![DE型デミオ(1台目)の印象 DE型デミオ(1台目)の印象](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/813/692/44813692/p1m.jpg?ct=f604a80b5e79)
購入当初の印象を思い出してみます。
久しぶりのマニュアル車
MT車に乗っていたころ(20年以上前)は、穏やかなゼロ発進(1000rpm以下でクラッチ接続)をしていました。このデミオはややアクセル過敏型らしく、微小なコントロールがむずかしいので、うっかり踏むとつい2000rpm近くまで回転が上がります。クラッチは軽い反面、すぐつながるタイプらしく、油断すると簡単にエンストしました。中古車店からの帰り道は渋滞したので、何度もエンスト・・・。仕方ないので、穏やかなゼロ発進はあきらめ、1500rpmは許すことにしました。なおタコメーターは、小さな扇形では見づらいので、大きな円形が望みです。
運転環境
最近のマツダは運転環境にこだわっていて、前輪を前に出して運転席足元を拡げ、さらにオルガン式ペダルにしていると宣伝しています。DE型デミオはこれより前のモデルですが、ペダル位置は特に問題なく、前輪を前出しする必要はないと感じます。コンパクトカーとしては低めのシートも、自然な感触です。
インパネ側にあるマニュアルシフトはしっかりしていて扱いやすく、ヨーロッパのコンパクト気分です。デミオスポルトの「専用チューンドサスペンション」は欧州輸出仕様と同じらしいので、なおさらです。
パワー感
一般道をふつうに走るだけなので、十分に軽快です。ギヤ比が低く、ゆるい上り坂なら5速でも問題なく加速するくらいなので、乗りやすいです。山道でも、結構な坂を3速のまま平気で登れます。欲を言えば、6速を追加して高速走行時の回転を下げたいところです。
「軽くコンパクト」はロードスターにも通じますが、よく見るとトルクウエイトレシオは近い値なので、軽快感が似ているのかもしれません。このデミオの1.3Lでは、5MTのギヤ比が少し高くなるので、パワー感の差はひろがるのだろうと思います。小さいエンジンで高回転まで引っ張るより、余裕あるエンジンで回転を上げなくても軽快にMT運転できるのが好きなので、この1.5Lがいいと思います。
音
195/45R16というタイヤサイズは特殊らしく、種類が限られるようでしたが、その中で、LE MANS Vを指名しました。コンフォートタイプで静かなのがウリのようでしたが、高速(80~90km/hですが)でゴーゴーいうロードノイズに驚きました。日頃乗っているGG型アテンザはREGNOを履いているので、比べる相手が悪かったかもしれません。
一方、エンジン音は予想より静かでした。MT車でよくあるようにギヤ比が低く、100km/hで2900rpmも回るレシオですが、とても軽い音です。レンタカーで乗ったベリーサ(同型エンジンの4AT)がそれなりに賑やかだったので、これは驚きでした。逆に「MTだからもう少し聞こえてもいいかも」と思いました。
エコ運転
燃費計があるので、ついエコ運転に挑戦します。瞬間燃費の表示は最大30km/Lですが、30km/Lを示すこともよくあるので、もう少し上まで表示できるといいと思いました。
デミオを息子に届ける際に、高速道路のエコ運転に挑戦しました。高速では常識内の定常運転に努めた結果、メーター表示ですが、全360kmで燃費がちょうど24km/L。エアコンを多少使用した上でこの値なので、まずまずです。途中寄ったSAまでの平坦路では25.4km/Lだったので、優しく扱うとしっかり応えてくれるとわかりました(写真を撮るまでのアイドリングで、25.3km/Lに下がってしまいましたが)。
Posted at 2021/02/05 00:36:55 | |
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