
どもっ!某茄子の小遣いを全て車につぎ込んだので年末年始は全てお茶漬けな私です。まぁ・・人生そんなものでしょうww ただ・・ガソリンが安くなってきたので結構出歩いていますね。こうなったらそろそろ対外的に出歩きたくなってくる・・ような気もしますがまぁもうちょっとですな。
さて・・ビッグスロットル装着して1000キロ過ぎた辺りだと思いますが、そろそろECUが馴染んできたので、ちょっとばかしお話しようと思います。その1週間後にマフラー交換もしたので、それ含めてのレビューとなりますが・・・
久々にPV数も見てみましたが、前回のネタをかなり注目している人も多そうなので、まぁそれ含めてスロットル交換のレビューをしてみます。
と・・その前に現在の仕様をば。
○HKS純正交換タイプエアクリ
○Pivotスロコン→SP4
○シエクルのミニコン(レスポンスモード)+レスポンスリング(低中速用)
○柿本のGT-BOX06&S
○RFPは弱
○アンビエントメーターはOFF
・・・最後の二つは後述しますが、まぁこんな感じです。恐らくヴェゼルの中ではかなり吸排気を弄っている方でしょう。ヴェゼルは基本的にはフィットRSのエンジンにフィット3HVのモーターを組み合わせた車で、これは来年発売されるフィットシャトルが第2弾になり(そうなると思う)、現在では唯一無二のパッケージングだったりします。フィット3HVはアトキンソンサイクルの低燃費エンジンなので、馬力が違ったりしますが、まぁフィットシャトルが発売されたら走りの勢力図が結構変わりそうな予感すらします・・(とは言っても、重量的にヴェゼルHVとあまり変わらないだろうなぁ・・)。グレイスRSとか出たら脅威ですが、出たらミニタイプRっぽくて買い換えるかもwwwww
まぁこの構成で走りのレビューをしますが、初速はミニコンの恩恵もありスムーズです。これはスロットル交換しなくてもそうだったのですが、スロットルを交換すると、今までパーシャルだった箇所が無くなり、ONかOFFか?って感じになります。これが10~60キロ位の速度。加速モリモリ感もありますが、RFPと言う害悪の為に、多少踏まなくてはなりません。一つポイントなのは・・「ビッグスロットルを交換した所で、やはりある程度踏まなくてはならない」ってのも事実です。HVに関してはやはりモーターからEVの切り替えがあるので、そこら辺のタイミングはスロットル交換をした所であまり変化無く、やはりある程度踏んで加速するってのは忘れてはならない事実でしょう。(基本的にスロットルを交換すると、HVじゃなかったらペダルに足を置くだけでスルスル感が違う・・はず。)
但し、登坂などのキックダウンは全然違ってきたりします。ノーマルのHVだとDレンジで登坂する時にベタ踏みしてもあまり加速しないのですが、ギアが落ちたと同時に加速感は全然違います。NAの大排気量っぽくするすると速度が伸びていくという感じです。
SPORTモードも全然違います。特に登坂だと今まで使いにくかったSPORTモードにようやく「ギアかかり感」が出てダイレクトに加速していきます。登坂で・・5速でモーターアシストがかかるとコルトバージョンRのブーストのかかり初めに近い感じの加速です。勿論ベタ踏みするとあっちの方が速いですが・・
平地でキックダウンすると、ゆわキロ程度なら数秒で出ます。以前スーチャーノートの0加速動画をようつべで観ましたが・・DCDと言う飛び道具のダイレクト感故、こっちの方が0-60までなら速いような気もします。SPORTモードなら多分速いです。(と言うかモーター+なら馬力で勝っていると思うけど・・)ECUの慣らし運転が終わる前はとにかく回転数だけ上がる感じでしたが、馴染んでくるとスロットル交換恐るべしと言う感じです。
燃費は・・実はこれはまだまだ取ってみないと分かりませんが、前回の燃費はリッター18.3でした。交換前がリッター20.3なので2ほど落ちたと言う事になります。夏場はリッター21~22をコンスタントにって感じで・・
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が・・実はこれにはからくりがあり、先々週の大雪で通勤時に大渋滞+迂回路を二日間通らなければならない羽目になり、まともな燃費ではないです。一時はリッター15とかを記録していたのですが、多少長距離を走る事になり、最終的に500キロ程度走った時点で18.3でした。二日前給油してちょっと100キロほど長距離を走ってみました(条件としてはやや踏み気味、登り・下り・平地が3割づつ)が、21.3位出てます。信号の少ない場所だとあまり燃費に変化は無さそうです。
(追伸:ちなみに、車の燃費計と満タン法計算での誤差が最近0.2以内なので、ヴェゼルの燃費計は慣れると凄く正確だという事が分かった。今後は満タン法しなくても良いかな~って感じもします。)
で・・こっからはデメリット。デメリットですが、いっぱいありますw
まずDレンジの上り下り。ヴェゼルはDCDのリコールで何度かシフトプログラムの修正をしてますが、スロットル交換すると一つ前の修正前のような挙動になります。低速でエンジンがかかると結構うねり、上り坂でキックダウンすると3000RPM以上でたりと結構やんちゃです。
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とは言っても下りは積極的に回生しているし、上りはSPORTボタンのマニュアルで解決出来たりします。まぁもともとヴェゼルは傾斜の付いた場所を走行するのは苦手なので、それが以前の状態にやや近くなった・・と言う感じ。
まぁ一つアドバイスをするとすれば、登り勾配を走るのならSPORTボタン+パドルの方が燃費が良いです。Dレンジだと3000RPM前後出ますが、MTモードにして6速~7速で走ると大体1800~2200RPMです。(速度は聞かないように。バイパスなら+10%程度かな?)スロットル交換により、逆にアグレッシブに走らなきゃならないってのも面白い所w
あとは、交差点でEVからエンジンに切り替わる時が、ギクシャク感を越えて殺人兵器となり得る感。・・・勿論言い過ぎなのですが、切り替わると一瞬アイドルが高くなるので速度が出やすくなります。先ほど言った、パーシャル感が無いのです。「海賊王に、俺はなる(ドンッ!)」って感じの「ドンッ!」を想像してもらえばいいと思います(?)
で・・先述リストに書いた「RFPを弱に」って回答になります。RFPを中以上にしていると、必要以上にアクセルペダルを踏む羽目になるので、むしろ交差点をEVで入ってエンジンがかかるとダッシュしやすいのです。これを危ないと言う人も居ますが、まぁ・・危ないです。とは言え、ハイブリッドはそうなので慣れるしかないのですが・・
そして最後のアンビエントメーターOFFってのは、スロットルを交換すると、スロットルから一瞬だけでも空気の入り方が強くなります。それを検知してめまぐるしく緑→青に変わり易くなるので、精神衛生上良くないです。まぁだから老婆心ながら切る事をお勧めして置きます。
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それ以前にスロットル交換する輩にアンビエントメーターで燃費対策が必要かと言うとかなり疑問符すらしてしまうのですがww
まぁとりあえず、今現在気づいた事を書きました。
纏めですが・・このSPOONベンチュリビッグスロットル、私は気に入っています。HVはもともと燃費用に開発しているとは思いますが、ホンダのそれは、いや、ヴェゼルHVに関してですが、フィット3RSの直噴エンジンを搭載している通り、燃費向上の狙いもあるかとは思いますが、どっちかと言うとストロングハイブリッドとしての意味合いが強いものと思います。「燃費向上」と言う大義名分が3割で「パワーアシスト」が7割・・そう言う割り切り方をしたい人にはオススメします。昔で言うCR-Zのようなものだと思いますが、CR-Zと比べても遜色ない位良く走るようになりますよ。燃費に関しても、大人しく走れば18以上は出ますし、逆にストレスの溜まるようなエコ走行よりは、たまにぶん回して、燃費も程ほど良い。ヴェゼルのコンセプトはそこにあると思います。
あと、個人的にはホンダの新開発の直噴エンジンは世界最高峰と思っていますし、ホンダもそのつもりで開発していると思います。実際モーターアシスト無しで3000RPMのトルクを考えると1.5Lの補機類無しの数値ではかなり凄いと思います。
後押し・・は出来ませんが、ヴェゼルHVにファンtoドライブを目指している人なら交換する価値はあると思います。(もうちょっとデータとってパーツレビューに上げようと思います。)