わんばんこ~、龍聖でございます。
5月もあとわずかとなった昨今、
暑さがじわじわおっさんの身体に迫る!?
そんなしっくりこない夜ではございますが、
締めはクルマネタで逝こうと思います。w
では、
龍聖のクルマ愛好会、始まります。ミ☆
前号でもご紹介した通り、今月はFMCなど3車種が新しくなると紹介しましたが、
予定通りFMCないしMCいたしました。
大まかには説明したので、今回はダイジェストで。w
<11代目カローラ>
今回は「原点回帰」をテーマに先代より若干サイズを小さくし、扱いやすさをアピール。
アクシオ・フィ-ルダー共に5ナンバーを堅持したことは評価します。
正直、日本の道路事情は5ナンバーサイズを基準に作られていて、それに準ずる
駐車場なども基本は5ナンバーサイズがちょうどいいようになっています。
昔よりは広くなっている所もありますが、多くはやはり長さ4.7m・幅1.7mまでが理想。
それを守るべくカローラはサイズダウンによりニーズに合うように生まれ変わりました。
しかし、時代はカローラには厳しい世の中になってしまってます。
排気量もアクシオが1300と1500cc、フィールダーが1500ccと1800cc。
アイドリングストップ機能は1500ccだけでハイブリッドもなし。
プリウスやアクアというハイブリッド専用車種がある為、カローラにハイブリッドを
積まなかったのは、個人的には正しいと思いますが商業的にはツライでしょうね。
ハイブリッドによる価格上昇がカローラにメリットとはならないと思います。
実際カローラにハイブリッド積むと価格が200万くらいになると予想。
だったら、プリウス買うって、一般人は。¥
いずれにしても、年配の人には非常に良く出来たクルマであるのは確か。
まあ、個人的にはフィールダーにしか興味はありませんが、何か。w
<エスティマ MC>
もう次期型にスイッチしてもいい時期には来ていますが、トヨタの本音は
FMCする勇気が無いだけでもある感じがします。
現行型でも意外と売れているので、大がかりに改良するよりも適度に改良し
価格アップを抑え、ほどほどに売る、という事。
おそらくエスティマのようなタイプのミニバンはスタイリッシュなミニバンでないと
売れないと思います。広さならアルファード・ヴェルファイアがあるし、そこまで
求めてないならノアやヴォクシーがあるので、エスティマでなくてもいい。
エスティマの売れる理由はミニバンしてないスタイルでもミニバンとして使える事である。
トヨタは「じゃ、エスティマのデザインをどうするか?」で今かなり悩んでるはず。
日産エルグランドはデザインで時間をかけ過ぎて現行型が出た時には遅すぎた印象が
売れる時期を逃す結果になってしまいました。
デザインの難しさは確かにあります。
みなが、イヴォーグのような美しいデザインを求めてはいませんが、そういった感じの
デザインを求めるのはエスティマを検討する人には多くあるようだ。
特にお勧めとはいえないエスティマですが、ハイブリッドのAC電源の能力などは
評価出来るんですけどね。w
<レガシィ MC>
概ね予想通りで2000cc直噴シーケンシャルターボを筆頭におおがかりな改良で
テコ入れをしてきました。話題の直噴エンジンは300馬力を誇り、高出力をも受け止める
CVTも搭載。「さすがスバル、変な所にこだわりを持つ」と感じます。w
ただ、いかんせん価格が高い!
売れ筋のツーリングワゴンで約360万円。ナビや装備・税金をある程度入れていくと
総額450万辺りになる。¥
もう、そこまで出せるならもう数10万出してもイヴォーグ(安い方)買います。w
トータルバランスで買うならノンターボの2500ccで問題ないでしょう。
NAでも170馬力あるしレギュラー仕様。アイドリングストップ機能も付いて全グレードAWD。
さすがにボトムグレードじゃ寂しいので、中間グレードで概ね総額300万円くらい。
元々室内の広さはアメリカで売る為にかなり広い。ワゴンの作り方を知ってるだけに
積載能力もかなりのモノ。見た目の微妙さとか日本じゃちょっと大きいサイズが問題に
ならないならイイ選択だと思います。
お勧め車種と言えますが、個人的主観が入ってますので控え目に思ってください。w
さてお次の話題は、すでにあちこちでも飛び交ってるアノ話。w
【マツダ、フィアットとのスポーツ車の提携決定】
マツダとフィアット・グループ・オートモービルズは2012年5月23日に2シータ-の
スポーツカーの開発・生産に向け協議を開始すると発表しました。
マツダは、次期「マツダ・ロードスター(海外名:マツダMX-5)」のFRアーキテクチャを
フィアットにも供給。フィアットは傘下のアルファ・ロメオブランドの新型スポーツカーとして
開発を進める事となります。
マツダとアルファ・ロメオそれぞれのモデルは明確に差別化され、エンジンについても
ブランドごとに独自のものを搭載するほか、デザインも異なるものにするという。
生産については、両社の車種をマツダの本社工場で行うことを想定し、
アルファ・ロメオ向けの車両については2015年の生産開始を検討しているとのこと。
両社の正式事業契約の締結は、2012年後半を予定。
今後、欧州での協業の可能性についても話し合いを持つことで合意しています。
以上が公式見解です。
次期ロードスターを作っているマツダですが、4代目となる次期型は初代の頃に近づけるべく
排気量は2000⇒1600cc、ボディサイズも縮小する事はほぼ決定事項。
ただ、開発費などの費用が大変なので、どこかと共同開発が出来れば、と模索をしていた時
フィアットと話が合いアルファロメオブランドでの共同提携で話が合意に至りそうです。
今アルファロメオも窮地に立たされています。アルファ156が出た頃はアルファロメオが
復活したと言われたものですが、個人的にはアルファロメオがやっとメジャーになった感じ。w
156は今見てもカッコイイと思います。
でも、159になり「何、この微妙なデザインは?」って思いましたもん。w
147はまあ悪くないと思いますが、ゴルフらと比べてデザインでそこまで優れているとは
言い切れないのに、価格はゴルフよりも高い。¥
先ごろ出たジュリエッタもまあ悪くないデザインではありますが、そこまで食指は動かない。
今は新車効果でそこそこ売れていますが、来年には普通に落ち付きそう。(汗
お互い開発費を抑えたいけど、その車種が抱える歴史は浅くなくなった。
それだけに、かかるお金をどこから調達するか? さすがに難しい。
この提携はある意味では、結ばれるべくして結ばれたとも思えます。
86・BRZよりも安く小さくクルマが仕上がれば、再びブレイクするに違いない…かも。w
まあ、アルファロメオ側はエンジンまでマツダかではなく自前で用意するみたいですが
さすがにアルファロメオ側にもプライドがあるのでしょう。
スカイアクティブエンジンはお気に召さなかったようですね。w
これがきっかけでフィアットとマツダがルノーと日産のような関係まで行くと、
世界の自動車業界の勢力図は大きく変わるでしょう!
次期ロードスターは楽しみの1台と言っても過言じゃなさそうだ。ミ☆
そして、2009年一度は破たんしたアメリカ大手の自動車会社・GMがここにきて急カーブで
業績回復を魅せています。
GMの代名詞である「
キャデラック」シリーズは現在10種類にまで増え、
シボレーになれば
その倍の20種類以上もあります。日本ではなじみの薄い
GMCシリーズもあり、
この③車種を筆頭にグループであるオペルやヴォクスホールやホールデン、更にビュイックも
まだある。そして、中国市場でも売れ行きが上がってきた経緯もあってか、日本のとある
自動車メーカーに打診をしてきました。そのメーカーは
【いすゞ自動車】である。
いすゞ自動車は現在トヨタ自動車が5.9%出資していますが、かねてから計画していた
ディーゼルエンジンの共同開発は白紙になったようだ。
時期を近くに実はVWも提携話を持ちかけていましたが、どうやら難航している模様。
VWはスズキとの提携がほぼ無くなった為、再びいすゞとの提携話が再熱する可能性も
ありますが、まだ話が具体化する感じも無さそう。
その矢先、アメリカと中国以外では苦戦するGMが矛先をいすゞに向けてきたのは
欧州で主力になるディーゼルの技術が欲しいからではないかろうか。
すでにプジョーシトロエングループとは資本提携が決まってますし、BMWとも提携を打診中。
BMWといすゞの両天秤はいささか気になる所ですが、もう破たんは許されないGMとしても
勢いのある時に手を打っておきたい気持ちはわからないでもない。
もし、いすゞとGMが手を組む事になるとディーゼルと東南アジアでの販売に影響があるでしょう。
果たしてこの提携話、うまくいくかな?
お次はダイハツが軽自動車ではありますが、さりげなくするどい事をしてきました。
【ムーヴ・タントなどのターボ車にも
アイドリンスストップ機能を搭載】
ターボエンジンにアイドリングストップを搭載するのはマツダのCX-5で実現済みですが、
決して簡単な事じゃない。だって、ターボ車って出来ればクーリングは必要だっていう性質上
エンジンガンガン回した後で、アイドリングストップさせるとエンジンには良くないと思うのですが
その辺はどうなんでしょうかねぇ?
いずれにしても、モデル末期のタントカスタムにまでそのエコエンジンを持ってくる所が
ダイハツらしいと言えばダイハツらしいっすね。w
ちなみに、これによりターボモデルでもエコカー減税だけでなくエコカー補助金ももらえるので、
予算が無くなる前に検討されている方は購入するのもイイかも。¥
最後の話題は、今プリウスに唯一肉薄出来る車種に更なる魅力を載せてきました。
【ホンダ・フィットMC、ハイブリッドに新グレード!】
今回のテコ入れでは、全般的に基本性能のさらなる成熟が図られたのは当然ですが
「フィット」「フィットハイブリッド」ともに、空力性能の追求やCVTの効率アップが実施され、
例えば1.3リッターのFF車(CVT)の燃費(JC08モード)は、20.6km/リッターから
21.0km/リッターへと向上しました。
また、全席に3点式シートベルトとヘッドレストが備わり、車両の挙動を安定させるVSAも
全車に用意されるなど(一部グレードではオプション)、安全性も高められました。
目に見える部分では、ボディーカラーが増えたことや、室内各所にLEDのイルミネーションが
追加されたこと、さらに、本革シートやシートヒーターのセットオプション「レザーパッケージ」が
一部グレードに設定された点が新しい。
そして、今回1番力を入れたのがハイブリッドシリーズ。
「フィットハイブリッド」では、フロントグリルやリアガーニッシュのデザインも変更。
クロムめっきとクリアブルー塗装からなる新しい意匠が採用された他、より細分化された
市場のニーズにこたえるべく、以下のような新グレードも追加設定されました。
高級感を推し出した「フィット15XH」、女性ユーザーをターゲットにピンクゴールドの室内装飾や
スマートキー、ブラウンのスエード調ファブリックインテリアを特徴に、機能の面でも、
アレルゲン物質の活動を抑える抗菌シート、美肌効果があるとされるプラズマクラスター
技術搭載エアコン、赤外線や紫外線を抑えるフロントウィンドウなどが備わり、
幅広い年齢層の女性にアピールする「フィットハイブリッドShe's」、最後に「フィットRS」と
「フィットハイブリッド」を足した「フィットハイブリッドRS」の③グレードが新設。
ここでは、興味のある「フィットハイブリッドRS」の話に特化しますが、パワーユニットや
6段MTは、基本的に「CR-Z」がベース。「5ドアのCR-Z」とも言えそうですが、
開発スタッフいわく「前後の重量配分は、むしろ『CR-Z』よりいいくらい」豪語。
既存のスポーティーグレード「RS」で見られたエアロパーツでドレスアップし、さらに
LEDで発光する独自のフロントグリルも与えられ、インテリアも本革巻きのステアリング
ホイールやピアノブラックのコンソールパネルなど「RS」専用のアイテムでドレスアップ。
1.5リッターエンジンをモーターがアシストするパワーユニットは、同社のハイブリッドスポーツ
「CR-Z」のものをそのまま搭載。トランスミッションは、6段MTとCVTが用意。広いニーズに対応。
足まわりについても、リアのトレッドを7mm広げたうえで、より太いスタビライザーを採用。
ダンパーやパワーステアリングについても、専用のセッティングが施されています。
フィットは万能選手を目指して完成されたコンパクトカーといえるでしょう。
室内も同ライバルの中でもトップクラスの広さを持ち、アクアほど複雑ではないハイブリッドでも
燃費は優秀。質感もなかなか悪くないとくれば消去法で選んでいくとほぼ残るクルマですね。w
話題のハイブリッドRSは197万とノーマルRSよりは高くなりますが、VSCがOPから
標準になり、前後スタビがついたり既存の1500ccエンジンよりパワフルで燃費も良いとくれば
その価格も決して高くはないと言えるでしょう。
先のステップワゴンも含めホンダも万能選手を作るのが上手くなったなぁ、と思います。
でも、代償としてそれまでホンダの得意であったホンダならではの(スポーツ)エンジン性能や
2代目プレリュードなどであったホンダならではのクルマ好きをくすぐる技術は影を潜めた…。
今、日本での新車販売はトヨタの首位は揺るぎないが、2位争いはホンダと日産でバトルを
繰り広げられています。しかし、最近のホンダの元気さが普通車に多くその差などで
2位が日産で3位がホンダというポジションがしばらく続いています。
ホンダの反撃は今後あるのだろうか?
少なくとも、今は軽自動車にかなり力を入れていますので、普通車については厳しい現状が
続きそうです。ぶっちゃげハイブリッド技術単体で見るとトヨタに遠く及びません。
エンジン単体の性能がトヨタより良いのでハイブリッドの燃費差が少なくて済んでます。
でも、ハイブリッドが重要だと思うならトヨタに近い技術革新は必要でしょう。
ホンダの真の反撃はそう遠くない!?
今宵はこれまでといたします。
では、最後はいつも通りのクルマ動画にて。♪
今回の題材は、今年もほぼ半分が終わりますが、レースもほぼ半分が終了。
そこで、今年のラリーでの横転シーンをどうぞ。
いつもより多めに転がっております。w
では、またお会いしましょう。
(^-^)/~