まもなく福江島へ到着するというところ。
8月15日、朝4時40分ごろ長崎港に到着。
今回はこの長崎港からスタートです。
前日の電話でフェリーターミナルは5時には入れるとのことでまだ入れず。
貼り紙の肝心な時刻の部分が写真では透けて分かりにくいが、
長崎港を朝一便の6時30分発のフェリーに乗船して福江島へ行きます。
この時はお盆特別ダイヤの後半、お盆期間の前半と後半でダイヤが違うため上から貼ったようだ。
5時を過ぎてフェリーターミナルに入る。
乗船券の販売は5時半から、予約済みなので車と共に乗船は出来る。
前日の8月14日のお昼前、九州方面へ行こうということで五島列島に目を付けた。
九州商船に電話をするとまだ車輛に空きがあるとのことだったので予約を入れる。
もしダメだったら別のプランを考えるところだったので予約ができたのでホッとする。
行くと決まればちょうど正午ごろ出発、佐賀県の金立SAで24時を過ぎたため仮眠、
3時半に再び出発して1時間ちょっと走って4時40分到着、自宅から998km。
今回はうちの奥さんと2人旅です。
少し明るくなって停めた場所がフェリー乗船待ちの場所ではないことに気がつく。
この停めた向かい、写真では右側に乗船待機列の白線があった。
到着した時は真っ暗で分からなかった。
予定通り5時30分に窓口が開いて乗船券を購入。
この場所からは五島列島へ行く高速船が出ている。
伊王島へ行く船もあるんだ。
これだけ船が出ていると日中は多くの人で混雑するのだろう。
特徴的なフェリーターミナル。
錨のモニュメントと前方右側には2018年に一度だけ通った女神大橋が見える。
乗船するフェリー「椿」。
この船の全長は86.5mということで国内の長距離フェリーの半分弱くらい、
ちょうど駿河湾フェリーと同じくらいの長さ。
3月末にも五島列島へ行こうかと思ったが、出発の前日時点でフェリー太古はHP上で車輛に空き無し、
九州商船に電話をするもこちらも車輛の空きが無く、五島列島へ渡る手段がなくなり、
最終的に天候のこともあって、この時は龍飛崎を含む東北へ行くことにした。
五島列島へ車で渡るには野母商船のフェリー太古か九州商船の2社しかなく、
フェリー太古はネット予約が出来るものの、九州商船は電話をして空きを確認する必要がある。
順番に乗船かと思ったが、係員が手元の表を見ながら1台ごとに乗船を指示していた。
この船は福江島の後、奈留島と中通島へも行くのでその関係なのだろう。
出港の20分前、6時10分ごろ船内へ入る。
船名の「椿」ということで船体に椿が描かれている。
この船スゴイ、前方部分にこんなスペースとベンチが置かれていた。
出航直前というところで太陽が出てきた。
6時30分、長崎港を出港。
しばらく後進で進んで行く。
この辺りで船体の向きを変える。
自分も前方部分に移動する。
先程の場所は展望デッキと書かれていた。
船首部分に行けるってイイね。
まもなく女神大橋を通過。
橋をくぐるというのはフェリー乗船の醍醐味の一つ。
通ったことがある橋だと過去の思い出を蘇らせてくれる。
女神大橋を通過して、今度はくぐらないが伊王島大橋が見えてきた。
2018年に伊王島大橋を渡って伊王島へ行っている。
その伊王島を今度は海から見る。
2018年の時は駐車場から徒歩で灯台へ、さらにその下の展望台まで行ったが、
こうして見るとこんなに傾斜になっていたんだと思った。
伊王島を通過したら船内へ戻る。
売店は無く、自販機スペースのみ。
この船にあるのは二等と二等指定の2種類で、購入したのは二等指定。
長崎6時30分発で福江9時40分着、3時間10分の航海でまあまあ時間がある。
前日の電話予約の段階で、指定の予約は当日窓口で先着順ということだった。
きっと混むだろうと思って指定があるなら指定の方が良いと思った。
その2等指定の部屋に入る。
窓際にソファーがある。
てっきり指定席があるのかと思って、船内で他の場所を探してしまった。
しかし、あくまで二等指定であって指定席ではなかった。
すぐ隣には家族連れのお客さんがいたので、しゃがみ気味に写真を撮った。
この時はこのエリアを2人で使用できたが、もし乗客が多い時はこの枕の数だけ販売され、
ゆったり過ごすことはできなかっただろう。
二等のエリアは驚くほど乗客が少なかった。
お盆の特別ダイヤでさらに朝一便、すごく混むかと思ったので指定を購入した。
自分の部屋、ではないが2等指定の部屋へ戻って窓から海の景色を見る。
こんなに天気が良いと暑くても外へ出たくなる。
時刻は8時半、出航から2時間が経過して到着まであと1時間ということろ。
前方に見えているのは福江島なのか、五島列島は初めてなのでよく分からなかった。
後方に船を発見。
同じ方向に向かっているので長崎から福江に向かうジェットフォイルか。
フェリーだと3時間10分でもジェットフォイルだと1時間25分で行ける。
スピードが全く違うのであっという間に過ぎ去って行った。
9時25分、到着まであと15分ということろ。
福江島は目の前。
先程のジェットフォイルと思われる船が福江島を出港して長崎に戻るのだろう。
防波堤内に入る。
航跡がキレイ。
いよいよ福江島に到着する。
すでに到着している野母商船のフェリー太古、博多を深夜に出発して朝到着するので、
この船で五島列島へ行くことができれば時間を有効に使えるだろう。
車輛甲板へ戻って下船。
福江島に上陸して最初の一枚、フェリー太古に乗船してきたような写真。
九州商船の船は奥の方に見える。
ここで少し時間を取って今後の予定を考える。
天気予報を確認すると今日と明日は良いが明後日が悪い、出発時より崩れる予報が早まった。
頭の中ではこの福江島に2日間、そして中通島で1~2日間の合計3~4日間という感じでいた。
しかし、これでは中通島が天候が悪い中で巡ることになってしまうので、
思い描いていた予定を前倒しして明日の朝に福江島から中通島へ渡るのが良いと思った。
長崎港から福江島へ行く片道の乗船券しか購入していなかったため、九州商船に電話をする。
福江島から中通島へ行く明日の朝8時発の一便はもう車輛がいっぱいでダメ、
10時05分発の二便は乗れるということで予約を入れる。
中通島11時45分着で半日となってしまうが天候が崩れる前に中通島を巡りたい。