私の会社は丸の内にある。今度、ウチを建てようと思うんだけど、あまりに都心近くに住んじゃうと、マイカー持つ意味がないからなあ、、、。我孫子か八潮に住むか!
・・・・・という、クルマを所有したいがために会社から遠くに住むヒトはどのくらいいるんだろうか。
年末に、某世界一のクルマメーカーのヒトのお話が面白かったので、脚色してご紹介。
元々のコンセプトは北欧はフィンランドからの提案。北欧人って数は少ないけど、滅茶滅茶理性的で論理的。いかにも連中らしい発想。それがMaaS.
Mobility-as-a-Service (MaaS)
簡単に言うと、都市生活者に向けて、移動すること自体をサービス商品にしちゃおう!ってこと。

公共交通機関で到達できないラストワンマイル(1.6㎞)をどうする?
(このプランだと、自転車が安いねえ。私なら、自転車レンタルかな!)
躄三百文(いざりさんびゃくもん)ってね。AMAZONで買おう。
ちょっとだけ、ファクトを覗こう。
http://www.stat.go.jp/info/today/102.htm
まあ、私は数学はからきしだめだが、仕事では超有能なマースマティシャンがいる。

彼女の口癖で、何度か書いたけど、
データ相関を見るときは、事象Aと事象Bがいくら相関高くても、AがBの原因! っていうのは過ちのことがあるわ!
とのこと。
可愛らしい眼鏡っ娘の彼女のコーヒーブレイクの時間と、私のブレイクタイムと相関高く重なるのは、全くの偶然ということだ。
日本において、二人以上世帯当たりの自動車保有台数の年次推移。

なんとまあ、日本の世帯当たりクルマ台数は減っていて、軽自動車は奮闘してるんだけど、国産普通自動車は激減、輸入車は堅調。
お次は、
大都市 :政令指定都市及び東京都区部)
中都市 :人口15万以上100万未満の市
小都市A:人口5万以上15万未満の市
小都市B:人口5万未満の市・町村)
と分けたときの、世帯当たりクルマ保有台数。

都市の大きさ(つか住宅密集戸の高さ)と自動車の世帯当たり保有数が逆相関、軽自動車はもっと顕著な逆相関。
大都市住民はクルマを持たず、持つヒトは普通車。ってことだね。
県別で並べちゃえ。
https://uub.jp/pdr/t/cr_3.html

お。福井、富山、山形の日本海側頑張ってるね。最下位は東京都。次いで大阪府。
今年初め、某世界一のクルマメーカーはこう宣言している。(16分あたりから)
「自動車産業は今、電動化、コネクティッド、自動運転などの著しい技術の進歩により、100年に一度の大変革の時代を迎えています。トヨタは、もっといいクルマをつくりたい、すべての人が自由に楽しく移動できるモビリティ社会を実現したいという志を持っています。今回の発表は、これまでのクルマの概念を超えて、お客様にサービスを含めた新たな価値が提供できる未来のモビリティ社会の実現に向けた、大きな一歩だと考えています」
クルマ会社からモビリティカンパニーへと大改革。クルマを売るんじゃなくて、モビリティというサービスを売る会社になるんだね。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/20508200.html
このMaaS.関連は、まさに建築とクルマ趣味の関連を示す、私の今年のテーマのホットポイント。
何度か掘り下げてみたい。
近未来、都市で住む者は自家用車を持たなくなる。移動はサービス。なんでも選んで乗れば良し。
クルマは、趣味車だけ所有するようになるんだねえ。
(田舎に住めば、OKだよん!!)
ともかく、北欧震源の大激震ですな。
Posted at 2018/02/04 20:14:06 | |
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