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すなとものブログ一覧

2022年07月29日 イイね!

ベンツ MFA アーキテクチャー向けの4matic について



M133エンジン関係の例のドキュメントにも記載はありますが(P72あたり)、
MFAアーキテクチャー向けの 4matic はパッシブタイプの4WDになります。
(センターデフが機械的に自動でトルク配分するアクティブ方式ではなく、与えられた車両情報から電子制御でトルク配分を変えるという意味で)。

リアデフケースにオイルポンプと湿式多板クラッチが内蔵されており、トラクション状況に応じてオイルポンプで発生した油圧をクラッチに伝達してトルク配分率を変動させる仕組ですね。

この方式は以前所有していたaudi の A3/S3 向け quattro や VW の 4 motion で採用されている haldex システムに類似しています(センターデフがリアデフ前に湿式多板クラッチ)。

ちなみに haldex の第5世代の動画はこちらになっており、ご覧の通り油圧発生はモーターでポンプ駆動のようですね。

エンジントルクを100%動力化するならば haldex(4maticの場合はオイルポンプの機械的駆動上損失が常に発生)、
機械的にシンプルで故障が少なそうなのは 4matic という気がします(haldexの場合、私の感覚になりますがモータが先に壊れそう)。

どちらもパッシブなので、実際のトルク配分の賢さは実車でしか評価しようがありませんが、
1シーズン凍結路での走行で試した限りでは「ほぼ同じ出来」という気がします。

ちなみに Cクラス以降の 4matic については不勉強のため、仕組はわかりません。
Posted at 2022/07/30 00:12:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年07月25日 イイね!

Dinamica って何?


カタログを見ると、 CLA 180 Sports や CLA 250 Sport のシートは「レザー DINAMICA」と書かれており、着座部がスエード仕上げになっています。

ちょっと調べてみたところ、当該品は旭化成の人造スエード生地の登録商標品で有ることが分かりました。

追記:2022/07/29
人工皮革に関して以下の参考記述が見つかりました。
アルカンターラ然り、Dinamica然り、イタリアの会社との共同開発なんですね。

ちなみにアルカンターラは元々東レが1970年に開発した人造スエードで同等の生地になります。
当初はアルカンターラ(イタリア・欧州向け)=エクセーヌ(日本国内向け)=ウルトラスエード(北米向け)だったようですが、
現在はアルカンターラは完全に海外製造のようですね。
Posted at 2022/07/25 23:26:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月24日 イイね!

M133エンジンの概要について



Mercedes AMG というメーカーチューンドでありながら、インパクトの高いあのアルミニウム被覆の配管カバー(個人的にはアクが強すぎ)、
そして、エンジンカバーを開けるとど真ん中に見える何かのリザーバータンク(意味不明)。

自分が所有していないモデルながら非常に気になり、いろいろ資料を漁ってみたところ、
以下のものをインターネット上でダウンロードすることが出来ました。

Introduction of the New A-Class AMG
with Engine M 133
Model Series 176 AMG


出処は Daimler AG 。
どうやらWISのプリントアウト可能なドキュメントっぽいですが、かなり内容は一般人から見たら濃いですね(本格的にいじる方にとっては入り口程度のドキュメントレベルですが)。

んで、今回の私のメインテーマは本ドキュメントを見た限り以下のとおりでした。

・アルミニウムパイプで被覆された3本の配管って何?
 あれはクランクケースベンチレーション+ブローバイ対策用のパイプです。
 (本ドキュメントで言うP29当たり)
 M133エンジンの場合、クランクケースブリーザがエンジン背面に付いているようです。
 ブローバイガスは大気開放出来ないため、あの配管でターボ前に戻して燃焼させているようです。
 ちなみにVAGのEA113の場合は、インテークマニホールドとエンジンオイルフィルタハウジングに当該配管が接続されています。
 (あれ、そういえばM270ではどうしているのでしょうねぇ)

・エンジンカバー内側真ん中にあるリザーバータンクって何?
 (本ドキュメントで言うP48当たり)
 あれは主に水冷インタークーラーのために有る冷却水のサブリザーバータンクです。
 メインのリザーバータンクは右側に寄せてあるものですが、M133の場合はそれでも足りないらしく、
 水冷インタークーラー付近のあの場所に有るようですね。
 ちなみに冷却系を見ると、車両前のラジエターでは足りないらしく、右側にサブラジエターが更に装着されているという結構なクレージーさ。
 (日本車ならセンターを大容量ラジエターに交換していたかな)

他にも個人的には内容が濃すぎて1週間近く楽しめそうなボリウムです。
(唯一玉に瑕なのが、英文なことだけでしょうか。)
Posted at 2022/07/24 11:29:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年07月23日 イイね!

W176(先代Aクラス)関連のお勧め動画(その2?)

Yupiteru Z820DR (レーダー探知機兼ドラレコ)の動作はかなり安定しましたが、未だにDRユニットエラーが発生します(ごくたまに)。

正直、DR(ドラレコ)ユニットはフロントガラスに貼り付けされているのですが、
配線の端子(90度横向きのミニUSB?)内部で断心もしくは接触不良を起こしている可能性も非常に高いことがわかりました。
(コネクタをユニットから外して配線を捻って差し込むとエラーが頻発する。
逆に捻りを逆方向に変えると、ほぼエラーが発生しなくなる。)
という訳で、ユピテルにDRユニット接続ケーブルを部品で提供頂けないか、問い合わせしないとダメかなぁと思います。

それはさておき、YoutubeでW176関係(A45 AMGのユーザかつ、恐らく自動車整備士?)のミックスリストを紹介します。
※私がこの手の動画などの情報でW176のキーワードで探しているメインの理由は、w117(CLA)では母体数が少ないためヒットしない可能性が高いためです。
先代MFAアーキテクチャーの主要な車種であるW176で検索しても、車体外装以外はほぼ主要なパーツはそのままの品番で流用できますし。

WaveCeptorさんのミックスリスト

発見の経緯は TurboMufflerDelete の取り付け方法を検討中、場合によってはフロントバンパーを外す必要が有るかもと思い、
その中ででした。

こちらの動画、額にGoProを取り付けして撮影しており、本職ならではの手際と整理整頓の行き届いた作業を確認することが出来ます。

AMGモデルということで自分のクルマには直接関係ない内容も含まれていますが、応用は効きそうで大変タメになると思いますよ。
(例えば7GDCTは AMG以外も基本構造は同一)
Posted at 2022/07/23 13:03:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年07月16日 イイね!

Yupiteru Z820DRの DR接続エラー対策

今回は写真を撮っていなかったため、ブログで文章だけにします。

結局怪しいサブコン詐欺商品を外しても、DRユニット通信エラーはたまに発生し続けました。
(元々購入直後にOBDポートを外していて本現象発生しているのだから、状況は急激に改善はしませんよね。)

という訳で、やっと重い腰を上げてこのドラレコの配線を見直すこととしました。

少し解説しますが、このドラレコ(兼レーダー)には都合室内に見えるユニットが3つあります。
・DRユニット
 ドライブレコーダーのカメラ機能+SDカードへの録画を行う
・センサーユニット
 GPSでの測位+レーダー波の受信を行う
・ディスプレイユニット
 レーダーとしての画面表示を行う。
あと、もう一つ普通はダッシュボード内部などに隠しますが「ジャンクションユニット」というUSBハブのようなユニットがあり、
当該ユニットに12V電源を供給し、各ユニット間は専用コネクタで指定場所に端子を差込します。

今回確認するポイントは以下の通り。
 ・DRユニット+センサーユニットへの配線の途中で断心や接触不良を起こしていないか?
 ・同上配線にノイズが混入する可能性はないか?

私の車の場合、DRユニット・センサーユニット共にフロントガラスの中央上部に取り付けされているため、
どう考えてもAピラー沿いに配線を立ち上げているはず。
という訳で、左右のAピラー内装カバーを外しました。

内装カバーを外す際は「AIRBAG」と書かれているプラスチックカバーを先に外す必要があります。
(これの中央差し込み部分が内装カバー上部分のボディ固定用クリップ抜け止め兼用になっている。)
このカバー、車両前側(運転席側の場合はAIRBAGの"A"文字の方)に裏面に内装剥がしなどを差し込むためのスリットがあります(おおよそ1cmくらい)。

中古車を購入した場合、かなりの確率で内装パーツで前の持ち主の「犯行履歴」が残っていますね。
私の車両の場合、このAIRBAGのプラスチックカバー、運転席側の中央差込部が折れてシリコンシーラントで接着していました(そんなものでは強度が出ないのに...)。
仕方ないのでラジオペンチで取り出し、プラリペアで修繕しました。

Aピラー内装カバーを車両から外す場合は上側から浮かしていき、最後にダッシュボード差し込み部を捻って引き抜きます。
なお、最後の引き抜きの際はダッシュボード側面カバーを外したほうが取りやすいです。
(側面カバーは手前の隙間に内装剥がしを差し込んで、てこの原理でこじれば簡単に取れます。)

内装の組付けについては正直Audi(S3 8Pモデル)のほうがクリップ数が多かったです。
(AピラーでAudiは全部で3個のクリップ・ベンツは2個だけ。ダッシュボードの側面カバーもベンツは1個ですがAudiは2個ありました。
内装の質感という点ではAudiのほうが一枚上ですね)。

Aピラーの配線は運転席側から立ち上がっていましたが、配線の潰れは無し。
と言うことで、ディスプレイユニットの各ユニットを接続するコネクタ付近を確認します。
各ユニット向けコネクタが明らかに基板用の超小型コネクタを使用しているため、
接触不良を起こしそうな構造でした(しかも抜け止めが無い)。

という訳で、以下の対策をして様子を見ることにしました。
(対策方法についてはGARAGE FLOWさんのブログを参考にしました。お礼申し上げます。)

・電源線と信号線を分離する
 →前はダッシュボード内での振動防止にスポンジシートに配線を一束化して収容していたのですが、
  電源線と各ユニットへの信号線を別に束ねました。

・各ケーブルにフェライトコア取付
 →コモンモードノイズによる信号悪化を考慮し、各ケーブルのジャンクションユニットへのコネクタ付近にフェライトコアを付けました。(電源+信号線全て)
・通信コネクタ部分の固定
 →コネクタの抜け防止のためにタイラップでジャンクションユニットと縛り付け、
  さらにコニシのGボンドクリアで接着固定しました。

どれが効いているのかは不明ですが、以下の通り幾分改善されたことは確認しました。
・始動後の衛星補足時間高速化
・15分程度の試走時の以下の事象を確認
 DRユニット通信エラーの発生なし
 衛星補足数が屋外で常に20基以上
 移動中にコンパスでの方位が常に動作

後はもう少し長い目で検証してみようと思います。

ちなみにインストール自体の出来はジャンクションユニットや配線を発泡スポンジに包んで要ることを考えると、
素人の取付では無いようです(Aピラーの配線へタイラップ止めであることから、ディーラでは無いと思われますが)。
Posted at 2022/07/16 09:49:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「電線からの毛細管現象によるオイルの浸透防止方法の検討 http://cvw.jp/b/604886/47761122/
何シテル?   06/03 20:56
カーライフの終わりに(個人的には)ドイツ御三家の最後を締めくくるスリーポイントスターに変更しました。
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