
どもっ!出かける時は2WEEKS!雷帝王でございます(意味不明)。さて・・今日は久々の映画レビューなんですが、リニューアルされたトータル リコールにスポットを当ててみたいと思います。このトータル リコール、最初の映画化は確か1990年。ポール・バーホーベン監督だったと思います。このバーホーベン監督の代表作はトータルリコールもそうなんですが、初代ロボコップであるとか、個人的には、K・ベーコンがいい味してた、インビジブルってのもありました。あと、氷の微笑。シャロン・ストーン繋がりでw 作風的には結構グロいのが多い監督と記憶してます。(そもそも、コメディは作ってないと思う。)
さて・・先代のトータルリコールも良く覚えているのですが、今回はリニューアルされたトータルリコールなのですが、まぁ基本的には前作が火星全土を舞台としたものに対し、今作品は火星の表側・裏側と言う感じではありますね。
リニューアルした監督はダイ・ハード4.0の監督なのですが、正直4.0がかなり面白かったのでこの作品も雰囲気は(ちょっと)似ているかもしれません。旧作では火星でのミュータントを救うダグラス・クェイドだったのですが、今作品は、骨子こそそうなのですが、なんと言うか「なし崩し的に、記憶が必要になった主人公」と言う感じです。主人公は凄腕のエージェントなのですが、旧作は確か救世主だったような、まぁ若干ニュアンスが変わっています。
K・ベッキンセール≒シャロン・ストーン
・・・正直旧作はシャロン・ストーンと言う女優が余りにも良くて、逆にヒロインが全く持って目立たない感じでしたが、今回はシャロン・ストーンの代わりをケイト・ベッキンセールが演じて、目立たなかったヒロインがジェシカ・ピールと言う最近名を馳せる2大女優が演じてますね。これはピンを張れるヒロインが二人いる事で、この作品の特異性をなんとなく感じてしまいますが・・確かにシャロン・ストーンは中盤までに撃ち殺されて終わったのに対し、ベッキンセールは旧作のS・ストーンとクェイドを追うマイケル・アイアンサイドの役の二つを演じているって感じです。この「鬼女」っぷりがたまらなかったですね。
主人公で言えば、シュワルツェネッガーに対し、コリン・ファレルとまぁ姿かたちは違えどピンを張れる俳優ではありますが、さすがにシュワちゃんに対しC・ファレルだと格は落ちますね。まぁシュワちゃんに対抗しうる俳優はスタローンとかJ・チェンとかになってくるので、最近は飛びぬけてメジャーな俳優が少ないと言う事か・・
旧作に対するオマージュもたくさんあると思いますが、個人的には「2 Weeks Woman」のオマージュが笑いました。
・・
・・・
そっちかよ!
・・・って感じです。詳細はレンタルして見て下さいw
かの有名な、ブレードランナーから、トータルリコール・・共通点は「サイバーパンク的な」って感じでしょうか?ブレランはその金字塔としても、当時の技術で考えると旧トータルリコールは本当に良く頑張って作ってあるとつくづく感心します。新トータルリコールは、CGを駆使してさながらのリアリティって感じですが、逆に旧作の方が壮大さがあるんですね。新作の方はただひたすら鬼嫁から中盤まで逃げると言う感じが続いたのですが、旧作品は「謎解き」と「ドラえもんのようなアイテム」の使い方が大変面白く感じたのですが・・そう言う面ではリニューアルと言うよりは新約って言い方の方が良いような映画です。プロメテウスみたいにエイリアンシリーズを全面に出さずに別の名前にしても良かったとは思います。
で・・結論ですが・・面白かったです。旧作と比べるとリアリティに勝り、プロットに劣ると言う感じですが、まぁ差し引いてもいい線は言っていると思います。あと、メインテーマに関しては旧作の方がダントツでよいです。ブレランもそうですが、最近記憶に残る映画音楽ってのが少ないような気がします。もっと頑張って欲しい。
話がそれましたが、作品としてはしっかり作ってある良作であるのは間違いなく、それを固めるキャストも一流揃いって事で、旧作のリニューアルと考えるとまぁ悪くないリニューアルだったなぁ・・と思います。1500円。
旧作のテーマ(超有名)
2週間BBA(今回も出演w)
・・・新作のTrailer・・(予告だけ見ると旧作の方が面白そうw)
*旧作のトータルリコールも好きではありますが、シュワちゃんの作品ならその前のバトルランナーの方が好きかも知れません。ストーリーが単純明快なので・・
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2013/02/10 22:25:42