
駐車場が空いていました、そういうことだと入る前から察しが付きますが、6種制覇の5種目まで来ました。

18:53 がらん、先客なし、その後も無し、シェフと2人の従業員、昼だけでも混んでいれば良いが、ならこの状況は考えられず、暗雲立ち込めか。

担々麺か、牛すじませそばか、の二者択一です。

担々トマトラーメン@1,080と、鶏チャーシュー丼@380をチョイス。

カウンターはこれで良い、が。

案内板も悪く無い、が。

カウンター後ろに、畳の和室。
居抜き前は、居酒屋だったのか、定食屋だったのか、蕎麦屋だったのか、詳しくは知らないが、そんなところだった雰囲気が漂う。
そうこうしているうちに、着丼。
約7分、標準的なスピードに変わりなし。

色合いはまさに担々麺w

案内板でおすすめであった温玉とともに、丼も程なく届き、さて、実食!
丼については、イタリアンだからと陥りやすいことではあるが、バジルの香りが米に合わず。また、少ない鶏と敷かれたキャベツ、この内容で@380だと、牛丼屋の方が余程良いとの思いが浮かんでしまったものであり、褒められない。

スープに関しては、あぁ…
トマトが大勝ちし、ゴマ感ほぼ無し、挽き肉が入ったことで、コクと風味はノーマルよりぐんと上がったが、その結果出来上がった味わいは、旨みとコクの増したミートソースw
たまに山椒が香り、担々であったことを、思いだすものの、担々だと思えばバツ、ミートソースだと思えばマル。ネーミングは仕上がったものに付けるのか、ネーミングに合わせた物を作るのか、いずれにせよ、そこに違和感を持たせないことは大切な要素になる。

担々だと認めなくない、だからと言ってミートソースパスタでもない、だから、新感覚トマト拉麺だと言うのだろうが…
大切なのは、自分がどう思うか、ではなく、他人が、客が、どう思うかである、商売における大原則から外れているのではないか…

啜りなが、なぜ不人気なのか、どこに問題があるのか、どうしたら良かったのか、どうすべきなのか、あれこれと考えていたら、一言酷評が先に浮かんでしまい、それがすべての答えだったのでないか、根っこを掴んだような思いがしてしまった。
それは、「出来損ないパスタ」というものであった。
進め過ぎたことにより、ラーメンらしさに欠ける、そして、パスタから離れ過ぎてしまったことで、パスタとしても楽しめない、ラーメン屋なのに、イタリアン、イタリアンなのに、和丼、加えて、イタリアンテイストのカウンターに、和テイストな店内照明、テーブル、椅子、極め付けに和室。
先ずは想像してほしい、急須で出されるコーヒー、紅茶、お椀で出されるフレンチ、紙皿に乗せられたフォアグラ、コンビニ置かれた白トリュフ、なにが言いたいか伝わったと思うが、イメージ、雰囲気は、とても大切な要素であり、その調和が崩れているものを人は好まないという基本概念からこの店は外れている。
一品一品の味わいは決して悪く無い、だが、要素の調和がまるで取れていない。
作った本人は、ラーメンを作っている気持ちだろうし、それ以上も以下も無いと思う。そしてそれを新感覚トマト拉麺として出していることは、案内板からしても疑う余地は無い。
自分の店、自分の夢、自分がオーナー、自分が好きなことを、自分の資材で、自分のリスクでやっているのだから、他人が非難する物では無いが、舌の悪く無い料理人には、頑張ってほしいんだよなぁー
との思いが強く、書き過ぎたw
ごちそうさまでした。
次回はとうとう、最後の一品です!
なお、この状況で、毎週同じような時間帯に、同じような服装で、通っているが、挨拶はあれど、その他は一言も声はかけられていない、この辺りにもある種の傾向が見え隠れするが、また長くなるので、今日はこのあたりで、おしまい。

久しぶりの断トツワンツー、サンキュー!
感謝感謝、ありがとうございます、励みになります^_^
そしてやや苦目の本日は、甘い期待がもてるこちらのクラフトで。

ベアレンチョコレートスタウト
香りは甘かったが、味わいは辛かったという、オチw
今日はそんな日なのだろうと、つくづく…
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ラーメン
Posted at
2024/04/03 22:08:21