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龍聖のブログ一覧

2011年01月30日 イイね!

のど飴だらけの水泳大会。

のど飴だらけの水泳大会。ばんばんこ~、龍聖でございます。
 
不肖にも風邪をひいてから10日が経ちました。
ですが、まだ咳が止まりません。一時期よりは
ましになってますが、出る時はゴホゴホ出まくり。
今日は家族から『外出禁止令』が出たので
ほぼ家にいました。最寄りのコンビニだけは行った。
対策と言う訳ではありませんが、のど飴である程度
解消出来るかと買ってたら、結構買ってた。(爆

のど飴だらけの水泳大会が開けそう。 
最も、ポロリはないけどね。w
2011年01月30日 イイね!

【小説】刀をたずねて三千里  31

【小説】刀をたずねて三千里  31 
 
 
  都歌沙の親友『山本 澄香』のイメージ画像。
    まあ、こんな感じの娘と思って下さい。w 
 
 
 
 
 
     第3章   蒼天の剣  3 
 
 
 I・S・A・M 中国支社
 
I・S・A・Mの海外部署は通常【支部】を使うが、アメリカと中国だけは【支部】を名乗る。
ちなみに、I・S・A・Mの総本部はイギリス・ロンドンにある。
 
「欢迎,向I・S・A・M中国支部。」
 
中国支社の受付嬢に案内され、まずは支社長に挨拶をしに行く。
 
「ようこそ、我が中国支社へ。」
 
日本語で挨拶をしてくる支社長。ちょっと驚いた恭介」だが、正直中国語は疎いので日本語で
話してくれるなら、話が早い。
 
「歓迎、感謝いたします、劉太源氏。」
「歓迎、感謝いたしますわ、劉太源様。」
 
中国支社・支社長である劉太源に挨拶をする恭介と魔耶。
 
「まあ、2人とも座って下さい。」
「はい。」
 
支社長なので、偉そうにせず実に丁寧である。
 
「中国ではあまり挨拶と交わす習慣はありませんが、国際的社会となると話は違います。
 私達もそれ相応の礼儀をしていかないと国際社会では取り残されてしまいますので。」
 
軽く笑いながらそう話す劉氏。外での噂は厳しいお方だと聞いていた恭介はちょっと肩すかしを
食らった印象である。
 
「では、早速私達の任務と役割をお願いいたします。」
 
恭介は早速本題に入る事にする。いくら物腰が優しいといっても相手は大物上司である。
出来れば、この場に長くいたくなかったというのもあったからだ。w
 
「わかりました、では手短にご説明していきます。」
 
そう言って劉氏は恭介達に来てもらった経緯を話す。
 
「実はあなたにこの武器を奪還して欲しいのです。」
 
そう言って、劉氏は恭介にその武器の写真を渡す。
 
「これは…槍ですか?」
「いえ、これでも刀です。この刀の名前は『青龍偃月刀』といいます。」
「『青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)ですか?」
 
恭介はいまいちピンとこなかった。
 
「そうですか…。では、関羽雲長はおわかりですよね?」
「はい、名前はわかります。三国志で有名な方ですよね。」
「そうです、その関羽が持っていたといわれる刀が青龍偃月刀なのです。」
「へぇ!?」
「…。」
 
劉氏は怪訝そうな顔をする。
 
(この人に依頼しても大丈夫なのか?)
 
劉氏も恭介の噂や活躍を聞いてこの仕事に呼んだ訳だが、聞くのと観るのとじゃこうも違うのか!?
と今思っていた。(爆
 
「刀についてはわかりました。要はその後ろに飾ってある『雌雄双股剣(しゆうそうこうけん)』と
 同じ部類と言う事ですね。」
「!?」
 
恭介の言葉に、今度は劉氏が驚いた。雌雄双股剣は知っているんだ、と。
 
(それだったら青龍偃月刀も知っとけや!?)
 
とは言わなかった。w
 
 
「その青龍偃月刀は誰が持っているんですか?」
 
恭介はどこの誰から刀を奪取すればいいのかを尋ねる。
 
「ええ、それなんですが…」
 
なぜか、そこで言葉に詰まる劉氏。
 
「どうされました?」
 
再度、恭介は尋ねる。
 
「申し上げにくいのですが、今青龍偃月刀を持っているのは、私の息子なのです。」
「ええ!?」
 
今度は恭介が驚く番であった。(爆
 
「どういう事でしょう?」
「はい、実は…」
 
劉氏は説明に入る。
 
劉氏は53歳で、2つ下の奥さんがいる。子供は1男1女と2人の子供がいる。
娘(21歳)はまだ大学に行ってるが、息子(26歳)は劉氏と交流のある会社に勤めるが、
長くは続かず、仕事もせず家にいる事が多かったそうだ。いわゆる二ートである。w
最近は、友達と外に出掛けるようになったがその友達が問題でお金の使い方が荒く、
お金をよくせびるようになる。お金が足りなった劉氏の息子がお金目当てに劉氏が大事に
していた青龍偃月刀を持って出ていったという事だ。
 
でも、それだとおそらく息子はお金に換金する為、青龍偃月刀を売ってる可能性は高いであろう。
どこに売ったのか?も含め、劉氏に改めて尋ねる。
 
「それが…」
 
それが、の後の言葉が重く出てこない。
 
「劉支社長!」
 
恭介が強く言う。
 
「刀の売り先がW・S・Cなのです。」
「だ、W・S・Cですって!?」
 
これには恭介も驚いた。
 
W・S・Cとは[World Sword Collection]の略で、日本語で言うと世界刀剣収集機関である。
日本にも支部があったが、このW・S・C、中国の上海にも支部があるのだ。
 
「どうやら敵さんの支部から情報を得るしか手段はなさそうですね。」
「私もそう思います。」
 
恭介と魔耶の意見は一致していた。
 
「敵の場所に行くのは気が引けるが、それが1番手っ取り早いかのしれないな。」
 
劉氏も腹をくくったようだ。
 
「では、上海にあるW・S・Cの資料を用意しますし、資金的にも援助します。何とぞ青龍偃月刀の
 奪還にご協力下さい。」
 
深々と頭を下げる劉氏。中国人ではありえない行動だ。
 
「わかりました。劉氏の尽力に沿えるよう努めます。」
「おお、ありがたい。」
 
劉氏も喜んでいる。
 
「では、私達はこれで…」
「お待ちください。」
 
話が終わったのでこの場を去ろうとした恭介だったが、それを劉氏が制止する。
 
「あのぅ、何か?」
 
恐る恐る恭介が尋ねると、劉氏が聞いてくる。
 
「泊まる所は決まっていますか?」
「ええ、北京北京新僑諾富特飯店を予約していますが。」
「そこは良くないホテルです。やめておきなさい。」
  
中国のホテルなんかさっぱりわからないので、適当に安い所を予約していたのだった。
今更、止めろ、と言われてもどこへ泊まればいいのやら…。
なんて思ってると、劉氏が笑顔でこう言ってきた。
 
「そこをキャンセルして、私の家に泊まりなさい。」
「は?」
「キャンセル料なら私が払います。今日はぜひ私の家にお泊りなさい。」
「は、はぁ、ではお言葉に甘えて。」
 
唐突に言ってきたので圧倒され、うんと言ったが、何か凄い事になってきていた。
 
「まもなく仕事が終わるので、こちらでお待ち下さい。食事も一緒に行きましょう。」
 
おいおい、来賓みたいな扱いになってきてるぞ。
 
そう思う恭介だが、正直言うとあまりありがたくないのが本音であった。
堅苦しいのは避けたかったからだ。
  
 
その後、1時間ほど応接室で待機し夕食を一緒にしたが、豪華な食事も緊張していて
おいしかったかなんて覚えてないし、挙句の果てに今まで乗った事のない超高級車
マイバッハで劉氏の家に行くなんて思ってもいなかった。
恭介自身もクルマ好きである為、高級車も名前や性能くらいは知っていた。だが、それらに
乗る事はないだろうとは自覚していた。そのクルマの1台に今乗ってるのである。
 
「なぁ、魔耶?」
「はい、何でしょう恭介様?」
「世の中には本当にお金持ちっているんだなぁ。」
「はぁ…。」
 
クルマには特に興味のない魔耶にとって、恭介のつぶやきやため息の理由はわからない。
 
「それにしても、I・S・A・Mの支社長ってこんなに儲かる役職なのか?」
「そんな訳ないでしょう。劉氏は2つの大きな会社のオーナーでもあるのです。うちの支社長の
 給料なんておまけみたいなものでしょう。」
「ふぅ…」
 
それから劉氏の家に着くまで、恭介は一言もしゃべることがなかったそうだ。(爆
 
「到着しました。」
 
劉氏の家に到着して、更に恭介は度肝を抜かれる事となる。
 
 
 -つづく-
 

プロフィール

「ホンダの頭にホンダ」
何シテル?   05/13 16:39
再び色々ありまして、乗り換えです。 2回目のホンダ車でまた白に戻りました。 引き続き宜しくお願いいたします。。♪   一般人からみたらオタク系だと思...
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