
このクルマで初めての遠乗りは
志賀高原でした。信州中野ICまで高速で行くのではなく、往復とも志賀草津高原ルートを通りました。高齢の母が同行なのでおとなしい運転ですが、実はふだんもそんなものです。
高速道
今回も90km/h程度のペースを維持しました。ロードノイズは低く、2200rpmあたりを示すエンジン音がBGMです。
行きの関越道では「事故渋滞7km80分」と脅かされましたが、SA休憩の間に消えていました。平坦路の平均燃費は27km/Lあたりを示していたので、予想よりもよい水準です。帰りは日曜なので、渋滞に巻き込まれないように早めに引き上げました。渋滞はほどんどなく、燃費は同レベルであったと思います。
上信自動車道?
関越道を下りるとローカルな道路で、ペースは大幅に落ちました。しばらくは狭い地方道でしたが、八ッ場ダムが近くなると急に道が良くなりました。道の駅もいくつかできていて、公共事業の威力を感じました。
帰りに渋川が近くなると、横に高速道?を見かけましたが、古いカーナビに載っておらず何なのかわかりません。あとで調べると
上信自動車道の名称でバイパス整備中とのことで、八ッ場ダム近くのきれいな道路もその一部でした。「高規格道路」を主張しており、バイパスなのにアクセスはインターチェンジ(IC)に限られる区間が多いようです。これは通過交通には好都合で、開通すれば渋川伊香保IC・草津間がだいぶ楽になりそうです。
狭い区間はあるものの基本的には走りやすい路線で、最適なギア選択を絶えず考えつつも、リラックスしてMT運転が楽しめました。一般道でも6速を使う機会がそれなりにありました。
山岳道路
国道では最も高い2172mである渋峠を通る志賀草津高原ルートは、全線では40kmほどあるようです。森林限界を超えた高地、火山活動に伴う不毛の山肌、数多いヘアピンカーブ、冬期長期閉鎖など、なかなか過酷な環境ですが、好天に恵まれました。
往復とも交通量は少なく、マイペースで運転できました。自動変速機ならクルマ任せの走行ですが、MTでは絶えず能動的選択が求められます。「さまざまな場面において、効率的なドライブとするための最適なギアの選択」を自らに課せば、常識的な速度の範囲でMT運転を楽しめます。
私にとって望ましいスペックのMT車なので、このような山岳路でも特に不満はありません。それなりに速度が出ていても、何ら抵抗なく2速に入るので、私の運転速度ならダブルクラッチなど不要です。ただ、上り坂では早めにシフトダウンするようメーターにアドバイスされ、下り坂では2速でもエンジンブレーキが弱いことがあったので、もう少しローギアードでもいいと思いました。
志賀高原内でも、コンパクトなMTは扱いやすいと感じました。
まとめ
今回はロングツアラーたるアテンザでなくコンパクトMTにしましたが、母は違和感なく快適だったとのことでした。高速道路でも何ら問題なく、一般道や山岳道路では能動的なMT運転が楽しめました。6MTのわがMAZDA2も、ロングツアラーとしての資質は十分にあると思いました。

全行程の平均燃費はメーター表示で24.3km/Lであり、
満タン法では24.09km/Lでした。平坦な高速道の平均燃費27km/Lも含め、まずまずの経済性でした。
Posted at 2024/11/09 21:16:13 | |
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