とっとぅる~、龍聖でございます。
5月も終盤に差し掛かってきました。
自動車業界にとっては非常に厳しい5月で
ありましたが、来月くらいから徐々に各メーカー
生産がフルに近くなりそうです。
実際、トヨタは6月からフルに近い生産体制に入るようで、いよいよ従業員の方々も
来月からは仕事が超忙しくなりそうです。まあ、この2カ月好まれざる連休を強いられて
きましたが、今度は休む事を強いられていきそうな就業状態になりそうですね。w
まあ、働ける事は大事ですが、トヨタ関連でお仕事をされている方は、来月からの多忙に
向けて体調管理などお気を付けいただきたいと思います。
そのトヨタですが、まずは
カローラ店50周年記念を称して、メイン車種に特別仕様車を
セッティングしてきました。
まず最初は、カローラ店の名の通りカローラシリーズの3車種から紹介です。
カローラアクシオ1.5G クラシコ
ベースは、1.5リッターのエントリーグレード「1.5G」。本革と木目調加飾を合わせた
ステアリングホイールやシフトノブ、木目調のセンタークラスター、専用シート表皮などで
室内の上質感を演出。ボディカラーは落ち着きのある「グレイッシュブルーメタリック」が
採用される。運転席の「快適温熱シート」や、「プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ」と
いった、機能装備も与えられています。
価格はFF車が175万円で、4WD車が194万9500円。発売は6月14日です。
カローラフィールダー1.5X“Light”
ワゴン「カローラフィールダー」の特別仕様車も、エントリーグレード「1.5X」がベース。
メッシュタイプのフロントグリルやストップランプ付きのリアスポイラー、ブルー×ブラックの
シート表皮、シルバー加飾付きのセンタークラスターなどがポイントです。
さらに、ボディカラーに“さわやかな特別色”ライトブルーメタリックが用意されるなど、
車名「Light(ライト)」のとおり、明るく軽快なイメージが演出されています。
価格はFF車が179万5000円で、4WD車が198万4000円。発売は6月7日です。
カローラルミオン1.8S“On B”/ 1.5G“On B”
“On B”は“On Black”の略で、オンビーと読みます。
ピアノブラック塗装のセンタークラスターとドアスイッチパネル、ブラックの表皮に
ホワイトステッチを合わせたシートやドアトリムで内装が飾られ、エクステリアにも、
フロントスポイラー、サイドマッドガード、リアバンパースポイラーを装着。
メッキのドアハンドルも与えられます。
ボディカラーには、特別色として「ダークバイオレットマイカメタリック」を設定。
価格は、1.8リッター「1.8S“On B”」のFF車が209万円で、4WD車が227万9000円。
1.5リッター「1.5G“On B”」はFF車のみとなり、194万円。 発売は6月6日です。
更にカローラ店の屋台骨を支えるミニバン・ノアにも特別仕様車が登場。
ノアSi“レイッシュ”
ベースとなるのは、エアロフォルムの「ノアSi」。
インテリアの各所に、めっき(内外のドアハンドルなど)やゴールド(ヘッドランプエクステンション、
センタークラスターなど)の加飾を施し、高級感が演出された特別仕様車。ボディカラーには、
特別設定色の「ボルドーマイカメタリック」もラインナップ。デュアルパワースライドドアも標準に。
価格は256万円(8人乗り仕様、FF車)から277万9000円(7人乗り仕様、4WD車)まで。
6月7日に発売。
最後はボトムエンドを支えるコンパクトカー・パッソです。
パッソ1.0+Hana“アプリコット コレクション”
「パッソ1.0+Hana」をベースに、インテリアをオレンジ系のアプリコットカラーと茶系の
チョコカラーでコーディネート、「おしゃれでかわいいスタイルの室内空間を演出」した特別仕様車。
キーフリーシステムと盗難防止システムも標準で備わる。
価格はFF車が133万5000円で、4WD車が150万3000円。発売は6月8日です。
トヨタは更に高収益車種でもあり現在ビッグサイズミニバンのトップに君臨するあのミニバンも
特別仕様車を用意。夏のマイナーチェンジ前に設定されるだけに今回は高級感を前面に
押し出した特別仕様車のようです。
「アルファード」「ヴェルファイア」に特別仕様車
今回の特別仕様車は、アルファードの「240S」「350S」、ヴェルファイアの「2.4Z」「3.5Z」、
いずれも7人乗りをベースに、主にインテリアに特別装備を施し高級感を演出したものです。
具体的には、運転席に8ウェイパワーシートやマイコンプリセットドライビングポジションシステム
(ドアミラー+運転席ポジション)を装備するほか、パーフォレーション部分にゴールドを配した
ブラックの専用アルカンターラシートを採用。シャンパンゴールド加飾を施したツヤあり黒木目調の
インストゥルメントパネル/センタークラスターや、本革巻きステアリングホイール/シフトレバー
&シフトノブ(専用ツヤあり黒木目調加飾)、さらにメッキのインサイドドアハンドルや
イルミネーテッドエントリーシステムなども備わります。
エクステリアは専用スーパークロームメッキ塗装のアルミホイールでドレスアップされます。
機能面では、デュアルパワースライドドアやパワーバックドア&バックドアイージークローザー、
サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(オート格納&リバース連動機能付)などの
快適装備が特別に付きます。
ボディカラーは、特別色の「グレーメタリック」を含む、全4色を設定。
FF車の価格は以下のとおり(カッコはベース車比)。4WD車はそれぞれ21万円高となります。
「アルファード」
・240S“Prime Selection II -type GOLD II-”:356万円(+22万円)
・350S“Prime Selection II -type GOLD II-”:396万円(+24万円)
「ヴェルファイア」
・2.4Z“PLATINUMセレクションII -TYPE GOLD II-”:356万円(+22万円)
・3.5Z“PLATINUMセレクションII -TYPE GOLD II-”:396万円(+24万円)
最初にも書きましたが、アルファード・ヴェルファイアは8月に大幅なMCをい敢行します。
内外装の変更も当然ありますが、今度のMCの目玉は
ハイブリッドの復活です。
実際は先代の進化版であろうと思われますが、改良を加え精度は高いでしょう。
450万前後になるとは思いますが、それなりには売れる事でしょう。
その前のこの特別仕様車は、MC前に出す特別仕様車ではあまりない高級感を前面に
押し出した特別仕様車。確かに豪華さはひときわ目立つ事でしょう。
あとは、ディーラーがMC前でもあるので、どこまで値引きをしてくれるか?によっては
「買い」になる可能性もございます。まあ、発売まであと1カ月あるので、検討の際は
現車を見てどの辺りまで高級感が上がってるかよく見てからが良いでしょう。
トヨタはここにきて一旦は発売を終了した『
シエンタ』を復活させてきました。
実際、需要はまだあるだけに、惜しまれて終了したはずでしたが、震災の影響で
新型の開発が遅れてきています。トヨタは特に車種が多いだけに優先順位を考えて
開発をしていかねばなりません。おそらく、ラウム・ポルテ・シエンタの統合車種の
開発優先度を下げる為に、シエンタを復活させたのではないでしょうか?
まあ憶測の域を出ませんが、シエンタ自体は悪くないと思うので、反対する理由はない。
ただ、新グレードの外観を見ると、正直ありきたりなスタイルダナァ、って思う。w
従来の丸目も残るそうなので、そっちが普通に売れると予想しておこう。w
お次の話題は、自力での軽自動車生産を中止しOEM限定にしてしまった【スバル】の
メイン車種であった
ステラがこrまでの自社生産から初のOEMで再出発しました。
どうみても、ダイハツ・ムーヴです。(爆
まあ、OEMなので仕方ないのですが、販売するディーラーはどう思ってるんだろうか?
オリジナルがバカ売れしてる中で、どれだけのお客があえてスバル版ムーヴを買って
くれるのか、気にはなりますが、すでにOEMで発売されているタントエグゼのOEM・ルクラや
ミラのOEM・プレオやハイゼットのOEM・ディアスがどのような惨状なのか、現場からは
悲痛な叫びがこだましているとも聞いています。
しかも、このステラ、スバル=ターボのイメージがあるのに、ターボの設定はなし。
完全にダイハツに足元を見られてます。それとも、トヨタの差し金?(爆
正直、OEMでやるにしても、日産モコのように明確な違いを出さなければ、観る価値も
ほとんどないのが実情であるといえるでしょう。
ナイティーナインをCMに起用し、スバル初のアイドリングストップなどと謳ってますが、
所詮はムーヴです。もうちょっとどうにかならなかったのか、と言いたい。
普通車の復活を優先しここまではそれなりに成果を上げているようですけど、結局は
海外での販売が好調で利益が出ているにすぎない。
これで、今年の終盤にインプレッサが新型にスイッチした後が、スバル自体の正念場に
なる事はまちがいないでしょう。いっそ、いすゞみたいに国内市場を捨てるかい?
特に新型ステラの紹介をするまでもないと思うので、ここでこの話は終了。
さて、現在震災の影響や石油価格の上昇やエコカー減税などの諸事情で、コンパクトカーが
大きな注目を浴びていますが、来年3月以降はコンパクトカーから顧客の流れが一気に
軽自動車の需要へとスイッチするのはほぼ間違いないでしょう。
軽自動車市場はかつての群雄割拠から、ダイハツVSスズキの一騎打ちになりつつあります。
エコカー減税が終了すれば、再び覇権争いが激化する事は必至。各メーカーの売れ行きは
スズキ車種・ダイハツ車種・ホンダ車種・そしてOEM車種の4車種に大別される事でしょう。
今ホンダの勢いが落ちているだけに、スズキとダイハツが元気な事この上ない。w 実際、
スズキ ⇒ 日産・マツダ ダイハツ ⇒ トヨタ・スバル
概ねこの感じで、スズキとダイハツが持つメイン車種を他社にOEMで提供している状況です。
すでに事前に知ってる方も多いとは思いますが、日産自動車と三菱自動車は2011年5月20日、
軽自動車事業にかかわる合弁会社の設立について、契約を締結したと発表したそうです。
日産と三菱は、2008年2月に「パジェロ・ミニ」のOEM供給を発表し、さらに国内外の
小型商用車の協業についても検討を開始。2010年12月には、これらを含む協力関係の
拡大に合意している。そのプロジェクトの一環として発表されたのが、今回の軽自動車事業に
かかわる合弁会社の設立であった。新会社は日産と三菱の日本市場向け軽自動車の
商品企画・開発等を行うという。今後両社は、同社を通じて軽自動車事業の競争力強化を
図る考えでまとまってます。
1000万円の資本金は日産、三菱が共に50%ずつを出資。新会社は2011年6月1日に設立。
このように、もう来月から新会社は始動するようです。
いきなり新車種とはいきませんが、日産はMRワゴンのOEMであるモコでOEM車を売るには
OEM車でもオリジナリティーが必要である事は分かってるはずです。
それだけに、三菱と組んでのこの事業は、スズキ・ダイハツのツートップの牙城に肉薄する
きっかけにすべく興された会社です。
日産はモコで軽の販売ノウハウがかなり蓄積されたはず。じゃ、そろそろオリジナルの軽を
作ってもいのではないか、と思う始めたようです。一方の三菱はおニューの軽自動車を
出せず苦肉の策でこれまで軽自動車を販売してきました。ある意味トヨタの傘下になる前の
スバルと同じでもあったと言えるでしょう。やはり独自ではさすがに限界が来た。
でも、トヨタ・ダイハツ・スバルのグループは無理。スズキはマツダと日産にOEM車を
すでに供給中なので、共同で新型を作ろうかな~なんて思う訳がない。
ホンダと組む手もあったかもしれない。でも、ホンダは他社を手を組んで共同開発するような
会社ではない。マツダはスズキに借りがあるので、ここで別個に三菱と共同で新車を作るのは
なかなか出来る関係になりづらいだろうし、フォードとの関係が薄くなった為、資本が無い。
そうやって消去法的にした結果、話しかける相手が日産しかなかった気もしますが、ね。w
とにもかくにも日産と三菱で軽自動車を作る事が決まった訳です。
じゃ、この2社はまずどんなクルマを第1弾として作るでしょうか?
その答えは、早くても2~3年後の事でしょうけどね。
来年、軽自動車市場において、台風に目になるのはホンダだと思います。
コンパクトカーとミニバン以外でのホンダの販売を見込めるクルマが無い以上、今宙ぶらりんな
軽自動車のテコ入れが急務でしょう。幸い、ホンダは上でも言ったようにエコカー減税が
有効な来年の3月までは、フィットやフリードのハイブリッドで台数を稼ぎ、エコカー減税が
終了したら、今度は新型待ちだった対タント&パレットのトール軽と、ダイハツが今準備を
しているハイブリッドなしでのリッター30kmを出せるイースのライバル車が満を持して
来年から出してくる事でしょう。
そうなると、軽自動車業界は、スズキ・ダイハツの2強状態から再び三国志のような
3強対決になる可能性を秘めています。
今後の日本車の行く先は、ドンドンとクルマが小さくなっていきそうです。
ミニバンもアルファードやエルグランドのようなビッグサイズミニバンはそろそろ縮小するでしょう。
大きくてもノアとかセレナとかになりそうです。乗って面白いクルマを探すとなると、ほぼ
輸入車の独壇場になるでしょうね。
まあ、この答えは数年しないと出ないと思うので、今しばらくは動向を見守る方向で。w
今回は、このくらいにしとこうと思いますので、後は恒例のクルマ動画です。
美人のネエチャンがスポーツカーでかっ飛ばすとカッコイイよね~。
そんな男の欲望に答えてくれる美女がスーパーカーやスポーツカーに乗り込み爆走する
「Fast Driving Girls」で活躍中のドライバーはおなじみのボニーちゃん。
ついに日本車の三菱ランエボ8に搭乗しますよ~。
このシリーズのウリは、ドライバーの女性のワクセルワークやギアチェンジの際の
足の動きも動画に含まれている事。 よくもまあ、ハイヒールでここまで運転出来るなぁ。
では、また来週。(^-^)/