
こんばんは。
晩秋から初冬にかけて、紅葉が一段落すると撮りたくなる被写体が“柿”
世の中の同世代の写真愛好者たちが、イルミネーションイベントに走るなか…我ながら柿とは随分渋いなと思っていますw
しかし、日本の元風景では柿の木は初冬の季節感がある大事な存在ではないかと思います。
雨や雪降りでも似合う懐の深さも魅力です。
樹齢600年とも言われる枝下桜の木との競演。
意図的にシャドーを潰していますが加工フィルターの類いではありません。
アルプスなんかとのコラボもいたるところで可能です。
この日は少し霞がありましたが、青空と冠雪した白いアルプスに柿は凄く合う気がします。
電線が写っているのはご愛嬌。
ただ、それだけ自分達の生活圏にのどかな景色やアルプスが身近にあると言う現れなのかも知れません。
そんな近所の散策の際に立ち寄ったカフェ。
小さいながら城下町で今も蔵が多く残る街で、そんな時代の古い家屋をリノベーションしたカフェ。
1ホールで、20個、1カットで1個以上もリンゴが使われたタルトタタン。
食通からも有名な京都の名喫茶、“ラヴァチュール”のタルトタタンに感銘を受けたオーナーが作る絶品タタン。
リンゴが美味しいこの季節に訪れたいカフェですね。
家業の隙間時間の僅かなドライブでしたが、ブームや景勝地に振り回されることなく身の周りのこう言った風景に気がつけるように居たいと思いますし、短時間でもファインダーを覗く時間は日常を忘れられさせてくれ、そんな時間を持てるだけでも良いのかなとも。
そんな事を感じた身近な晩秋の景色と味覚を味わったひとときでした。
fin.
camera:FujiFilm X-T2 + XF16-55mmF2.8 XF55-200mm
p.s.
と言いつつ今週は久しぶりの遠出ですw
Posted at 2017/12/12 16:57:09 | |
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