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2011年07月20日 イイね!

Mercedes Benz CLK DTM 2000 B.Schneider

Mercedes Benz CLK DTM 2000 B.Schneider 久しぶりのDTMミニカー紹介。
今回から新生DTMです。
1996年、ITCに発展したものの消滅してしまったDTMですが、メルセデス、アウディ、オペルの3社の協力のもと、2000年に満を持して復活することになります。
DTMはDTMでも旧DTMはDeutsche Tourenwagen Meisterschaft(ドイチェ・トゥーレンヴァーゲン・マイスターシャフト)
新DTMはDeutsche Tourenwagen Masters(ドイチェ・トゥーレンヴァーゲン・マスターズ )と実は変わってたりします。

過去の教訓からコスト削減が徹底され、レギュレーションもFIAクラス1規格から離脱し独自の道を歩みます。
エンジンは4リッターのV8に統一、パワーもリストリクターで抑制され、使用するギアボックスもヒューランドまたはXトラック社製のものに限定されます。
エンジン使用数もF1のように規制され、1シーズン3基までに制限。
旧DTMを彩ったハイテクデバイスも全て禁止され、ABS、トラクションコントロールの装着も許可されません。

この時の参戦メーカーはAMGメルセデス、オペル、アウディですが、この時アウディはまだワークス参戦しておらず(2004年からワークス参戦)、チーム・アプトがTTのシャシーを使用して参戦しています。
オペルはSTW譲りのアストラ・スーパーツーリングカーで参戦します。

でこのミニカーですが、D2カラーのAMGメルセデスCLK。
ドライバーはベルント・シュナイダー。
新生DTMでもシュナイダーは健在。
2000年、2001年と2年連続チャンピオンとなります。

しかし、このCLK...あまりカッコよくないんです。
市販車のC208型CLKは街中でもたまに見ますが、クーペながらも重厚感のあるデザインはなかなか好きです。
でもこれをレーシングカーにしても重厚感だけが強調されて速く走りそうには見えません。
デザインから軽快さが見てとれない点が残念ですね。
Posted at 2011/07/20 20:39:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2011年06月18日 イイね!

BMW M3 Calder WTC 1987 Ravaglia / Pirro

BMW M3 Calder WTC 1987 Ravaglia / Pirro 久しぶりのミニカー紹介ですが今回はBMW M3。
欧州でツーリングカーレース全盛期をむかえた1970年代。
BMW 2002に始まり現代のE90に至るまで、BMWは世界中の主要ツーリングカーレースで多くの勝利を収めており、BMW抜きにツーリングカーを語ることはできません。
来季よりDTMに復活ということで、20年間DTMでの活動は休止していましたが、その間もBMWは多くのツーリングカーを開発。
現在もADACのツーリングカーレースやFIAのWTCCなど幅広く参戦(供給)しています。
E30ベースとなる初代M3はBMWの名車。
1980年代後半からE36がデビューする1990年代初頭までに、DTM、ETCはじめ、世界中のツーリングカーレースを席巻したモデルです。
ミニチャンプスのラインナップだけでもE30のM3は数多くのモデルが存在します。

このモデルはDTMではなくWTCのモデルになります。
WTCは1シーズンのみで消滅してしまった短命のシリーズ。
ですが、2005年から開催され現在も人気を博しているWTCCの元祖という位置づけとなっています。
これはそのWTCチャンピオンモデルですが、ドライバーはBMW使いのイタリア人、ロベルト・ラヴァーリア。
史上最も成功したツーリングカードライバーの1人と言われるラヴァーリアですが、その戦績は「ハコの帝王」と呼ぶにふさわしいものです。
ETC(ヨーロッパツーリングカー選手権)1986年、1988年チャンピオン。WTC 1987年チャンピオン。
マカオ・ギアレース 1987年優勝。
(現在のマカオ・ギアレースはWTCCの最終戦としてWTCCに組み込まれています。)
1989年はDTMに参戦し、参戦初年にしてBMW M3でタイトル獲得。
翌年からはイタリア・ツーリングカー選手権に参戦し、1990年、1991年、1993年と3度のタイトル獲得。
ニュルブルクリンク24時間レースは1989年、1995年と2度制覇。
イギリス・ツーリングカー選手権(BTCC)にも参戦しますがこちらはタイトル獲得ならず。
1997年はマクラーレンF1 GTRでFIA-GT選手権に参戦。
これを最後に現役を退き、その後ツーリングカーレースチーム、ROAL Motorsportを設立。
2001年から様々なツーリングカーレースに参戦し、現在もツーリングカーレース最高峰のWTCCにレースチーム監督として参戦を続けています。
現役時代はシュニッツァーに長く在籍したラヴァーリアですが、現在はライバルチームとして戦っているということになります。

このM3には2人のドライバー名が書かれています。
今のWTCCは超が付くほどのスプリントレースですが、当時のWTCはスパ24時間レースをも含む耐久シリーズ。
WTCチャンピオンはラヴァーリアですが、カルダーのレースにはセカンドドライバーとして同じくイタリア人、若き日のエマニュエル・ピロが出走しています。
この翌年、ピロはマクラーレンF1チームとテストドライバー契約を結び、同時に全日本F3000に参戦。
1989年、ベネトンのジョニー・ハーバートが負傷したため代役としてベネトンからF1デビューを果たし、その後1991年までF1に在籍するも戦績はふるわずシートを失います。
しかし、彼が成功を収めたのはその後の人生で、イタリア・ツーリングカー選手権では1994年、1995年と連続でタイトルを獲得。
1996年はドイツのSTWでチャンピオンとなっています。
さらにその後がすごいのですが、1999年以降はル・マン24時間レースにアウディから参戦。
ル・マンでは2000年、2001年、2002年、2006年・2007年と5度に渡って総合優勝と、トム・クリステンセンなみの勝率を誇ります。
現在はF1のレーススチュワードとしてグランプリに召集されるのでたまにF1の記事でも名前を目にしますね。
ということで今回もグレイテストドライバーの紹介となってしまったミニカー紹介でしたww
Posted at 2011/06/18 21:33:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2011年05月27日 イイね!

OPEL CALIBRA V6 4×4 DTM 1996 H.Stuck

OPEL CALIBRA   V6 4×4 DTM 1996 H.StuckDTMミニカーですが、またまたオペル・カリブラ。
1996年のモデルでドライバーはハンス=ヨアヒム・シュトック。
元F1ドライバーでもあり、プロトタイプカー、ツーリングカーなど何に乗らせても速いドライバー。
F1をはじめ各種モータースポーツのコメンテーターを務め、今でもレース界に広く精通している人物です。

ハンス=ヨアヒム・シュトックはドイツの伝説的なドライバー、ハンス・シュトックの息子。
若い頃から父にニュルブルクリンクでドライビングテクニックを叩きこまれたシュトックは、1970年のニュルブルクリンク24時間レースを19歳にして制覇。
初開催の年なのでニュルブルクリンク24時間レースの初代チャンピオンということになります。
現在は4人で24時間を走りきりますが、このときはなんと2人。
...過酷過ぎますね...労働基準法に抵触しそうです...。

その後、スパ24時間レースにも参戦し、1972年にヨッヘン・マスと組んで優勝します。
ドイツのDRM(Deutsche Rennsport Meisterschaft)にBMWから参戦しロニー・ピーターソンとともにここでも成功を収め、F2、F1とステップアップ。
F1の戦績は通算81戦で2度の表彰台と、チームにも恵まれずさほど良い戦績ではありません。
ブラバムで活躍しまだまだ飛躍する可能性は秘めていたものの、ニキ・ラウダにシートを奪われF1を退きます。
その後、世界中のツーリングカーレースやプロトタイプカーレースに参戦することになります。
ル・マン24時間レースはポルシェ・962で2度の優勝。
1990年にはアウディでDTMのチャンピオンとなっています。
ちなみにこの1990年、DTMのアウディ・クアトロ、シュトックのモデルがミニチャンプス最初のモデル。
復刻版も存在します。
旧DTM最終年の1996年までDTMに参戦し続け、その後1997年はまたポルシェでル・マンに参戦。
その後、原点とも言えるニュルに回帰。
1998年と2004年にBMWで再度ニュルブルクリンク24時間レースを制しています。
ニュル、スパ、ル・マンの24時間レース、そしてDTMと、偉大な功績を残しているシュトックは、ドイツでは「ハコ車大国、ドイツの生んだ巨人」「ドイツの至宝」とまで言われたほどだそうです。
(巨人と言われるのは身長194cmもあるからです。)

この世代のF1ドライバーの現役時代を振り返ってみると、事故で選手生命を断たれてしまったドライバーの名前がたくさんでてきます。
1970年代、彼もF1に残っていれば致命傷を負うような事故に遭遇していてもおかしくなかったでしょうし、F1から離れられた点がターニングポイントと言えるかもしれませんね。

BMWと縁の深かったシュトックですが、現在はフォルクスワーゲングループのモータースポーツ部門代表を努めています。
もう60歳ですが、現在もアウディR8 LMSなどでニュルブルクリンク24時間レースに参戦していますし未だ現役。
ニコニコ動画などで、彼がBMW M3 GTRでニュルを走行する車載映像などが見れるのです激速です。
GT5のニュル走行の勉強になりますww
ちなみに、シュトックには2人の息子がいるのですが2人ともレーシングドライバーで、ドイツでとても人気のあるGT3シリーズ、ADAC GTマスターズに参戦しています。
Posted at 2011/05/27 18:12:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2011年05月16日 イイね!

OPEL CALIBRA V6 4×4 DTM 1996 K.Ludwig

OPEL CALIBRA   V6 4×4 DTM 1996 K.LudwigDTMミニカーですが、今回はオペル・カリブラ。
ドライバーはクラウス・ルドヴィッヒ。
日本語ではルドヴィックと書かれていることが多いですが、正しい発音は多分ルドヴィッヒ。
koenigと書いてケーニッヒみたいなものでしょう。

ルドヴィッヒはドイツ出身のレーシングドライバー。
ツーリングカーが盛んなドイツで20年以上に渡ってトップに君臨していたドライバーです。
ル・マン24時間では1979、1984、1985年とヨーストのポルシェで3度の総合優勝。
DTMでは元祖ミスターDTMとも言えるドライバーで、1988年、1992年、1994年とこちらも3度のタイトルを獲得。
シュナイダーと並ぶAMGメルセデスのトップドライバーでしたが、1996年のこの年はザクスピードのオペルで4勝を記録しています。

DTM消滅後はシュナイダーらとともにメルセデスからCLK-GTRでFIA-GT選手権に参戦。
1998年にはリカルド・ゾンタとタッグを組み、10戦10勝という快挙を成し遂げチャンピオンとなっています。
2000年には50歳になりながらも新生DTMに参戦し、2度の優勝を記録。
その後DTMを引退していますが、レースのスポット参戦は続けているそうです。
数々の栄冠を手にしているルドヴィッヒですが、彼はニュルマイスターの異名も持っています。
1993年まではニュルブルクリンク北コースでもDTMが開催されていたのですが、北コースでは敵なしというぐらい速かったそうです。
DTMの動画を検索すると、ニュル北コースのレース映像も見られるのですが、迫力があってとても面白いです♪

1996年モデルのこのカリブラですが、ミニカーでもホイールが大きいことがわかります。
ミシュランタイヤを装着するオペルはこの年19インチを採用。
この年代にしてはものすごい大径ホイールといえます。
AMGメルセデスもブリジストンに19インチタイヤの開発を求めるのですが、19インチ化は剛性アップのメリットはあるものの、コンディションの変化による急激な挙動変化や、耐久性でデメリットがあるとブリジストンは判断。
ブリヂストンは18インチタイヤのファインチューニング版でむかえ討ちます。
前年チャンピオン、AMGメルセデスのシュナイダーはこの年も高パフォーマンスを見せるも、AWDの熟成が進んだオペル、ロイターにはわずかに敵わず。
オペルが有終の美を飾り、DTMは消滅することとなります。

ルドヴィッヒで最も有名なモデルは1992年のメルセデス190E EVO2。
グランツーリスモにも収録されているマシンでとてもカッコいいのですが、ミニカーでもとても人気があります。
欲しいモデルなのですが高くて買えません....。
Posted at 2011/05/16 21:29:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記
2011年05月11日 イイね!

Alfa Romeo 155 V6 TI DTM 1996 G.Fisichella

Alfa Romeo 155 V6 TI DTM 1996 G.Fisichella今回のDTMミニカーはアルファロメオ。
DTM(ITC)最後のシーズンのアルファ155です。
DTMのアルファロメオと言えばラリーニやナニーニのモデル?
となるところですが、僕の持っているのはジャンカルロ・フィジケラのモデル。
つい最近までF1で走っていたイタリア人レーシングドライバー。

1990年代のDTMは元F1ドライバーが多数参戦していましたが、逆にF1への登竜門でもありました。
1996年のDTMにはフィジケラの他、その後F1にステップアップすることとなるヤン・マグヌッセン、アレクサンダー・ヴルツなどが参戦していました。

フィジケラはフラビオ・ブリアトーレの秘蔵子で、1996年シーズン途中にミナルディからF1デビュー。
速さを買われ1997年はジョーダンに移籍。
Fポン、JGTCからステップアップしてきたラルフ・シューマッハのチームメイトとなります。
(若いドライバー2人のチームでしたが、シーズン早々に同志討ちが引き金となり確執が勃発します。)
ドイツGPでは大ベテランのゲルハルト・ベルガーと激しいトップ争いを繰り広げ、早くも初優勝か?!と思わせたあのレースは今でも記憶に残るレースです。
この年、フィジケラは見事ラルフを打ち負かし、翌年はベネトンへ移籍と着々とステップアップしていきます。

しかしベネトンは低迷期を迎えており、苦戦の日々が続きます。
2002年は古巣のジョーダンに戻り、2003年には豪雨のブラジルGPで見事初優勝を飾ります。
2004年はザウバーで好成績を収め、再度才能を認められトップチームのルノー(元ベネトン)に戻ることに。
そしてルノーで活躍することになるのですが、その時のチーム・メイトはこの年から2年連続ワールドチャンピオンとなるフェルナンド・アロンソ。
フィジケラは生涯最良の好成績を収めるもアロンソには敵いませんでした。

2007年はアロンソがマクラーレンに移籍し、フィジケラはルノーのエースドライバーとなるのですが、新たに加入したチームメイトの新鋭ヘイキ・コバライネンに負けて評価をさらに落とすこととなります。
シーズン終了後はルノーからの放出も決定的となっており、引退も噂されたもののフィジケラはF1残留を強く希望し、新チームのフォースインディアに移籍することとなります。
2008年は新興チームゆえノーポイントに終わるのですが、2009年、誰もが弱小チームの認識だったフォース・インディアがハイパワーのメルセデスエンジンを武器に暴れまくることになります。
ちょうどその頃、フェラーリのフェリペ・マッサがハンガリーGPのレース中にアクシデントで負傷しシーズン中の復帰は絶望的な状況に...。
フェラーリは代役でテストドライバーのルカ・バドエルを起用するのですがバドエルは遅すぎて話にならず。
さらなる代役を探すことになるのですが、フェラーリが目をつけたのは絶好調で波に乗っていたフォース・インディアのフィジケラでした。
イタリア人のレーシングドライバーにとってフェラーリに乗れることは史上最高の名誉。
フェラーリに乗れるのであれば全てを捨てられるという気持ちで、オファーを即日受け入れフェラーリへ移籍。
しかし、フィジケラは慣れないフェラーリのマシンに手こずり無惨な戦績でシーズンを終え、その後の受け入れ口も無くF1を引退することになります。

一方、フォース・インディアは依然絶好調。
フェラーリに移籍せずフォース・インディアに残っていれば、若いチームを引っ張るベテランドライバーとしてF1に居座ることもできたはず。
しかし、フィジケラはフェラーリへの移籍に関して後悔は全く無いのだそう。
幼いころから憧れていたフェラーリのF1ドライバーになってレースを走ることができた。
結果はどうであれ、周りが何を言おうと、フィジケラは夢を手にすることができたのです。
フィジケラのF1人生はイタリア人レーシングドライバーにとってのフェラーリの存在、偉大さを象徴していますね。
Posted at 2011/05/11 22:40:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニカーコレクション | 日記

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「生誕15周年 http://cvw.jp/b/248150/45742041/
何シテル?   12/28 09:14
2007.2.24 念願のRX-8を手に入れました! RX-8 TypeS Sandbeige LeatherPackage STOMY BLUE ...

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