
どもっ!とうとうこの日が来たか!と感じてしまう雷帝王です。いや~長かった。2011年3月頃キャッシュバックに釣られ購入したD7000だったのですが、それからD7000撮影記をはじめて今まで100回書いてきました。公言通り今回が最終回とさせていただきます。
「どうせやるなら100回!」
・・・と思いまぁ最初は冗談だったのですが、新機種発表やら色んな情報を書いてみたら意外と100回ってのは長くて短いと言う感じでした。同時に自分の得意なところ、苦手なところ、必要なレンズってのが分かってきた面もあり、まぁ自分にとっては有意義な企画だったと思います。他人にとってはどうなのかは分かりませんが・・
まぁそんなこんなで・・D90からリプレイスしてD7000になり、それからの思い出を画像と共に振り返って見ましょう。
金色の玉座と王様橋 posted by
(C)fanky617
白滝山と言う瀬戸内海を一望できる場所なんですが、夕焼けをどうしても取りたくてヴェクスターで山を駆け上がって撮影したのを覚えています。この時、70-300mmVRレンズにCPLフィルターをつけたのですが、特性上AFが合わなくなるってのをはじめて知りました。(某価格掲示板で有名なじじかめさんも同じ事言ってましたがw)
ビル・クリントン(第42代大統領)(の、ろう人形) posted by
(C)fanky617
・・・F山にある自動車時計博物館にて蝋人形です。まさかこのクリントンさんが
こんな姿になろうとは・・・
まぁ名言を借りると不適切なやせ方には見えますがどうなんでしょうね?奥さんは日本でも一部の熟女好きなファンがいそうですが・・
この時の撮影はTAMRON17-50mmF2.8VCで行いましたが、焦点距離によってAFが合わないと言う不具合があって売却しました。(タムロンは数本持ってましたがなんかありますねぇ・・)
DSC_0176 posted by
(C)fanky617
市立玉野海洋博物館で撮影。ムツゴロウかな?これも17-50mmVC。水族館ってマジックミラーでAF補助光が透過する場所とそうでない場所があると思う。少なくても玉野はAF補助光が光るとクマノミが逃げてしまうので慌てて切りました。アクアスは大丈夫みたいですね。
マリネ posted by
(C)fanky617
D7000は電球色の設定があるので、料理撮影で温かみを出すには最高のカメラだと思います。
Smoothy Pink posted by
(C)fanky617
クローズアップフィルターで撮影。レンズはタムロン28-75mmF2.8マクロだったかな?マクロにクローズアップフィルターってのもぶっちゃけ不思議な感じだけど、色々やってみたかったもので・・
あじさいの中で奏でる愛のカタチ posted by
(C)fanky617
・・・去年の夏前でした。この頃、タムキューの172ENマクロを12800円で入手してその画力の力に脱帽。以後マクロ撮影にシフトするきっかけとなりました。
梅林8 posted by
(C)fanky617
会社の10年勤続で1週間休みを貰ったのでとにかく撮影三昧してました。これはフォトショップエレメンツではじめて加工したもの(最近は簡単なのでPicasaに戻してます。)
紅のライン posted by
(C)fanky617
伝説の名玉と言われるSIGMA 100-300mm F4 HSMを入手したので焦点距離の合わない場所でも持って行ってパシャパシャしてた時代w ズームレンズでのシャープネスで言うとこのレンズはつぼにはまると凄いです。
ショッキングピンクオーバードライブII posted by
(C)fanky617
湧永庭園にて。原色の美しさもD7000の特徴です。ぶっちゃけVividにする必要は無いと思う。(D90は適材適所だったような・・)
三段の滝 with シグマ100-300mm F4 EX DG HSM posted by
(C)fanky617
三景園といえばこの滝。もっといいレンズ買ってリベンジしたいなぁ~。
湖面汽車(2) posted by
(C)fanky617
昨年の備北丘陵公園のウィンターイルミ。試行錯誤しましたが当時の編集技術ではこれが限界でした。今年はややPicasaのバージョンが上がってやりやすくはなりました。撮影に関しては手持ちなのでもうちょっと露出出来れば更に玉が大きくなってくれるのでしょうけど・・
桃源郷 posted by
(C)fanky617
世羅高原農場チューリップです。勿論タムキュー。正直今年撮影した中でこれが一番良いような感じがする。前と後ぼけを堪能できる1枚。
カクレクマノミ(2) posted by
(C)fanky617
アクアスにて・・AF-S 50mm F1.8を導入(通称水族館専用レンズw)して意気揚々と撮影してきました。やはり単焦点は良いですね。
紫陽花の波II posted by
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この頃(今年の夏)からタムキューを使ってボケと玉ボケとPicasaの融合と言うのを念頭に置いて撮影するようになりました。
Soft Touch posted by
(C)fanky617
ソフトかけて遊んでますw
レーシングキング with つつじ(2) posted by
(C)fanky617
自分のスクーターも撮り始めましたw 愛車をいかに魅せるか?ってのは来年の課題にしておきます。
ボーイング787 (JA810A)(5) ~離陸III posted by
(C)fanky617
今年は空港撮影も多かったです。来年はそろそろ遠征したいですね。φ82のバリアブルCPLフィルターを買わないと思ったようにシャッタースピードが下げられないので検討中です。(5000円くらいなんだけど高いんだよなぁ・・)
DSC_3107 posted by
(C)fanky617
動的なものにもそこそこ強いのがD7000だと思います。勿論上位機種であるD300SやD3Sには勝てませんが・・そうは言ってもサーキット場まで遠いのと余暇があまり無かった(まぁ一番駄目だったのがガソリン代の高騰。)ので結局D7000のレース撮影はドリフト関係のみとなりました。(タイトル画面のR34はD90で撮影してます。)
・・・まぁ他にも上げたいものは多々ありますがそれを上げているとコメントが書けないので興味のある方は
フォト蔵のアーカイブを参照してください。(あと、比較的最近のは上げてませんので適当に見て下さい。)
先ほどPhotoMeで見ましたが、総レリーズ回数は24563回だそうです。当方連写が多いのでこういう数値になりますが、ちゃんと防湿庫で保管しつつ、収める度にブロアでシュポシュポするので比較的傷もないと思います。これが12月に入って某弟に格安で譲ってしまうのはちょっと淋しいものがありますが・・まぁ約束は約束なのでしょうがないし、サブ機はD5100で決定で暫くD5100で全く問題ないので、D7000から次のカメラへのシフトはどうしても必要なものと思います。
今までD40→D90・D5000→D7000・D40(2台目)とシフトしてきた生粋のニコノタですが、実はキヤノンのカメラも結構つついた事があります。操作性とAFの速さに関してはキヤノン機だと思います。
全般的にNikonを使い続けるのはメカ的な安心感とAFの精度は比較的外さないような感じがします。あと、一度Nikonを買うとそのシステムに慣れてしまうってのもありますが、正直Nikonを使っているとその他のカメラが逆に使いにくくなったりしますね。
D7000撮影記を立ち上げて最初に「レリーズショックが大きくてぶれるような気がする」的な事を書きましたが、それが2chで晒される事もありましたが、確かにコンパクトで軽量ボディにあのAFユニットを入れると振動は起こるでしょうね。D300SやらD3は重量があるからそう言う面で安心できる部分がありますが・・
まぁそう言う面では否定はしませんが、結局のところ、手振れ補正レンズである程度緩和できるし、「画像が眠い」やら「画像がソフト過ぎ」ってのも散々聞きましたし、正直Jpegで何も弄らなければそうでしょうね。私も輪郭強調を入れてそこそこシャープになったような感じがしますが、ソフトな画像は編集でどうにでもシャープに出来ますが、ハナっからシャープだとソフトにするのは難しい。そう言う面では特に困ることは無かったです。
AFモードがMFレバーの所になりましたが、あれは結構批判されてましたね。でも、昨今のミドルエンドがこうなるのは予見されていたし、ドラスティックなことを最初にするのは少なからず批判は出るもの。数年すればそれがデフォルトになるって感じですな・・
と・・機能的な部分はこれで置いといてそろそろまとめをば。ぶっちゃけ、レリーズ回数で言うとD40並みになったD7000なんですが、D90の操作性以外の部分が結構なじめなかった部分があり、D7000はまるでD40を踏襲したような晴れやかな画像になって、個人的にはD40の再来と言う感じもします。勿論露出のばらつきは殆ど無く、ここら辺に隔世の差と言うものを感じてしまいますが、そう言う面では革新的なデジタル一眼だったと思っています。
レスポンスも上々でバッテリーの持ちも抜群。ボディ内モーターの速度も良いと思うので、過去の資産をどんどん使い倒せるカメラだと思います。
上に書いた問題もありますが、もっと問題な事があります・・それは・・
「次のカメラ選び」
です。ここまで性能が良いと、次に考えられる最有力候補はD600なんですが、基本的には「D7000のフルサイズ版」的なメカニカルな部分が多すぎてイマイチ食指が伸びないのが今の実情です。かといってD800にするか?と言うとこれまた3630万画素は要らないだろう?って事にもなるし・・いっその事D3にしちゃおうかとすら思ってますw まぁそう言う贅沢な悩みもD7000の素性のよさを現してますね。
先述したとおり、個人的にD7000は「スタンダードな工業製品」としての色が強いものと思います。逆に言うと癖が無いのでエンスーな部分ってのがNikonにしては希薄なんです。過去のNikon機はどれも一癖あって・・その部分にユーザーが介入できる部分があったのですが、D7000は逆にその部分すらスポイルされている万能型という感じです。だから所有する悦びってものに関しては希薄ですが、撮影に関しては「ガンガン撮れる」と言う感じです。連写も6コマ/秒と全く問題ないですし・・
D7000を最初の1台にするユーザーってのはどういう気持ちなんだろうか?ってのをよく考えたりします。私の最初のデジタル一眼はD40だったので、これより下が無いってのもありましたが、撮影してみると何ともあり得ない描写性能だったので、直ぐに写真撮影に傾倒出来たものです。D7000が最初なら一体どういう風に思うんだろうか?ってのはちょっと興味があったりしましたね。誰か教えてくださいw
まぁそんなこんなで、来年にはいかなる形でも後継機が出るだろうし、ボディ単体で6マソと言う破格なカメラだと思います。1600万画素と言うセンサーはペンタックスやソニーでも使われている折り紙つきのセンサーで、正直今市場でもっとも動いているセンサーとも思います。(少なくても1800万画素のキヤノンのセンサーよりも多く使われていると思う。3社合わせるとw)
そう言うわけで、D7000を古いと感じるかどうかなんですが・・個人的にはまだまだミドルエンドでは一線級のスペックを誇っているし、正直その値段で買えるのは羨ましい限りです。是非、底値である今購入されて、末永く使って見て下さい。
他にも色々と書きたいことがありますが、これにて終了したいと思います。それでは、D5100撮影記でまたお会いしましょう!
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・・・
は??