
テレビ放映後、帰り道に店前を通るといつも並んでいたので、しばらくすれば落ち着くかと待っていたが、その気配は一向に訪れそうがないので、しかたなく一段と寒くなる前に並んで食してきた。

珍しく店前の駐車場、端っこは止めずらい(^^;)

食券を先に買って、渡して外で待つ流れとなる。少し離れた分かり難い場所に台数は少ないが駐車場もある。

地元民でいつでも来られる身ではあるので、定番を外し、気になった限定とした。

黒板を焦らず見て、限定の番号を間違わずに押す!これが大切です。

まるでバーのような店内。

店主は今や有名人、伊堂寺まいさん。

お水、緑茶、パイナップルウォーター
いちいちお洒落。

若いお兄さんがお手伝い。女性のお客さん、それも一人でのお客さんも多いので、まいさんより人気なのかもw
混んではいるが、事前に食券を渡してあり、流れを見ながら調理場は動いているので、それほどには待たずに着丼、さすが。

浅利塩蕎麦@850
このクオリティーでこの値段だもの、他をちょっとなぁーと思ってしまう。
人気は一過性のブームではなく、実力によるものだと分かる。

一口目で分かる別次元。
何をもって別次元かと思っているかと言えば、塩がぁー、醤油がぁーとか、煮干しが、鷄が、豚が、といった細い柱が無く、旨味が調和、バランスしていて全体で1つの味を作り上げ、主役とする、今回で言えば浅利がスッと中央に立ちます。
まぁ巡り会うことは非常に難しいですが、つくば市では「中華そば ひしお」が他にあげられます。

茹で方はベスト、かるぅーく芯があるようにさえ思う(乾麺では無いので実際に芯は無い)、パッツンしたストレートの丸細麺、加水は僅かに少なく、スープを上手く吸い上げます。
このスープに、ツルッツルの麺も、平打ちも、太麺も合わないでしょうし、やはりこの組み合わせがベストだと思います。

鳥×2、豚×3、豚が薄いとは言え、そういう問題では無く、味わいとしての乱れ、孤立が無いことに言葉が無い。

本来、看板商品の「深み鷄」と合わせるべきものだったと思うが、欲望に負けてチョイス、スープを入れて味わったが、チーズに塩スープ、これまたさっぱりと旨し、文句無し。

足りなく感じる、これは美味さのバロメーターであると私は思っています。
ごちそうさまでした。
こうなると、メニューも多いし、限定での入れ替えも多いし、営業時間も長いし、ここだけで良くなってしまい、味覚の基準偏差値が高くなり、幸せに鈍感になってしまうので、足を遠のけ無ければならず、誠に辛いものです。
Posted at 2022/12/21 22:57:40 | |
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