• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

すなとものブログ一覧

2022年10月31日 イイね!

EPCって何?

その3)EPCって何?
Erectronic Parts Catalog の略。PC 上などでスペアパーツ・塗装/燃料油脂・専用工具を検索することが出来る。

よくよくヘルプを確認すると、EPCは「2018年7月 〜 11月にかけて段階的に新しい部品インフォメーションに切り替わり、機能停止となる」と記載されているため、
2020年度版の EWA をインストールした際には EPC のデータが消されたものと推察される。
(最新版の WIS/ASRA でどのようにパーツリストが閲覧可能なのかは検証していないため不明です。)

PC 版に標準インストールした状態では、プライスリストは反映されないため
(プライスリストを表示するためには当該データの入った別ディスクを読み込んでインストールする必要がある模様)、
パーツカタログとして希望品の品番を見つけるのが通常ユーザの使い方になる。
なお、インターネット上のサイトでもパーツカタログを掲載している場所が存在するため、
通常はそちらから希望のパーツを探すのも良いかもしれない。
(ただし、海外の限られた車種しか掲載していないこともあること、
検索のI/Fの出来がネット版だと少し使いにくいことから EPC の方にほんの少し分があるのは確かなことである。)

主な内容検索方法は シャーシナンバーから VIN コードを直接全部入れるか、
その下のメニュー部分からBMモード → 1.乗用車 → VINコードのうち初めの方の数字6桁 → 希望のパーツグループ
という形で絞り込みを行う機能を使うと良い。
(自分の車の全 VIN コードまでは覚えておかなくても、はじめの数字6桁は WIS/ASRA 共々よく使うので覚えておくと便利です。
たとえば、私の車 CLA Shooting Brake 250 sport 4matic の場合だと、117951という6桁数字になります。)
Posted at 2022/10/31 21:27:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | EPC | クルマ
2022年10月30日 イイね!

EWAって何?

その2)EWAって何?
前項の WIS/ASRA 並びに EPC を提供するためのサーバソフトウェアになります。
WIS/ASRA ならびに EPC は EWA Admin Tool でデータをインストールしないと閲覧できません。

内部構成ソフトウエアとして、リレーショナル・データベースに PostgreSQL を、ブラウザとのインターフェース部に Apache Tomcat を使用しており、
ソフトウェア技術としては サーバサイドJava 技術を使用している形になります。
(普通の利用者には余り重要でない情報だが)

EWA では EWA Admin Tool 経由で以下の機能を提供します。
・EWA 関連アプリケーションの起動状況の確認+起動制御
・WIS/ASRA, EPC のデータインストール・更新
・WIS/ASRA, EPC のスマートキー保存
・EWA 自体のアップデートなど

EWA を単独で実行する場合、PC 上の単独動作時には既定状態では http://localhost:9000/ewa-net のURLをブラウザで叩く形となります。
(インストール直後にスタートキーで表示されるEWAは当該URLのリンクで構成される。
※既定の9000ポートが何らかの理由で使用できない場合、EWA インストール後に設定ファイルでポート番号を変更してサーバの再起動が必要。)

このブラウザ I/F で提供される機能のうち、特に重要な機能は以下の通り。
・WIS/ASRA・EPC の Java アプリへのリンクを表示
(WIS, EPC を通常起動する場合はこちらからJava アプリを読み出す)。
 これは実際には EWA へのログイン時に指定したユーザ(+グループ)とスマートキーの最大接続可能数で制御されます。
・スマートキーの保存(Admin Tool と同様の機能)
・Eメールサーバ、フィードバック機能の有効・無効化(PC 上のスタンドアロン版の場合は、これらの機能は不要)
・ユーザ・グループの設定
(要は WIS/ASRA, EPC はサーバ側でライセンス数に応じて同時アクセル可能な数を制御しているソフトウェアであり、
通常はサーバからネットワーク経由で閲覧することが前提で設計されている。
PC 版の場合は当該機に EWA というサーバソフトウェアのインストールが必須ということです。)

※現時点で個人的に調査している事項
 EPC, WIS/ASRA のインストールメディアで添付されている EWA にはバージョン違いやインストール可能なパッケージの相違がある場合が存在する。
 たとえば、私の手元にある 2018.6 版の EPC 同梱の EWAの場合は WIS/ASRA 共にインストール可能だが、2020 版の WIS/ASRA に同梱されている EWA にアップデートした場合は EPC がデータベースから消去されて、WIS のみしか使えなくなってしまう(EPC データのインストール自体が Admin Tool の項目から消される)。
Posted at 2022/10/30 14:56:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | EWA | クルマ
2022年10月24日 イイね!

WIS って何?

今回から、メルセデス・ベンツ(Daimler)がディーラや整備士向けに提供するソフトウェアの説明を記載していきます。

---- とりあえず注意事項おば
このブログでの 「Daimler の整備士向けアプリ関連ドキュメント」は「インターネット上で検索して調べた知識などを記載することにより、この手の情報を手に入れたいビギナー向けのガイドとして活用頂く」ためのものです。
一応私なりに調べた結果を記載するため、情報に誤りや陳腐化がある可能性はありますが、全く情報が無いよりは遥かにマシでしょう。
また、著作権上アウトな事項は記載しません。仮にその手のコメントを頂いたとしてもレスはしません。
---- 注意事項終わり

その1)WIS(WIS/ASRA)って何?
Workshop Information Systemの略(一応ヘルプでは Werkstatt-Informations-System の略らしい)。
Daimler から整備士向けに提供されるサービスアプリのうち、修理情報・電気配線図などを提供するためのアプリケーションのことを言う。
巷で何らかの方法で入手可能なインストールメディアでの場合、 WIS/ASRA という名称で、ASRA (Arbeitstexte Standardtexte Richtzeiten und Arbeitswerte の略)という修理に必要な時間を提示するアプリと一体でインストールされる。

WIS/ASRA では WIS・ASRA・SSL・MSS・WSMの合計5つのモジュールで機能が提供される。
WIS と ASRA は前述の通り。
SSL(SchadensSchLussel の略)はダメージコードに関する情報を表示する機能。
(ちょっと触った感じだと、各パーツごとにダメージが発生する可能性が表示されるように見える。)
MSS(Maintenance Service System の略)は整備工場向けにメンテナンス文献の表示やメンテナンスノートの作成を行う機能。
WSM(WIS Service Media の略)はビデオやパンフレット等の電子資料を提供する機能。
(WSM は PC への単独インストール版では実行は不可。後述の Daimler のサイト経由でのサーバインストール版でサービスを受けた場合のみ可能。)

従来、WIS/ASRA は JavaWebStart による Javaアプリケーション(通常の動作推奨環境はWindows)として提供されてきたが、現在はモバイルアプリ(Xentry WIS)として提供されているものもあるようである(この場合、Daimer のサイトに対して登録+ログインが必要となり、有料課金制である)。
※補足になるが、従来型の WIS でも Daimler のサイトから JavaWebStart による Java アプリをダウンロードして実行するタイプの有料課金制のサービス(いわゆるサーバインストール版と同じ)は存在するが、
個人的に WIS を使用する目的の場合は 自分の PC にインストールローカル版で使用する場合がほとんどでしょう(Daimler のアカウントを持つプライベータは何人いるのかなあ)。
Posted at 2022/10/26 22:00:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | WIS | クルマ
2022年10月23日 イイね!

やってしまった...

WIS/ASRA, EPC などをインストールしているPCなのですが、設計が悪いのか経年劣化もあるのか液晶モニターを開閉するヒンジ取付部分+ここの付近の筐体ネジ止め部分の樹脂が割れてしまいました。

少しでも延命しようとプラリペアを使用して割れた樹脂を整形しようとしましたが、
ケースを開ける際に基板をダメにしたらしく、組立後に全く電源が入らなくなってしまいました。
余計なことをしなければもう少し使えたのに...やっちまった。

ただ手元には昔子供が使っていた Inspiron が1台余っていたので Lenovo の SSD を Inspiron へ換装して活かしてみることにしました。
(このマシーン、子供は学校指定の Mac Book Pro に移行済みのためお払い箱なのですが、 ストレージには色々データが有るようなので消せないので...)

SATA SSD を接続変更したところ、前の G560 は BIOS、Inspiron は UEFI。
ということで Secure Boot を無効化しないと起動しませんでした。
(なお、起動後にハードディスクのフォーマットをGPTに変更しようとしましたが、リカバリ用のパーティション関連の設定が悪さをするようで、設定できず。
とりあえずはそのまま使っています。)

さて、別な PC から流用したSSD(ブートデバイス)を接続した場合、
起動時におおよそのドライバは適用されるのですが、
やはりメーカ専用のアップデートユーティリティは必要なのでこれを当てておきます。
(DELL の場合は SupportAssist という名称で、本アプリ起動後自動的に PC の型式他も認識してくれます。)
また、古いPCのドライバ類はアプリでアンインストール可能なものは消去しました。後は IObit の DriverBooster で未使用のドライバを消去しておきます。

なお、インストール済みの WIS/ASRA, EPC そして Xentry は当然本体が変わると起動に失敗しました。
Xentry の場合、恐らくPCの CPU やチップセットから startkey が生成されるようで、元の値と変更されてしまうので再設定が必要になります。
また、WIS/ASRA, EPC の場合はPCの NIC(ネットワークカード)を流用できない場合は MAC アドレスが変わってしまうので、
これも通常は設定し直しになります。
(デバイスドライバ設定でNetrwork Address の設定を変更すれば MAC アドレスの書き換えが可能らしいのだが、私の NIC では本設定後も反映不可でした。
また、前使用 NIC 流用も 以前のPC は miniPCI 規格、新しい PC では M2 のため不可能でした。)

というわけで、PC故障時にはインストールした記憶媒体からOSは復活させられるかもしれないが、
ソフトウェア起動のためには再設定が必要という話でした。

第2世代 ノート用の Core i5 から第7世代 Core i5 への PC 入れ替え後、
Xentryの起動については少し早くなった気がします。
WIS, EPC はJavaWebStart でアプリ読み込み後比較的速やかに表示されますし怪我の功名としておきますか...
Posted at 2022/10/23 20:57:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | Xentry | クルマ
2022年10月19日 イイね!

CLA, CLA Shooting Brake の工場制作動画

今日は軽いところでW117タイプの CLA, CLA Shooting Brake の工場製作動画を Youtube で見つけたのでそちらのご紹介をします。

CLA製作動画

CLA Shooting Brake製作動画

ドア部分のチリ合わせはしている様子ですが、ボンネットとフェンダー部分は本当にしているのかなぁ。

この車、VINからは製造工場まではデコードしていませんがハンガリーのケチュケメートで作られているそうで、
当該工場の製造工程はこちらのほうが長く楽しめます(W246 なども映り込みますが)。


Posted at 2022/10/19 23:05:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「インテークパイプの熱害による穴開きについて http://cvw.jp/b/604886/47966352/
何シテル?   09/14 22:50
カーライフの終わりに(個人的には)ドイツ御三家の最後を締めくくるスリーポイントスターに変更しました。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/10 >>

      1
2345678
9101112131415
161718 19202122
23 242526272829
30 31     

リンク・クリップ

グローブボックス脱着 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/06/27 23:36:29
CLA SB (C117 / X117) サブバッテリー交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/08/21 00:37:41
メンテナンス表示アラートの消し方 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/08/21 00:37:03

愛車一覧

メルセデス・ベンツ CLAクラス シューティングブレーク メルセデス・ベンツ CLAクラス シューティングブレーク
前のS3が初期登録から10年を超えた時点でマグネティックライドの故障で30万円の修理費を ...
アウディ S3 スポーツバック (ハッチバック) アウディ S3 スポーツバック (ハッチバック)
北海道の冬でもBMWのような前後50:50配分のFRならそれなりに走行は可能ですが、裏道 ...
BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
今までマニュアル限定だった嫁 (自動車学校以来、マニュアルしか 運転出来ないとの談)が、 ...
BMW 3シリーズ クーペ BMW 3シリーズ クーペ
自分が単身赴任することになり、帰宅時と買い物の足として車を購入することとなりました。 ポ ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation