
今回のご依頼は、時たま3000rpm以上吹けないで息継ぎをしてしまうのでという事でお預かりいたしました。
この時たまというのが、最初にご相談された時にお話が出ていたのでダイアグをかけるとコード№45が出ていましてこれはFDでは良くトラブルを起こす通称シロコネのシロバルブ。
このソレノイドバルブを注文している間に症状の検証をお客様にお願いした所、3000rpm以上で息継ぎ症状(吹けない)が出るという事でした。
この症状が出てもアイドリングもしているしエンジンもすぐ始動出来ると言う事でしたのでこういう場合、出たり出なかったりという事でしたので一つ一つ検証とチェックの繰り返しになります。
最終的な原因はインジェクターでした。
(電気的な不具合では無い為ダイアグのエラコードには引っかかりません。)
タイトル画像参照
一つはインジェクターの作動不良

もう一つはインジェクターキャップのひび割れでした。
このキャップが割れているものは新品にしましたが残る3本は点検、洗浄をしました。
その他、バキュームタンクの配管取り付け部の折れてはいないけどひびが入っていました。
(これはとても判りにくかったです。)
問題の合ったソレノイドバルブは予算の関係でバルブのみの交換です。
インジェクターやバルブも全交換がベストではあります。
しかし、金額や使い方(町乗りオンリー)もあり最低限で済ませました。
各部品の交換、組み付け後、点検、試乗するととても車が軽くなっており、オーナーさんとの試乗チェックでもあまりの変わり様にオーナーさんもびっくりされていました。
時たま出るトラブルでも放置せずしっかり直せば、7はまだまだ調子よく乗れますのでしっかり修理はいたしましょう。
Posted at 2015/05/13 11:47:26 | |
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インジェクター | 日記