2020年11月29日
100系Mark IIにしろZ3にしろ,古い車でしたので,ブレーキ灯の交換は楽なものでした.
100系Mark IIなんて,21/5Wの球が左右で6灯もあったのでガッツリ点灯してくれていました.放置する気はありませんが,1,2灯切れても,ブレーキの意志はしっかり示せます.それと,内装を部分的めくればコネクタにたどり着くのでそれほど面倒ではなかった気がします.でも,隠れているのですよね.
Z3は時々接触不良になるので,接点を磨いたり導電グリスをちょっとだけ塗ったりする必要がありました.いずれにしても,トランクから樹脂の蓋を外せば,すぐにコネクタにたどり着くので特に問題ありませんでした.接触不良になりやすいのはいただけませんが,整備性がよいのはいいですね.
さて,G4は21/5Wの球が片側1灯なので,切れたら即問題です.リフレクタ型のテール・ブレーキのコンビネーションなら,せめて片側2灯入れて欲しいものだなとも思いますね.
交換もなかなかに面倒で,トランク下の板,内装を外さないとコネクタにたどり着きません.しかも,コネクタが渋く,線が短いため,勢いが付くとバルブがユニット内に転がるため,コンビネーションユニットごと外して,取り出す羽目になります.まぁ,私がマヌケだっただけですが,ランプ類のアクセスはもうちょっと良くてもいいのではとも思ったりします.一応邪魔にならないところでやりましたが,はたから見ると怪しかったでしょうね.
先日,前の車が片側LEDテールランプ切れているなぁ,などと思ったら,なんと自分の車も切れていたので,慌てて停めて交換したのですが,意外と面倒だったなと感じました.
交換用のバルブと内装はがし工具,ソケットレンチセット,作業灯,テスターなどは積んでいるので事なきを得ましたが,もうちょっとポンと交換できないものかねと思ったのです.電球ですが,LEDだって切れるときは切れるから,自分で簡単に整備できれば,安全にもつながると思ったのです.
昔々の車など,ドライバでレンズを外して球を交換できたのですし,レンズも汚れたり壊れたら注文すれば自分で簡単に交換できる構造だったなぁなどと思い出したりします.ディーラーオプションにバルブとヒューズ一式があった気もしました.
ただ,G4はレンズがサイドに回り込んだデザインなので,信号待ちで商店や事務所のガラスに映る自車を見るとライト類の確認ができるので便利です.
球が切れたてだったようで,叩くと点灯したりもするのですが,まさか接触不良なんてことはないだろうと思っていたら,交換してみると案の定,テール側のフィラメントが中途半端に切れてブレーキ側に触っているような感じでした.
Posted at 2020/11/29 20:58:50 | |
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故障 | 日記
2020年11月03日
井戸ポンプが回らないのです.あーあ,何てこった,と思いつつ,ネットを探すと色々出てきます.
折角なので有効そうだなと思った原因や対処法を並べておきます.
- 内蔵ブレーカの作動(リセットスイッチで復帰)
- 圧力スイッチの不具合(調整か交換)
- アキュームレータのガス圧不足(交換)
- 呼び水抜け(フート弁の不具合,清掃か交換)
- 管の亀裂(補修)
- インペラ不具合(清掃か交換)
のような感じでした.使っているのは浅井戸,ジェット式というタイプです.
ジェット式というのは,ポンプの出力側から一部分流し,給水管内にあるノズルに送り込むことで,給水管の水に運動量を与え,負圧発生させることで吸い上げるというものです.
ぱっと見て破損などなさそうなことを確認し,メインの電源を切った上で,今時らしく,ワンチャン,リセットボタンを押してみると,カチッと引っ込むではありませんか.
何だ,過負荷でもあったのか?と思いつつ,電源を入れると,モータは唸りますが,回りません.回路もスイッチもモータも無事だが,結構,面倒なのかな?と思いました.そうなると,
- インペラに何か絡んだ(ストレーナが壊れた?),砂や土が詰まっている
- ポンプ側の軸が固着
- モータエンド側の軸が固着
と考えられるわけです.
そう思って,とりあえずモータエンドを見ると,小さいキャップがあります.こじれば簡単に外れてくれるので,覗き込んでみると,軸端に擦り割りがあるではありませんか.試しに,太めのドライバで回してみると,ちょっと粘りはありましたが,すぐに回りました.これで再度電源を入れると,普通に回りました.もちろん,水も出ます.
単相誘導モータって起動トルクがあまりないから,ちょっとの固着で動かなくなってしまうものだと思いながら,洗車などしてみました.
久しぶりだと若干,水が濁ったり,出が寂しかったりするものですが,そんなこともなく快適に使うことができました.
ポンプごと交換でもしようものなら,結構な金額が飛びますから,冷や冷やものでした.
旧型であることがある意味ラッキーで,制御回路が壊れる可能性も低く,センサも機械式なのでよほど繰り返し利用しない限り壊れようがないという状態だったのです.
このあたりも,シンプルな構造の旧車とちょっと似ている気がしました.
Posted at 2020/11/03 20:14:12 | |
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故障 | 日記
2020年09月20日
G4の左わき腹のシート内のウレタンは1.5年くらいで裂け,接着しましたが,5年経って右わき腹のウレタンが裂けました.初めに分解したとき,シートのフレームはちょっとバリがあるかなという気もしていたので,やはりですね.座面右側の布も一部裂けていますし,ちょっと弱いじゃないの?とは思ってしまいます.
100系マークIIのシート,19年(自分名義は10年)で表面の不具合ナシ(初期の段階でモータ不具合をリコールで修理),Z3のシート,革製で19年(自分名義は18年)使って擦れ (ゴム部品が6年くらいで溶けたので自作部品で対処)だったので,シートって案外不具合を出すものだなと感じました.乗り降りの仕方なのか,体形の問題なのか,使用頻度(かなり高い)なのか分かりませんが,運転席だけはもっと耐久性の良いシートでもいいのにと思ってしまいます.
エアバッグと保険の問題がなければ,いい社外シート入れて継続的に使うのもいいかもと思いますね.
Posted at 2020/09/20 21:50:38 | |
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故障 | 日記
2019年08月19日
ウォーターポンプ水漏れ
ミスファイア音
プラグかぶりから始動不可
赤外線キーレスエントリー故障
ウオッシャーノズル詰り
ホーン故障
テールランプ接触不良
シート前後方向のゴム劣化によるガタ
ボンネット防音材の収縮
マップポケット固定具破損
サイドブレーキ引き摺り
リアアンテナグロメット割れ
幌スプリング外れ
幌内シール材のはがれ
Aピラー内装材の劣化
雨漏り
革シートの劣化
ウィンドゥの作動時の軋み音
吸気系配管の途中吸い込み
リアバンパーのズレ
エアコンダイアルの球切れ
灰皿内ランプの球切れ
エアコンの効き低下
ウォーターポンプのガラガラ異音
幌ダンパー支持力低下
ビニルリアウィンドウの劣化
プラグかぶりによる1~2気筒不完全燃焼
メータ無反応
エアバッグ警告灯
ECU読み込み不可項目発生
オルタネータ劣化による雑音発生
ラジエータホースの膨潤
ブッシュの劣化によるステア反応の劣化
いろいろあって自力も含めて直したものもあるものの,センサやマイコンやECUに不具合が出始めたのは,かなりヤな感じです.
直せば直るのも確かですが,真面目に直すと恐ろしいことになりそうです.
100系マークIIも同じくらいの期間は乗ったものの特に不具合はなかったなぁと思ってしまいました.
小さい不具合は自力で直せばどうということもないですが,長期間信頼性を維持し続けるのは輸入車の場合,なかなかに難しいですね.
Posted at 2019/08/19 22:33:55 | |
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故障 | 日記
2019年07月31日
事故を起こしたわけではありません.車検を通すのが難しかったというだけのことです.もちろん重整備すれば難なく通せるはずで,ビンテージカーどころかクラシックカーになるまで乗りたいと思っていたので,ずっとそうしようと思っていました.
車の購入は,ディーラーではなくサブディーラー,いわゆる整備工場からにしているので,決してセールスの口車に乗せられたわけでもないですが,そこの社長曰く,「私もBMWには載っていた,10数年であちこち故障して手が付けられなくなった.ECUなんか部品一つで30数万する上,たぶん次々壊れていくから,普通に乗るのはもう無理だと思うよ.」とのこと.
以前から,年配の知り合いの人も,「BMWは本当に面白かったのだけど,壊れだすと面倒なんだよね.職場からレッカーで運んでもらったこともある.」,と言っていたのもあります.そのほかE32乗っていたことのある人も,「不具合もだんだんと直してもらえなくなってしまったから乗り換えた.」,言っていたのです.そのたびに,直せばいい,などと密かに思っていたものですが,まさか自分の番になるとは思ってもみませんでした.
まるで某漫画の名台詞
「だけどクルマがな、この時代にハチロクはもうダメだ・・・」
とでも言われたような気分になりました.
まぁ,考えてみたらこれまでもいろいろな持病が発症して,いろいろと自力で直してきました.
時間を追うごとにネットで定番の不具合が発生していたなと思っています.
グリスで溶けるシートのゴムブッシュに始まり,ミスファイアの頻発,幌からの雨漏り,吸気系パイプの途中の吸い込みなどいろいろとあったのですが,ここ最近は,未燃焼ガスらしいきつい排気臭,エアバッグ警告灯が点灯して複数のリセットツールを使ってもエラーが消えない,メータがすべて動かなくなったのをリセットして回復,各部のへたったブッシュ,ボンネット裏の極度に縮んだ遮音材,ウォーターポンプ内のガラガラ音,アンテナのグロメット劣化など,さすがに20世紀から持ち続けたと再認識するような不具合の数々がありました.内装材の樹脂が弱って爪が折れて浮いている場所もあるし,手に入れたときに比べるとだいぶ弱っている感じがしていたのも事実です.
もちろんどれも直せば直る範囲だとは思います.
別の某漫画の台詞
(古いアルファロメオが壊れても)「直せば,いい.」
とも思ったのです.
しかし,おそらくですが,いずれラジエータ横の樹脂製リザーブタンクも突然割れるらしいですし,ECUの半田も割れる(実はすでに割れている,自身のOBDIIリーダでも整備工場のリーダで読み込めない項目がある)ので,かなりの出費を覚悟しなければならないなと思ったのです.
それでも,せっかくのショートストローク直6(φ82×66)を手放すのは惜しいと思ったり,本当に直せばいい,とも思ったりしていたのですが,旧車のような電装品の少ない時代の車両ならともかく,それなりに制御だらけ(ダブルVANOS,VSCとかいろいろ)の車では延命もあまり効果がないなどと持っていたところ,
「86/BRZあたり面白いかもよ?」
とのささやきが.実のところ今まであまり考えたことがないので,「???」と思ったのでした.
やっぱりエンジンは直6だな,と思っていたのですが,今どきの考え方だと2500~3000ccはないとロスが大きいとも思ったりするので,2000ccなら確かに4気筒くらいがちょうどいいのも確かだなともちょっとだけ思ったのです.
よくよく考えたら,水平対向4気筒なら直6同様の完全バランスとまではいかないが,今乗っているG4のFB16もなかなかの滑らかさなので,86もちょっとずつ気にはなってきたのです.
迫り来る車検締切,そろそろ結論を出さなければいけないと思いつつ,資金はどうしよう?,直しても焼け石に水か?,Z3が好きすぎて今どきのものはがっかりするものじゃないのか?などとネガティブな考えがよぎったのですが,まぁ,もう一度相談してみようと再度足を運ぶと,
「86でもいいけどBRZ,しかもグレードはRなんかどう?買いやすいし.」
という返答が.思わず,下取りどれくらいになるのかも含めて見積もりを依頼してみました.
まぁ,両方ともほぼ製造はスバルだし,現行のBRZ Rのパーツは86 Gよりむしろお買い得感があるし,ボディの造形はあまり変わっていないところがある意味,らしい,と感じたりしたのです.(マイナーチェンジで派手におしゃれになるところは,昔ながらのトヨタマジックが健在だなぁなどとも思ったりしたのです.)
さて,そうなると,スバル2台持ちなんていう,どっぷりスバヲタになってしまうような感じですが,まぁそれもいいかなとも思ってしまいました.
しかし,G4からなのでにわかに過ぎないのですが,4WD素晴らし過ぎ,安定志向セッティング最高とか思っているので,多分ベクトルは近い方向なのかとも思っています.
そして見積もり結果を見ると,それなりの下取り価格がついていました.
車検に通らない故障車(不動車では決してない)にしては値引きの意味を含んでも上出来だったのです.
さぁ,困った.
Posted at 2019/07/31 12:52:16 | |
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