
時には花だってカッコよく撮ってみたい…
ずっと思っていたこと。
時にはふんわり可愛らしく、時には爽やかに透明感を…それと同じように時にはクールに…
夜勤明けに、そんな事を思いながら秋薔薇が咲く公園を散歩してきました。
中々状態がいい花がなく拾い撮り状態(;´д`)
現在のカメラになり、シャドー部とハイライト部を別にコントラストを調整できるようになったので表現幅が広がったようにおもいます。
デジタルのカメラは赤が飽和しやすいようで、自身も悩みでしたが富士のカメラにしてから赤い花に苦手意識はなくなりました。
ローキーで撮る時のフィルムシミュレーションはASTIAがお気に入りです。
…あ、普段からほぼASTIAでした(笑)
写真全体の雰囲気は普段とは違いますが、花そのものの瑞々しさとか普段心がけていることは残したつもり。
花も時にはうんとカッコよく。
撮れるか撮れないかは別にして、たまにはこんなのもいいかなと。
と言う話。
話は変わり、先日先輩の奥様の訃報をうけお通夜にいってきました。
不慮の事故だったためご家族の無念さや、整理のつかない中気丈に振る舞ってる姿をみるのは辛く堪えました。
一緒に仕事をしていた数年前に自分に山を教えてくれたりした方なので、当然のごとくカメラも好きで時折周りの様子やもう目覚めない奥様の顔を写真に納められていました。
これも人生の記録であるため、僕も遺すべきだと思いました。
ただ、そのシャッター音は今までで一番寂しい音に聞こえました。
やりきれないのは同席した後輩も一緒だったようなので、帰りにコーヒーに誘い飲んで帰ってきましたが、なんだかいつもより少し苦く感じたな…
花も人間も移り行くもの。
その一瞬一瞬に表情があり、物語もある。
だから毎日残し続けていけたらと思った。
その時々の気持ちや温度や湿度まで感じられるような表現で。
咲いたり、生きたり、生かされた記録として。
fin.
FujiFilm X-T2 + xf35mmF2wr
p.s.
この写真たちはこの場では写真単体で載せましたが本来は書道家の方とのコラボ作品として新たな生をうける可能性のある写真達です。
よって字の力強さをスポイルしないような雰囲気で撮りました。
忘れた頃(春バラが咲く頃)発表の機会もありそうなのでそれはまた追々と。
Posted at 2017/10/13 23:30:53 | |
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