
どもっ!久々の更新ですが・・
「実は体調が悪くてほとんど何もしていなかった」
夢幻のジャッカロープなんですが・・いかがお過ごしでしょうか?さて・・そろそろ大反抗作戦をしようと思っていますが、そろそろこの不健康騒ぎからおさらばしなければなぁ・・という感じです。体調の件はまぁもうちょっとしたらお話するかもしれないし、そうでないかもしれない・・まぁ話したところで先天性なものなので・・多分分かんないかもしれませんがorz
こないだRacing King180の予約もしたり(なんとか間に合った(汗))色々とやってますが、まぁ相変わらず家でブルーレイ見ている始末でしたが・・年末年始でなんとか体を治して・・来年こそはもうちょっと健康的でいられるといいですねぇ・・そのために努力している最中なのでありますけど・・
さて・・んなわけでThinkPad EdgeのHDDを換装しておきました。換装は多分ブルーレイ換装よりも楽かもしれません。ただ・・現在HDDが高いのでまぁ私も妥協して750GBのものを選びましたが・・
HDDの換装とひとえに言っても実際には最近多い「HDDリカバリ型」なんですね・・ThinkPadも・・だから、ドライブQと言う隠れドライブレターにバックアップが潜んでいます。まぁそれごとクローンを取るのですが、クローンをとってもそのQドライブのものをリカバリ出来るかどうかわからないので、オリジナルの320GBのHDDは絶対取っておいてください。それさえあれば・・交換した大容量HDDが昇天しようがやり直しは聞きますので・・
さて・・順を追って行きましょう。必要なもの・・
2.5インチ、9mm厚のHDD。今回は
HGSTの0S03085をチョイス。750GBですから・・320GBの倍の容量という事でまぁいいだろうと・・ちなみに、ネットでは9500円前後ですが、PC工房では7980円で売られてました。まぁこれでもタイの洪水前と比べればかなり高いですがw あとは2.5インチのS-ATAケースを買わねばなりません。PC工房で980円のを・・一度使ったらとりあえずはお役御免になりますが・・
あと・・工場出荷時に戻すリカバリディスクは必ず焼いておいてくださいね。
HDDをケースにいれ、USBで繋げます。
その後、HDDクローンソフトを用意します。どこのでもフリーで結構使えるものがありますが、とりあえず王道の
Acronis True Image WD Editionをチョイス。
・・・ここで注意しなければならないのが・・
「WD Editionなので、クローンする側、される側のどっちかがWestern Digital製でないとクローンは作れない」
という事。まぁそれが嫌ならAcronis True Imageの汎用版をインストールすればいいことなんですが、とりあえず今回はWD製HDDなのでそれにしました。
汎用版は使用期限が30日限定ですが、まぁ30日も必要ないのでw(バックアップとかを取るのなら5000円払う価値はありますけどねw WD Editionはフリーです。)
・・・フリーのソフトなら
Easeus Disk Copyがいいみたいですね。こちらは起動ディスクから行いますが、True Imageは再起動後バックアップを取ってくれます。
使い方は
こちらを参照してください。
注意点は空のHDDをさした場合は「空のディスクドライブが見つかりました~」ってのが出るので「いいえ」を押してください。あとはリンク先のウィザード通りでやりました。
時間的には30分~1時間程度で出来上がるでしょう。
さて・・出来上がったHDDをPCに入っているHDDと入れ替えましょう。
ThinkPadを裏返してメモリの時に外したネジを全てとって開けます。
一応バッテリーは外しておきましょう。
真ん中の黒いのがいかにもHDDなんですが、まぁその通りです。赤丸の2箇所のネジを外しましょう。
外したら斜め上にスライドしながら手前に引きます。あまり馬鹿力をいれると壊れるかもしれません。ちょっとの力でそぉっと引き抜いてください。
引き抜いたのがこれ・・
金具とHDDは両側にネジ2箇所づつ・・計4箇所あるので、それを取って入れ替えます。この時、ネジサイズ的には精密ドライバーでもいけそうなのですが、これがめっさ硬いので、ネジを舐める要因になります。必ずグリップが大きめのドライバーを使ってください。(先述した上の2箇所は比較的精密でもできましたが・・)
交換後、斜めからスライドするように挿せば終わりです。あとは蓋を占めてバッテリーを付けて電源を入れてみましょう。まともならHDDを認識するので、再起動を促されるはず。再起動後・・普通に使えると思います。
Note:
OSO3085はHGSTのHDDでまぁ鉄板のHDDと言えますが、ついてたWDの320GBのHDDより確実にカリカリ音は大きくなります。体感的な速度向上はほぼ感じられず。
ついていたHDDはWestern Digitalの
WD3200BEVT (320G 9.5mm)ですが、こちらの方が静音性に優れており、なかなか良いですね、発熱もほとんど感じません。5年前のHDDはキーボード叩いていてもかなり熱を感じる位だったのですが、最近のHDDはほぼないです。
クローンすると、Cドライブは600GB程度になるので、これは
Easeus Partition MasterってのでCドライブ200Gで、Dドライブを新規に作成しておきました。やり方は超簡単なので省きます。あ・・再起動は要りますよ。これも個人利用に限りフリーソフトなので、入手は楽なはず。
クローンのHDDだと、例えばMicrosoft Officeなどの認証が必要なものは、再認証が必要になる時があります。まぁマスターのCDがあればそれを読んで終わりなのですが、結構めんどくさいかもしれません。
・・
・・・
で・・・本日をもってThinkPad E520の開発を終了いたします。個人的には安価で使いやすいと思うし、何しろ・・
「マニュアルでメモリ・ドライブ・HDDなどの換装方法が全て書いてある」
・・逆に言うと自作マニア御用達のようなノートPCだと思いました。実はこのノートPC・・ちょっと引き合いがあるので持って行って売れるかどうかなのですが・・換装した全てのパーツを合わせても当時で5マソ以下と言う驚異的な価格(今ジョーシンさんの所で売ってないので値段は当然跳ね上がっていますが・・)且つ、IBMのソフト&ハードウェア技術もしっかりしているなぁ・・と言う感じもします。
以下、良いところと悪いところを上げましたので、参考にしてください。
良い点・・
○とても3マソ前後で購入できるとは思えないほど筐体のクオリティ高し
○キーピッチ・質感は最高!
○Express34カードが挿せる(USB3.0製品が使える!)
○HDMI出力が可能。(ブルーレイドライブ換装後、フルHD液晶TVから出力可能)
○Lenovoのソフトウェアはかなり堅牢
○起動・終了が気持ち速い。(特に終了が・・)
○パーツへのアクセスが非常に容易でカスタマイズベースには最高!
○ノングレア液晶
○フルHD動画の再生も容易にできる。BDもほぼ引っかかりなし!
悪い点・・
×F6~F11が文字入力する場合は、デフォルトでFnキーを押さないと出ない。(BIOSで変更可能)
×ひどい視野角。1366×768ですが、まぁ安物の液晶パネルなのは間違いなし。(とは言っても妥協できるレベルでもある。)
×大文字やらNumLock用のランプが無いので結構迷う。液晶モニタ上で一時的に出るだけ。
×たまにThinkVantageの何かが急に立ち上がったりするので、メモリなんかが低スペックだと結構イライラする。4GBだと全く問題無し。
×なぜかWindows7 Professional 32bit(G570はHome Premiumの64bitなのだがw)
×上のOSの制限により、メモリが3GB程度しか認識しない。G570は64bitなので8GBまで認識出来るのだが・・
・・・まぁこんな感じです。スタミナに関しては液晶モニタを外部HD液晶TVにしてM:I3を視聴してまだ半分程度残っていた程度なので、液晶使うと3時間程度は持つだろうと思う。それ以外だと省電力機能もちゃんと働くので結構長持ちしそう。
総括: 今回久々に5マソ程度使ってノートを弄ってみたけど、このThinkPad Edgeシリーズ・・Gシリーズと比べてさすがにEdgeでもThinkPadの血を引いているだけあって、使い勝手やら性能はなかなかのものだと思う。というかこのスペックで3マソ以下というのは2年前だと有り得ない事だと思う。
バッファローの無線ブロードバンドルーターで4LDKのマンション内を無線LANを使って隅々まで調べてみたが、一度も切れる兆候がなく、非常に快適に使えた。瞬間だと45MBps程度は出る。そういう面でモバイルとしても十分すぎるほど使え、まぁ重量が2.6キロと言うのは決して軽いわけではないが、スタミナもネットの閲覧程度なら5時間程度は持つだろう。
CPUはセレロンB810と言う1.6GHzのデュアルコアだが・・さすがに安くてもサンディブリッジ・・WebブラウズからフルHD動画再生まで卒なくこなす。逆に言うと、Core i3やi5が必要なのか?と言う気分にもなる。まぁ上位CPU使えば凄いと思うのだろうけど・・
拡張性という面で言うと、Express34やHDMI端子が使えるので、一通りの入出力まで備えている。同価格のG570シリーズと比べてもここに非常に大きなアドバンテージがある。
普通に考えても「凄い!」としか言いようのないスペックだと思う。買ってよかったと切に思えるノートPCですね。