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2021年04月27日 イイね!

赤色の選択

赤色の選択 もともと「ふつうの赤」好みなので、全塗装もクラシックレッドでいいと思っていましたが、せっかくの機会なのでほかの候補も考えてみました。GG型アテンザでクラシックレッドの後継となったベロシティレッドと、新しいソウルレッドが念頭にありました。
 この図は赤にこだわりあるマツダのブログで見つけたものです。陰影感と鮮やかさを座標軸として赤色を分類し、新しいソウルレッドの狙いを示していますが、これが役に立ちました。

 私が考える「ふつうの赤」の典型がクラシックレッドで、この図では「ビビッドな赤」に入っています。ソリッドカラーゆえ陰影感はなく、鮮やかさも大したことがないようです。これに近いヴィンテージレッドはFD型RX-7の赤のようですが、今ではあまり見かけません。だいぶ年数がたっているので、今見たとしても変色している可能性があります。
 この近くにあるベロシティレッドはRX-8で登場した色で、GG型アテンザもこの赤に替わりました。クラシックレッドよりも少し濃く、重くなった印象があります。左上のトゥルーレッドは、NC型ロードスターで登場し、DE型デミオにも塗られた赤ですが、「ちょっと明るすぎ?」と感じます。これに対し、右下のジールレッドやカッパーレッドは「赤茶色?」で、「ふつうの赤」からは大きく外れています。

 新しい「ソウルレッド」シリーズはだいぶ暗い赤で、これは「ふつうでない赤」と言うべきでしょう。ボディの陰影を強調する色で、ND型ロードスターなどの抑揚をみごとに表現するものだと思いました。また、太陽光が当たったときの輝き方は驚くほどでした。普段は暗く見えるのに鮮やかさの指標が大きいのは、そういうことなのでしょう。ただ、
・私が好む「ふつうの赤」からは遠いこと。
・「アスレチックデザイン」時代の抑揚の少ないボディに似合うかどうかわからないこと。
・塗装にコストがかかり、修復も難しいらしいこと。
などから、今ひとつ積極的にはなりませんでした。

 クラシックレッドはNA型ロードスターで登場した赤で、2005年頃まで長く使われていました。大きなMPVにもこの色があり、2代目プレマシー初期型あたりが最後でしょうか。2017年にND型ロードスターで限定復刻されたときは、注目されたようでした。写真で見るクラシックレッドのロードスターでは、ボディの陰影が表現されず塊感だけが強調されていて、全く違う印象を受けましたが、現物ではどうなのでしょう。メーカーのデザイナーに「ソウルレッドは赤ではない!」と意見し、そのあとこの限定復刻版を買ったという強者がいたようですが、わかる気がします。
 その昔コスモAPやBD型ファミリアに使われていたサンライズレッドや、かつて乗っていたBG型ファミリアのブレイズレッドが、この図のどのあたりに位置するのか興味あるところです。

 結局、一番「ふつうの赤」らしいクラシックレッドのまま再塗装することにしました。前後ウインドウの取り外しを省略したほか、外から見えないところや、ドアの隙間から見えるBピラーの下の方などは、同色なので塗装は不要としました。このようにして「省力的な作業工程」とすることにより、費用を抑えることができました。
Posted at 2021/04/27 12:35:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年04月17日 イイね!

柔軟な適応力、それとも?

柔軟な適応力、それとも? 違うクルマの運転環境にもそれなりに適応できるようですが、それまでの適応感が簡単に消えるのは意外でした。

 2台目デミオが納車されたので、息子のもとへ移すまでの間、半月ほど乗っていました。年度末の近所の大渋滞では煩わしさがありましたが、300km以上を高速で移動し、途中は家族4人で起伏ある道路を移動しても、快適に運転できました。その印象は4月6日のブログにまとめましたが、デミオの運転環境に適応できていたように思います。
 その後自分のアテンザに戻ると、違和感がいろいろありました。体がデミオの運転環境に全面的に適応してしまったらしく、それとは異なるアテンザの運転環境に適応しなおす必要がありました。18年以上乗ってきたアテンザの運転環境への適応があっさり失われていたのには驚きでした。柔軟な適応力があるというべきか、底が浅かったというべきか・・・?

 両車の性格の違いは、それなりにあります。
・エンジン:デミオ(DE後期15C 5MT)とアテンザ(GG前期20F 4AT)では、パワーウェイトレシオやトルクウェイトレシオはほぼ同等(わずかにデミオが良好)。いずれもMZRシリーズのエンジンだが、音はデミオの1.5Lの方が高周波数側の印象。
・アクセル感度:デミオは敏感で早開き気味。アテンザはSKYACTIV世代に似てリニアかつ穏やか。
・トランスミッション:デミオの5MTはギヤ比が低くダイレクト。アテンザの4ATのギヤ比は加速重視ではなく、ロックアップ(第4速のみ)を除くとダイレクト感は皆無。
・ステアリング:デミオは極めて軽い。アテンザは低速でもずっしりと重さあり。
・タイヤ:幅は195mmで同じ。デミオは偏平(195/45R16)のため堅く、ロードノイズ多め。アテンザのゴム厚(195/65R15)REGNOはマイルドで、高周波数側が抑えられた音質。

 起伏の多い山間部では、デミオの5MTがダイレクトで軽快でしたが、渋滞の多い都市部ではアテンザの緩い4ATが安楽です。長距離は明らかにアテンザの方が向いていそうですが、高速ではロードノイズが大きめとは言え、ギヤ比の低いデミオの5MTも十分快適でした。
 いずれもフルノーマルの旧世代車両ですが、それぞれのよさがあります。性格の異なる2台を持つのも悪くないと改めて思いました。
Posted at 2021/04/17 19:47:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年04月06日 イイね!

2台目デミオの感触

2台目デミオの感触 2台目デミオを先代(DE後期型Sport)と比べながら、感触をまとめてみます。

 サンライトシルバーの15Cで、外見はシンプルです。前期型Sportの純正16インチホイールもシルバーで、よく似合っています。これは普通のサスでEAGLE LS EXEを履いているの対し、先代はSport用強化サスでLE MANS Vでした。いずれもそれなりにロードノイズがあり、正直なところ大きな違いはわからないのですが、堅めというEAGLE LSを履きながら全体としては先代より少しソフトになった感じもします。ブレーキは従来より踏力が必要になりました。
 エンジンとギヤ比も同じなので、パワー感は変わりませんが、走行距離が多いためか少しにぎやかになりました。MTのエンジン音はこのくらい聞こえる方がいいと思います。インパネ側にあるシフトレバーはしっかりしていて、このデミオの長所です。早開き気味のアクセル、低いギヤ比の5MT、軽いパワーステアリングなどによって、軽快です。早開き気味のアクセルも神経を使うのは発進時くらいで、一旦動くと加速や変速のときも意外に気になりません。
 ブラックアウトでないメーターは、夜になるとアテンザGGで見慣れた赤色で、落ち着いています。一方久しぶりのマニュアルエアコンはお任せにできず、頻繁に微調整する必要がありました。
 全体の感触は、先代Sportとほぼ同様でした。息子も違和感なく乗っていました。

 この週末に800kmほど走りました。家族4人で荷物を積んでも、高速、山間部とも重さを意識せずに走行できました。軽い車体、1.5Lエンジンと低いギヤ比のMTが効いているようです。高速燃費は、80km/hを維持すると25km/Lを超えるようでしたが、90~100km/hで400km近く走った平均は20km/Lに届きませんでした。100km/hで2900rpmもまわるので、第6速が欲しいところです。その後高低差のある高速道と起伏のある郊外路を400kmほど走ったところ、平均は18km/Lを少し超えるあたりでした。
 途中息子と運転を交代して後席に座りましたが、意外に居心地がいいと思いました。4人乗車+荷物の重量により、少し落ち着いた乗り心地になったのかもしれません。身長は高くないので、広さも問題ありませんでした。街中の荒れた路面では確かにゴツゴツしましたが、高速道や郊外路は予想以上に快適でした。

 このデミオは息子に預けて、新幹線で帰りました。普段使いのMTなら、Sportでなく15Cでいいと思いました。この感触から、「現代ニッポンのロータスこと、マツダデミオ」という清水草一氏の試乗記を思い出しました。
Posted at 2021/04/06 23:57:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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