こんにちは。
この度、全国のスバルディーラーで配られるカートピアと言うフリーペーパーに自身が取材した記事を載せて頂きました。
(ホントはフリーじゃないことを最近知ったw)
夏頃に、「毎月ドライブにふらりと寄れるカフェの特集をしてるコーナーがあるが、長野県のお店を取材、撮影してもらえないか?」とお仕事の依頼の連絡を頂き戸惑いながらも「確かな腕だから」と言うありがたい言葉に押されお受けする事に。
さて、取材に伺ったのはたまにブログに登場します、安曇野市の「チルア ウトスタイル コーヒー」さん。
スバルユーザー、カートピアの購読層を考慮し、ある程度の年齢の男性が一人でドライブに出掛けた時でも入ってみようかな、と思えるお店として候補に入れさせてもらい、取材させていただけることになりました。
ドライブの途中に立ち寄るのは勿論、この静かでのんびり出来る雰囲気とシングルオリジンの拘りあるコーヒーを味わうためにわざわざドライブに行こうと思えるお店だと思います。
包み込まれることで程好く空間が仕切られ、かつ極上な座り心地のシートに身を沈め、スペシャリティコーヒーと共に目の前ののどかな風景やのんびりした時間そのものを楽しむ、そんなお休みも忙しく働く方々こそいい気分転換になるのではないでしょうか(^^)
冬は朝焼けに染まるアルプスを背景に白鳥が飛ぶ安曇野市、ぜひドライブにお越しください。
さて所変わって地元のタルトタタンが頂けるお店に行ったときに興味深いお話を伺いました。
フランスの伝統菓子でたるタルトタタン。
そんなフランスには格式高いタルトタタンの協会があるようで、その協会から唯一日本で認定を受けているのが京都のラバチュールと言う喫茶店。
そのラバチュールのタルトタタンとの出会いが切っ掛けでこの店のオーナーは今日、正統派タルトタタンを出すお店を営んでいます。
そのラバチュールとの出会いは雑誌の一頁。
その時は何と無く切り抜いてしまっておいたそうですが、仕事や子育てに追われる中そんな切りぬきの存在はいつしか忘れられてしまいます。
しかし月日が流れ、子育てが終わり部屋の整理をしていて荷物に紛れたその切り抜きが再び目に留まった時、これは「行け」と導かれていると感じ足を運んだそうです。
そしてタルトタタンに魅了されレシピを聞くことは失礼だと、通い込んで研究、試作を繰り返しながら味を作り上げて、定年退職後にお店を持たれ今日に至るとの事でした。
そこで感動したのは、オーナーの情熱や行動力と共に、その根元となった一枚の写真の力。
写真集や個展、セミナーやトークショーのように個人の名前や作品で売っていけるのはプロの中でも限られた人で勿論スゴいことだけど、そう言ったものじゃなくても誰かの切っ掛けになったり、心動かせる事に感動したと共に、40年前に切り抜かれ大切にラミネートされた一枚の写真やその撮影者はすごく幸せだろうと、記事の製作に携わったばかりの自分にはすごく響きました。
このように僕の記事の内容は誰かの人生を変えられるようなものではありませんが、誰かが記事を読んでドライブに行ってみようかなとエンジンをかけてくれたら…
そんな小さな切っ掛けでも与える事が出来たならば嬉しいと思います。
メーカー系発刊の物ではありますが、ドライブライフの提案をする面白い内容になっておりますので、スバルユーザーの方は勿論、そうでない方も手に取っていただけると嬉しいです。
(Webカートピアも見てね♪)
fin.
p.s.
仕事で写真撮ったからどうだとか、入賞したからどうとか、SNSでどうだとか誰かに誇り、かざすことではないと思います。
しかし、数ある趣味の中で写真はきっといつまでも続けていくものだと思うので、今回のお仕事はそんなフォトライフのちょっとした歴史や自信にして、いつか子供でも出来た時に話してやったり出来るのかなと思います。
そしてこれからも今まで同様、自然体に楽しみながらいきたいと思います。
Posted at 2018/11/10 15:54:55 | |
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