最近、デジタルカメラ業界で異変が起こっていますね。まぁはっきり言うと、パナソニックやオリンパスを筆頭とする「ミラーレスカメラ」のシェアがどんどん上がっている(売れているのはソニーのNEXかもしれないけど・・)のに対し、それに危惧感を持っているのか?最近のキャノンを初め・・ペンタックスやNikonの一眼の性能がかなり上がっているように感じます。
したがって・・これから発売されるであろう古いシステム・・・というのは語弊があるけど、1眼レフはスモールサイズの敵に対してはやはり性能で勝負していくしかないだろうと思います。そんな中、今日はペンタックスのk-xの進化版であるk-rが発表になったので紹介しておきます。
「ペンタックスは、デジタル一眼レフカメラ「K-r」を10月中旬に発売する。レギュラーカラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色。ボディとグリップのカラーを任意に組み合わせることのできる「オーダーカラー受注サービス」や、購入後のグリップ交換サービスも用意する。
用意するのは、K-rボディ単体の「K-rキット」およびレンズキット2種類。標準ズームレンズ「DA L 18-55mm F3.5-5.6 AL」をセットにした「K-rレンズキット」と、K-rレンズキットに「DA L 55-300mm F4-5.8 ED」も加えた「K-rダブルズームキット」。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格はK-rキットが7万4,800円前後、K-rレンズキットが7万9,800円前後、K-rダブルズームキットが9万9,800円前後の見込み。
撮像素子はAPS-Cサイズ相当(23.6×15.8mm)のCMOS。有効画素数は約1,240万画素。画素数はK-xと同じだが、高速読み出しが可能な新型のCMOSを採用している。画像処理エンジンは「PRIME II」を搭載した。感度はISO200からISO12800。拡張でISO100とISO25600も利用できる。
AFセンサーは「SAFOX IX」を搭載する。AF測距点は11点(中央9点クロス)。K-xは「SAFOX VIII」を搭載していた。中判デジタル一眼レフカメラ「645D」が採用する「SAFOX IX+」との違いは、IX+が撮影時に光源情報を加味する機能を有する点。なお、本体にAF補助光も搭載した。
また、ライブビュー中のコントラストAFもアルゴリズムの改良により向上。シャッターボタンの半押しでAFを作動すると、測距点の周辺を拡大表示し、合焦後に全体表示へ戻る。
手ブレ補正機構は撮像素子シフト式の「SR」(Shake Reduction)を搭載。補正効果はシャッタースピード換算で最高約4段分相当としている。
ファインダーは視野率約96%、倍率約0.85倍のペンタミラー式。K-xにはなかったスーパーインポーズ機能を搭載した。フォーカシングスクリーンは「ナチュラルブライトマットII」を採用。スーパーインポーズの搭載によりペンタ部の形状がK-xとは異なり、高さが約5.5mm増した。
連続撮影は6コマ/秒で、JPEG撮影時最大25コマ、RAW撮影時12コマ。K-xは4.7コマ/秒だった。最高シャッター速度は1/6,000秒でK-xと同じ。
HDR(High Dyamic Range)機能は、自動位置調整機能の搭載により手持ち撮影も可能になった。効果はオート、標準、誇張(3段階)のうちから選択可能。また、シーンモードに3枚の連写合成を行なう「夜景HDR」を搭載している。
ポップアップ式の内蔵ストロボを装備。GNは約16(ISO200・m)、約12(ISO100・m)。照射角は35mm判換算で28mm相当をカバーする。ストロボ同調速度は1/180秒以下。
記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。動画記録は最大1,280×720ピクセル/25fpsのMotion JPEG。
液晶モニターは3型92万ドット。視野角は上下・左右それぞれ170度。K-xは2.7型23万ドットだった。
電源はリチウムイオン充電池「D-LI109」が付属。別売で単3型電池ホルダー「D-BH109」(10月下旬発売、3,500円)を用意する。単3型リチウム電池使用時の撮影可能コマ数は、約560枚(ストロボ発光なし)、約470枚(ストロボ50%発光)。 」
・・・ペンタックスは、乾電池でも駆動するので・・そういう面ではエネループ信者には持って来いだと思います。まぁそうは言っても、やっぱり最近の専用バッテリーの性能には及ばないかもしれませんが・・選択肢があるってのはいいことです。あとはボディ内手振れ補正ですね・・レンズが軽く出来るし、安く出来る。実際にDAレンズは他所と比べても安いとは思います。写りも良いですし・・
さて・・・スペックですが・・1240万画素のC-MOSですが、これはk-xのものを改良してあるんですね。連写も6コマなので・・エントリーとは思えないです。背面液晶が3インチの92万画素ってのはD90と一緒ですし・・
HDRの手持ちも興味があります。夜間での撮影に効果を発揮するでしょうから・・どんな場所でも撮影できる能力を身につけたという感じですか?一部はk-7の性能すら抜いているかもしれません。
ちょっと残念なのは視野率ですね・・変更が無いのが残念なところです。まぁそうは言っても、性能を考えると一昔のハイエンド・・ちょっと前のミドルエンドに近い性能を有しているし、初回レンズキットで8マソ以内で購入できると言うのは素晴らしい限りです。メーカーにこだわりがないのであれば・・オススメできると思います。
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新製品ブログ 2010年8月~ | 日記
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2010/09/09 17:54:19