りのすのブログ一覧

ウォーキングであちこちの山々を歩いていて、いつも見つけたいなぁと思っていたのが、実は野生の胡桃の木なのです。

そんなことを思っているくせして、どんな葉っぱなのかとかそういう予備知識なしでフラフラと野山を歩いていることが多い私・・・・(^_^; 当然、さっぱり見つけることができません。(^_^;


あちこちの遊歩道の案内板などに「サワグルミがど～のこ～の・・・」とか「オニグルミが・・・」とかという説明を見て、「あぁ、ここらあたりにきっとあるんだな～」と漠然と思うのですが、足元を見てもちっとも胡桃が落ちてないのです。

たま～に落ちていても、それはそれは真っ黒なのでとても近くに胡桃の木があるとは思えないな～って思っていたのです。


そしたら、先日のこと、いつもの混浴温泉露天風呂に行こうと道端を歩いていたら、肩に「ボトリ」と当たるものがありました。
それは、緑色の楕円形の実でした。(画像のやつ)

二つが落ちてきて、そのうちの一つがたまたま私に当たったのです。
一つは土手のほうに消えていきましたが、もう一つはアスファルトの歩道のところにコロリと落ちました。

「いて～な、なんだよ」と思ってなにげに踏んでみると、中から出てきたのは胡桃でした。

な～んだ、こんなところにあるんじゃん☆




今日、たまたまひとけがなかったんで、この木を思い切り蹴っ飛ばしてみました。
※実は国道沿いに生えているので、往来する車に当たったらヤバいんです(^_^;

いやぁ、木を蹴るのも何年ぶりだろう・・・・と思いつつ、昔、そんなことをすると、必ず同級生から「馬場の十六文キックだ」と言われたのを思い出しました。(^_^;※私の足のサイズは２９センチ。


「ボタボタボタッ」とかなりの量がころがり落ちました。
あわてて拾ってみましたが、今、落ちたばかりなのに緑の皮の隙間から見えるいつも見かけるような胡桃の実(種)が、あまりに真っ黒に汚れているのがありました。
「虫が食っているんだな・・・」くらいに思って、それらは拾わずに割れていないきれいな緑色の実だけを拾い集めました。

ついさきほど帰宅したので、さっそくそのうちの一つをむいて、ブラシでゴシゴシと洗ってみると、どうも黒いのは虫喰いじゃなくてそういう「仕様」みたいだということを初めて知りました。(苦笑)


食べられるのかどうかは未確認ですが、それはあとでネットで調べることとして、この胡桃の実をまいて、種から育てて巨木にしたら、なんかいいかな～って漠然と思ったのです。んで、子供たちに「俺がまいた胡桃の木だ」と教えておけば、私が亡くなったあともなんか残るかなぁ？なんてこともなぜだか考えている自分がいました。
※さすがに４０代最後の秋を迎えるともなると、自分の人生終末論的な発想も寛容に迎えられるというものなのでしょうか？(自爆


まだまだ木を蹴っ飛ばせばたくさん落ちてきそうなので、慌てずにじっくりと収穫してやろうかと思ってます。(^_^)

そして、自宅の庭に密かに植えておいて、ゆくゆくは「胡桃の家」と近所で呼ばれるくらいの防風林みたいな感じで育てば、なんか面白いかなぁと思ってます。

なぜだか、「そういうふうにやるのに植える木なら胡桃だな・・・・」という、なんとも漠然とした想いみたいなのがある私なのです。（笑）

p.s 氣我中さん、車道から急な砂利道を降りたの覚えてます？
その砂利道に入るとところの右側にあった立ち木です。あれ、胡桃だったんですよ・・・(^_^;
いや～、気づかなかったですよ・・・(^_^;