(仕事山高に付き・・)長らく新製品ブログを休止しておりましたが・・今日から時間があれば書いてみようと思います。東京モーターショーも始まったことですし・・最近新車やらコンセプトカーの動きが激しいので・・とりあえず暫く家電はお休みで、心に残ったものを書いて行こうかと思います。
さて・・復活最初は「スズキ キザシ」です。多分エスクードのエンジンだと思いますが・・スズキの大型セダン・・ちょっと楽しみではありますね。
「スズキ株式会社は、新型セダン「キザシ」を10月21日より発売する。
「キザシ」は、スポーティーで力強いスタイリングや、丹念な作り込みによる上質なインテリア、快適な装備に加え、感性に応える爽快な走りを追求したセダンである。欧州・北米で走行テストを重ね、スポーティーなハンドリングと快適な乗り心地の両立を目指し開発を進めてきた。
「キザシ」という車名には、スズキが「世界の市場に向け、新しいクルマ作りに挑戦する」という想いを込めている。「キザシ」はスズキの新しいフラッグシップモデルとして、今後北米市場にも投入を予定している。
スポーティーで力強いエクステリアデザイン
•ヘッドランプからリヤコンビランプまで張りのあるショルダーラインを取り入れ、車格感のある力強さを表現した。
•リヤのトランク周りのデザインは、抑揚を持たせ空力特性と造形美を両立させた。
•リヤバンパーの一部に取り込んだマフラー後端にはステンレス製のカバーを施すことで、スタイリッシュな印象のリヤデザインとした。
高い走行性能
•最高出力138kW(188PS)、最大トルク230N・m(23.5kg・m)のJ24B型エンジンを搭載。可変吸気システムやデュアルマフラー等により優れた吸排気効率を実現した。
•トランスミッションはスムーズで力強い走行を実現するCVTを採用した。
•フロントはマクファーソンストラット式、リヤはマルチリンク式サスペンションを採用し、高い操縦安定性と快適な乗り心地を両立した。
•4WD車には電子制御4WDシステム“i-AWD”を搭載し、スムーズな発進加速や旋回性能を実現。さらに“i-AWD”と電動パワーステアリングを協調制御する、車両運動協調制御システムを組み合わせることでクルマの挙動を安定させ、姿勢の変化を抑制する。
優れた静粛性
•車体各部に吸音・遮音対策を施し、静粛性を高めながら車体の軽量化と両立させた。
•大容量サイレンサーを採用したデュアルマフラーにより、不快な低周波のこもり音を低減し、快い排気音とした。
充実した各種装備
•高速走行やロングドライブなどで快適なクルーズコントロールを装備した。
•パーキングセンサーを前後バンパーに各4個ずつ内蔵し、駐車時の利便性を高めた。
•運転席には10ウェイ、助手席には4ウェイのパワーシートを採用。運転席にはドライバー3名分の最適なシートポジションを記憶するメモリー機能も採用した。
•運転席と助手席の温度調節を別々に行える左右独立温度調節機能付フルオートエアコンを採用した。
•スポーティーな走行が可能なマニュアルモードや、手もとでシフト操作が出来るパドルシフトを採用した。」
・・・スズキに関しては、軽部門が圧倒的なために、セダンの大排気量を作るとなると、全てにおいて刷新する必要があり、開発はとても難しかったと思いますが・・。
さらに、弱点として・・マークXのフルモデルチェンジと重なってしまいました。マークXに関しては(一番安いモデルでも)2.5リッターのV6で・・パワーは折り紙つきなのでなんとタイミングが悪い・・。(しかも値段を考えるとどう考えても2台並べられたらキザシを選ぶ人は・・・と言う感もありますね。)
まぁ他社との比較はおいといて・・2.4Lで188馬力、トルク23.5kgってのは最近のクルマで言うと平均的ではありますね。一個下にギャランフォルティスって感じでしょう。まぁそれを考えてしまうと300万で購入できるギャラン・フォルティスラリーアートとこの4WDモデルってのはまたバッティングしてしまいます。
それを考えてもSSTで240PS、トルク35kgを発生するラリーアートと比べると燃費云々考えても立場が悪そうな気がしますね。
内装はマークXとくらべてややプラスティッキー感はあります。まぁマークXは木目調ですから・・分が悪いですね。その他のスペックを考えてもスイスポなどについてるESPは装備してますが・・焼き直し感も否めないですね。
あえて言うと・・デザインはとてもよさげな気はします。内装はラリーアート以上、マークX以下というところでしょうか?せっかくスズキがちゃんんと真面目に開発したいいセダンだと思いますが・・セダンで言うとこの2台のバッティングがあまりにもかわいそうです。Webカタログを見てもキザシのセールスポイントを見ても、他所の2台はほぼ網羅しちゃってますorz
いいセダンだと思いますが・・残念ながら、値段を見てしまうと個人的にはギャランフォルティス・ラリーアートを選びますね。フルタイムAWD+SST+ACDを考えると、セールスポイント自体がにあまり良さを見いたせず・・正直230万程度でないと・・タダでさえ売れていないセダン業界ですからねぇ・・(まぁその価格帯にはマークXの安いグレードやらノンターボのフォルティスがいますけどorz)
*そう言えばマフラーカッターの形状が・・キザシは前のマークXっぽくなって・・マークXは普通になってしまいましたwww なんだか確信犯を感じますけど(多分マークXは社外マフラー云々あっての事かも!?)