今週は6月の最終週です。
ここ数ヶ月続いている「6月末決算にからんだ取引先関係の仕事」のおかげで、けっこう厳しい仕事が続いてました。特に6月は6/5(日)以外は土日関係なく全て仕事で、それも終業時間が夜の10時とかもザラという状況・・・・。
意外な展開で、この多忙から解放(?)・・・・いや除外されることとなったようです。
先週末の金曜日夕方頃に、どうしようもない不思議な痛みを伴う腹痛がありました。
あまりに妙なので、(めったにそんなことしないんですが)「早退」したのです。でも、その悪い予感は的中しました。
帰宅途中から、その妙な腹痛がなんなのか、だんだん思いだしてきたのです。
「これ、前にやった結石のに似てる気が・・・・・・・?」
鈍痛のうねりがだんだん大きくなるのを感じながら、なんとか自宅に到着します。
「そ、そうだ、例の座薬を持ち歩いていたんだ!」
先般の結石の一件以来、ずっと持ち歩いている「ボルタレンサポ」と名付けられている沈痛座薬。
夕暮れの蒸し暑い自宅のトイレで開けてみて、思わず出た言葉が、
「これってこんなに溶けるものなのか!」
考えている以上に溶け切っている座薬に「命綱を断ち切られた」気持ちでした。
ホント、一瞬、目の前の景色がモノクロになった気がした私でした。
その溶けかけた座薬をどうしたか?ですが、具体的なことにつきましてはご想像におまかせしますが、とにかく「座薬らしい所作」をもって投薬をトライした私でした。(あ~笑えない・・・・。でも迫り来る痛みで本人必死ですって・・・・・・)
ちょっと気持ちよかったというトホホな悲しい体験もできました。
パソコンデスクにおいてある他の座薬を開けてみると、どれも「とろ~り」状態・・・・(T^T)
とりあえず、本能的に冷蔵庫にしまっておきました。
それから数時間、ずっと悶絶です。
手持ちの沈痛座薬が使えないことで、精神的にもかなり落ちており、もうただただ痛みに耐えるしかない状態が数時間続きました。
波が少し引いたころ、ダメモトで冷蔵庫にしまった座薬を出してみると・・・・
「か、かたちになってる!」
「藁をもすがる思い」の見本のような思いで速攻でトイレに走りました。
数十分すると・・・・・・
「き、効いたァ~」
痛みがやややわらぎました。
やはり座薬の浸透効果ってタダモンじゃないんだなぁと本気で感心してしまいます。
しかし、座薬が入っているのに痛みがとまっていきません。
しかたがないので、前回の救急車での苦い経験があるので、救急外来でかかりつけ病院にかけこみました。
かみさんに送ってもらったのですが、車の中ではささいなことでかみさんとケンカです。
こっちが痛いって言ってるのに「わがままいうな!」とかわけわからないこというんで、さすがに私もキレかかりました。(^_^;ヤレヤレ・・・・
たまたま救急外来の当直先生が、自分の泌尿器科の外来の先生でした。(^_^)
先生 「りのすさん、注射しましょう。」
私 「え? しなきゃダメですか?」(真顔で聞いている私がいたりします。(^_^;)
先生 「とにかく今夜、痛みで睡眠がとれないってことがないようにしたほうが
いいですから。筋肉注射です。」
私 「き、筋肉注射って、かなり痛いんじゃないですか?」
先生 「えぇ、注射の痛みでその痛みを打ち消すくらいで・・・・・・」
私 「・・・・・・(絶句)・・・・・・・」
そ、そんなに痛い筋肉注射ってあるのかよ?
・・・・・って、いうかそんな説明あるのかよっ?
※かみさんに話したら、爆笑してました。(^_^;
こんなやりとりのあと、これ以上、医師に抗うのはあきらめることにして、しぶしぶと筋肉注射にえじきになることを覚悟します。
ナースより、「痛いですけどガマンして下さい」って、とどめさされるお言葉もいただきます。(苦笑)
おめ~、さっきのやりとり聞いてただろ?それなのにトドメ差しに来るのかよ?
・・・なんてことは言えませんわね・・・・(^_^;
これが夜の10時くらいの話です。
画像は、筋肉注射後、30分はフラフラするんで安静にしていてと言われ、チカラなく寝ているときのパチリです。
明けて土曜日。
かみさんから「長男の野球見に言ってくる」とか、信じられないセリフを聞き、これまたケンカです。
「俺がこれだけ苦しくて痛いって言ってるのに、なんで野球なんかに出かけるって言うのか、その考え自体が信じられないっ!」
かみさん曰く「あと数回しか試合がないから・・・・・」だそうな・・・・・(^_^;トホホ・・・・
ちなみに、私は土曜日の早朝から布団で、悶絶しながらうなってました。
その後の土日は座薬入れまくりです。(苦笑)
土曜日に座薬をもらいに行った時、医師は「倍にしましょう♪」ということで、前回もらっていた25グラムの座薬を、倍の50グラムに処方変更しました。
私 「これ、倍になるってことは、今まで使用頻度を6時間あけるようにっ
て言われてましたが、それはどうなるんでしょうか?」
医師「あ、大丈夫です。」
投薬量を倍にした割りには、けっこうあっさり目のリアクション・・・・・(^_^;
私 「あまり座薬の効果がなかったりした場合って、6時間というのを
どれくらい早めてもいいんでしょうか?」
医師「4時間はあけてほしいですね~」
これはちょうど4時間くらいで切れかかったときに痛みが再発してくるのが気になっていて聞いた内容です。
一概には言えないものなので、あくまでご参考ということで聞き流して下さい。
ちなみに、私は週末のあまりにひどい痛みの時には5時間くらいで次の座薬を差し込んでたりしました。
さらに明けて日曜日。
痛みは引きませんが、土曜日の痛みよりは若干少ないかも・・・・・
たまっていた「奥様は魔女」のDVD3~4本をず~~~っと見てました。
そして、痛みが始まったら、様子を見て座薬を入れる・・・・の繰り返しでしたね。
そして、今日月曜日。
通院すると、「白い巨塔」よろしく、某大学名誉教授みたいなかたの外来回診でした。
症状や今後のことについて相談すると、表題の通り、やはり手術という選択肢が出てきました。
土日に乱用していた沈痛座薬のことが心配だったので聞いてみると、案の定、胃潰瘍を誘発するとのこと。(やはりな~(^_^;)
沈痛座薬をたっぷりもらって、なんとか仕事に・・・・というもくろみは速攻で崩れ、医師からも「落ち着くまでは仕事はダメ」と言われました。(T^T)
いったん帰宅して、午後に病院から電話が入り、手術関係の件について話し合いをしたいので都合のいいときに来れますか?というので、今からいきます!ということで、再度、病院にいきました。
話によると、「白い巨塔」の某大学関連施設か、近隣の総合病院という選択肢が出てきます。
※施設的にかかりつけのこの病院はおすすめできないのだそうな・・・・・(^_^;
私 「私は、今までオートバイで骨折して手術した以外に、外科に
関わったことがありません。腎臓疾患も小学校高学年からやって
ますが、それもず~っと内科です。手術については、どこでやるの
がいいのか?と問われても、正直、何を持って判断したらいいのか
わからない素人なのはわかるかと思います。
ただ、何度もこの手術をした実績があって、担当医がちゃんと見え
てわかるところであれば、私はどこへでも行きます。
そういうところで考えたいと思っているんです。」
先生は、さっそく某大学関連施設の知っている医師と連絡をとってくれ、そこでの相談の結果、私の自宅近隣で設備の整っているところからあたってみるのがいいという判断をしてくれたのでそれに従って紹介状をもらうことにしました。
※その病院は、以前、私が睡眠時無呼吸症候群で通院していた総合病院でした。
まだ、妙な痛みの伴う中、その痛みの波のスキマを見ての通院やらこういう対応やらの一日でした。
座薬の乱用の弊害を聞いたためもあって、よほどでないかぎり座薬は使えないので、明日以降、悶絶しながら紹介先へ通院せねばなりません。
そこで、手術などの日程調整やらをするようになるようです。
ちなみに手術ですが、よく「超音波で石を破壊!」なんてのがあるようですけど、それにはカラダに造影剤を投与してそれで見えるようにしてやるんだそうですが、いかんせん、私のからだはその造影剤のアレルギーなので、超音波作戦は使えないみたいです。
手術はいわゆるハリガネみたいなやつを尿道から入れてつっついたりレーザー光線を発射したり・・・・みたいなことを説明してくれました。
ま、あとはお医者さんにまかせるしかないです。
今も、鈍痛のあいまでこんなの打ってますが、また痛みが始まったら、寝室のお布団のすみっこで「いたい・・・・・、いたい・・・・・・」とガマンするしかないという業苦が待ってます。(T^T)
さすがに寝る前にもっとひどい痛みが来たら座薬の登場となるかと思いますが・・・・
※具合悪い割りには、やたらいつもの長文ブログだったりするのはご愛嬌ということで・・・・m(__)m