![最近の高速燃費 最近の高速燃費](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/045/491/420/45491420/p1m.jpg?ct=8143c13b175d)
アテンザには長く乗っていますが、これまで燃料消費率がよいと感じたことはほとんどありませんでした。渋滞の多い生活道路では10km/L以下は当たり前で、通勤や家族のレジャードライブでもせいぜい12km/L程度でした。10・15モード燃費は13.0km/Lでしたが、これはWLTCモードでは10~11km/Lレベルと予想され、今となってはだいぶ低水準です。2L車はレギュラーガソリンでよいのが、せめてもの救いです。
3年前から同一路線でロングドライブする用事ができました。高速道が365kmで、一般道を入れても370km程度の行程です。慣れないうちは、後半は右足が苦痛になりましたが、今ではリラックスして快適に走れるようになりました。
一昨年夏にデミオスポルトで高速燃費を確認したので、アテンザでもやってみることにしました。燃費計はないので、満タン法で燃費を計算するしかありません。この行程は、到着地の方が自宅より標高が150m高く、途中標高450mほどの県境を2回越えるルートです。Google Mapが表示する距離と比較すると、このクルマの距離メーターの誤差は無視してもよさそうです。
昨年春の往復では、エアコンOFFで運転して、満タン法で計算してみました。往路は4名乗車、ごくふつうの90km/hペースで16.0km/L、復路は2名乗車、エコラン気味の80km/hペースで17.4km/Lでした。高速での燃料消費は予想よりも少ないと思いました。
今年の夏は、往路で燃費を確認しました。もちろんエアコンONですが、曇りでさほど暑くありませんでした。2名乗車、基本的には100km/hペースで、途中渋滞気味のところが少しだけありました。100km/hペースを維持するため、交通の流れを見据えつつ積極的な位置取りをするよう心がけましたが、片側一車線の区間は速度を抑えました。結果は15.2km/Lでした。
9月中旬に往復する機会があったので、往路はエコランにチャレンジしました。1名乗車で、極力80km/hをキープするような運転です。エアコンOFFを維持するため、真夏のファッションで臨みました。標高が上がって外気温が22℃以下になるとエアコンOFFでも十分快適ですが、それ以上の気温では風量を上げて体に当てる必要があり、それでも暑いときは短時間だけエアコンをつけました。大半の車両に追い越され、時間がかかることを気にしなければ、マイペースで安楽に運転できます。たまに軽トラなどを追い越す必要がありましたが、80km/hでいつまでも追越車線にいるわけにはいかないので、そのときだけ85km/hまで上げました。このようなエコランの結果は、望外の19.1km/Lでした。このときは「給油機が早めに止まり、給油量が少なかったためかも」と思いました。
復路は秋としては気温が上がった日で、太陽に照らされながらの運転でした。2名乗車、エアコンONの条件で、90km/hペースにしました。走行車線には遅めの車両がいて、追越車線はもっと速いペースで流れているので、90km/hを維持するのは容易でなく、実際にはかなり速度の変動がありました。結果は17.0km/Lで、エアコンONとしてはまずまずと言えそうでした。これを見ると、往路運転後に「給油量が少なかった」ことはなかっただろうと思いました。
このアテンザは、シンプルな2Lエンジンに古典的4ATですが、高速走行の燃料消費は予想よりも少ないとわかりました。ロックアップする4速で全行程を安定的に無理なく走行できることが効いていそうです。走行距離は既に9万kmを超えていますが、エンジンの効率は落ちていないようで、この燃費ならひけめを感じずに乗り続けられると思いました。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2021/09/25 19:50:50