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2019年09月15日 イイね!

無題

無題割と経年車あるあるの一つでしょうか、ミニカのウィンカーユニットがおかしくなったようです。

昨年の初冬頃からハザード作動時の右側が全滅して点かなくなっていたのですが、この時点ではウィンカーレバーを右に入れれば右側回路を作動させられたため、一応外観上は普通のハザード点滅が出来てギリギリ実用には耐えられたので放置していたら、今になってとうとう右ウィンカーまで点かなくなってしまいました。

さすがにこれでは公道上を走れないですし、正規の用途ではないとは言えサンキューハザードをしようとしてもかなり不便だったので、この際だからしっかり点検しましょうか。


このH20系ミニカのコラムスイッチユニットは、ライティング/ワイパーのコンビネーションスイッチ部と、それらの作動回路やリレーは内蔵された一体型のため部品単体での交換が効かず、故障時は基本的にアッセンブリー交換です。

そして現在付いているスイッチユニットも、20年ぐらい前にウィンカーリレー部の故障により新品交換した物だと聞いていたので、保険としてスペアの中古品もストックしてあったのですが…

このストック品、H20系の中古品は特にライティングスイッチ側が日に焼けて真っ白に白化した物が大半な中、後年に新品交換されたと思われる良好な外観を優先して購入した物だったため、間欠ワイパー無し/コーナリングランプ無しの低グレード用で、本当に最低限の保安機能だけしか無いまさしく保険用といった体裁なので、出来れば本来の物を修復して使いたいところです。


ひとまず現車のユニットを分解してみましょう。

この時点での不調症状は
・ハザード時は右側前後不点灯でリレー作動音は正常
・右ウィンカー時は前後不点灯でリレー作動音は断線時のハイフラッシャー状態
・右ウィンカー不点灯時にはウィンカーレバーに軽く触れると復活する

ハザードでは2灯断線まではハイフラにならず通常タイミングで点滅するのが正常なので、恐らく発振回路は正常で、単純に右側のバルブにつながる回路のどこかで接触不良を起こしているような感じがします。
パッと見からして既に、接点のグリスも銅の緑青混じりのように変色してますし…



灯火側およびハザード回路の接点を脱脂・ペーパー掛けしてみると、所によっては摩耗による凹みを完全に除去しきれない程に荒れていて、接触不良もさもありなんといった感じです。
ウィンカーレバーに触れて動作が復活するのも、導通できる部分に接点が当たるからでしょうか。


同時に相手となるスイッチ側や、折角なのでワイパー側も含めたあらゆる接点を磨いてしまいます。

いざ清掃してよく見ると、ワイパー回路側も結構荒れていた事が分かります。
灯火側に比べれば使用頻度は低めなはずですが、それも20年選手にもなれば…まあねぇ。



ついでなので、ネタとしてスペアの方もバラしてみましょうか。

H20系のコラムスイッチは、間欠ワイパー機能付きの中でコーナリングランプの有無で2種類、そして間欠ワイパー/コーナリングランプ共に無いタイプの物も何故か2種類に分かれていて計4種類の設定があります。

この間欠ワイパー/コーナリングランプ無しの設定というのが不思議で、軽の規格変更で660ccになった後の1990年から91年末までのH22系前期型ライラ/ピアチェ系グレードにだけ専用の部品番号が設定され(各追加機能が無いくせに、当時の新品価格は間欠ワイパー付きと同じ)、それ以外のグレード用(1500円安い)と区別されています。
フェイスリフトが行われた92年1月のMC以降もライラ/ピアチェというグレードは存在しているのですが、コラムスイッチに関しては他グレード共通の安い物か間欠ワイパー付きかに統合されているようで、前期型での区別は何だったのかよく分かりません。

そして手元にあるスペアが件の前期ライラ/ピアチェ用か、それ以外用だったかは失念しましたが、個人的にはてっきり基板部分は共通で、搭載されるリレーや接点の有無で構成を変えているもんだと思っていたのですが…基板から発振回路の部品群まで全く別物でした。
これだと電子部品群を分解して単体で流用するのは無理そうです。

何となく、コイルむき出しのウィンカー発振回路部の見た目的にはコストダウンされてる感もあるので、これが一番安いタイプなのかも…?



とりあえず、接点の清掃と機械動作部分のグリスアップを終えたユニットを戻してみると…

無事に右ウィンカー回路が復活しました。
レバー部もグリスアップのおかげで全体的に動きが軽くスムーズになったので、日常的に触る部分だけに結構違いを感じます。

ついでに、見た目の印象の変化と言う点では元々意識していなかったワイパー側の方が効果的だったようで、ワイパーの動きが力強く、素早くなりました。

これを見て思い出したのが、何年も前からワイパースイッチを入れた初回には途中で止まる事がしょっちゅうだったので、今思えばワイパー側接点はとっくのとうに接触不良を起こしていたのでしょう。

…その時点でもこのスイッチは10年以上使っていたはずなので、まあよく保っているもんだとも思いますが…まだ当分は頑張ってもらわねばならんのですよ。
Posted at 2019/09/15 19:05:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニカ | 日記

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