
どもっ!誰がいったか知らないが死亡説は・・聞いた事の無いSTAGです。自分の死亡説なんか出たらちょっとだけ笑ってしまいますが・・まぁとりあえず生存報告をば。
いやー、なんかブログ放置して申し訳ない。みんカラは他車両のをよく見ているのですが、なんか見慣れない表記が・・「愛車ランキング28位」って30位以上だとこういう風に表示されるんですねぇ・・それ含めて、2ヶ月もの間全然放置していないので皆さん一体何見てるんだろうって感じです。まぁマニアックなものをパーツレビューには上げてますが・・
とりあえず放置プレイと書きましたが、実のところ、近日「超」が付くほどでかい発表がありまして、それに奔走しているわけであります。それが発表できるようになるとちょっとだけブログを上げる回数が増えるとは思いますが、もうちょっと時間がかかりそうなので、とりあえず今は静観しておこうという感じです。まぁちょっと北の国が太平洋に南国5号・・?いや、さつきみどり3号か?そんなものの発射準備して、発射するまでには報告できる・・様な気がします。
まぁあくまで自分にとって大きな話であって、他人にとっては小さな一歩的な話なので、とりあえず決まったら報告いたします。(その決定事案に関しては99%決定はしているのですが・・)
さて・・書けば書くことがたくさんあったりしますが、とりあえず今日は8月15日なので終戦の話を・・と思ったけれど、個人的には8月12日にあった歴史的な事について書こうかなーと思います。8月12日と言えば日本航空123便墜落事故があった日ですが、あれから32年たったのですねぇ・・当時自分は・・多分小学校高学年だったような気がしますが、奇しくもその4年後に自分も747に乗って海外に行ったこともあり、その時の思い出としては・・「まぁ乗って・・墜落したらどうしようもないのでしょうがない」と言う感じでした。そうそう頻繁にボーイング747が墜落するわけでもないのにそう考えていたと言うことは、いかにあの事故が強烈に頭の中に残っていたかなんだと思います。(実際、事故機は747-100SRで、多分私の乗ったノースウェスト航空のそれは747-200かもしれないけど・・)
奇しくも今年、ボーイング777が同じ航路(羽田-伊丹)で航行中にトラブルがあり、羽田に引き返したって話が盛り上がっていますが・・
偶然の一致とか、色々世間ではオカルトっぽく書いてますが、まぁなんだかなーって思います。まぁ・・偶然の一致ですし、後述しますが、123便の事故は過去に起きたことのない複合的要因があっての不幸だったので、今回の与圧異常とは全然違います。
ちなみに、私は国土交通省のイレギュラー運航(今回の777みたいに機体に異常があって引き返した、まぁ重大インシデントの手前の不具合)を良く見てるんですが、6月なんて
21件もありましたよ。まぁちょっと多いかなーとは思いますが、まぁ毎月10件以上は上がっていたりします。
123便の件もそうなのですが、マスコミが不用意に煽ったりするスタンスはとても嫌気がします。今回のボーイング777の件でもそうですが、まぁ詳しい調査報告はまだでしょうけど、ネットで状況を見ている限りではランディングギアを格納する箇所のカバー(一説によると、ダクト?)が何らかのトラブルで外れ、旅客機ってのは3000メートル以上上だと意図的に圧を上げて気圧を一定にして酸素を供給していないと空気が薄くなってしまうので・・まぁそこから機内への与圧に異常が生じたため酸素マスクが自動的に降りてしまったと言う感じです。対応とすれば3000m以下に降りて低速で飛行すれば問題なく対応出来るイレギュラー運航扱いと考えますが・・(重大インシデントになる・・かも?そこらへんの定義は良く分からん・・)まぁ富士山よりも高い場所で飛行すると考えると普通に考えても酸素が薄いって事は分かると思います。
123便の事故は簡単に言うと複合的要因、一番の原因はボーイング側が123便がしりもち事故を起こした後に、後部の圧力隔壁の修理の仕方が間違っていたのが一番の原因だと思います。
走行中に圧力隔壁が吹き飛ばされ、その弾みで後部尾翼が破損。垂直尾翼が破損すると、真っ直ぐ飛べなくなりますが、それでももしそれだけで終わって、主翼が操作できるものであったら、恐らく墜落はしなかったでしょう。(最悪、海に不時着出来ていたと思う。)圧力隔壁の破壊はもう一つ、油圧系統を破壊されたことで、機体をコントロールする術が無くなったのが、あの123便墜落の原因だったと言う事が判明してます。それと今回の37便を一緒にするというのはどうかと思います。
まぁ123便の事故は全世界でも当時は衝撃的なものであり、32年たった今、風化しつつある事が(このボーイング777の事故で)また再び世間に知れ渡ると言うことを考えると、逆にどんどんメディアで取り上げてもらった方がいいのかもしれません。
当時の747はフラップやらラダー操作は全て油圧配管の中に油を入れて、その圧力で操作していたのですが、123便はその油圧がオールロスで、出来ることと言えばエンジン出力を上げ下げして、とにかくそうなった場合はエンジン出力の強弱で飛ばすしかなかったわけで・・さらに水平は保てない事もあり、当時の旅客機がこういう状況になったら恐らく墜落もしくは不時着って事になったと思います。
しかしながらこの123便の事故以来、逆に言うと1985年から旅客機の安全性能は飛躍的に向上していると思います。現在はフラップやラダーの操作は複数の種類の操作が出来るようになっており、最近ではフライバイワイヤ化されていて電子制御技術が確立されているので、こういう状況になっても即墜落すると言うことにはならないと思います。(フライバイワイヤが故障してもフラップやラダーを動かす術はまだ複数ある・・らしい)あと、これはifなんですが、もし油圧系統が1系統でも残っていて、垂直尾翼が破損しているだけの状態だと、不安定にはなるけど、着陸は出来ていたという見解もあったりします。(実際、そういう事故もありましたが・・)
そもそも、最近の旅客機墜落を見てみると、MH370、マレーシア航空の行方不明はいまだに解決してません(恐らくディエゴガルシ・・おっと誰か来たようだ)が、それ以外のものを見ると「機体が古く、整備不良」や「パイロットの心神喪失」が殆どのような気がします。と言うか、「パイロットの心神喪失」だけはどうしようもないorz
747は4発機(エンジンが4基ある事)なので、油圧の件が解決されたら、リスクとしては1/4だったりします。例えばバードストライクを受けて、4発中3発エンジンが止まっても、問題なく着陸する能力がありますし、最近の旅客機はほぼ2発機なので、両方エンジンが止まったらあとはグライダーっぽく滑空して不時着するしかないので、そっちの方がリスクが高いような気もします。(ギムリーグライダーってそうなって不時着成功したケースもありますが、山中だとしんどいだろうな・・)
まー色々書きましたが、今回羽田-伊丹間だったので多分捨てなかったかもしれませんが、もしこの機体が海外へ飛ぶとして、羽田に30分以内に緊急着陸するのなら、主翼の中にあるジェット燃料を捨てなければ主翼が重くて着陸するときに壊れる可能性があったり、滑走路内に着陸できなかった(オーバーラン)りします。
これなんかそうですが、過去にこういう事があって主翼が折れたことがあったのだろうか?と考えるとちょっと怖いw(あ・・ケロシン(ジェット燃料)は大気放出中、気化しますんで害はないです。)
まぁと言うわけで今回の37便の緊急着陸と123便のそれは比べてはならないほど違うものなので、メディアの偏向報道には注意するべきかと思います。
・・37便の動画があったので見てますが、まぁ酸素マスクが急に降りてきたら怖いだろうな。
・・・毎年8月12日が来たらいつもこの動画を観てます(昔はフル版もあったような気がしますが・・)。最初は偏向報道で叩かれた機長さんとその家族の皆さんですが、
つらかっただろうなぁ・・と思います。(娘さんは確かJALでCAやってた様な気がします。)
Posted at 2017/08/15 17:39:02 | |
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