ウォーキング中に、場違いな格好の一人歩きの女の子に出会う。

画像は、今日ウォーキングしていた、とあるコースの途中です。

今日は、久しぶりにちょっと遠い遊歩道コースを歩きました。川沿いから入って行って林の中・・・というかほとんど森の入り口というか山の斜面というかそういうところに作られた自然遊歩道を片道３０分～４０分くらい歩くのです。

目的地はその川沿いに作られた小さなダム。自然遊歩道はまだ先がありますが、時間の関係でそのダムで引き返します。


その引き返す途中でした。
日の差す暖かい山道を登ってくる女の子が来たのです。

見た感じの年齢層は女子大生の典型的なスタイル。
黒いダッフルコートのようなものを来ていて、鞄は普通の持ち手の長いトートバックの革製みたいな感じのもので、黒いスニーカーを履いていました。

りのす「こんにちは～(^_^)」
女の子「こんにちは～。○○ダムってどのくらいですか？」
りのす「あと１５分くらいかな？ 一人で歩いているの？」
女の子「そうです。」
りのす「昨日、この近くで見つけたフンの画像を調べてもらったらクマだったんだよ。出るからね！」
女の子「え～、そうなんですか？」←それほど驚いてないリアクションって気がしました。
りのす「十分気をつけるんだよ。・・・で、そのあとはどこまで行くの？」
女の子「Ｏ温泉というところにバス停があるんでそこから戻ります。」
りのす「どこから来たの？」
女の子「自宅ですか？ 東京です。」
りのす「東京から一人でこんなところまで来たの？」
女の子「えぇ。」

そんなやりとりをして「じゃぁ、気をつけて～(^_^)/~~」ということで別れました。

その後、私はいつものように混浴温泉露天風呂に入りました。
今日は、白髪の熟年男性が４０代くらいの女性を連れて入ってるところにおじゃましました。
※バスタオルしっかり巻いて湯船に沈んでいたので、眼中になかったデス・・・（笑）



温度の高い温泉に肩までじ～っくり浸かりながら、久しぶりに歩いたカラダをいたわりつつ、いろいろ考えてしまう自分がいました。

・あの見た目・・・・・、どう見ても２０代前半だよ。
・背格好も普通の女の子・・・・というより、どちらかというと地味なほうかなぁ。
・行き先がダムというのが異常なほど気になる・・・・。
・自分もついさっき行ってきたけど、殺風景でそれほど水量もなく、人の気配もなくて正直不気味なところ。

「あの子、ダムに行くって言ったんだよなぁ・・・・・・」


話を交わした時は、笑顔もあってごくごく普通の年頃の女の子という感じでしたけど、見方を変えると『すっきりした気持ち』の時の笑顔ともとれなくもない。

露天風呂からあがって着替えると、仕事に戻るのにまだ少し時間がありました。
・・・・・というか、露天風呂からあがる時点ですでに時間の余裕をもたせるような計算が始まってました。

「Ｏ温泉のところのバス停でバスに乗るって言ってたよなぁ。時間的にすでにかなり経過しているけど、バスもそうそう本数が多いわけじゃないしなぁ・・・・・。ダムの水はかなり冷たいんだよなぁ・・・・・。」


エッセのエンジンをかけて、ゆっくりと駐車場から車道に出ました。
いつもは街の中をゆっくり流しながら、街の状況を確かめる風な感じで走り始めるのですけど、気持ちは完全に「Ｏ温泉のバス停」しか考えてませんでした。


「気になるんなら行ってみればいい。」


そう自分に声に出して言っている私。
Ｏ温泉のバス停まではエッセで飛ばせば５分もかからないはずだと思うと同時に、アクセルべた踏みになっていました。


Ｏ温泉のバス停までは、右側に渓谷が見えるゆるやかなワインディングの下りです。


「白っぽいカバンだったよなぁ。」「目立つ服装じゃなかったよなぁ。」


渓谷の激しい流れをかいま見ながら、考えたくもないいろんなことがアタマの中をぐるぐるぐるぐると堂々巡りしています。


-------------------------だめだ・・・(^_^; 眠いんで続きは明晩にでも・・・・-----------------