こんばんは、龍聖でございます。
昨日より気温が冷え込んできてます。
ここしばらく日中が暖かかっただけに
気温の変化で風邪を引いたり、花粉症で
苦労をする等、体調には厳しい3月の
始まりになりましたが、お気を付け下さい。
(今ブログもPC視聴推奨です。)
え~、今回のカーニュースステーションは3月2日より開始されたスイスのジュネーブで
行われているモーターショーより、注目の車種を見ていってコメントしていこうと思います。
まずは、日本車からいきますが、最初はトヨタから。
プリウスの派生車種が注目ですが、クルマ好きにはそれよりもこっちの方が気になります。
そうです、次期ハチロクとも言われている『FT-86』ですが、今回は市販車に近づいた
Ⅱとしての出品です。2009年の東京モーターショーで登場したコンセプトモデルから数えて
1年半経ちましたが、外観が市販車向けに現実的なモノになっています。
ボディサイズ(全長×全幅×全高=4235×1795×1270mm、ホイールベース=2570mm)や
エンジンの排気量(2リッター水平対向4気筒)以外、明らかになっている数値は少ないものの、
トヨタは自社のFRスポーツ車に関するこれまでの技術と、スバルの個性的な水平対向
エンジンを組み合わせ、運転する楽しさや所有する喜びを提案したいとしています。
スタイルについては「前の方が良かった」という方もいれば、良くなったと言う人もいます。
龍聖的にはカッコイイと思います。最近注目のLEDポジションランプも付いてますし、
ボンネット中央がくぼんでるのは水平対向ならではの形じゃないでしょうか。ミ☆
最終型がどうなるかはもうちょっと煮詰めされてからになるでしょう。
でも、登場まであと1年、今から楽しみですね。宝くじ当たらないかなぁ。¥
そして、予想取り出てきたプリウスの派生車種「プリウス+」の登場です。
プリウスをワゴンスタイルにして、更に3列目シートも詰め込んだこのプリウス+。
全長×全幅×全高=4615×1775×1575mm、ホイールベース=2780mmと、現行型の
プリウスよりも全体的にひとまわり大きくなったので、ハイブリッド車で広く使えると思って
安易に買おうとすると、1.8mに近い車幅に苦労する可能性もあるので、実車を見て
よく検討をしていただければと思います。まあ、黙ってても売れると思いますが。w
1.8リッターガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせるパワーユニットも同じだが、
バッテリーはこれまでのニッケル水素バッテリーからリチウムイオンバッテリーへと変更され
車重が重くなったにも関わらず燃費は通常のプリウスと同じ数値を実現。
特に空気抵抗を考慮し、後席の頭上が圧迫されるプリウスより後ろが長い分、圧迫感が減り
快適性は上がると思われます。3列目はウィッシュ同様広くはないでしょうが、いざという時に
使えると言う意味では選択肢にするには十分な項目ではないかと。
後ろからのスタイルを見るとCピラーの辺りはカルディナと感じさせ、リアハッチの部分はカローラ
フィールダーを彷彿させるデザインなのは、偶然なのかはたまた確信犯なのか?w
他にはヴィッツのハイブリッド版である「プリウスC」ことヤリス・ハイブリッド。
トヨタ最小のクルマiQの電気自動車版。
トヨタフーズはこんな感じで各車が展示されてました。基本はハイブリッド戦略の継続ですが、
先のレクサスCT200hも含め、よりハイブリッド色が濃くなってますね。
お次は日産です。
日産はトヨタでいうレクサスにあたるインフニティーブランドのラインナップを中心に展示中。
その中ではコイツが注目ではないでしょうか。
全長4400mmという公表はあるが、幅や高さは現地点では不明。ですが、実際の見た目の
寸法から推測すると、CT200hとガチンコのライバルになるのは間違いないでしょう。
見るからにクーペと言わんばかりのスタイルは超流線的で優雅なデザインです。
さすがにこのままのスタイルで登場するには無理があると思いますが、この流線ボディを
市販化の際にどこまで維持できるかが、なおかつそのデザインを維持しつつ室内区間を
確保出来るのか? インフニティーブランドは日本で展開されてないとはいえ、日本で
売らないはずはないので、何かしらの車種のバージョンアップ版として登場するか、思い切って
新型でネーミングも日本独特で登場するかもしれない。
来年出るセレナに搭載される2000ccのハイブリッドをベースに上質なイメージを構築しながら
登場するでしょう。ハンドリングが良ければプリメーラの再来という期待も出来るエレニア、
価格はCT200hとほぼ同価格帯であろうからおいそれと買えるクルマではありませんが、
要注目な車種である事は確かでしょう。でも、登場まではあと2年かかるらしい…。(爆
お次はマツダフーズから今年日本でも登場すると言われているリトルCX-9が!?
マツダ・MINAGIと銘打って展示されているこのミドルサイズSUVは、マツダが今社運をかけて
行っている【スカイアクティブ】戦略の新車第1弾として登場するであろうクルマです。
スカイエンジンにスカイミッション、とどめがスカイボディと超高圧縮されるエンジンに効率良く
出力を伝達するミッション、これまで以上に剛性ががアップされながらも軽量化をされたシャーシ
のコラボで作られる1番最初のクルマが日本では『
CX-5』として登場するであろうクルマです。
CX-9は日本では大きすぎた為販売は失敗しましたが、このCX-5は今日本でも売れセンな
ミドルSUVなので、きっと注目になる事でしょう。今から気持ちがMINAGIってきたかも。w
お次は三菱フーズから。
すでに10年近く作られているコルトの後継モデルがコンセプトカーで登場。
【グローバル スモール】として展示されるこのクルマは生産を日産マーチ同様タイで行い
価格をリーズナブルにする考えを元に現在鋭意開発中のモデルです。
1000ccと1200ccのコンパクトカーでアイドリングストップやCVTも完備しながらも
100万あたりで発売すべく頑張って開発しております。
登場は来年の夏でしょうが、今普通に売れる車種が少ない三菱としては早く出て欲しいと
思ってるクルマでしょうね。
お次はみんカラユーザーの方々も気になってる方が多いスズキのコンセプトモデルが!?
【スイフト S-コンセプト】と銘打って登場するこのスズキのクルマはどう考えても見るからに
スイフトスポーツの次期モデルである事は明白でしょう。現在ラリーこそ撤退していますが、
このスイスポを見てるとそのままラリーに出てもおかしくないような雰囲気を見せています。
ノーマルのスイフトは変わった感じが少なくて残念な感じですが、このスイスポを見てると
3ドアではありますが一段と洗練されたデザインになって登場してくれそうです。♪
エンジンは1600ccはそのままで燃費も考慮しつつパワーを下げることなく改良されて
いるそうです。どうやらアイドリングストップが付くらしい。5MTと話題の新CVTが選べる
と予想されます。MTで乗ってこそだとは思いますが、CVTにパドルが付けば案外面白い
かもしれませんね。おそらくCVTならエコカー減税対象だと思うので、少しでも安くなるかも。
でも、みんカラの方々は出来れば5MTを選んで欲しいとも思います。w
日本では5ドアだけでしょうが、実用性も考えると選びやすくなるので、その方がいいかも。
今から登場が待ち遠しい1台です。
日本車だけでなく輸入車にも多くの期待されるクルマや話題のクルマが多く展示されてます。
ここからは輸入車の中から注目である車種を中心にお届けしていこうと思います。
まずは、超高級スポーツカー2台から。最初は猛牛の方から。
ランボルギーニ『アヴェンタドール LP700-4』と銘打って登場したこのクルマはランボルギーニの
旗艦であったムルシエラゴの後継モデルです。ガヤルドの雰囲気を見せながらも中身は断然
ガヤルドよりも洗練されている上に、ランボルギーニの旗艦モデルとして伝統と言える
ガルウィングドア。やっぱりランボルギーニの旗艦はこうじゃないと!と思えるクルマです。
おそらく3000万円前後の価格であろうと思いますので、普通じゃ間違いなく縁のないクルマで
あるとは思いますが、夢のクルマはこれくらい遠い存在じゃないと存在感がないからね。w
そして、猛牛の永遠のライバルといえばもちろん跳ね馬ですよね。
最初『
フェラーリ・FF』と聞いてフェラーリもついに前輪駆動車が出るのか!?と勘違いした。
昔フェラ-リ・BBって言ってたのと同じ感じだったってのに、後から気付いたよ。w
正しくはフェラーリ・フォーの略でFFだったんですね。
つまりフェラーリ初の4WDとして登場した訳ですが、これはランボルギーニ・ムルシエラゴが
アウディ傘下になって4WD化したのと同じなのか、と思ってしまいましたが実際は大きくなった
パワーを後輪と電子制御だけでカバーし切れなくなった結果行きつく所は4WD化だっただけで
最高出力660馬力@8000rpmを発揮する排気量6262ccの新型V12・直噴エンジンのパワーを
後輪だけどうこう出来る訳はないわな。(爆
だって、GT-Rも4WDだし、4WDだからあのハイパワーを活かせるんだから、フェラーリだって
4WDがあってもいいじゃな~い。(波田陽区風に) でもね、
フェラーリだからといってスタイルはカッコイイとは限りませんから~、残念。w
まだ『フェラーリ458イタリア』の方が許せる。
フェラーリFFのデザインの悪さとは、
紙一重だけどね。w
ちなみに、私はランボルギーニ派です。ミ☆
後、色々と出展されていますが、ここからはダイジェストで。
日本ではあまりなぎみのないスーパースポーツ「パガーニ・ゾンダ」の後継モデルである
「ウアイラ」も出品されてました。エンジンは、メルセデス製の6リッターV12ツインターボ。
パワフルさは相当なモンですよ。
更に、ジュネーブショーには欠かせないのが地元スイスのリンスピード社のクルマ。
今回はビーチカー風のEVを出展。
こういう遊び心のあるコンセプトカーがあるのがモーターショーの良い所です。
お次はデ・トマソ・パンテーラなどは日本でも人気だったデ・トマソ社でしたが、その後は
景気低迷や経営の失敗などが重なり、2004年に創始者の死去と共に会社は無くなって
いました。ですが、そのデ・トマソがこのジュネーブショーを皮切りに復活すると言う事で
話題でもありました。そのデ・トマソ復活第1作目は残念ながらスーパーカーではなく、
「ドゥーヴィル」と名付けられたクロスオーバーです。
デ・トマソ・パンテーラのカッコ良さは半端ではないと思ってる龍聖ですが、まだその人気は
衰えることなく今でも、現存するパンテーラは実に高値で推移しています。(残念
将来はパンテーラの後継車も出るといいなぁ。
他にはこのようなクラシカルなクルマも出展さrていて、これはモーガンの「スリーホイーラー」。
再生産ではなく、まったくのブランニューモデルだそうだ。
まあ、似たようなクルマにコブラというクルマもありますが、そのコブラも初心者でも乗りやすい
モデルがあったりして、この手のクラシカルなオープンカーの需要は少ないながらも確実に
存在しています。ちなみに、コブラはベースモデルが650万であとは装備が増えると価格も
増える感じです。詳しくは横浜にある「シェルビーアジア」というお店でお聴き下さい。
このように色々なメーカーから出展されていて盛り上がりを見せています。
が、その中で龍聖的に特に気になったクルマを最後に紹介します。
VWより出展されているコンセプトカー・『
ブリー』に興味を持ちました。
昔VWにあったマイクロバスを現代風にした感じのこのミニバン、よく見ると3人掛けになっていて
前後2列を合わせ6人乗れるようになってます。
3人掛けといえば、ホンダ・エディックスを思い出します。エディックス自体の考えは悪くなく
うまく作ればもっと売れてもいいクルマではなかったかと思います。もうちょっと遊び心を
スタイルに入れれば良かった気もしますが。まあホンダっぽい分が逆にアダとなった気もします。
コンソール部分のディスプレイはさすがにコンセプトモデルっぽい気もしますが、例えばそこに
ノートPCがあれば色々な事が出来ると思うので、その考えをクルマに詰めたと思えばあながち
出来ない事もない。インパネのデザインの気を取られてオーディオを配置する部分のデザインを
考えると画面を大きくしようとしてもどうしても制約が出る。いっそ、確信犯的に大画面を
このようにするとこれまで感じていた違和感が逆に斬新に変わる。
発想の転換とはこうして考えないと生まれない1つの例でもあると思います。
そうい意味も踏まえて、龍聖的に興味を持った1台であります。
クルマは実用性だけを考えると面白くないものにしか見えないので、これくらいした方が
逆にいいかもしれない。w
モーターショーというのはクルマ好きには遊園地と同じ楽しみがあって良いです。♪
さすがに海外のモーターショーには行けませんが、東京(実質は千葉w)モーターショー
くらいは行ってみいとた思ったりして。ついでに秋葉原にも。w
では、お次のニュースです。
カーニュース恒例のデータ編です。
【2011・1月の国内メーカー8車の
生産・販売・輸出実績】
メーカー 国内生産 海外生産 国内販売 輸出
トヨタ 234045(▲13.0) 379786(1.3) 87399(▲27.8) 126143(3.7)
日産 81851(▲5.9) 293327(32.8) 40913(▲16.7) 47954(34.2)
スズキ 73946(▲13.1) 169591(14.4) 44023(▲9.0) 20827(▲18.2)
ホンダ 69170(▲10.6) 216956(1.7) 38458(▲19.6) 19909(17.2)
マツダ 68841(▲0.6) 37480(28.7) 15043(▲18.6) 60689(11.0)
三菱 60089(28.6) 46136(5.9) 10429(▲9.0) 38579(22.6)
ダイハツ 48440(▲9.7) 35538(24.5) 42315(▲6.2) 1996(▲43.2)
スバル 36210(▲4.3) 14704(29.1) 10835(▲2.7) 29590(27.3)
国内がマイナスなのは、すでにデータ出してるので概ねご存じだと思いますが、海外は
ひとまず好調で特にアメリカで販売増になった結果、全体の海外益が上がっている背景ですね。
三菱が国内生産で気を吐いている感じがしますが、今の三菱で約30%越えになるほど車種が
あったっけ?w
そういえば、三菱はスズキ・ソリオのOEM車を販売し始めたそうですが、なかなか評判は
良いそうです。なぜなら今の三菱では貴重なコンパクトミニバンであるからでしょう。
『デリカD:2』という名で発売を開始しましたが、見た目はソリオとほとんど変わってない。
スズキが替えさせてくれないのか、はたまた三菱が簡単でいいと言ったのかどうかは不明だが、
もうちょっとやりようがあった気がしてならない。Fグリルをクリアからボディ同色にするだけでも
見た目は変わってくる上、費用もそこまでかからないはずです。
実際に観てもらうとわかるのですが、実はエンジン内にメーカーの社印が存在しないのです。
スズキの方も三菱の方も車名が変わろうが社印が貼ってないのだ。
理由を聞くと、「OEM車は、そこだけでも手間とコストがかかるから、いっそ無しにした。」と。w
合理性を重視するスズキだけに、三菱もお願いしたけど無理だったと言う方が正しそうだ。(爆
では、今回のカーニュースステーションはこの辺りで終わろうと思います。
最後は誰も観ないかもしれないが、とりあえず動画はいつも通り貼ります。♪
今回の動画は韓国発の衝撃映像です。♪
みなさん、居眠り運転にはお気を付けください。
では、また来週。(^-^)/