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2021年09月30日 イイね!

デミオDE本州北端ドライブ

デミオDE本州北端ドライブ コロナ禍のロングドライブは、混雑密集を避け、人里離れた遠隔地を訪問するのが一番です。緊急事態宣言下では、県境を越える移動は自粛するよう求められてきましたが、これは「感染を拡大させないための手段の一つであり、遵守そのものが目的ではない」と解釈します。

 息子の希望により、シルバーウィーク前半に本州最北端の大間崎を目指しました。5MTのDE型デミオで交互運転です。台風の影響で雨が降り続く中、東北道、八戸道と乗り継いで下田百石ICまで高速道をひた走りました。さらに一般道を北上し、下北半島の奥へと入っていきました。

 半島の東側を走る国道338号は、海岸に沿っていても海が見える場所はごくわずかでした。人家が少なく、途中からは交差点もほとんどなく、木々に覆われた土地の間をひたすらまっすぐ走るのは、新鮮な体験でした。平坦でありながらこれだけ辺境感のある道路は、初めてです。カーナビがあるので安心して進めますが、地図を頼りのドライブは心細いだろうと思いました。途中からむつ湾沿いを走ると、人家があって生活感が感じられました。

 恐山に通じる半島西部の山間道路は、狭く曲がりくねっています。センターラインがなくなる細い区間もありましたが、対向車両にほとんど会わないので、困ることはありません。人家や集落は全く見かけず、ひたすら山の中でした。コンパクトなMT車なので、ゆっくり運転しても楽しめます。

 恐山入口にある三途の川は通行止めでしたが、この川は渡らずに引き返すのが正解でしょう。本堂のほか、硫黄が吹き出す地獄や天国のように(?)澄んだ湖などがあり、なるほどこれが霊場なのだと感じました。


 大間崎に向かう国道279号線は、比較的平坦な海沿い道路です。今年の台風の土砂災害により通行止めになりましたが、通行時は週の初めに開通したばかりで、片側交互通行が何か所もありました。この被災場所に限らず、この地域の道路では、路肩やガードレールの損傷を工事用バリケードで覆ったところがあちこちに見られました。補修が追いつかず、バリケードによる応急処置が常態化していましたが、人口が少ない地域では仕方ないのでしょう。この道路は快適で、交通量もそれなりにありました。

 本州最北端の大間崎は平らなところで、灯台は海に浮かぶ弁天島にあります。その向こうに北海道も見え、意外に近い印象でした。店は数軒だけとこぢんまりしていましたが、観光客も少しはいたので寂寥感はありませんでした。冬は「風が強すぎて雪を吹き飛ばすため、大して積雪しない」というほどシビアなようで、とても来られそうにありません。


 大間崎から仏ヶ浦に向かう国道338号は、期待していた海岸ドライブからはほど遠く、カーブとアップダウンが多い山間道路でした。海を右に眺めるというより、右下に見下ろす区間の方が多くありました。漁港を囲む集落は、人の気配はあまり感じられず、寂しげです。
 仏ヶ浦からむつ市街への帰路も山間道路で、日暮れよりも先に暗くなりました。途中に集落があっても廃墟ばかりのことが多く、とても寂しいところでした。

 これに対し、下北半島北東部は緩い起伏がある快適な道路であり、人家や農地など生活感もそれなりにあって少し安堵しました。北東端の尻屋崎には先端に灯台があるばかりで、大間崎よりも人里離れており、自然はより過酷であろうと思われました。ここからも北海道が広く望めました。


 以後は半島東側をひたすら南下しました。途中空港や発電所の横を通過する国道338号で、交差点すらほとんどないまっすぐな道路をややハイペースで通り抜けました。核燃料再処理の広報施設は閉まっていて、残念ながら見学できませんでした。

 今回の行程は長かったので、エコランではなく、距離を稼げるようペースを上げ気味で走らせました。偏平タイヤを履いたこのデミオは、ロードノイズが大きめで路面が悪いとゴツゴツしますが、ロングドライブでも意外に疲れないことがわかりました。燃費はおよそ次のとおりでした。
・往路の高速道と一般道(計500km弱)で19km/L台後半。
・半島内の一般道(約340km)で21.4km/L。
・復路の高速道で20.8km/L。
Posted at 2021/09/30 19:22:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年09月25日 イイね!

最近の高速燃費

最近の高速燃費 アテンザには長く乗っていますが、これまで燃料消費率がよいと感じたことはほとんどありませんでした。渋滞の多い生活道路では10km/L以下は当たり前で、通勤や家族のレジャードライブでもせいぜい12km/L程度でした。10・15モード燃費は13.0km/Lでしたが、これはWLTCモードでは10~11km/Lレベルと予想され、今となってはだいぶ低水準です。2L車はレギュラーガソリンでよいのが、せめてもの救いです。

 3年前から同一路線でロングドライブする用事ができました。高速道が365kmで、一般道を入れても370km程度の行程です。慣れないうちは、後半は右足が苦痛になりましたが、今ではリラックスして快適に走れるようになりました。
 一昨年夏にデミオスポルトで高速燃費を確認したので、アテンザでもやってみることにしました。燃費計はないので、満タン法で燃費を計算するしかありません。この行程は、到着地の方が自宅より標高が150m高く、途中標高450mほどの県境を2回越えるルートです。Google Mapが表示する距離と比較すると、このクルマの距離メーターの誤差は無視してもよさそうです。

 昨年春の往復では、エアコンOFFで運転して、満タン法で計算してみました。往路は4名乗車、ごくふつうの90km/hペースで16.0km/L、復路は2名乗車、エコラン気味の80km/hペースで17.4km/Lでした。高速での燃料消費は予想よりも少ないと思いました。

 今年の夏は、往路で燃費を確認しました。もちろんエアコンONですが、曇りでさほど暑くありませんでした。2名乗車、基本的には100km/hペースで、途中渋滞気味のところが少しだけありました。100km/hペースを維持するため、交通の流れを見据えつつ積極的な位置取りをするよう心がけましたが、片側一車線の区間は速度を抑えました。結果は15.2km/Lでした。

 9月中旬に往復する機会があったので、往路はエコランにチャレンジしました。1名乗車で、極力80km/hをキープするような運転です。エアコンOFFを維持するため、真夏のファッションで臨みました。標高が上がって外気温が22℃以下になるとエアコンOFFでも十分快適ですが、それ以上の気温では風量を上げて体に当てる必要があり、それでも暑いときは短時間だけエアコンをつけました。大半の車両に追い越され、時間がかかることを気にしなければ、マイペースで安楽に運転できます。たまに軽トラなどを追い越す必要がありましたが、80km/hでいつまでも追越車線にいるわけにはいかないので、そのときだけ85km/hまで上げました。このようなエコランの結果は、望外の19.1km/Lでした。このときは「給油機が早めに止まり、給油量が少なかったためかも」と思いました。

 復路は秋としては気温が上がった日で、太陽に照らされながらの運転でした。2名乗車、エアコンONの条件で、90km/hペースにしました。走行車線には遅めの車両がいて、追越車線はもっと速いペースで流れているので、90km/hを維持するのは容易でなく、実際にはかなり速度の変動がありました。結果は17.0km/Lで、エアコンONとしてはまずまずと言えそうでした。これを見ると、往路運転後に「給油量が少なかった」ことはなかっただろうと思いました。

 このアテンザは、シンプルな2Lエンジンに古典的4ATですが、高速走行の燃料消費は予想よりも少ないとわかりました。ロックアップする4速で全行程を安定的に無理なく走行できることが効いていそうです。走行距離は既に9万kmを超えていますが、エンジンの効率は落ちていないようで、この燃費ならひけめを感じずに乗り続けられると思いました。
Posted at 2021/09/25 19:50:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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