ばんばんこ~。
今週より注目の「
東京モーターショー2009」が
開催されました。
輸入車が非常に少ない事で、盛り上がりに欠けるとも
言われていますが、やっぱりクルマ好きには気になる
ところですよね~。私は今年も行けませんが…。(爆)
では、最初の話題はいつも通りモータースポーツから。
先週末はF1・ブラジルGPがありました。
ここでチャンピオンが決まるか!?というレースでしたが、結果はいかに。
勝ったのはレッドブルの
マーク・ウェバーでした。
スタート直後からスピン&クラッシュのオンパレードでいきなりセーフティーカーが入るなど
波乱の幕開けでしたが、そのおかげで不調だったバトンらが繰り上げで順位を上げる形となり、
終わってみれば予選17位だったハミルトンが最後は3位に、予選14位のバトンは5位に。
これにより、残り1戦あるものの、10ポイント以上の差が付いた為バトンのチャンピオンが決定!
最後は自力でチャンピオン、とはいかなかったものの、見事初ワールドチャンピオンに。☆
それにしても、今シーズン開幕前にバトンがチャンピオンになるなんて誰も思ってなかったと
思います。ましてや、ホンダの後を引き継いだブラウンの戦闘力も微妙だっただけに、
この予想が出来る訳もないのですが、ね。w
何はともあれ
ジェンソン・バトン選手、チャンピオンおめでとうございます。
モータースポーツでもう1つ、SUPER GTの結果も紹介。
10月18日、大分オートポリスで開催された「SUPER GT」第8戦ですが、強豪GT-Rを抑え
No.36 PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/A・ロッテラー組)が今期初優勝。
しかし、2・3位はGT-R勢でした。その為、シリーズチャンピオンはディフェンディングチャンピオン
No.1 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が俄然優位になりました。
最終戦は11月8日、栃木・ツインリンクもてぎで開催。GT-Rの連覇なるか、はたまたSC430の
大逆転劇があるのか、それともNSXが最後の意地を見せるか、見逃す手はないですね。
今週は東京モーターショーの週というのもあってか、一気の新車ラッシュでした。
そこで今週は特集コーナーをお休みし、出来るだけその新車を紹介していきます。
まずは、レクサスで先行してハイブリッド車を出しましたが、ここでトヨタブランドの方も登場。
その名は『
SAI』。小さな高級車『レクサスHS250h』と基本的にはほぼ同じ。
価格はこのあと紹介する新型マークXよりも高いです。まあ、トヨタから販売といっても
元々が高いクルマなのでやはり値段もお高い設定。
まあ、外観の細かいこだわりがなければ、このSAIの方がお買い得でしょう。
なにせSAIの最上級グレードとHS250hの最廉価グレードが同じなのですから。w
ハイブリッドお得意のクリアレンズを付け高級感を出すのも怠ってはいませんので、
個人的にはこちらで十分でしょう。
今、「ハイブリッドでなければクルマにあらず」という勢いのクルマ市場ともいえそうですが、
エコカー減税があるうちはこの流れは止まらないでしょうね。
お次もトヨタから出た新車ですが、元祖ハイソカー・マークⅡの血を引き継ぐ
マークXのご登場。
先に新型になったクラウン同様プラットホームが同じマークXもFMCとはいえ、先代の改良型です。
この手法はトヨタの伝統で、新プラットホーム⇒その改良型⇒新プラットホームの繰り返しが常。
よって形もそんなに変っていない雰囲気ですが、先代はクラウンとの差別化を図る意味もあって
2500ccと3000ccの2本立てでしたが、今回は2500ccと3500ccになり、内容もクラウンに
近づいた感じです。ただ違う点は2500ccをレギュラー仕様にし環境向けに配慮した形に
してます。そして、スポーツモデルにはパドルシフトも搭載されました。
昨今輸入車で流行の電子制御可変サスペンションをこのマークXにも搭載(AVS)することにして、
不況で元気のない欧州ミドルセダン勢の顧客をも気にさせる高級感を演出してます。
バブルほどの勢いはありませんが、このマークXクラスの市場も固定客がいますので
どこまで巻き返す事が出来るでしょうか?
お次の新車はそのマークXほどではないにしても、小型車主力のスズキが放つ高級車が
販売延期を覆し、このモーターショーの時期を見計らって販売を決定しました。
2年前、フランクフルトモーターショーでその姿を見せた『
キザシ』がまさかの市販化。
元々V6仕様で北米を主とする思惑だったキザシにエスクードでも使われる2400ccを搭載し
求めやすい価格の実現が可能となった地点で、社長が販売を決断したのでしょうね。¥
フロントの雰囲気は「SX4セダン」に似ていてスズキらしいデザインですね。
装備は充実してて前席2つはパワーシート、エアバックは合計で9個、クルーズコントロールや
パーキングセンサーなど多彩な装備をしつつも価格はFFモデルが278万7750円とリーズナブル。
更にこのモデルはレガシィ同様4WDモデルが存在し、価格は299万7750円。
価格もレガシィB4と拮抗するという事で、クルマファンの注目も大きいと思います。
果たして、社長の英断は攻を奏するか!?
お次は欧州コンパクトカーの勇、フォルクスワーゲン・
ポロがFMCしました。
観た感じは「リトル・ゴルフ6」そのもので、存在感は先代の比ではありませんね。
寸法も全長3995×全幅1685×全高1475mmと全長4m以内を死守し5ナンバー枠に収まるので
狭い道路の多い所でも、使い勝手は良いといえるでしょう。
本国では1200cc直噴ターボも存在しますが、日本ではそのエンジンは今年はおあずけで
まずは先代にも積んでいた1400ccですが、ミッションがついにポロにもDSGを搭載。
しかも、いきなり7速DSGという事で85馬力のエンジンをフルに活用出来るでしょう。
ひとまずこちらが最廉価版と思われますが、それでも十分な装備を兼ね備えているので、
203万円も決して高くないと思います。リッター17キロも魅力的な新型ポロ、要チェックです!
お次はマイナーチェンジですが、
レクサスLSとなれば話は別。取り上げたいと思います。
マイナーチェンジという事で、大きな変化はございませんが、出る前からトピックとして言われてた
「バージョンSZ」が予想通り新グレードで登場。
専用のサスペンションの設定やブレンボ製ブレーキ、スポーツシートなどを装着し、独自の
シフト制御を行うように書き換えるなど、スポーツ性を色濃く打ち出すモデルに仕上がりました。
更にLSオーナーの特権を期待させるべく設定したのが「
L-Select」。
これまでのボディーカラーうやシートカラーの種類をこれまでよりも何倍もバリエーションが
出来るようにし、カスタマイズ度を上げる事により購買意欲を持たせる思惑か!?
まあ、1000万円のお金を出すのですから、その要望も多かったのでしょう。
どうせなら隣のLSとちょっとでも違ったモノがいい、というニーズも当然あったでしょうから、
ようやくそういうクルマが登場したともいえるでしょう。
レクサスの旗艦モデルの巻き返しが始まる!?
最後の紹介は特別仕様車になりますが、これがたたの特別仕様車じゃないんだなぁ。☆
そうです、エクシーガの
STIモデルがいよいよ登場と相成りました。
『エクシーガ 2.0GT tuned by STI』と銘打ったこのモデルは歴代のスバル車種でターボを
搭載するモデルではほぼ登場しただけにエクシーガでも注目だったそうですが、
ここでようやく目処が立ち、モーターショーに合わせての登場となりましたね。
「
乗る人すべてが気持ちのいい、味わえるハンドリング」
これをテーマにSTI製のフロントアンダースポイラーや17インチ鋳造アルミホイール、シートは
アルカンターラと本革からなる専用シート、本革巻きのステアリングホイールなどでスポーティ感を
見事に演出。足まわりのほうも、STIが専用にチューニングしたスプリングやダンパーで固め、
さらにSTIのフレキシブルタワーバーやスポーツマフラーなども装備し、最強の7人乗りミニバンを
自負してもいい出来栄えが成立!
価格は通常のGTより75万円もアップの360万円。ですが、価格アップ以上の満足感は
間違いなく得る事が出来るでしょう。家の事情でミニバンを買わざるを得ないお父さん方、
クルマへのこだわりが捨てれない方にももってこいなクルマなので、奥さんを騙してでも
これを買うべき! 限定300台なので、お早めに検討を。♥
では、お別れ前に恒例のクルマ動画で締めたいと思います。
水の中から現れたそのクルマは!?
そっか、普通なら前にエンジンがあるのでこんな事出来ませんが、あのクルマなら止まらなければ
可能ってか。w
次回はちゃんと特集をやろうと思います。では、また来週。(^-^)/~