ばんばんこ~。
2週間ぶりのこのコーナー。
何やってたか、忘れそうです。w
まあ、とりあえずスタートです。
まずは日産からあのOEM車が登場。
その名を『
ルークス』というこのクルマはご存じの通り、元は
スズキ・パレットSWです。
日産・スズキ双方の思惑の中で生まれたOEM車ですが、その背景にダイハツ・タントがあるのは
ちょっとクルマに詳しい方なら容易に想像出来るでしょう。
こうしてみると、軽版【日産・セレナ】に見えるのは仕様ですかねぇ。☆
今や月産8000台クラスを誇る人気車種になったタントに対して登場したパレットですが、
そのおとなしい外見と知名度の差でこれまでは興廃を期してましたが、パレットSWにより
巻き返しが期待できるようになり、更に日産でも販売するようにし合算1万台を確保出来る様に
するべく考えられたOEMです。
販売前から日産でもセールスに説明会を開き売る気満々だったとかで、ディーラーでも
集客に期待をしておるそうです。
今のところ、その期待通り販売状況は良いそうです。おそらく月間3000台を目標に設定して
販売増を目論んでるのでしょう。
上はフーガ、下はルークスと来年に向けて日産自動車の苦しい台所事情カバーするカンフル剤と
なる事ができるでしょうか?
お次の話題はアウディの旗艦モデルである『
A8』が新しくなりましたので、その話題を。
A8となって2代目となる今回の型は、全長×全幅×全高=5137×1949×1460mmと
先代より更に一回り大きくなって登場しました。
観ての通り、迫力あるデザインは【R8】にも通ずるデザインでロー&ワイドセダンとして
ライバルのベンツSクラスやBMW・7シリーズに対抗する方法を取ったようです。
そして、これらのライバルがFRであるのに対してアウディはお得意のクワトロによる4WDが主。
エンジンは先代のV8・4200ccを直噴化しパワーアップ。(372hp、45.4kgm)
でも、実際のウリはディーゼルエンジンでしょう。ルマンを制したあのディーゼル技術は市販車へ
見事にフィードバックされ、350hp・81.6kgmとバケモノトルクを有するV8・4200ccディーゼルと
A6でも搭載されているV6・3000ccディーゼルを2種類とアウディの主流はあくまで
ディーゼルであるとアピールする形に展開されております。
ATはベンツに負けじと8速ATを新たに搭載。エアサス仕様も設定され超高級ラグジュアリー
セダンとして恥じない素晴らしい出来栄えに仕上がったと思います。
来年からは輸入車はディーゼルエンジンをプッシュすべくラインナップを増やしていくようで、
現在はベンツ・Eクラスとランチア・イプシロンのみのディーゼル車も、アウディやVWは
来年なら随時ディーゼル仕様を増やしていくと申しておりますし、プジョーシトロエンやアルファも
現在検討中と、欧州車は新たな魅力を持ち合わせる事でこの不況による販売減を打開する
方法を模索するのでしょうね。
そもそもディーゼルが敬遠された大きな要因は、排ガスとエンジン音、この2つだと思ってます。
かつて○原都知事がパフォーマンスされたディーゼルのススも今の乗用車では輸入車はもちろん
国産のエクストレイルやパジェロ、またはハイエースなどに積まれるディーゼルエンジンでさえ
黒煙というモノはほとんど見受けられないほどクリーンになてきております。
元々、トルクがでやすいエンジン特性からSUV車やミニバンなどの重量のあるクルマには
トータル的に良いと思われるディーゼルが早く復活する事を切に希望する龍聖です。
お次の話題はランエヴォSUVとして噂されていた三菱の新型車が意外な名を復活させ登場。
その名を『
RVR』と命名したこの新型車は、残念ながらランエヴォSUVとはいかなかったものの
それに近い雰囲気を持ったクルマで登場しました。
ギャラン・フォルティスに通ずるフロントマスクにアウトランダーを思わせるスタイルを観ると
確かにRVRという名もなかなか考えたな、と思わせられます。
エンジンは1800ccMIVECのみとエンエヴォの心臓の移植はかなえられませんでしたが、
もし、このクルマがそこそこ売れればもしかしたら、という期待は…難しいかな。w
個人的には1800ccエンジンでSUVといえば『パジェロ・Jr』を思い出しましたが、その名が
使われなくてよかったと思う今日この頃です。(爆)
では、ここで『ザ・特集』のお時間となりました。
今日のお題は先ほど紹介した懐かしい車名【RVR】を思い出すべく特集したいと思います。
RVRが最初に登場したのは、今から18年前の1991年に産声を上げました。
発売前のシャリオをベースに当時のSUVでは画期的なスライドドアを設定して登場しました。
助手席側だけとはいえこのスライドドアの使いやすさとリアスライドシートの設定で思いのほか
広い足元空間が受けたそうです。ですが、足元空間は広いが、それ以外の頭上空間は
フロアが高い事もあって決して開放的とは言い難くその欠点がイマイチ広々空間を
演出出来なかったのは残念だったとの事。
ただ、RVと言えば三菱のイメージらしいデザインとディーゼルターボの力強さでまたたく間に
三菱でも人気車種として認知されるようになりました。
こうして人気になったRVRはやがて当時三菱で話題だったランサーエヴォリューション
(ランエヴォ)のエンジン・4G63型エンジンをデチューンし、それをこのRVRに搭載したモデル
【スーパースポーツギア】を追加発売し、これがアンチレガシィファンや三菱関連の務める人々に
好まれ、RV版ランエヴォとして一部で人気となりました。
価格を抑える為、シャリオやギャランのコンポーネンツを流用し完成したRVRは、かつてマツダが
苦肉の策で完成させたデミオが売れて復活した考えがあったと言われてますが、新型車を出すに
あたってこの手法が成功したおかげで、この手法で一時期各メーカーから安直なモデルが
続々出ては消えるという1代限りのモデルを生み出す結果にもなったのは記憶に新しいと思う。
どのメーカーかはあえて言いませんが。w
初代を6年製造し、1997年に2代目にバトンタッチしました。
今回も初代同様シャリオのコンポーネンツを使い製造されました。
この時のシャリオは3ナンバーサイズでしたが、RVRは基本5ナンバーを堅持したが、
スポーツギアはスタイリッシュに見せる為、フェンダーだけを膨らませた3ナンバーで登場。
初代のワイルドさが消え、すっきりしたデザインになりましたが、これが大失敗。
見た目がおとなしくなり魅力が半減した上に、初代の欠点である足元以外の居住空間不足は
改善されてないので、初代と比べていいトコなしとの烙印を押された上、クルマの人気が
この頃からRVからミニバンへと以降しつつある時期と重なり販売数は激減しました。
これを打開すべく1999年には大がかりなマイナーチャンジを行いました。
先に言ったようにミニバンでも魅力の1つである両側スライドドアをこのRVRにも設定したり、
シャリオにも搭載された2400ccGDIエンジンや今回も搭載された4G63型ターボエンジンなど
絶え間ない努力をしては観たものの、その人気が復活することはなく2002年にRVRは
その役目を終え次期型へのバトンタッチをすることなく消えていったのでした。
その名が、まさか2010年に復活するとはお釈迦様でも分かるめぇ、ってもんよ。w
岡山は三菱の工場がある為、県別販売シェアもトヨタに次ぐ異例の2位を誇る稀有な県でしたが
それも昔の話。今ではホンダやスズキ・ダイハツと言った軽自動車に押され気味ですが、
魅力的な車種があれば、やむを得ず三菱を買うのではなく好んで三菱を買うようになると
思うのですが、今の三菱を観るとその雰囲気を感じ取れません。
特に販売数が見込めるコンパクトカーがまだあのコルトではさすがに厳しいでしょう。
早急にヴィッツやフィットには及ばないまでもデミオには肉薄できるコンパクトカーを作らないと
かなり厳しいと思いますが、三菱本社の開発陣はどう思ってるんでしょうかねぇ。(´-ω-`;)ゞ
三菱も今プジョーシトロエンが出資交渉をしているそうですが、早く話がまとまりその状況が
好転するといいですね。
では、最後はいつも通りクルマ動画で締めくくりたいと思います。
今回の動画はMotoGP王者のヴァレンティーノ・ロッシが、モンツァ・ラリーショー2009に参加。
昨年の覇者リナルド・カペッロとの対決をしました。
SSの醍醐味を味わえたと思います。180°ターン、すげぇ!
来年はF1ドライバーだったキミ・ライコネンがWRC参戦を表明し、更に2008年にWRCを
撤退したスバルも来年はIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)には復活するとの事で
来年のラリー界はかなり楽しみになってきました。
F1が日本メーカー不在となった今、スバルのラリー復活で再びラリーを応援したいと思います。♪
STIスペックC、導入マダー?w
では、また来週のこの時間にお会いしましょう。(^-^)/~