ナビクルという一括査定サイトを利用してコペンを売却することにして、5社に見てもらうことになったと
前回書きました。
当初は、私のスケジュールもあり指定日の同じ時間に5社全員で見てもらって一番高いところに売る、と安易に考えていましたが、実際には「今日見せてくれ」「もっと早い時に時間作れないか?」「儂は単独でしか見ない、他の時間を指定してくれ」となり、結局のところは指定した日の同じ時間に…ということにはならず、全社が単独で見るスケジュールになりました…というか、結果は3社目に見てもらった時点、当初の指定した日を待たずに契約となりました。
1.GR Sportのイエローで自分より少し距離の短く、若い個体が〇〇万円で売れたという情報を得ていた
2.自分の個体は修理が必要なレベルで傷がついているので1よりも条件は悪い
3.前回記事の紳士な1社の数字と3社めの数字が似たようなものである
これらの条件を勘案すると十分に納得のいく数字でした。4社目、5社目に見てもらっても似たり寄ったりでしょう。
3社目に「査定の予約をした以上、全社が終わる前に売ってしまうとは無礼であろう。全社に見てもらうまでは契約をするわけには参らぬ」と申したところ「一括査定サイトに【売却先確定】と申し出ればそれぞれに連絡が行く仕組み。4社目5社目に売る気がないのに査定させるのもかえって無駄足になる。さっさと決着させるのもまた武士道でござる」ということであったので「なるほどおぬしのいうこと、まこと理にかなっている」となりその場で売却することにしました。
今回学んだこと
1.ナビクルでは一括申込ができるし、途中で決めてしまっても一括でキャンセルができる。入口も出口も簡単にすることで売主も買主も余計な手間暇・消耗をしないよう設計されている
2.中古車買い取りは打率が低い業界。査定予約キャンセルは日常茶飯事
3.「予約したのにもうしわけないから一応来てもらって査定してもらおう」と売る気もないのに査定させるほうが迷惑
4.自動車買い取りはスピードが正義。売主が指定した日が何であれとにかく空いた時間に最短でねじ込むのが吉。多少強引であったとしてもそれが有利というデータがあるらしい
5.売主が「ゆっくり考えたい」のは当然だが、似たような個体が市場に現れたら売主もその個体との競争になる
6.契約に至る確信がない状態で、買い取り業者が目いっぱいの数字を明言しないのは似たような個体が市場に現れたら(供給が増えたら)目いっぱいの数字での売買は約束できないから
7.売主が判断保留している間は目いっぱいの数字は出てこないが、大まかなラインはボソッと口頭で出てくる。もう一声あるなら決めたいが…というと少しラインに上乗せされた額が出てくる←私はここで契約しました
8.中古車業界はピンキリ。大手にはコンプライアンスという概念があるが、小規模だとそのあたりが怪しくなる
というわけで、売却先・引き渡し日が決まりました。人生で一番長く乗るクルマになると思ったのでいろいろとカスタムをしましたが、人生で一番短い付き合いとなってしまいました。5000kmにも届きません。
コペンちゃんに乗れるのもあとわずかです。夕暮れ時、オープンにして近所を走りました。とても気持ちのいいものでした🤠
Posted at 2022/02/13 10:40:34 |
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コペン | 日記