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il pastor fidoのブログ一覧

2026年08月06日 イイね!

人馬一体のフィッシュボーンチャート

人馬一体のフィッシュボーンチャート マツダのロードスターをとりあげたNHKプロジェクトXの内容には共感しましたが、同車はわが「MT再チャレンジ車」の候補とはならず、6MTのMAZDA2を選びました。形は全く違いますが、エンジンは同系統で同排気量、全長×全幅や車重も近いレベルです。
 ロードスターを企画した思想は、初代構想時から描いていたという人馬一体のフィッシュボーンチャートが示しています。「ロードスター20周年の総括」(山本修弘、マツダ技報 2010年)が示すFish Bone Chart "Jinbaittai"(冒頭の図)は、第3世代であるNC型を念頭に置いたもののようですが、MAZDA2 6MTを普段使いする視点で眺めてみました。


 クルマとしてはこれが最重要項目と思われます。自分の手の内でコントロールする軽快感があるエンジンを使い切るギアリングしっかりした乗り味しっくり来るドライビングポジション気軽な乗降性などはマイカーにも感じます。公道上の日常運転なので、気負い無く楽しく踏める機会はほとんどありませんが、鞭を打てば応えてついてくるや、エンジンを余すところ無く使い切るという感覚は、自然吸気・適切排気量のMTなので日常的にあります。


 自分が主人公操る楽しさ扱う楽しさ動きのつかみ易さ思い通りのラインを走れるなどは、日頃から感じます。軽さから来るダイレクト感は、車重だけでなく軽い操作系も効いていると思えます。ロードスターに試乗したときは、マイカーより重めの操作系が印象に残りました。グリップ限界限界の手前までの領域には縁がありません。


 日常使用の範囲では安心感のあるブレーキであり、姿勢変化しないと言え、違和感を感じたことはありません。限界領域は経験がないのでわかりません。


 MT車の操作感は重要です。手の中に収まるシフトノブの形状ショートストロークではないもののカチッと入るシフトノブ節度感のある操作系のタッチしっくり来る操作系の触感小径で握り易いステアリングホイール座り心地の良いシートなど、全てあてはまります。ロードスターの低いシートポジションより、MAZDA2など汎用車両の運転姿勢の方が好みです。


 走りと音のリニア感がある走りと音のバランスが良い良い音をつないでシフトチェンジする走りができるなどは、そのとおりです。スポーツカーらしい低周波音や、オープン走行時の音の良さを追求は、マイカーにはあてはまりません。ロードスターに乗ると低く重い排気音が印象的ですが、これは意図して演出したのでしょう。私は低中回転域のエンジン音にトランスミッション音も加わったMAZDA2の高周波音が好みです。


 マイカーでも軽くコンパクトに見えるシンプルで血の通った温かみのあるデザイン飾り立てない機能美楽しさをプラスする緊張感と躍動感などを感じます。原色が似合うかどうかわかりませんが、陰影を引き立たせるソウルレッドが似合うのは確かです。前後左右の見晴らしが良いとは言えるものの、低いベルトラインとするのは疑問です。精緻感があり計器として優れたメーターとしては、私の用途ではロードスターのアナログ速度計よりMAZDA2の数字表示速度の方が便利です。

【まとめ】
 人馬一体のフィッシュボーンチャートはロードスターのためのものですが、FR、低重心、オープンカーといった特性に関連する項目を除くと、その大半はわがMAZDA2 6MTにも当てはまるとわかりました。人馬一体を構成する項目の多くはロードスター固有のものではなく、運転感覚のよさを目指すコンパクトな車両で採用しうる普遍的なものであり、マイカーもその資質の多くを保持していると確認できました。

[2026.8.8]図に外枠を追加しました。
Posted at 2026/08/07 00:21:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2026年07月30日 イイね!

アムステルダムの往復

アムステルダムの往復 娘の希望によるオランダ旅行の日程は、フライト価格を見て決めました。

【フリークエントフライヤー】
 かつての出張時に価格を重視すると、JALやANAは候補から外れました。2010年代にパリ出張が増え、エールフランスばかり使っていたら、ほどなく上級会員になりました。空港ではカウンターの行列とは無縁であり、ラウンジが利用できます。ヨーロッパはエールフランス・KLMの組合せで容易に安いフライトがみつかり、米国へはデルタ航空が便利だったので、SkyTeam系を積極利用しました。安くするため、アムステルダムや仁川の乗り継ぎでパリやロンドンに行ったこともありました。そんな10年を経て、エールフランス・KLMの永年会員になりました。
 最廉価チケットは「預入手荷物なし」ですが、この会員資格で2個預けられるので問題ありません。日本人の永年会員は珍しいためか、エコノミークラスの後方に座っていても、クルーが「ミスター○○ですか? 今回もありがとうございます。」と挨拶に来るのは、気恥ずかしいところがあります。時には料理やアメニティポーチなどで、ちょっとしたサービスをしてもらえます。

【フライトの選定】
 中国乗り継ぎの廉価便も念頭に置きましたが、KLM直行便が十分安かったのでこちらにしました。もちろん「預入手荷物なし」の最廉価チケットで、窓側横一列の3席を確保しました。成田からの直行便は、わが家にとって一番便利なパターンです。

 今回もオンラインチェックイン時にアップグレードのお誘いがあり、ビジネスクラスが13万円台でプレミアム・コンフォートが数万円でした。だれも希望しなかったので見送りました。

【北ウイング】
 中森明菜の曲名にもある北ウイングからの出発は、7、8年ぶりです。出国審査前の航空会社カウンターまわりに人影が少なく、寂しい限りでした。

 かつては成田をハブ空港と位置付けていたデルタ航空が就航し、大きなラウンジを2つも運営していましたが、成田から撤退してしまいました。小さなラウンジを持っていたエールフランスも、今は成田発はありません。SkyTeamでも中華航空や中国東方航空は第2ターミナルであり、ここはマイナーな航空会社が細々と発着するターミナルになってしまいました。

【入国審査】
 アムステルダム・スキポール空港に到着すると、大半の乗客は乗り継ぎへ向かい、ここでの入国はごく少数でした。2010年代の欧州(シェンゲン協定加盟国)の入国審査は簡単で、待たされることなどなかったのに、今年になってからは長い行列が多く、今回も30分以上並びました。さらにそこでは、いくつか質問されました。
Q: どこに滞在するのか?  A: アムステルダムです。
Q: 何日間?  A: 6泊です。
Q: なぜそんなに短いのか?  A: 単なる観光だからです。
 最後の質問は意外でした。こちらではもっと長いバカンスがあたり前なのでしょうか?

【帰りのスキポール空港】
 空港には早めに入りました。出国審査では日本人もファーストレーンに案内され、すぐに済みました。妻と娘は滞在中に買い物を済ませたらしく、広いコンコースに並ぶ店舗にも興味なさそうだったので、KLMのクラウンラウンジへ向かいました。同伴者1名は無料ですが、入口で「家族2名を同伴したい」と告げると、今回は無料サービスでした。
 ここは5月に続いて2回目です。フロアには十分余裕があったので、1階の中央あたりに席を取り、それぞれ食べものや飲み物を調達しながらくつろぎました。エコノミークラスの機内食は限られたものになるので、ここでいろいろと口にするのも悪くありません。

 アムステルダムの景色を背景にして、陶器のミニチュアハウスが並んでいました(冒頭の写真)。これはデルフト・ブルー・ハウスと呼ばれており、ビジネスクラスでは土産としてもらえます。家では3つ並んでいます。


【機内では】
 KLMは比較的地味なフライトです。往復とも日本人クルーはいないようで、日本語の機内アナウンスはありませんでした。機内誌は英語のみですが、アナウンスはオランダ語が先でした。
 行きのフライトでは、機内食のカートが来る前に「先に希望のメニューを確保します。どちらをお望みか教えて下さい。」と聞かれたので、3人分の希望メニューを伝えました。復路では、機内最後尾で外を見ながらジュースを飲んでいたら、「ミスター○○、フライトはいかがですか?」と聞かれました。どうも素性が知れているようです。

 帰りの機内ではChevalierという映画を見ました。フィクションかと思っていたら、18世紀に実在した音楽家の話でした。英語字幕を見ながら何とか理解しましたが、細かいところまでは捉えきれませんでした。ニュースやドキュメンタリーの英語はそれなりにわかるようになっても、映画でのやりとりはさっぱりです。
Posted at 2026/07/30 01:44:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2026年07月28日 イイね!

オランダの諸相

オランダの諸相 今年はなぜかオランダばかりで、今回が3度目でした。

【自転車】
 今回の訪問先はどこでも、自転車道が整備されていました。これは望ましいと思う反面、自転車が音もなく疾走してくるので、不慣れな歩行者としては危険を感じることが少なくありませんでした。地元の人々の動きを見ると、この地で最優先は自転車交通であり、歩行者はそれに配慮して歩く必要がありそうでした。その一方、右左折時に手で合図する自転車もそれなりにいて、国内のような傍若無人な自転車は少なそうに思えるなど、節度ある乗り方のようにも思えました。

【干拓地と水路】
 干拓地で有名なオランダですが、過去2回は内陸側へ向かったため、干拓地らしさをあまり感じませんでした。今回はデンハーグやデルフトに向かう列車が海沿いを走ったこともあり、オランダらしい光景を目にしました。低地に拡がる農地や牧草地の間には必ずと言っていいほど細い水路があり、それによって土地が区切られていました。家畜が放牧されている光景もよく見ましたが、牧草地が水路で囲まれていると家畜の拡散を防げそうに思えました。
 ただ、水路にはほとんど流れはなさそうなので、藻類が繁茂するなど、水質の悪化が進むのではないかと心配になりました。

【巨人の国】
 オランダ人は背が高いという印象がありますが、実際背が高い人を数多く見かけました。ホテルの建物はドアが高いところまで開き、部屋には高いところに物入れがあるなど、巨人の国に相応しいしつらえです。国内ではMサイズを選ぶ衣料品も、ここではXSにする必要がありそうです。外食の料理もみな大きめでした。

【イミテーション】
 フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」(冒頭の写真)は現地でも人気があるようで、あちこちで「少女」を見かけましたが、それだけでなく、似た衣装で撮影された写真や、パロディとしてのイラストなど、さまざまなものがありました。

 デルフトのフェルメールセンターには、黒い少女の写真がありました。Jenny Bootという人のBlack girl with pearlで、これはとても印象的です。


【歴史の回顧】
 今回はオランダの歴史の一端に触れる機会になりました。ユトレヒト同盟、オレンジ公ウイリアム、ネーデルランドの独立、東インド会社の経営などを思い起こし、バラバラだった点を少し繋ぎました。現地ではあまり関心を抱かなかったオランダ王室の家系図も、改めて眺めると新たな発見があるかもしれません。

 中央政府がないのにアムステルダムが首都である理由について、AI(Copilot)に質問すると「アムステルダムが「憲法上の首都」なのは歴史的・象徴的理由であり、デン・ハーグが「政治の中心(政府所在地)」なのは行政上の慣行が定着したため」との回答がありました。デンハーグに中央政府があっても、オランダの憲法でアムステルダムを首都と規定したことにより、オランダは「首都」と「政府所在地」が分離した珍しい国となったようです。
Posted at 2026/07/28 01:26:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2026年07月26日 イイね!

オランダの3都市

オランダの3都市 3都市へはそれぞれスローテルデイクから列車で出向きました。

【ユトレヒト】
 単なる列車乗換も含めると、今年3回目です。ミッフィーの街として目的地に加わりました。3月の訪問時よりもだいぶ暖かくなったので、運河沿いのカフェも賑いそうです(冒頭の写真)。
 ミッフィーを表示した信号機があり、ミッフィーにちなんだモニュメントが複数あります。ミッフィー像の裏側は落書きかと思ったら、作者であるディック・ブルーナの似顔絵でした。

 ミッフィーのミュージアムには寄らず、近くの売店を物色しました。運河沿いのユニクロでは、国内の2倍ほどの価格に圧倒されました。デパート内のブティックに寄ると、娘が希望するサイズはありませんでしたが、「アムステルダムの店舗に在庫がある」と教えてもらいました。

【デンハーグ】
 オランダでは名字も含め、冠詞や前置詞を含む固有名詞がよくあります。ハーグにも冠詞がついているようなので、原語を尊重してこう呼ぶことにしました。スローテルデイクから直行列車で45分ほどで、デンハーグ中央駅は終着駅の形態でした。

 マウリッツハイス美術館のすぐ隣は、ビネンホフと呼ばれている中央政府の建物です。「オランダの政府はデンハーグにあるのに、なぜアムステルダムが首都なのか? 政府がないのに首都と呼ぶのか??」が以前からの疑問です。アムステルダムの方が圧倒的賑わいなので、あちらが首都になるのもわからないではありませんが。

 パサージュという名のショッピングアーケードに寄りました。ブリュッセルのアーケードほど古風ではないものの、独特の雰囲気がありました。2つの美術館見学で疲れたので、この日は早めに引き上げました。

【デルフト】
 デルフトはデンハーグより少し先で、スローテルデイクから列車1時間弱でした。フェルメールセンターとの共通入場券があったので、新、旧の教会にも寄りました。

 新教会にはオレンジ公ウィリアムの墓があり、歴史を解説する展示が多数ありました。この名に聞き覚えがあると思っていたら、確かに高校の教科書(山川の詳説世界史)に載っていました。王室の墓地になっているようであり、こことアムステルダムの王宮の解説を通じて、オランダの歴史を少し勉強しました。

 市庁舎前のマルクト広場で遅いランチにしたあと、旧教会を見学しました。ステンドグラスがきれいですが、帆船まで描くとはずいぶん世俗的です。いかにも教会音楽らしい曲が聴けましたが、このようなBGMを流す教会は初めてす。

 フェルメール「デルフトの眺望」の現地とされる場所には、比較できるようにフェルメールの絵の看板がありました。
Posted at 2026/07/26 20:15:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2026年07月20日 イイね!

アムステルダム

アムステルダム 今回のオランダ旅行では、アムステルダムを本拠地としました。

【宿泊地】
 宿泊はアムステルダムへのアクセス利便性と価格帯を考慮して、スローテルデイク駅徒歩数分の地区にしました。街の中心でなく列車で移動した先を選んだのは、出張で出かけたマーストリヒトと似たパターンです。乗換駅らしくプラットホームが多い一方、駅のまわりはビルが並ぶ無機質な空間でした。米国に来たような印象を受けましたが、自転車が専用レーンをわがもの顔で走っているのが違います。
 近くに飲食店はほとんどなく、宿の「お勧めレストランマップ」はアムステルダム市街地のものでした。食品スーパーがあったので、サバイバルには有用でした。

【アムステルダム中央駅】

 駅前広場から眺めると、駅舎はなかなか立派です。長崎にはこのデザインを模倣したホテル(現在はホテルオークラJRハウステンボス)があります。右上にあるのは時計で、左上は風向計のようです。

 駅前の運河には、オランダ独特のカナルハウスが多数あります。色分けされており、いずれも縦長で、左右対称なものが多いようです。よく見ると、水平でなく少し傾いているものがあって少々心配です。

【運河】

 アムステルダムには多数の運河があります。船や構造物が置かれているところもよくある一方、時折通行している船も見かけるので、それらを通すべく高めに湾曲している橋も多数あります。跳ね橋もいくつかあり、そうは見えなくても手前に信号機がある橋もありましたが、開閉する場面には遭遇しませんでした。花が置かれている橋もよくあります。この運河の多さがアムステルダムの特徴であり、干拓地が多いオランダならではです。

【路面電車】

 スローテルデイクからアムステルダムの中心街への移動では、トラム(路面電車)を利用しました(写真は拾いもの)。アムステルダム中央駅行き列車が荒野を通って行くのに対し、トラムは街角を抜けていきます。地面すれすれの車体、大きな窓で眺めはよく、街を眺める楽しみがありました。低速ながら交差点を曲がるときはそれなりの横Gを感じるのは新鮮でした。
 トラムの路線が多いとは言え、限られた経路を走っているので、市街地内の移動ではあまり使えませんでした。

【見学】
 見学はオランダの絵画が中心でした。国立美術館、ファン・ゴッホ美術館、レンブラントの家とも事前予約しましたが、アンネ・フランクの家は既に予約終了していました。妻と娘は各見学先のギフトショップで物色していました。

【ブティック】
 娘の洋服探しに同行しました。目当ては昨年のロンドンと同じブティックで、店員への質問や相談はなぜか私の役目です。デパート内の店舗に寄って、娘が探している品の在庫の所在を教えてもらい、ライツェ通りの店舗にたどり着きました(写真は拾いもの)。

 写真の2店舗は同じグループに属するとのこと。「高級ブランドほどは高くない」と言う話ですが、アクセシブル・ラグジュアリーやアフォーダブル・ラグジュアリーというジャンルがあるようです。

【王宮】

 アムステルダム滞在の最後に見学しました。17世紀に市庁舎として建てられ、19世紀初頭にはルイ・ボナパルトに王宮として接収されたあと、市がオランダ王家に献上した、という意外な経緯です。現在は迎賓館として使われているとのことで、各部屋はそれぞれ豪華なつくりであり、壁には種々の絵画がありました。

 長崎の出島での交易を紹介した部屋があり、本年6月の天皇皇后オランダ訪問を特集した展示もありました。
Posted at 2026/07/20 19:04:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域

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il pastor fidoです。  クルマのデザインはメーカーオリジナルのフルノーマルがバランスいいと思います。Value for Moneyのため、国...
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