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2021年11月23日 イイね!

MT試乗車4台

MT試乗車4台 コンパクトカーは「普段使いのMT車」をダイレクトに楽しむのに相応しいと思います。あるディーラーにMAZDA2のMT試乗車があると知ったので、先日見に行きました。今回は1.5Lガソリンエンジンです。

 実車は整列した試乗車の一番端にあったので、座ってみました。DE型デミオに乗り慣れた身には、そのフロントシートに違和感はなく、中央に置かれた大径タコメーターは好印象です。6MTのシフトレバーは軽く確実に動き、先日のシビックのような違和感はありません。サイドブレーキは助手席側にあって、ここだけは理解に苦しみます。

 一回り眺めたあと、他の試乗車ものぞいてみました。10台ほど置かれていた試乗車の中に、MT車がさらに3台もありました。

 MAZDA3は1.5Lで、シンプルに見えましたが、内装は立派でいいもの感が出ています。フロントシートは低めで、ちょうどGG型アテンザに近い感触でした。以前近くのディーラーで試乗したときは、ロードスターRFを試乗した直後のため、間延びした空間に思えましたが、改めて座ると居心地がよさそうです。そのままリヤシートに移ると、広いとは言えないものの狭すぎることもなく、小さいウインドウによる閉塞感もさほどではありませんでした。

 CX-5は高めでしっかりしたシートです。私はロングドライブ時に高いシートには適応できない可能性があるので、このモデルには食指が動きませんが、気に入ればいい買い物になるのだろうと思いました。

 もう1台はMAZDA6セダンでした。茶系のレザーシートで、いいもの感にあふれていますが、車体が大きいのは隠せない事実です。GJ型アテンザの2回目のマイナーチェンジでシートが変わり、座面がしっかりした印象がありますが、その分後席頭上の余裕が少し減ったと感じます。セダンのトランクは奥行きがたいへん長いので、奥のものを取るのは苦労しそうです。自宅周辺の生活道路が狭いので、この大きさは持て余しますが、広い田舎に住んでいたのであれば、とっくにアテンザXDの6MTを買っていただろうと思います。

 MT車4台のシートに座った印象では、クラッチはいずれも軽く、マニュアルシフトレバーの感触は共通で、どれに乗っても違和感なく操作できそうに思いました。

 途中からディーラーの店員さんと話をしました。ディーゼル車の近距離用途への適応性について質問したところ、やはりあまりお薦めはしていないとのことでした。一方、御本人は片道5kmの通勤でディーゼル車を使っていて、今のところ不具合は特に出ていないようなので、近距離使用を忌避しなくてもよさそうな印象を受けました。そうなると、ディーゼルのMT車も将来の購入候補に加わりそうです。

 結局この日も試乗はしませんでした。店員さんによれば、この店にはたいていMTの試乗車があるそうですが、ネット上の試乗車検索には載せていないように思われました。
Posted at 2021/11/23 19:03:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年11月22日 イイね!

新型シビックMTの概観

新型シビックMTの概観 次車はMTにすることも一案としてあるので、「普段使いのMT車」になりそうな車種は、見に行くことにしています。近くのホンダディーラーに新型シビック(FL型)のMT車があると知ったので、じっくり見ることにしました。ほんの徒歩圏内ですが、パッケージングやユーティリティを比較するため、アテンザ(GG型)に乗って行きました。
 ここは店員が少ないためか、試乗車を見ていてもほとんど寄ってこないので、勝手に拝見するにはよい雰囲気です。今回は試乗を希望せず、眺めかつ座ってみるだけにしました。

 このシビックはボンネット、ウエストラインとも、今どき珍しい水平基調のデザインです。リヤセクションは、Cセグメントハッチバックほど短くないものの、Dセグメントのロングテール型ハッチバックほどは長くなく、ちょうど中間的です。これらによってサイドプロポーションはとても古風に感じましたが、ウインドウを大きくとっているのは健全で好感触です。

 ドライバーズシートは、居心地がよさそうでした。マニュアルのシフトレバーは、ニュートラルでやや前傾なのが意外でした。その動きは渋めで、さらに慣れるまでは5速に入れるのに苦労しました。この点を店員さんに指摘すると、来客からは「シフトが堅い!」という指摘が多いとのことでした。

 5速に入りにくいのは、シフトレバーをニュートラル位置から右に動かすと、手応えがないままリバース(R)のある右端まで行ってしまい、5速の位置がわかりにくいことが原因でした。この右への移動を控えめにするよう努めると、スムーズに5速に入るようになったので、慣れればいいのかもしれません。ただ、他社のMTのように、何らかの操作を加えないとRに入らないようにしておいた方が、操作系としては容易かつ確実です。

 後席にもそれなりの広さがありましたが、アテンザと比べると膝回りも含め少し狭い印象でした。ホイールベースはシビックの方が60mmも長いのですが、その余裕がどこに消えたのか不思議です。一部はタイヤハウスに使われたのでしょうか。室内高はアテンザGGより35mm低く、リヤシートも低めであることも、狭く感じた理由かもしれません。
 ラゲッジ容量は452L(VDA)で、アテンザGGのハッチバック(492L)にはかないませんが、まずまずの大きさと言えます。近年多いファストバック型セダンの開口部が狭いトランクに比べると、明らかに使いやすい形です。

 235/40R18というサイズのタイヤは威圧的で、「アンチ大径化・偏平化」である私の「普段使いのMT車」にはミスマッチです。店員さんに16インチが履けるか質問しましたが、回答は得られませんでした。

 このFL型シビックは、「5ナンバーフルサイズ+横幅10センチ」の範囲内で「大人4人+十分なラゲッジ」を実現する5ドアハッチバックという点で魅力的でした。ただ、
・目指す方向が「普段使いのMT車」よりも戦闘モードであること。
・必要性が高くない装備も含む「てんこ盛り」ゆえに高価格であること。
・マニュアルシフトレバーの操作性に疑問を感じたこと。
・ユーティリティはアテンザGGと比べると若干劣ること。
などから、買い換え気分には至りませんでした。
Posted at 2021/11/23 01:20:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年11月08日 イイね!

35年ぶりの山王林道

35年ぶりの山王林道 奥日光の光徳牧場から川俣方面へと北上する林道が、山王林道です。現在は奥鬼怒林道が正式なようですが、山王峠を越えるこの林道は今でもこう呼ばれているようです。

 前回ここを通ったのは、今をさかのぼる1980年代で、ファミリアプレストで慎重に運転しました。未舗装で凹凸が多く、轍が深いところもあるので、「リアデファレンシャルの下をこすらないためには、どう位置取りするか?」を考える必要がありました。林道をアンダーパワーのMTで進むので、低いギヤを多用しましたが、路面変化によってアクセルの踏み込みが変化し、それに呼応して速度が変わってしまうことがあるので、落ち着いた運転が難しかった記憶があります。

 10月下旬に戦場ヶ原を散策したあと、クルマで光徳牧場へ向かいました。その横を通って北に進むと山王林道のゲートがあったので、試しに入ってみました。
 およそ35年ぶりに通る山王林道は、全線舗装されていました。路面はそれなりにきれいで、路肩もしっかりしているところが多く、昔の印象と比べるととてもよく整備されています。急坂はあまりないのですが、道幅が狭く、急カーブがたくさんあります。カーブでもミラーはごく少ないので、速度を落として対向車の気配を探りつつ通るしかありません。路面には落ち葉がたくさんあり、それが道の両側に積もっていて、道路中央部だけ路面が見えていました。両側の落ち葉が滑りやすいのは容易に想像がつくので、見晴らしがいいところでは道路中央を通り、カーブでは左に寄りながら慎重に曲がるようにしました。幅が狭くすれ違いができない区間がずいぶんあり、あちこちに待避所が設けられていましたが、狭い区間では対向車に遭わなかったので困ることはありませんでした。
 途中ほとんど休憩することなく林道を進みました。山王峠あたりまでは上りますが、光徳よりも低い川俣に向かうので、下り区間の方が長いことになります。川俣近くなってからは、視界がひろがり、山の中腹の紅葉を眺めることができました。こういう季節だから、少ないとは言え対向車が何台かあったのでしょう。Googleマップでは20.1kmで33分と表示されましたが、この細く曲がりくねった林道では40km/hなど維持できないので、とてもこんな時間では走破できません。
 久しぶりの山王林道は、おぼろげな昔の印象よりもだいぶ長く感じましたが、特に難所と感じるところもなく、あっさりと通ることができました。路面が舗装されていたことが大きいほか、オートマチックトランスミッションで楽できたのが理由として挙げられます。

 GG型アテンザは最低地上高が135mmしかないので、凹凸が多い未舗装路には不向きです。今回の山王林道のように整備されていれば、このような問題はありません。きちんと舗装された林道なら、乗り慣れた普通車で十分対応できると思いました。
Posted at 2021/11/08 01:02:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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