以前に、福島県白河市のとあるお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べたのですが、靴脱ぎの出入り口横に「ご自由にお持ちください」と洗面器1杯分はあろうかという蕎麦殼を詰めた袋が2つおいてありました。
お店の方に「ちょっと大きめの枕に入れたいのですが2つともいただくことはできますでしょうか?」と訪ねると快く是非お持ちくださいとのことでしたのでいただいたのです。
その後、うちにあった園芸用のふるいにかけて粉を取り除きましたけど、なかなかキレイにしてある蕎麦殼だったせいか、ほとんど白い粉がでませんでしたね。
あとは既存の枕に詰めるわけですが、たまたまもう十数年前から保管してあったお祭り配布用の手拭いの余りが大量に出てきてたのを先般片づけしていたときに整理しておいたので、それを二枚洗濯機にかけて干すと1時間もしないで乾いたのでミシンで縫いつけたのです。
蕎麦殼を入れる口をスマホ一つ分くらい開けてガガガガッと縫いつけただけです。
既存の枕にこの手拭い袋に入れた蕎麦殼を入れ足すことで良い按配の高さの枕になると思います。
最近の枕は「ホテル仕様」とか「低反発」とかとうたってますが、いざ使ってみるとけっこう凹み度合いが大きくて沈み込みすぎるものが多いようです。蕎麦殼を足すことでそこそこの高さが維持できていいんじゃないかという作戦ですね。
このミシンは、以前に子どもたちが通っていた保育園のクリスマスプレゼント作りに活躍していたものです。プレゼントは手作りが条件だったため、毎年かみさんがすごい苦戦しながらやっていたものですね。
夜なべなので途中で子どもたちが起きてこようものなら、鬼のような形相で「部屋に入るんじゃない!」と大騒ぎになり、楽しいクリスマスなのか鬼の来襲なのかと、毎年年末にはサンタと鬼がダブルス組んでやってくるのがりのす家の12月の風物詩でしたね~。(苦笑)
今回は、知人からの頼まれ仕事なのでうちの枕じゃありません。(^_^;
誰かンフンフ~♪な人といっしょに寝るための枕づくりなら胸も弾む楽しいお裁縫なのでしょうけど、世の中そんなイケナイ話はテレビドラマや映画の中だけのようです。
もちろん、イケナクナイ話なら身近にないわけではないですが、さすがに鬼といっしょに枕一つで寝られるほど私も若くありません・・・・。
もし、蕎麦殼枕を自宅用に作る時には、できるだけ小さく作ることだけは譲れませんね。(笑)
Posted at 2017/06/29 16:24:55 | |
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