
どもっ!先ほどマフラーを色々と物色していたら、何気に2010年の4月以降生産車両のマフラー規制が厳しくなっているのをみて、規制前でよかったと思う緋色のヴォルペルティンガーなんですが・・いかがお過ごしでしょうか?
さて・・2010年からマフラー関係の規制が厳しくなったよっていうのを聞いていたんですが、まぁ色々とあるようですね・・既製品に関してはすでに・・
「~2010年3月」
までの車両の使用しか謳っていないので、2010年4月以降のマフラー製作は、新しい規制に適合するものを作らなければなりません。
まぁそれでも多分ヨーロッパと比べたら日本は規制に関しては後進国ではないかと思ってしまいますが、マフラーを規制する事によって、性能が退化するってのは・・やや間違いだと思います。パワーを上げて性能が上がるのはまぁ当たり前の事なんですが、F1なんかはF1タービン積んでいた頃は、あの軽量ボディに1500馬力ってのが合ったくらいなので、大艦巨砲主義ってのは逆に技術革新を遅らせているのでは?と思ったりします。最近のF1に関してはNAで2.5リッター前後のエンジン・・と思いました(wikiでは2.4L・V8・700PSだそうです。)が、シャシー性能の進化や軽量化などによりその頃の車両より速いと思うんですよね。まぁ電子デバイスなんかの恩恵もありますが・・
まぁそう言う事で、「技術的な縛り」ってものがあれば、開発に拍車が掛かるわけで、それで一時的には性能を下げる事があっても、長期スパンで進化の度合いを見てみると結果的に性能が上がっているようにも思ったりします。ランエボとかでもⅠとⅩを比べると格そのものが変わってきてますから・・(ただ・・開発に拍車をかけると言うことは、その開発が出来ずに脱落してしまうメーカーは当然あると思います。結果的には吸収されて・・大手しか生き残れないと言う自体になるかも知れませんね。)
さて・・話を元に戻して・・2010年4月以降のマフラー規制なんですが・・具体的にはどのような事が変わったのでしょうかね?
「《
JMCApdfなので注意!》騒音対策の強化として、今まで行なわれてきた近接排気騒音・排気ガス規制に加えて加速走行騒音規制が新たに導入され、新しい認証試験をクリアーしたアフターマフラー以外は使用できなくなります。でも心配はいりません。この制度は2010年4月1日からの新しい車両が対象で、2010年3月31日以前の車両は今まで通りのアフターマフラーがご使用いただけます。
1:今所有している車両、マフラーは大丈夫です !!
●2010年3月31日以前に生産された車両は、この制度の対象外です。
2:認証制度対象となる車両に、装着可能なアフターマフラーは ?
『認証プレート』 (JMCA呼称)
●この表示が付いていれば国の認証制度適合の証。
安心して公道を走行でき、もちろん車検もOK!
◆認証制度の対象となる車両は ?
●国産車・・・2010年4月1日以降に生産された車両
●輸入・逆輸入車・・・2010年4月1日以降に通関された車両
つまり認証制度施行日よりも前に「生産」「通関」された車両に関しては対象にならな
いのです。たとえ2010年4月1日以降に購入した車両でも、製造日や通関日が2010年
3月31日以前の車両であれば従来のJMCA認定マフラーが使用可能です。
◆認証制度の対象となる車両の確認方法は ?
●車検のある車両・・・車検証の備考欄の記載事項で確認ができます。
(マフラー加速騒音規制適用車と記載されていれば認証制度対象車両です。)
●車検のない車両・・・車体に貼られている型式認定番号ラベルの色で確認が
できます。
●マフラー加速騒音規制適用車に上記認証表示及び法規適合証明の出来ないアフターマフラーを装着した場合は、「違法マフラー」とみなされます。
●従来のJMCA認定マフラーは車両型式が同じでも、マフラー加速騒音規制適用車には使用できません。
●マフラー加速騒音規制適用車ではバッフル等の消音機構が脱着できる構造のマフラーは「違法マフラー」となります。」
・・・ここには詳しく書いてないですが、
HKSさんが詳しく書いてあります。それによると・・・
「(1) 騒音低減機構を容易に除去することができる構造の禁止
インナーサイレンサー等の容易に取り外し可能な消音構造が禁止となります。
(2) 「加速走行騒音防止性能」「消音器認証取得」の義務付け
従来の近接排気騒音の規制に加え、加速走行騒音の規制値が設定されました。
HKSの加盟するJASMA(日本自動車マフラー協会)では、自主的に自動車騒音等をチェックし、社会的騒音環境に違法なマフラーを「作らない」「輸入しない」「売らない」「取り付けない」活動を行い、騒音規制値に関しましても、保安基準よりも更に厳しいJASMA基準値を設けております。
今回の法改正を受け、JASMAでも加速走行騒音に関する基準が設定されました。
新規騒音規制の車両 96dB(A)以下 100dB(A)以下 82dB(A)以下
新規騒音規制の車両 95dB(A)以下 98dB(A)以下 80dB(A)以下
(左から・・(《近接排気音》リアエンジン以外→リアエンジン)→加速騒音)」
ぶっちゃけて言うと、バージョンRの場合だとリーガルマフラーはOKだそうです。現在出回っているのは新規制対象商品みたいなので・・ただ・・その他のメーカーのマフラーはまぁ結構まだ対応し切れていないようですね。
上のものを纏めると・・
○とりあえずインナーサイレンサー簡単脱着出来る物は禁止。(要するにインナーサイレンサーの禁止)
○「加速走行騒音防止性能」「消音器認証取得」の義務付け・認証プレートの装着義務付け
に・・なるそうです。バージョンRと言うかコルト自体、とてもマイナーな存在なので、現在まで完全に対応しているものってのはそうそう無いです。まぁはっきり言うと、
メールオーダーハウスさんで見る限りは、とりあず2010年4月以降対応のマフラーを販売しているのが今の所HKSさんだけのような気がします。まぁそのうち対応してくるでしょうけど、2010年4月以降のバージョンRに乗っている皆さんは、とりあえず車検証を見て、対応している旨書いてあったら、とりあえずリーガルでも付けておきましょう・・と言う事みたいですね。
はっきり言うと、2010年4月以降に製造された車両は・・プレートが無いものはいくら騒音が少なくても、JASMA認定であろうが、違法マフラー扱いになるそうです。対策としては純正品交換か対策品交換しかないようです。ちなみに、外車も4月以降に通関された車両は全てこの規制となるので、注意が必要です。難儀な規則ですが、まぁ数年もすればこの規制に合致した商品出るでしょうけど・・最近マフラー規制変わりすぎですねorz