わんばんこ~、龍聖でございます。
今年もあと数えるほどになりました。
新年の準備はいかがですか?
今宵は今年最後のクルマ話をしていきます。
ぼちぼちお付き合いいただければ幸いです。
では、最初は年末ですが新車ネタです。
【第14代クラウン誕生 その顔にピンときたらディーラーへ】
初代「クラウン」の誕生は1955年1月1日。
以来半世紀以上にわたってトヨタの看板車種として君臨してきた国産最長寿ブランドであり、
日本を代表する高級車であるが、満58歳のバースデイを迎える直前にデビューした新型は、
実に14代目となります。
新型クラウンの開発に際してチーフエンジニアが込めた思いは、
「“いつかはクラウン”という憧れを、“私のクラウン”という感動へ」。
クラウンのあるべき姿を徹底的に追求しながら、デザインやパワートレインはもとより、
クラウンという存在そのものの革新をも目指した新型がもたらす感動を、
幅広いユーザーに届けたいという。
12代目の通称「ZEROクラウン」がデビューした際も似たようなセリフを聞いた覚えがあるが、
伝統を誇る高級車であるクラウンにとって、ここしばらく最大の問題となっているのが
ユーザーの高齢化。かつてZEROクラウンはそれを阻止すべく若返りを図ったが、
それから9年が経過して、再び革新の必要に迫られたということなのだろう。
成り立ちといい、ユーザー層といい、保守の王道のようなクラウンに「革新」という言葉は
似合わないと思われるかもしれない。だが、トヨタに言わせれば「クラウンの歴史は、
挑戦と革新の歴史」。たしかに、さかのぼれば他社が戦中・戦後の技術的空白を
取り戻すべく外国メーカーと技術提携を結ぶなか、純国産にこだわったトヨタが独力で
初代クラウンを開発したのは、その後の日本の自動車産業の方向性を左右するほどの
挑戦だったのだ。
また、クラウンが先陣を切って採用した技術も少なくない。
例を挙げれば、前輪独立懸架や自動変速機(初代)、V8エンジン(2代目)、
スーパーチャージドエンジン(7代目)などは、いずれも量産車としては日本初採用だった。
技術面のみならず、個人オーナー市場を広げた3代目の「白いクラウン」の
セールスキャンペーンや、全車ビルトイン式のカラードバンパーを採用した、
通称「クジラ」こと4代目の斬新なスタイリングなども、革新的だったといえるでしょう。
今回登場した新型クラウンには、「ロイヤル」と「アスリート」の2シリーズがある。
先代は「ロイヤルサルーン」「アスリート」「ハイブリッド」の3シリーズだったが、
新型は「ロイヤル」「アスリート」双方に“ハイブリッド仕様”が設定されたため、
シリーズとしての「ハイブリッド」は消滅しました。
新型クラウンの革新への意気込みを端的に表現したスタイリングは、
「ロイヤル」「アスリート」ともに王冠(クラウン)がモチーフのグリルが最大の特徴。
トヨタによれば、「クラウンらしい品格や威厳を備えながら、躍動感にあふれたダイナミズムを
感じさせる、新たな時代をけん引するにふさわしい新しい顔」とのことだが、写真のとおり、
中国市場向けかと思われるほど押し出しが強い。
とりわけ「ロイヤル」との大規模な差別化が図られた「アスリート」は、
なんとも大胆でアグレッシブな表情を見せます。
トヨタ自ら「すごみを利かせた」とうたっているが、東京オートサロンに出展するような
ドレスアップメーカーも、ノーマルでここまでやられたらマスクには手の入れようがないのでは、
と思えるほどである。
いっぽうインテリアは、伝統と革新の融合を表現したという。
日本の美意識を織り込んだ造形や手工芸的な趣を感じさせる質感表現と、
先進のオペレーションシステムが同居したインテリアは、高級感や上質感はあれども、
エクステリアのような威圧感はない。
なお、「ロイヤル」「アスリート」ともシートを除き基本となるデザインは共通だが、
インテリアを彩る木目パネルが「ロイヤル」は茶木目(金糸柄入り)、
「アスリート」は黒木目(幾何学柄入り)となります。
プラットフォームは基本的に先代からのキャリーオーバーだが、ボディーは高張力鋼板を
骨格全板金質量の約43%に使用し、スポット溶接の打点を増やしたことなどによって、
剛性を飛躍的に高めつつ軽量化に成功。乗り心地および車両応答性の向上に貢献しています。
フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクというサスペンション形式も
先代と同じだが、一部のアーム、ロッド類を新設計し、剛性を綿密にチューニング。
高い操縦安定性と快適な乗り心地の高次元での両立を追求しました。
ボディーサイズは、全長4895mm、全高1800mm、全高1460(アスリート1450)mm。
それぞれ4870mm、1795mm、1470mmだった先代と比べると若干長く、広く、低くなったが、
トヨタによれば全高を10mm(アスリートは20mm)低めたことで躍動的なフォルムを実現。
ホイールベースは先代と同じ2850mmである。車重は2.5リッターV6搭載の
「ロイヤルサルーンG」同士の比較で、先代の1630kgに対して新型は1590kgと
軽量化が図られています。
全高を低めたにもかかわらず、前席バックレストの形状変更によって後席膝まわりの
スペースを広げ、前席のヒップポイントを下げるなどして、先代よりもさらにゆとりのある
居住空間を確保。またラゲッジスペースも広げられ、特にハイブリッドの
トランクルーム容量は450リッターと先代に比べ86リッターも拡大されました。
スタイリングと並ぶ、新型クラウンの革新のポイントがパワートレインである。
主役は、新世代の高級車のパワーユニットとして開発された、2.5リッター直4エンジンと
モーター、電気式無段変速機で構成されたFRセダン専用のハイブリッドシステム。
直4DOHC2.5リッターの2AR-FSE型エンジンは、アトキンソンサイクル、
Dual VVT-i(可変バルブタイミング・リフト機構)と冷却効果を高めた
クールドEGR(排出ガス再循環)システムに加え、筒内噴射には次世代D-4Sシステムを採用。
最高出力178ps/6000rpm、最大トルク22.5kgm/4200-4800rpmを発生するこのエンジンと
高トルクモーター(143ps、30.6kgm)を組み合わせたハイブリッドシステムの
最高出力は220psで、従来の3リッターV6エンジン搭載車を上回る加速性能を確保したとの事。
それでいながら、JC08モードでの燃費はリッターあたり23.2kmという優れた環境性能も実現。
同じハイブリッドとはいえ、3.5リッターV6を搭載してシステム最高出力345psを誇るいっぽう、
JC08モード燃費はリッターあたり14.0kmだった先代モデルとは、コンセプトから異なると
言えるだろう。また、新型ハイブリッドはD-4Sシステム搭載車としては初めてレギュラー
ガソリン仕様となったことも、経済性向上という点では見逃せない。
気になるのは直4エンジンの採用による騒音や振動だが、ハイブリッドならではの
静粛性に加え騒音・振動対策の追求によって、従来のV6エンジンを上回る静粛性を
確保したとのこと。ちなみに営業車向けを除くクラウンの上級グレードに直4エンジンが
ラインナップされるのは、2代目以来45年ぶりだとか。
先日伝えられた、ジャガーの最上級サルーンである「XJ」に2リッター直4ターボエンジン搭載と
いうニュースにも驚いたが、パワーユニットのダウンサイジング化によって
高級車=多気筒エンジンという図式も崩れつつあるようです。
なおハイブリッド以外のパワートレインは、3.5リッターV6(315ps/6400rpm、38.4kgm/4800rpm)
+新採用の8段AT、および2.5リッターV6(203ps/6400rpm、24.8kgm/4800rpm)
+6段ATの2種類だが、前者は「アスリート」専用となる。
また2.5リッターV6搭載車には4WDも用意されます。
筆者の知る限り、日本車で初めて安全対策を大々的に打ち出したのは、
1967年に当時のアメリカの安全基準をほぼ満たしてデビューした3代目クラウンだった。
その伝統を新型クラウンも受け継いでおり、先進の安全技術が備わっています。
去る11月に「間もなく登場する新型セダンに導入予定」と発表された、最大60km/hの
減速をアシストする、ミリ波レーダー方式の「プリクラッシュセーフティシステム」、
アクセルとブレーキの踏み間違い事故などを防ぐ「インテリジェントクリアランスソナー」、
そしてアクセルを踏み込んだまま通常とは異なるシフト操作をした場合に働く
「ドライブスタートコントロール」の3つをはじめ、パノラミックビューモニター、
アダプティブハイビームシステム、ポップアップフード(ハイブリッドのみ)などが用意されています。
誰もが認める日本を代表する高級車でありながら、自らの存在そのものの革新を
目指したという新型クラウン。価格は、「ロイヤル」シリーズが「ロイヤル」(ガソリン車)の
353万円から「ロイヤルサルーンG」(ハイブリッド車)の536万円までで、
「アスリート」シリーズが「アスリート」(ガソリン車)の357万円から
「アスリートG」(ハイブリッド車)の543万円までとなっています。
かつては「いつかはクラウン」ともてはやされたモノですが、今はその座がアルファードに
変わりつつある昨今、トヨタはクラウンをどうするか悩んだ事でしょう。
その答えがこれですが、果たしてクラウンファンからどう見られるでしょうか?
トヨタはBMWやベンツ・アウディのようにアイデンティティーを出すように統一グリルを
展開していますが、その評判は決して良いとはいえない。
どことなくいかつさを推している感があるからです。
別に威圧感や派手な顔が演出出来なければトヨタの認識が出来ないのなら、それは
開発側に問題があるし、もうちょっと品のある顔が演出できたのでは?とも思えます。
私は気品あるキャラではないのでこれで良いとは思いますが、ロイヤルの顔は
あえてああする意味があったのか?とは思います。
ハイブリッドを売るべく色々やってきてはいますが、昨今のダウンサイジングが
ハイブリッドだけだったのは良かったと思います。
ハイブリッドをちゃんと燃費指向にするならV6より直4の方が効率はいい。
でも、トヨタのエンジンの中で優秀な現行V6エンジンをベンツにように刷新して直4ターボ等に
しなかったのは賞賛します。
現行V6エンジンは音といい性能といい評判はいいのでまだ使って欲しかったし。w
いずれにしても、高級セダン市場はこれまでは円高もあって輸入車が幅を利かせていましたが、
安部政権に変わり円安になってきてますので、輸入車優位も若干変わってくるはず。
それがクラウンの販売にプラスに働けばいいのですが、いかんせん好き嫌いがはっきりする
フロントグリルがどう思われるか?今後もチェックしていきたいと思います。
シャア専用クラウン、見参!w
お次の話題は今月追加された車種やMCされた車種からダイジェストでお話をば。
【ダイハツ ムーヴ】
スズキに押され気味になりつつあるダイハツですが、やる事はやってましたね。
燃費ではスズキに負けないようパワートレインの改良でワゴンRの抜き返しに成功。
更にスバル等が話題を作ったスマートアシストで衝突防止に一役買うシステムを
先代ムーヴのような30万もする価格ではなく、6万円という低価格で実現。
これなら安全を考えて付けておいてもいいな、と思える価格になり注目されるでしょう。
クルマのどの部分に魅力を持つかは個人それぞれです。
最近は燃費がよく取りざたされていますが、安全も大事。そう言う意味ではダイハツの
功績は貴重なモノであるといえるでしょう。
スズキは今でも横滑り防止装置をOPにするように、「時にそこをケチるか!?」という事をする。(汗
ダイハツはトヨタのバックを有効活用して色々な技術を考えてはいますが、素直に価格に
フィードバックまでするもんだから、売れ行きに伸びを欠いてしまう。
まあ、どっちも一長一短はある軽自動車の上位2社ですが、今ホンダがぐぐっと来てるだけに
手を抜いてる暇はないですよ。w
【ホンダ N BOX モデューロ】
ホンダは軽自動車の拡販にホンダの自社ブランド「モデューロ」を使いトヨタのG'sや
スバルのSTIのように自社ブランドでコンプリートカーを作り販売していく手法をついに
軽自動車でやり始めるようです。
第1弾はN BOX。価格は通常グレードより22~33万円高。
今後はN ONEや他の車種でも展開していくようです。
これまでは車外パーツブランドの出番だったコンプリートカーをメーカーが本格的に
やり始めたとあって、車外パーツブランドは戦々恐々でしょうね。
アフターパーツではなく新車時に付けるパーツは、購入時に総額計算出来るので
ローンを組む時はまとめれるのでありがたいと思います。
銀行で借りるにも振り分けが出来ないとか面倒な事もあるので、選択肢の1つとして
うまく活用できるといいですね。
【三菱 アウトランダーPHEV】
2代目になったアウトランダーに待望のプラグインハイブリッドモデルが登場。
プリウスに負け時劣らぬ性能をSUVで実現しただけに、興味は尽きません。
来年度EVの補助金が減る可能性が高いだけに今がチャンスかもしれません。
見た目は地味ですが、秘めたる能力は高い。
このクルマもぶつからないシステムがあるだけにそこは魅力です。
【デリカ D:5 ディーゼル】
現行型が出てもう長いデリカD:5ですが、ここにきて販売が落ちてきています。
エコカー減税対象車種に対策などをしてきましたが、ここにきて伝家の宝刀を抜いてきた。
「ディーゼル復活!」
三菱のSUVやワゴンにディーゼルは定番だった昔を思い出しそうです。
重いミニバンやSUVにこそディーゼルと思ってるだけに、「やっと出たんか…」とも思ってしまう。
まあ、若干価格は高いけど、ディーゼルも補助金があるのでこちらも来年度補助金が減る前に
検討してみてはいかがでしょう。
では、今年最後の話題。
【2012年登場したクルマをちょこっと斬ってみる】
今年登場した新車を龍聖的に斬っていこうと思います。
「
ギター侍」ならぬ、「
キター侍」始まります。w
<BMW 3シリーズ>
良き出来たクルマだと思います。燃費も悪くないし、人気もある。中も結構広いし
走りも評判通り。でもね、
「直6モデルが消えて、ざんね~ん。」
それなら程度の良い先々代の直6・2200ccの③シリーズが面白いかも。
<マツダ CX-5>
ついに出ました、完全なスカイアクティブ仕様車。
注目のディーゼルも評判だしパワフルで素晴らしい。でもね、
「あんたやっぱりブザ面だわ、ざんね~ん。」
それとやっぱり大きすぎるのよ、全幅が。(汗
<レクサス GS>
初代GSは後席が狭かったり走りの洗練さが薄いなどありましたが、そこをきっちり改善して
2代目は評判も上がり、スピンドリルの顔も話題です。でもね、
「その値段出すなら同価格のアウディA6買います、ざんね~ん。」
スピンドリルの顔って、アウディのパクリに思えてしまうんです。
<アルファ・ロメオ ジュリエッタ>
アルファ147の後継モデルで、昔使われていたジュリエッタの名を復活。
エンジンも刷新された1600ccターボで元気に走り回れるクルマです。でもね、
「リアのドアノブ、そんなに見えるのがイヤなの、ざんね~ん。」
隠すくらいならドアなしにすればいいやん。クーペに見えるように、との事ですが
どう見てもクーペとは思えんよ。ドアノブ付け忘れか?と言われるんじゃね。w
<トヨタ86&スバルBRZ>
クルマファンを長く待たせやっと出た久々の2ドアクーペモデル。
トヨタとスバルが共同開発したのも話題になり、売れ行きも好調。
街中でも良く観るようになり人気なんだなぁ、と思う。でもね、
「買おうと思うと何だかんだで300万円超えるのはおかしくね、ざんね~ん。」
最初車両価格200万を目指してたはずじゃね?
何か86の更に小さいモデルも検討中だと言ってますが、最初からそれを出せ!と言いたい。
どう考えても買いたいという気持ちだけで買えるか買うじゃないわ。¥
<日産 シーマ>
バブル期に登場し人気だった初代でしたが、その後人気下降で一旦は消滅。
その後、ハイブリッド専用モデルで復活を果たします。でもね、
「どうみてもこのシーマ、胴長なフーガハイブリッドじゃね、ざんね~ん。」
結局は役員専用車に欲しかっただけじゃないよね?
しかも、三菱へのOEMがディグニティって何だよ!?
三菱も何でもOEMで貰えばいいってモンじゃねぇだろう。(爆
<トヨタ カローラ&フィールダー>
11代目になる今回のカローラは先代よりちょっとですが小さくなり扱いやすさアップ。
エンジンも昔ながらの1300&1500ccになり、エコカー減税も対象になる。
フィールダーも含め5ナンバーを堅持。日本での使い勝手をじょ押ししたそうだ。でもね、
「魅力もへったくれもないルックスでつまらん、ざんね~ん。」
「お前のスタイルはつまらん。」
と大滝秀治さんも草葉の陰でないてるかもよ。w
後席も狭い! 一瞬、ヴィッツよりも狭いんじゃないか、と思ったわ。(汗
<三菱 ミラージュ>
懐かしい三菱の名が帰ってきた。
コンパクトカーをタイで作る事で低価格を実現しました。でもね、
「さすがに安いけど中身も安すぎなイカ、ざんね~ん。」
そりゃ、軽自動車よりも安いかもしれませんが、これ買う人が不憫で仕方ない気がする。
税金の差を考慮し軽自動車を買った方が魅力もあるし、後席も広いよ。
私なら絶対買わない。もし、コルトエボのエンジン積めばおもしろいとは思うが…。
<日産 NV350キャラバン>
ハイエースに押されっぱなしだったキャラバンがやっと最新版になりました。
徹底的にハイエース対策された装備や仕様はなかなか良く、5ATで使い勝手も良い。
新開発のディーゼルもなかなかな感じ。でもね、
「見た目までハイエースにならなくてもいいやん、ざんね~ん。」
色々と煮詰めていくと結局はハイエースのようになるんでしょうね。w
もうちょっとバリエーションが増えると面白いクルマになると思う。
個人的にも推せるクルマです。若干ディーゼルは高いけど。(汗
<トヨタ ポルテ&スペイド>
助手席スライドドアを有効活用し、運転席側を2枚ドアにし使い勝手が良くなりました。
全高もあるので、子供が立っても結構イケる。大きさも手頃で奥さんに人気。でもね、
「助手席に乗員がいると乗り降りはしにくい、ざんね~ん。」
発想は褒めるんですが、微妙な感じも。
いっそのこと、プジョー1007のように運転席側もスライドドアにしてくれた方がいいかも。
で、もうちょっとドアがスライドすれば前席に人が座っても支障なく座れるんですが…。
そこは構造上仕方が無いんでしょうけどね。(汗
<日産 ノート>
今回のノートはティーダの廃止に合わせ大きくなったので、全体的な広さが価格の割に
広く用途が増えた。話題のスーパーチャージャー仕様もあり、結構売れている。でもね、
「エンジンは非力だしディスチャージャーも付けれないんか、ざんね~ん。」
タイ製が問題と言われますが、それだけじゃないと思う。
日産のコンパクトカーをタイで作るのはいいけど、根本的な質感が足りない。
マーチなんか酷いもん。安い中でも上手にデザインすれば安っぽさも魅力なのに。
今の日産は少しおかしい方向に進んでる、危険だ。そろそろゴーン呪縛から抜けようよ。
しかも、タイ製なんで安全装備に不満が多い。ディスチャージャーライトがOPでも
付かないなんて異常だよ。日本で売るならもうちょっとどうにかしようよ。
<トヨタ オーリス>
初代と打って変わったようにスポーティーなスタイルに変わった。
あの顔「キーンルック」って言うんだ。覚えとこう。でもね、
「初代の魅力がガクッと消えた、ざんね~ん。」
後席足元は狭くなったし、室内高は変わらないと言うが明らかに低く狭くなった。
デザインは頑張ってると思うし、欧州で売るクルマなので、基本構造はしっかりしてる。
トヨタの中ではまともな方だ、と辛口なモデルマガジンXでも評価は高い。
それだけに、残念な所が多い。2年待ってMCで良くなる事を願う。
<VW UP!>
ポロ並みの走行性能を持ちながら、価格はポロより安い。
今話題の衝突安全機能も付いている。日本車もうかうかしてられないかもよ。でもね、
「リアドアがチルドしか開かないのは大問題、ざんね~ん。」
日本車では標準で付くアイテムが結構無い事が多い。
走行性能や安全機能が多い事を賞賛する評論家は多いけど、少し一般ユーザーとは
ずれた考え方でおかしいと思う。今の日本人が慣れてしまった便利な装備がないのは
さすがにマイナス要素でしょう。まあ、安全にか変えられないと言われたらそれまでですが、
UP!がそこまでずば抜けた安全機能と言う訳でもないんだから、個人的には買わない。
細かい弱点がつもり積もれば、それはそのクルマの欠点です。
<スズキ ワゴンR>
エネチャージを合言葉に発電で低燃費をしようと試みた事は賞賛に値します。
アイドリングストップも早くから効くので、エコにもなる。でもね、
「見た目は先代と変わらないに等しいよね、ざんね~ん。」
先代からこの新型に乗り換えた人に聞きたい。
見た目が変わってないのによく買いますね、と。
まあ、燃費も良いとか理由はあるんでしょうが、面白みはないよね。
クルマの出来は良いので批評は少ないんですが、スズキはデザインが消極的ですよね。
冒険しないのはいいけど、味気ない。
私に見る目がないと言われればそうかもしれませんが、ここは個人的感覚の問題なので。(汗
<シトロエン DS5>
魅力的なデザインに先進的な内装はシトロエンらしい。
乗り味もシトロエンらしくさすがという感じ。でもね、
「ショーモデルよりちょっと現実的になった分、魅力ちょっと半減、ざんね~ん。」
ショーモデルの時はかなりワクワクしてましたが、実際に市販モデルとして出た際
「何かちょっと違う。」と思ったのは私だけ?
それでも十分魅力はあるんですが、当初はイヴォーグよりもDS5の方が魅力的だと
思ってたんですが、ねぇ。(汗
<三菱 アウトランダー>
質実剛健なSUVとして地味ながらも存在感があるクルマ。
e-アシストにより衝突安全機能もあり、スバルにガチンコ勝負してます。でもね、
「今の三菱の体質だと買う気が薄れるんですよね、ざんね~ん。」
クルマの魅力はあるんですよ。地味だけど存在感があるし出来も悪くない。
でも、またリコール隠しが明るみになった三菱だと、2年後辺りにこのクルマにリコールが
出るのではないか?という不安が大きい。どのクルマでもリコールの可能性はあるが、
三菱は特に怪しいと思ってしまう。
クルマに罪はないが、メーカーに罪はある。
<ホンダ N ONE>
ホンダが渾身の力作として作った「N ONE」。
昔のN360の復刻版なイメージで作られただけに、往年の360ファンの方も購入されたとか。
質感のアップもちゃんとされ色々なバリエーションの展開も出来、魅力は高い。でもね、
「ここまでやるとフィットがかわいそうで、ざんね~ん。」
ホンダという会社、本気を出すと手を抜かない事があり、そのせいで既存の車種を
喰ってしまう事がある。フィットが出たおかげでシビックが消えてしまった事もありました。
それか力を入れ過ぎて一般ユーザーに理解してもらえない事もよくあります。w
ホンダは「名車」か「迷車」しか作らない、とはうまく言ったもんだ。(爆
<スバル フォレスター>
最新のインプレッサをベースにしたおかげでATからCVTになり、エンジンもNA・ターボ共に
最新型にスイッチ。ターボはレガシィよりもデチューンされたとはいえ280馬力を誇る。
ボンネットのエアインテークが消え、新生スバルらしいとも言えるでしょう、でもね、
「ボンネットの穴は開いてて欲しかった、ざんね~ん。」
スバルのターボに乗る人の一部は「俺はターボに乗ってるんだ。」と一目で分かる
エアインテークはアピールポイントなんですよ。それがなくなるとちょっと寂しい。w
今年出た新車の中でちょっと斬ってみました。
抜けもあるとは思いますが、それは年明けにまた補足します。w
では、今年の「龍聖のクルマ愛好会」はこれで終了です。
1年みていただきありがとうございました。また来年もみてもらえれば幸いです。
では、さようなら。(^-^)/