龍聖のブログ一覧

支社長とその一行は、今回の待ち合わせ先の料亭「三十路岬」に到着した。

「この度はお忙しい中当社との話し合いのお時間を都合していただきまことにありがとうございます。私共は（株）「グランヴェール」本社よりの依頼で今回の取引のお願いをさせていただきたくこの席を設けさせていただいた次第です。」
「こちらこそありがとうございます。大体の要件は資料を拝見させていただきましたが、確認の為再度簡単で結構ですので説明いただけますか。」

今回の会合相手の方は、芸能プロダクション「フェリーナ」の中条専務である。
そして、秘書の兼田幸子さんから簡単にお互いの紹介を済ませ本題に入った。

『今回、当社の株式会社「グランヴェール」がＰＳＥ機「メモリアルファンタジー」というカードバトルゲームを開発しました。「魔法使い・戦士・アンサンブル」の３種類から主人公キャラを選び、それぞれ用に使えるアイテムや武器カードゲットしてそれを駆使してゲーム内の仮想空間「メモリアルファンタジア」で様々な冒険やギルドの依頼をしていくというゲームなのですが、そのプロモーションＣＭに貴社のあのアイドルを起用させて欲しいという用件です。』

「ほほう、あのアイドルというとやはり…」
「はい、貴社のイチオシアイドル『初音マイ』です！」

『初音マイ』とは芸プロ「フェリーナ」が去年からデビューさせたアイドルなのだが、かっわいらしい笑顔でちょっとドジっ子というのがウケて、いっきにブレイク！　デビューシングル「マイにおまかせ！」も大人気で、先日も人気歌番組「らき♪すて」（らっきーミュージックステーシュンの略）に出演し番組も高視聴率だったそうだ。

色々説明をし、相手の方の言い分も話し合ったが、
「実は、うちの『初音マイ』はおかげさまで大人気なのですが、本人が仕事相手の方を気にいらないとどんなに高いギャラでも仕事しないんですわ。気が乗らないってヤツなんですかね。まあそういう訳ですから、マイと１度会ってインスピレーシュンを確認し本人がいいと申したら最終的な話を進めるという事でよろしいでしょうか？」と言ってきた。

「ありがとうございます。ではマイさんにはいつお会いできますか？」
と聞くと、スケジュール帳をパラパラとめくりしばらく沈黙のあと、「ちょっと電話してきます。」と言って席を立って外で電話をし始めた。

幸子「それにしても支社長、意外ととんとん拍子に話が進みましたね。」
支社長「ああ、だがその『初音マイ』って娘だが、自分が気にいらないと仕事しないっていい身分だなって思うが…」
幸子「でも彼女のウケは世間でも相当いいのでその時だけがまんすればいいと思いますので。」
支社長「う～ん、まあ仕方ないか。これも仕事だ。な、そこでじっと黙ってる龍聖クン。」

　ド　ン！

「ゲホゲホっ、びっびっくりするじゃないですか支社長。」
急に話を振られた龍聖は思わずむせた。
話がスムースに進んでいるでの、こちらから話は振らない方が話がうまくいくと思った龍聖は横でほとんどうなずいたり笑ったりしただけだった。
（オレ、来なくてもよかったんじゃね？）
とも、思ったがまあいい経験だったと思っておく事にした。

すると専務が電話を終えて戻ってきた。

「どうですか？」
秘書の幸子さんが尋ねると、
「あのぅ、時間の都合がなかなか合わず明日なら大丈夫との事なのですが…」
と申し訳なさそうに言ってきた。

「明日…ですか。」
今度はこっちが作戦タイムを取らなければならなくなった。

「支社長は明日から東京に出張で私も同行するので不在。どうしましょう？」
「う～ん。」

俺は明日は節子さんと出かけるから無理だし、だいたい今回は代理なんだから明日は木下係長が行けば済むだろうな、と鷹をくくってたら

「龍聖クン、明日行ってくれるか？」
と支社長が言ってきた。

（え、オレがなんで？）と思ってたら、
「こういうのは若い方同志の方がわだかまりが少ないだろうし、木下クンは仕事は出来るが見ての通り若い子たちにはあんまし好まれるルックスじゃないので、この場合は君の方がいいかもしれん、と思ってな。」
「私もそう思います。なんとなく龍聖さんが行った方がうまくいくような気がするので出来れば私からもお願いしたいと思うのですが。」
「ほら、幸子クンもああ言ってるのだから、どうかね考えてはくれんかね？」

支社長も幸子さんもああ言ってはくれてるが、私には荷が重そうな気がするし何より明日は節子さんと約束があるからなぁ、どうしよう？


さて、龍聖さんに代わってあなたがどうするか選んであげてください。

Ａ：幸子さんもああ言ってくれてるし、あの『初音マイ』に直に会えるチャンスなんてもうないかもしれないから、ここはオレが引き受けようか。

Ｂ：いやいや、簡単な気持ちで代わりに言って失敗した日にはエライ事になるし、節子さんとの約束もパーになっちゃうから、ここはうまくごまかして断ろう。

さて、あなたの選択肢は？

　－　つづく　－

ツンデレキャラ声優王決定戦　Ａクループ　第４試合


加藤 英美里

　　　　　 　ＶＳ

関(宮村) 優子


まだ２３歳とメンバー中最年少でデビューから３年ほどですが、皆さんもご存じ「らき☆すた・柊かがみ」で一気にブレイクし「俺の嫁」ランキングのベスト１０にまで上り詰めた「加藤 英美里」さんんが満を持して登場、対してもう古豪になりましたが、今でも人気のツンデレキャラ「アスカ・ラングレー」というばこの方「関(宮村) 優子」さんあります。かつて「俺の嫁」ランキングでベスト３にもなったみやむーもついに「誰かの嫁」になって人気下降気味なのが勝負にどう影響するか？。

果たして、人気急上昇の「かがみん」か、今でも人気の「アスカ」か、ここは声優さんというよりツンデレキャラの人気が勝敗を左右するでしょう。

さあ、熱い想いをコメントに入れて投票しておくんなまし。

さて、今回のお礼動画は、
復活のこんなシリーズ　こんならき☆すたは滅茶苦茶だｗ

ツンデレキャラ声優王決定戦　Ａクループ　第３試合


伊藤　静

　　　　　 　ＶＳ

田中　理恵


若手有望株の「伊藤　静」さんは「ハヤテのごとく」のヒナギク等全体的にツンデレキャラの出演が多くその知名度を上げつつありその勢いに期待したい所ですが、超有名キャラ「水銀燈」を筆頭にガンダムＳＥＥＤのラスク等メジャー所の出演が多い「田中　理恵」女王の貫録かデンと構えております。

果たして、田中理恵が順当に勝ち上がるのかそれとも勢いで下剋上があるのか？

さあ、熱い想いをコメントに入れて投票しておくんなまし。

さ～て、今回のお礼動画は、
復活のこんなシリーズ　こんならき☆すたは最終回だｗ