最近は高級コンデジと言う名前よりかは「明るいレンズ搭載コンデジ」って言う方が良いのかもしれません。どのメーカーもこぞって広角側がF1.8~F2.8のレンズを搭載してきましたから・・。しかもスリムなのは相変わらずで、将来的にはデジタル一眼の領域すら侵しかねない・・?っていうのはまだ時期尚早でしょうけど・・
さて・・・シグマのコンパクトデジカメにDP2Xってのがあります。これって1400万画素のCMOSを搭載していて・・しかも単焦点と言う恐ろしいスペックなんですが・・ようやく発売日が決まったようですので・・ちょっとスペックをおさらいしておきましょう。
「シグマは20日、コンパクトデジタルカメラ「DP2x」の発売日を5月27日に決定した。
2月8日の発表当初、発売時期を未定としていた製品。今回、発売日が決まった。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万9,800円前後の見込み。
「DP2」(2009年4月発売)、「DP2s」(2010年3月発売)の後継機種。旧機種に引き続き、焦点距離24.2mm(35mm判換算41mm相当)F2.8の単焦点レンズを搭載する。
撮像素子は現行機種の「SD15」、「DP1x」、「DP2s」と同様、有効約1,406万画素のX3ダイレクトイメージセンサー。センサーサイズは20.7×13.8mm。
DP2sからの主な変更点は、AFアルゴリズムの最適化によるAFスピードの高速化と、高感度性能を向上させるAFE(アナログフロントエンド)の搭載。同機能はSD15やDP1xにも搭載済み。
そのほかの主な特徴は、DP1xと共通。画像処理エンジンはTRUE II。RAW記録およびJPEG記録が可能。感度はISO50-800。ISO1600とISO3200はRAW記録でのみ利用できる。
液晶モニターは2.5型23万ドット。記録メディアはSDHC/SDメモリーカードおよびMMCを使用可能。バッテリーはDPシリーズ共通のBP-31。
シャッター速度は最高1/2,000秒。ポップアップ式の内蔵ストロボを搭載。動画記録は320×240ピクセル、30fps」
・・「画角と構図は、自分が動いて決める」と言うのが単焦点での鉄則だと思うし、カメラ関係を勉強している人に、いきなりズームレンズってのもあまり考えられないかもしれません。(まぁ実際にどうなのかは分かりませんが・・)このDP2Xってのはまさにその動いて決めるってのを具現化したようなスペックなんですが・・移りに関してはコンデジ史上でも最強ではないでしょうか?
先代モデルのDP2Sとの変更点はAFの高速化と高感度性能の向上と言う事で、タダでさえプロフェッショナルの領域であるこのカメラが・・更なる領域を目指して開発されたものであるのは確かなようです。とは言っても、実際どこまで変わったのかは書いてませんけど・・
RAW記録が出来るのは強みだし・・レンズは24.2mm(35mm換算で41mm)と言う人の目でみる被写体と同じように写るので、撮影はやりやすいでしょうね。
残念なのは今更2.5インチの23万ドットの背面液晶でしょうか?最近の高級なコンデジは3型92万ドットが主流ですから・・
価格は49800円で5月27日発売予定。写りは折り紙つきではありますが、実際にこれを使いこなすとなると結構デジタル一眼の方がいいような気がしないでもないです。
Posted at 2011/05/22 22:00:52 | |
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新製品ブログ 2011年5月~ | 日記