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すなとものブログ一覧

2022年09月24日 イイね!

NTG5*1のDealer Menu

O.Koujiさんのブログを見つけて、ディーラーメニューを開いてみました。

※適用可能な方はNTG5.1が搭載された車両となります。Comandの本体上部真ん中のボタンに「DVDのイジェクト」+「CLEAR」の2個がある方です。

やり方は、Comandの本体にある「電話を切るボタン(赤色)」+テンキーの「7」+「9」を同時押しして10秒ほど待つ。

そうすると、下記のようなメニューが出現します。
操作はセンターコンソールのジョグダイヤルで出来ます。




閉じる場合は2枚目の写真のENDを選択するか、Comand本体にあるOFFスイッチで一旦電源を切る。

ただし、直感で読んでもどういう動作をするのか余りわからない。
ググってみても、今の段階では個別の設定はわからない...

そんな中で、ベンツのNTGで使用されているOSはQNXというUNIXライクのものであることが判明しました。(以下余談)
USBメモリに必要なファイルを配置し、これを起動時に読み込ませると色々できそうなことも...

今調べている最中ではこの必要なファイルのうち「実行ファイルはどうやって作るのか」+「開発機となるPCとどうやって接続するのか」がまだ不明確なんですよね。

ま、どちらにせよディーラメニューの詳細はちょっと知りたいですね。
Posted at 2022/09/24 12:12:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年09月10日 イイね!

CLA Shooting Brake のボディに関する情報



今回はダイムラーの CLA Shooting Brake のプレスキットからBody and aerodynamics: There is strength in serenity を翻訳+解説を追加しました。
(個人的に内容を読んで、記載順を変更している場合や、記述を削除している場合もあります。)
ちなみに※がついた段落はわたしの独り言です。

ボディとエアロダイナミクス: 静けさの中に強さがある

乗員を最適に保護するだけではなく、静かな走行と低振動レベルの基礎としても高いボディ剛性は重要ポイントである。

○高剛性ボディの実現
騒音と振動を最小限に抑制するよう設計されている。
・堅牢で革新的な素材によるインテリジェントな軽量構造を採用した。
(ボディ材のうち)68% は高強度および超高強度の鋼板で構成され、ボンネットとフロント ウィングはアルミニウム製であり、
応力に適した板厚の選定と、構造用接着剤などの革新的な接合技術が、安定したボディを生み出している。
※ボディ構成上、どういう素材を使っているか図面化したものはダイムラーからは提供されていないんですね。
構造用接着剤によるボディワークは最近のトレンドですよね。
確かに強度は出ると思うが、鈑金屋さん泣かせですよね...

・全使用鋼板パネルは、腐食から保護するために亜鉛メッキ済みである。
※今までは錆止塗装下地でしたが、亜鉛メッキならば少しは長持ちするかな。

○エアロダイナミクスの向上
cd 値 0.26 の CLA Shooting Brake は、コンパクトセグメントのベンチマークを設定となる。
時速 60 km からでも、風圧抵抗は他の全タイプの走行抵抗を上回る。
メルセデス・ベンツのエンジニアは、新しいモデルごとに空力特性の最適値を達成するように努力を続けており、cd 値が 0.231 の CLA Coupe は、この分野の世界チャンピオンである(2013年当時ですね)。
テール エンドがエステート(ワゴンタイプ)の CLA Shooting Brake も例外ではなく、cd = 0.26 で、このセグメントで最適な値を達成した。
0.57 m² のドラッグエリア (抗力面積 = cd 値 x 前面面積) もその典型である。
また、空気力学的に効率的な形状は風切り音の発生を低減し、洗練されたシールと相まって、車内は風切り音から効果的に遮蔽される。

空気力学的に効率的なボディの基本形状に加え、一連の対策によって空気力学も改善されている(次の通り):
• 特別に調整された A ピラー ジオメトリによる低い A ピラー レベル
• 空力的に最適化された外部ミラー ハウジング
• フロント バンパーのシール (ヘッドランプ セクションを含む閉じたラジエーター セクション)
• 冷却空気のオンデマンド制御用ラジエーター シャッター、ラジエーター グリルの部分カバー
• 前輪のホイール アーチにショルダーが付いた鋸歯状のホイール スポイラー
• メイン フロア パネルの十分なカバー、リア アクスルのセンター セクションの追加カバー、スプリング リンク、接続ディフューザー付きの空力的に最適化されたリア サイレンサーによるアンダーフロアの包括的なフロー。
•空力的に区分分けされたルーフサイドとテールライト
※ラジエータシャッターなんて付いていましたっけ?
それに後期型のエンジンアンダーカバーが開口部半分なのはちょっとだけ頂けないかな。

多数の詳細も、風切り音の低減に効果がある(次のとおり):
• マルチステージシーリングコンセプトのフレームレスドア
• 5 mm の側面窓による窓の高い断熱性
• 後部ドア ジョイントのシーリング
• ドアの縁に固定された最適化された形状のドア ミラー

スライド式サンルーフを備えたフルガラスのパノラミック ルーフでは、ウィンド デフレクター、適切な形状のカバー、シールなどの多くの風案内手段により、ルーフが開いているときの騒音レベルが可能な限り低く抑圧される。

ウィンドディフレクターは、通常発生するズキズキするノイズを抑制し、実質的にドラフトのない運転を促進する。

○車内騒音の抑制
・車両全体の剛性に加えて、ボディとシャシー/駆動システムの間の接続ポイントは、騒音と振動に関連する快適性にとって決定的です。
締結時の剛性が大幅に向上し、車内の騒音レベルが低下した。
※とは言いながら、リジカラを使用してサブフレームとの締結を見直ししたら、更に改善の余地はあるかも知れませんね。

ボディシェルの構造伝達ノイズを減衰させるために、静音材がボディに適用されている。
車内への騒音の影響を軽減するために、ファイアウォールの断熱材は高品質の射出成形部品として設計されている。
(従来の)深絞り部品と比較し一定の壁厚を実現出来、輪郭が大きく崩れても材料が薄くならないという利点がある。
従って、音響的な弱点のリスクを最小限に抑えることが可能である。

また、トンネルルーフに吸音材を設置することで、音の放射を最小限に抑制している。

シート面の下とボディの空洞にアブソーバーを使用することで、リアの高い遮音性を達成した。
ホイール アーチ ライニングは、(タイヤノイズに)対象を絞った方法でノイズを減衰させるよう設計されている。

タイヤのノイズを低減するために、個々の車軸構造とステアリング コンポーネントのダイナミックな伝達応答と、シャーシ マウントのデカップリング能力に焦点を当てて開発を実施した。
詳細な動作振動とコンポーネントの分析を通じ、影響を受けるシャーシとステアリング部品は、固有振動数と動的剛性に関して、ボディへのバーストノイズの発生が大幅に低減されるように構成されている。
※とは言いながら、正直エンジンノイズがMFAアーキテクチャーの中でも比較的大きいと言われるのは何故でしょうか...
Posted at 2022/09/10 22:53:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年09月04日 イイね!

CLA Shooting Brake のダイムラープレスキットについて


先日、AクラスのプレスキットからM270エンジンについてブログを4回に分けて掲載しましたが、

CLA Shooting Brake のプレスキットも見つかりましたのでご紹介します。

英語のわかる方はそのまま読んで、わからない方はサイト毎翻訳してしまいましょう。
写真も豊富で非常に美味しいです。

次のブログネタとしては上記の内容からシャーシやボディの話をピックアップしてみたいと思います。
Posted at 2022/09/04 21:52:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年08月28日 イイね!

「クルマの教室」入手しました!



私の住む街でもそれなりに大きな書店はありましたが、どこも在庫なし。
ところが先週金曜日に自分のアカウントのPVを見た際、ブログの当該記事に珍しく6件もビューがあったことから
たまたま三栄さんの当該書籍のサイトを見たところ、なんと在庫あり。
その場で注文したところ、本日届きました。

届いた書籍を見たところ、「初版第1刷」
ということはまだ増刷していないようです。
amazon では転売屋しか出していませんし、ヤフオクでも見かけることがない。
楽天・セブンネット・その他書籍の通販サイトでも在庫なしもしくは取扱停止状態のため、
現在唯一書籍を正規に手に入れられる可能性は三栄のサイトで在庫有りの際に購入するしかないと思います。
(もしかしたら三栄さんのサイトにリクエストを送ったら、在庫がでた際に連絡を頂けるかも知れません。)

電子書籍版は絶賛販売中です。ipadなどを使用しており「紙の書籍は古い」とお思いの方はそちらでどうぞ。


この書籍は240ページ近い本当に「自動車に関する教科書」になります。
福野礼一郎氏が自動車メーカの開発技術者から自動車のメカニズム関する講義を受けるという体裁で記述されています。
なので著者としては「福野礼一郎 × 自動車設計者」と書かれています。
一朝一夕で直ぐに読める(内容・本の厚さとも)薄い代物では当然ありません。

「ある程度クルマのメカニズムを知って」いて、さらに「自動車雑誌・既存メディア・インターネット上の技術評価記事は信用できないと思っている方」にとっては最適だと思います。
もちろん「現時点での知識を更に深めたい」本気の方にも最適です。

纏めになりますが、本当に「クルマの教室」入手したいと思うならば今は株式会社三栄の通販がベストではというお話でした。
Posted at 2022/08/28 21:22:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年08月21日 イイね!

M270エンジンの技術的資料について(その4)

引き続きこの資料に基づき記載していきます。

○2段階圧力切替によるオイルポンプ制御
要は可変容量オイルポンプを採用しています。

このオイルポンプは特性マップに応じ2 段階の圧力で作動する。
エンジン速度と負荷が低い場合、ポンプは 2 bar の低圧で作動する。
このとき、ピストン冷却用のオイル スプレー ノズルはオフになる(高圧時はオンに変化)。
この制御により、エンジン負荷とエンジン速度に応じた駆動エネルギーでエンジンの潤滑・冷却を供給する。

※ただし、可変容量化するということは従来の定容量機器と比較し部品点数が多くなるので故障率は高くなるという...

○新規開発のクーラント順路と3 段階の熱管理
ウォーターマントルは2ピース構造で、流速と熱放散が増加し、冷却回路全体の圧力損失が大幅に減少したことにより、エンジン出力を向上してもウォーターポンプの出力の低減が可能になった。
また、3段階の冷却水温管理を導入し、適正な温度のすばやく到達するように設計されている。
・エンジン始動時の初期段階:クーラントはエンジン内で循環してない。
 (恐らくサーモスタットが閉じている状態)
・ある程度温度が上昇した場合:クーラントがエンジン内を循環
 (サーモスタットが開くが、ウォーターポンプのボールバルブが閉じているため、ラジエターへは流れない)
・通常動作で105℃ (高負荷下で 87℃) を超過:ラジエターによる冷却が動作


※これはebayで拾ってきた中古のM270のシリンダーブロックの写真ですが、
 普通のオープンデッキでのウォータージャケットの外側に謎の流路が見えますね。
 どうやらこれが2ピースのウォーターラインということでしょう。

※確かに賢い制御だとは思います(現に今まで所有した車の中で適正温度に上昇するのが非常に早い)が、
いかんせん部品の信頼性がそれに追いついていないのが惜しい。
さらに前にもさんざん書いたが、冷却水周りの部品の取り回しが悪く、整備性が悪い(信頼性が劣るのなら、せめて整備性を向上してほしい!)

○ダイレクトスタート付ECOスタートストップ機能

全モデルに標準装備されているスタート/ストップ システムは、スターター対応のダイレクト スタートで動作する。
これは、エンジンが停止した際、クランクシャフトの位置を新開発のクランクシャフト センサーによって記録し、
エンジン コントロール ユニットが個々のシリンダーのピストン位置を認識可能になった。
再始動時に、最初の点火に最適な位置にあるシリンダーが選択されて燃料供給される。
スターターがエンジンを短時間回転させた後、理想的な位置にあるシリンダーで信頼性の高い噴射、点火、燃焼が即座に可能になる。

※個人的にはエコストップ/スタートはあまり使わないし、ペンジュラムマウントが劣化するとアイドリングスタート時の縦揺れ振動がデカイので余り意味がないかなぁ。

○転がり軸受採用バランサーシャフト

直列 4 気筒エンジンに固有に発生する二次慣性力は、エンジン ブロックの下部にある 2 つのバランサーシャフトによって打ち消される。
不均衡は、シリンダー ローラー ベアリングによって補償され、ギアリングによる軸方向の力はボール ベアリングによって吸収される。
本配置により、運転の快適性が向上するだけでなく、摩擦が大幅に減少するため、燃料消費量の削減も期待出来る。
コネクティングロッドの構成がより有利であることを考慮し、1.6 リットル バージョンではバランサーシャフトは装備されていない。


具体的には1.6Lの場合はクランクシャフトのカウンターウェイトが1気筒当たり1個。2Lは1気筒当たり2個。

○摩擦ロスの最小化

摩擦ロスの低減のために、オイルポンプとウォーターポンプ、低摩擦ピストン・ピストンリング・シリンダー壁、および新しい熱管理システムとチェーンドライブを採用した。
エンジンとトランスミッションは4点でマウントされている(エンジンマウント・トランスミッションマウント・2個のペンジュラムマウント)。
これらは、最大の騒音快適性を考慮して、高トルク エンジンのバリエーションのニーズに合わせて特別に構成されている。
トランスミッション マウントに組み込まれた油圧ダンパーも、優れた走行快適性に決定的に貢献している。

この写真の一番上がエンジンマウント、左中がミッションマウント、右中がアッパー(エンジン上部)のペンジュラムマウント、そして下がロアー(エンジン下部)のペンジュラムマウントです。

※ボンネットを開けてアッパーのペンジュラムマウントが接続されるエンジンのアルミステーを見ると「過剰設計?」と思われるほどしっかりはしているが、
PowerFlex 取付後のエンジン振動を見ると、走行距離4万km程度でダメになる(ペンジュラムマウントのゴムに元々ある空間が偏る)ぽいので、幾分劣化が激しいような気もする。
(PowerFlex で強化マウント化しているせいもあるが、エアコンON時の前後振動はちょっと大きい。
ただし、PowerFlex 取付の際にエンジンの前後バランスを取って装着されていれば、振動はかなり低減可能だと分かった)。
Posted at 2022/08/26 20:47:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | M270 | クルマ

プロフィール

「ベンツ4気筒エンジンの水回り動画について http://cvw.jp/b/604886/48541487/
何シテル?   07/13 21:55
カーライフの終わりに(個人的には)ドイツ御三家の最後を締めくくるスリーポイントスターに変更しました。
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