つまんねぇ事聞くなよ、龍聖でございます。
お盆を来週に控え、クルマ業界はちょっとお休み。
ちょうど良い時期でもあるので、今宵はクルマ談義。
新車ネタも多いので、ちゃっちゃとやっていきます。ミ☆
1カ月近くやってなかったので、新車ネタ多い。今回は龍聖の率直な感想を中心にしていきます。
まずは、先日現車を観てきたばかりの、ママさんクルマ。
【トヨタ・ポルテ&スペイド誕生】
トヨタから発売されるコンパクトカーの中でも異色な側であったポルテですが、
一時期は消えるとも噂されていましたが、結局はラウムと合併と言う形で2台目に。
消えたラウムの代わりに兄弟車としてスペイドと言う名を加え、トヨタ全ディーラーで
買えるようになりました。
基本は先代ポルテの売りである助手席側の1枚スライドドアはそのままで、
運転席側を前後2枚ドアにして利便性を上げました。
しかも、室内はママさん向けに広い空間を確保。後席はレクサスLS並みの広さです。
ママさん向けと書いたように、ママさん関係ない私の食指にはあまり動かないクルマですわ。(汗
まず、1300ccと1500ccの構成はまあいいでしょう。
ですが、スライドドアとそれに伴うボディ補強により、1150kgとこの手のクルマでは重い。
それだけに走りとは無縁だというのは把握しておかないといけないでしょう。
そうなると、ホットハッチが候補でもある龍聖にとっては、残念ながら次期愛車候補には
なりえないですね。(汗
ただ、この形のクルマの存在理由は確かにある。
使い方では、助手席を倒して前にやれば自転車も詰めるので、上手に使えば非常に便利。
町乗り中心なら悪くはないでしょう。
龍聖的ポルテ&スペイド評価・・・
☆☆☆
(MAX評価は☆5個です)
お次の新車は、輸入車。質実剛健なクルマの4ドアクーペはいかが?
【パサードCC改めフォルクスワーゲンCC誕生】
かつて日本でカリーナEDの登場から始まり、ブームが去って今度はメルセデスCLSの登場で
再び4ドアクーペの市場が広がったこのクラス。
BMW、アウディもこのクラスに新車を投入。もちろんVWもパサードCCとして発売をしていましたが
FMCを機に命名をパサードではなくメーカーの名前でもあるフォルクスワーゲンに改名。
名実ともにVW社の最上級クーペの位置も担う意味があるのでしょう。
日本の場合、パサードはクルマこそ大きいが、排気量は1200ccターボ。
このフォルクスワーゲンCCは1800ccターボ。これにより馬力も上がりクーペとしての
運動性能もある程度持ち合せるようになります。
では、龍聖的なコメントを言っていくと、仮に予算があっても食指が動きませんねぇ。(汗
まず、こういった4ドアクーペは高級セダンが持つ「広くて快適」な空間は持っていない。
確かに昔に比べたらちゃんと4人乗れるスペースはあるが、車高が低いので決して快適ではない。
そして、これが最大の理由だが、「クーペとしての美しさを感じない。」のが残念。
どんなに車名を変えても、見た感じがパサードCCの域を超えない。w
パサードはメーカーがどう言おうと、質実剛健を絵に描いたようなクルマが売りである。
それが良いとユーザーはこのクルマを選ぶのだと思う。
しかし、クーペは
華 が必要である。
この場合の華は通常のクルマより割高であるクーペにどういう魅力を持ってユーザーが買うか?
最後はそこにいきつくのではないか。このフォルクスワーゲンCC、グレードの差はあるが
だいたい500万のプライスを付ける高額車である。
確かにこういうデザインも良いと思う方もいるでしょうが、個人的には500万出すなら
もうちょっと頑張ってアウディのA5買うわ。w
龍聖的フォルクスワーゲンCC評価・・・
☆☆ ☆
(MAX評価は☆5個です)
お次の新車は国産車。懐かしきネーミングが帰ってきました。
【三菱・ミラージュの名が帰ってきた!】
三菱のコンパクトカーといえば「
コルト 」でしたが、それまでは「
ミラージュ 」と言う名で
三菱はコンパクトカーを売っていました。
三菱は、復権を賭けてかつての名車であった「ミラージュ」の名を再び復活させました。
今度のミラージュは昔の良い意味で手頃な価格で買えたミラージュが帰って来たような印象。
価格を下げる為にタイでの生産を決めた訳ですが、同じタイ製のマーチと違いコンパクトカーの
中でも結構小さい。どちらかというとトヨタのパッソがライバルではないかとも思えます。
小さくなった上、軽くなった事も大きく、下手をすると軽のタント等よりも若干ながら軽いのだ。
マツダやスバルも軽量こそ燃費向上の基本手段というように、このミラージュもその想いが
入っているような感じですね。
まあ、安かろうの中でうまく作っていったクルマではありますが、1978年に初代ミラージュが
登場した訳ですが、その初代よりも圧倒的に剛性もありエンジンのパワーもある。
そりゃ、メインは1000ccのいわばリッターカーではありますが、ミライースと遜色ない価格に
燃費もかなり肉薄出来る上、このミラージュは狭いながらもちゃんと5人乗れる。
今は1000ccのみですが、軌道に乗ればもう1ワンク上のエンジンや、ゆくゆくはコルトエボに
替わる「ミラージュエボ」も出るかもしれない。今は地味だが、将来性に期待したいです。ミ☆
個人的にこういうチョイ乗り中心的なクルマは買う考えがないので、龍聖的には
食指は動きませんが、群雄割拠なコンパクトカーの中ではこういう風に思い切った考えを
持ったクルマは貴重な存在だと思います。
ぶっちゃげ、パッソを買うくらいならミラージュ買え、と私は思ってます。
龍聖的ミラージュ評価・・・
☆☆☆
(MAX評価は☆5個です)
あとは、特別仕様車やマイチェン等で特に気になったクルマを2台ピックアップ。
【BMW、1シリーズに直6ターボのM135iを追加】
先代のBMW・1シリーズにも直6・3000ccのエンジンを載せた仕様がありました。
でも、先代の1シリーズは後席も狭く、正直2人乗り+αに近いモノでしたが、現行1シリーズは
後席も普通に座れるスペースを持ちながら、今度は直6・3000ccターボと更にパワフル。
価格は550万と確かに高いが、フォルクスワーゲンCCを買う予算があるなら、私はこれ買うわ。¥
龍聖的BMW・M135i評価・・・
☆☆☆☆
(MAX評価は☆5個です)
そして、もう1つは通常グレードに簡易ハイブリッドをほぼ全に設定した、
【日産セレナ・S-HYBRID誕生】
群雄割拠の2000ccミニバン市場。現在トップを走る日産セレナですが、燃費面では先日
MCしたステップワゴンに一歩譲る形となってました。
そこで、日産が用意した飛び道具がいわゆるマイルドハイブリッドシステムである「S-HYBRID」。
簡易ハイブリッドシステムゆえ、場所を取らず価格の上昇も抑えれるので、価格面でも
ライバルとの引け目にならず、2000ccミニバン最高の燃費表示が可能。
ハイブリッドと言いながら燃費は15リッタ-ちょいではありますが、車重も価格もほとんど
上がることなく、同時に行われたMCにより全席3点式シートベルトやLEDコンビランプが
付くなどユーザーへのメリットは結構大きい。
これにより、単純にクルマだけでいくと
日産・セレナ>ホンダ・ステップワゴン>トヨタノア&ヴォクシー
こうなる。w
例外もあるが、概ねクルマは新型やMCした後に近いクルマの方が色々と新しいので優位だ。
それぞれ利点はあるが、燃費重視な考えを持つユーザーが増えた日本人にはいささか
小手先感もあるけど、日産セレナのハイブリッドという言葉に騙される人も少なくないだろう。
騙される、と書いたが、正しくは勘違いと書いた方が正しいか。(汗
ハイブリッドというと多くのユーザーが燃費が良いと思いこんでしまう。
プリウスを買ったからと言って誰もがリッター30kmの燃費を出せる訳ではない。
むしろこの暑い時期ならリッター20kmいけば御の字である。
だが、固定概念というか都合の良い所だけ覚えてしまう人も少なくない。
そういう人がこのセレナのハイブリッドに過度な期待を寄せなければいいが…。と思ったりする。
トヨタは来年のFMCでノア・ヴォクシーに本格的ハイブリッドシステムを持つ新型を用意するだろう。
それまでは苦しい状況であろうが、おそらくそこが2000ccクラスのミニバンの最盛期では
ないかとも思う。5年後にはミニバンの主力が2000ccから1500ccになりそうだからである。
ホンダ・フリードに乗ってつくづくそう思ったりする。
小さいながらもちゃんと6人乗れるコンパクトミニバンが今後は市場を席巻するだろうと推測する。
2000ccミニバン、普通ではリッター10kmいけば御の字、この時期はエアコン全開すれば
リッター8kmの恐れもある。フリードなら更にリッター2~3kmは良い。
6人以上で乗る機会がそんなにない見栄だけで2000ccミニバンに乗る人はそろそろ
目を覚ます時ではないかと思いますよ。w
龍聖的セレナS-HYBRID評価・・・
☆☆☆ ☆
(MAX評価は☆5個です)
最後は、データネタ。
【2012年 7月度 国産車車名別新車販売台数】
車名(メーカー) 台数(前年比)
1位 ・・・ プリウス(トヨタ) 33398(37.9%)
2位 ・・・ アクア(トヨタ) 26274( - %)
3位 ・・・ フィット(ホンダ) 24153(16.4%)
4位 ・・・ N BOX(ホンダ) 21837( - %)
5位 ・・・ ミラ(ダイハツ) 20427(約320%)
6位 ・・・ ワゴンR(スズキ) 17489(16.3%)
7位 ・・・ タント(ダイハツ) 17364(35.7%)
8位 ・・・ ムーヴ(ダイハツ) 14078(9.7%)
9位 ・・・ カローラ(トヨタ) 13404(約210%)
10位 ・・・ ヴィッツ(トヨタ) 13138(1.3%)
7月もプリウスが1位でしたが、これで14カ月連続の首位。よくもまあこれだけ売れるモンだ。w
アクアもかなりの勢いだが、実際室内は狭かったり思ったほどカラログ燃費に届かないなど
そろそろボロも見え出しだだけに、それならもうちょっと払ってプリウスの方がいいかな、と
なっていくのでしょうね。¥
フィットもモデル末期な部類になる中、ここまで売れるのも逆に凄いと思う。
パッケージングはコンパクトカーの中でもピカイチだし、トータル性能でも群を抜いている。
現行マーチじゃ絶対この域には達せないに違いない。w
ヴィッツも手抜きがあちこちに見えるだけにフィットに勝てないのは間違いなくセールスではなく
トヨタ本社の設計側に問題がある。フィットにどこが及ばないのがもう一度よく考えて欲しい。
これだけ売れてるのはクルマの能力ではなくセールスの頑張りだけである。
雑誌にこの秋新型になると噂のワゴンRもスズキの中ではトータルバランスに優れたクルマで
あるだけに、よく売れている。まあワゴンRはこれまでもネームヴァリューがあってこその
売れ行きではあるが、次期型は軽に回生ブレーキを搭載しリッター28kmも!?と。
それが本当なら、間違いなく今ワゴンRを買うのは待った方が良い!
見た目はあまり変わらないだろうが、中身はかなり良くなるだろう。
ミライース・タント・ムーヴの3本柱がしっかりとして年間軽自動車販売はスズキを抜いてから
一度も抜かれていない。モデル末期のタントが新しいムーヴを上回る売れ行きを示して
いるのだから、そりゃ全体の台数は凄いわな。
次期タントは果たしてどうなるのか?ハードウェアについては今でもターボにまで
アイドリングストップがあるなど、それらがそのまま引き継がれるだろう。
おそらくドアは今度は両側ともスライドドアになるだろう。ぶっちゃげその方が便利だもん。w
新型になっても地味なカローラだが、順位も地味でやっと9位では先が思いやられる。(爆
MC辺りでハイブリッドを用意しないと見てもくれなくなるだろう。
普通車オンリーだとミニバンもランクインするのだが、トータルで行くとこんな感じ。
正直、今のユーザーの思考はまず燃費が1番である事はほぼ間違いないでしょう。
趣味趣向メインでクルマを選ぶのは、みんカラにいる中でも半数いるかいないか…。(汗
国産車がおもしろくなったというのは、ユーザーにも反省すべき点がある。
わたしも人の事は言えないが…。
それと、圧倒的に給料が下がってる為、購入限界値が高いクルマはどうしても趣味趣向だけで
選べなくなってる環境にも問題がある。これは政府に問題があると言えよう。
国家予算の使い方が間違っているからに他ならない。¥
まあ、ここで国の不満を喰っちゃベっても盛り上がりに欠けるだけなので、愚痴はここまで。w
それにしても、お金はなくても新型車が出ると興味がそこに行くのは、クルマ好きなんだなぁ、と
思う今日この頃です。
買えなくてもクルマ談義をするのは楽しい。♪
今後もそうであるたいと思う次第です。
では、今宵はこれまで。
お別れ前にこの動画を。
VIDEO
最近、こういう車載カメラによる事故の動画をよく観てます。
良い教訓になります。
車載カメラ、買おうかな。 w