2019年10月19日
プアオーディオ趣味としてはいい感じにまとまりました.
今日は,土曜日に休みが取れたので,ちょいと乗りました,BRZ.
スロットル調整だけで流れの平均に合わせられるように,少しだけ余裕のある車間を確保すると,後ろにぴったり張り付かれるは,横入りしてくるは,なかなかに忙しいものです.オーバーパスやアンダーパスの登りで15km/hも落ちるから,前に追い付かないようにしているだけなのですがねぇ,なんてこっそり思っていました.しかも,登りで速度維持しているだけで張り付いてきた後続車は離れます.
平日ならこのように走って問題ないのに,と思うとなかなかに週末らしいものですね.週末は難しいですよ.
まぁ,そんなことはさておき,先日取り付けたプラスツィータを試したくなって,いろいろと聴きながら走っていました.思いの外,うまく効いた感じです.
懸念していたことは,
○ツィータは2kHzカットオフのネットワーク,ドアスピーカはネットワークなしなので,中域が重なりすぎてやかましく聞こえたり,不鮮明になったりしないか?
○ツィータ,ドアスピーカそれぞれから耳までの距離の違いによる位相差によるつながりの悪さが発生して,中域がぼやけたり,定位が狂わないか?
ということでした.人間の耳は位相差に対しては鈍感と言われているので実はあまりタイムアライメントは気にしていないのですが,フロントガラスに反射することを考えると程よい位置に配置できることが大事かと思ったのです.
高域は減衰してしまいますが,車の中ではスピーカユニットの軸を耳に向けるより,面の法線に向けたり,上に向けたり,ガラスに当てたりした方が,音像が程よく広がってくれる印象があるので,ツィータはこちらを向けずに,純正同様の位置に入れることにしました.しかも,ミッド用の位置がより外側でよいと見立てたので,ここにしています.
さて,調整は簡単,ツィータはネットワーク付きでリアスピーカ端子に繋いでいるので,カーナビの[フェーダー]で音量のバランスを調整するだけでOKです.
フェーダーは前後に±20[単位分からず]段階調整できるのですが,フロント+8,つまり,ドアスピーカが中心で,ツィータはちょっと鳴っているというバランスでちょうどとなりました.
音場設定(VSC)は使いません.元々,前後4ch用なので,ツィータをリア用にしている限り,これを使うと音がおかしくなるはずだからです.多分ですが,これを使うとフロントの中高域とセンター定位が強められるので,せっかくつけたツィータはリアchなので,弱まるはずだからです.
実際にやってみると,それほど変な感じはなかったのですが,特にメリットは感じなかったので,使わないことにしました.
このままでも充分使えました.元々の低音が若干弱いのと,中音がややきらびやかに感じるので,少し落ち着かせるため,イコライザで調整しました.
50,80,125,200,315,500,800,1.25k,2k,3.15k,5k,8k,12.5kHzの設定があるのですが,12.5kHzが一番上のバンドのため,高域は基本上げようがありません.また,50Hzを上げても鳴らしようがないので,じんわり低中域,中域を調整するしかありません.
Flatでも基本よいのですが,2kHz周辺は若干持ち上がっている可能性があったので,1.25k,2k,3.15kHzを-2dBとして調整し,80,125Hzを+2dBに調整しました.積極的に変えてはいません.調整しただけです.
これで基本問題なく使えるようになりました.
あとは興味本位で,リスニングポジション設定とタイムアライメント設定を調整しました.
ポジションはRにして,運転席のベストポジションにして,メジャーで耳からスピーカーまで測るというはたから見るとなかなか間抜けな方法で数値を入れ,聞きながら微調整しました.ツィータはフィルタで90°進相で,ユニットは遅れるはずなのですが,幾分進むように短めの数値に調整しました.
面白いもので,センターがきっちりメータパネルあたりに来るので,タイムアライメントはよくできた機能だなと思ってしまいます.
とは言え,リスニングポジション設定は外しておいた方が自然と言えば自然なので,面白かったのですがOFFにしています.
シンプルですが,1800円程度の投資で,思いの外まともな音になったので,プア・オーディオ趣味としては充分満足しました.
主張はしないですが,聞き取りにくい帯域がなくなり,聞き疲れない音になりました.
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Posted at
2019/10/19 23:19:49
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