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イイね!
2012年09月01日

万感のフィナーレ・・・なのか?

万感のフィナーレ・・・なのか? どもっ!本日・・なんと・・

「実に4ヶ月ぶりの半休」

・・・を取ってしまった雷帝王です。ここ数ヶ月走り続けてきましたが、まぁ・・未だに慣れません。つか・・多分慣れる前にどうにかなってしまうにはらたいら3000点って感じです。この件に関してはまだお話できませんが・・まぁもうちょっとしてお話しようと思います。(せっかくの休みなのでとりあえず会社のことは忘れ隊。)

ほんで・・今来週納品予定のPCでブログ書いているわけですが、まぁ他人納品のPCでブログを書くってのはある意味ロングラン検証になりますから、やるべきだと思いますけどね・・ちなみに、「一風変わった」PCですのでまた紹介したいと思います。

さて・・本日のタイトルなんですが、私が唯一読んでいたビッグコミックオリジナルの中に「岳 ~みんなの山」がありますが、思えばラストの18巻は単行本で・・って事があったので、リアルタイムでは見ませんでしたが・・今日ようやく最後の単行本18巻が発売されたのでせっかくだから感想を述べたいと思います。

あらすじ的には、今まで北アルプスで遭対協のバイトをしていた島崎三歩(実際には海外の8000メートル峰も制覇した事がある。)が、レスキューを通じて色んな事に出くわす山の漫画です。山の漫画って実はあまりないのですが、まぁ最近だとまずこの漫画が上がるでしょう。

で・・15巻以降からまぁちょっとした事があって、三歩はかつて自分が挑んだ8000メートル峰への再挑戦を行うのですが、エンディングもそこに絡んできます。三歩は8000メートル峰では一番有名なエベレストではなく、お隣のローツェの南壁の登攀を選んだのですが、実はこのローツェの南壁は世界の屋根であるヒマラヤ山脈でも屈指の難易度であって、成功例でも数件という程度。まぁその南壁は制覇したのだけど、別の隊で三歩の友人とかつて助けた青年がエベレスト登頂をしていて、突然怪しげな雲を見つけて、三歩はローツェの登頂をあきらめ、エベレストでのレスキューを行うのだが・・

・・・って言うのが18巻。16巻からエベレスト編って感じで、主人公が小田君(かつて三歩に北アルプスで助けられ、エベレスト登頂を目指した。)という感じで淡々と進むのだが、やはりでかい嵐がやってきた。そのでかい嵐は風速100m/s・・・かどうかは分からない(三歩は言ってたw)が、とにかくとんでもないブリザードで、しかもヒラリーステップで本来来る予定でなかったインド隊がやってきてそこで足止めを食らう(エベレストのような山はどこからでも登頂できるわけではない。サウスコル→バルコニー→ヒラリーステップを登りようやく山頂にたどり着ける。)羽目にあい、さらに酸素ボンベを紛失というアクシデントに見舞われて、絶対絶命なのだが、それをレスキューし続ける三歩でエンディングに進んでいく。

結局、インド隊はほとんど助けられず、小田君の隊は奇跡的に全員生きながらえる事が出来たというお話。・・・で、肝心の三歩はというと、インド隊の一人が頂上付近で無線で「助けてくれ」と命からがら言うもんだから、すでにほとんど力を使い切った三歩も最後の力を振り絞って頂上付近へ・・

頂上に登ると、すでに疲労凍死したインド隊の亡骸の中に無線を握り締め亡くなった隊員一人・・精も根も尽きた三歩は大好きなコーヒーカップでコーヒーを飲むしぐさをして、こうつぶやく・・

「さ・・帰るか・・」

エンディング(5年後になって仲間たちはどうなっているかというエンディング。)には三歩は出てきませんが、少なくても北アルプスには帰ってきていない模様。というか、エベレストの頂上付近で既にデスゾーンで24時間レスキューを続けていたフィジカル的に驚異的な三歩でも既に限界を迎えている(いわゆる高山病、8000メートル峰は酸素が1/3程度しかない)のは明白だったが、まぁ作者が敢えてそれについては書かなかったのだろう。

いわゆる・・

「主人公のデス落ち」

なエンディング、悪く言えば「バッドエンド」って感じだが、岳だけは大団円で終わるエンディングかと思っていたら、まぁよもやこういう結果になってしまったのかぁ・・って感じで少々残念ではある。

ただ・・・逆に三歩が他のレスキューに助けられてグッドエンドだったらどうだろうか?それはそれで、普通に終わりすぎて逆に味気のないエンディングにならないだろうか?だから、こういう風に「お茶を濁す」終わり方がストーリーの流れ的にはこれで良かったのかも知れない。一概には言えないけど、こういうレスキューとか医者とかの漫画のエンディングは大概主人公が更なる難易度を求めて活躍するシーンの締めくくりってのが王道って感じる。

まぁ主人公が北アルプスでレスキューをしなくても、三歩と一緒に歩んだ仲間達が三歩の変わりにレスキューをしていくというエンディングなので、三歩の魂は心の中に生き続けると言うのが最後の作者の最も伝えたいものだったのでしょうね。

・・・と、まぁ色々書きましたが「奇跡の生還オチ」って可能性もあるかもしれませんのでここまでにしておきますww

何はともあれ、作者の石塚さんお疲れ様でした。来年の新作期待してます。

・・・ 今日のネ申 ・・・



・・・エベレストはこんな感じらしい。まぁK2やローツェの方が難易度高い(つか、登る人がエベレスト圧倒的に多いので・・)のでしょうけど、山頂付近には高山病で亡くなった方々の死体がゴロンゴロンあるそうです。
ブログ一覧 | 新製品ブログ 2012年7月~ | 日記
Posted at 2012/09/01 00:35:29

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この記事へのコメント

2012年9月1日 21:29
たまたま今日マン喫で読んだところです。

数年前から山登りをしているので、
結構考えさせられる本でしたb
コメントへの返答
2012年9月1日 21:34
>hankeix さん

私は病院で読んだのが最初でしたが・・Dr.コトーとかもそうでしたねぇ・・

この作品今まで読み切りが多かったのでエベレスト編の方がちょっと異質ではありますが、それぞれの話で一応ちゃんと終わるってのも読みやすいです。

山のぼらー必携という感じもしますが・・まぁうちの近所はこれほど高い山無いですからねぇ・・うらやましいです。

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