ剛性が足りない事になる。その為、それを補うためあれこれ試行錯誤して
乗り味を決めたモノだから、旋回でチグハグさが露わになる、とも書いてます。
現行フィットもこの評論家や技術者たちは評価が低いらしく、ホンダに対する
期待の裏返しか、評価が厳しくなっています。
よそでは聞けない評価が結構おもしろい「ザ・総括!」というこのコーナー。
私はこのモデルマガジンXの中では1番好きなコーナーです。w
他にも色々読む所が多く、590円の割に高いとは思わないので、数ヶ月前から
続けて買ってます。「ザ・総括」だけを集約した本はないのかな?w
今月最初のクルマ座談会はここまでにします。
今回は珍しく新車の話題はゼロでした。w
雑誌のネタを貰ったとはいえ、珍しく座談会らしい話題があった、と思っています。
みなさんの意見もよければ、聴きたいですね。
しかし、字ばっかで読みにくそうだ。(爆
では、今宵はこれまでにいたします。
最後は恒例のクルマ動画でお別れです。
今回は、D1のクラッシュシーン特集。
前輪が滑って曲がらずクラッシュ、が多いんですね。